47都道府県のビールと餃子!?

えっと、全国に餃子ほか飲食店を展開している際コーポレーションさんとキリンビールさんのコラボ企画で、『47都道府県の一番搾り×日本全国ご当地餃子』キャンペーンというのが6月7日から始まったそうで。そのアピールということで、メシコレのキュレーターをされている塩見なゆさんのお誘いを受け、タイガー餃子・田町店で開催された試食会に行ってまいりました。

「47都道府県の一番搾り」から5種

「47都道府県の一番搾り」から5種

どんなキャンペーンか簡単に説明しますと、まずキリンビールさんは「47都道府県の一番搾り」と題したキャンペーンを行っていて、各県ごとに異なる味の一番搾りを出しているそうです。それとコラボする形で際コーポレーションさんが全国各地の食材を使った餃子を開発しまして。どちらも普段はその地域でしか味わえないのですが、今回は特別にビール5種類、餃子9種類を取り寄せていただきましょう、という趣旨でした。

「日本全国ご当地餃子」から9種

「日本全国ご当地餃子」から9種

焼きそばならあっちのブログに書くんですけどね、たまに更新したと思ったらこんな記事ですみません。まあ、何でもありのこっちの方が本来のブログ的な使い方なんでしょうけどね。では早速、餃子とビールをビシバシ乗っけていきます。

秋田県:いぶりがっこ餃子

秋田県:いぶりがっこ餃子

いぶりがっこの香りが良い

いぶりがっこの香りが良い

岩手県:盛岡じゃじゃ味噌餃子

岩手県:盛岡じゃじゃ味噌餃子

チータンタンしたい

チータンタンしたい

宮城県:牡蠣入り餃子

宮城県:牡蠣入り餃子

牡蠣がまるごとひとつ入ってます

牡蠣がまるごとひとつ入ってます

一番搾り・仙台づくり

一番搾り・仙台づくり

まずは東北から、秋田・岩手・宮城の餃子。個人的にじゃじゃ麺が好きなのでじゃじゃ味噌餃子が気に入りました。キータンタンしたい。あわせるビールは一番搾り・仙台づくり。感想メモし忘れましたが、確かホップが普通のより利いてたような……

東京都:小松菜餃子

東京都:小松菜餃子

小松菜の風味と歯応えがバッチグー

小松菜の風味と歯応えがバッチグー

千葉県:イワシ入り海の餃子

千葉県:イワシ入り海の餃子

包み方も変えてきましたね

包み方も変えてきましたね

一番搾り・千葉づくり

一番搾り・千葉づくり

東京と千葉で色の違いが一目瞭然

東京と千葉で色の違いが一目瞭然

続いては東京の小松菜餃子と千葉県のイワシ入り餃子。小松菜餃子はうちのテーブルで大好評で、東京餃子通信の塚田さんも一押ししてました。合わせたビールは東京づくりと千葉づくり。後者は千葉産の米を加えて飲み口を軽くしているとか。見た目でもはっきり違いが分かるんですね。

熊本県:火の国くまもと 火の餃子

熊本県:火の国くまもと 火の餃子

麻辣スープがなかなか良くできています

麻辣スープがなかなか良くできています

大阪府:タイガー餃子

大阪府:タイガー餃子

もはや完全にお好み焼のような……

もはや完全にお好み焼のような……

さらに熊本県と大阪府。大阪のタイガー餃子の名前の由来は阪神タイガースから。「それ兵庫県じゃ?」という声もあったが聴こえなかったことにしましょう。一番搾り・大阪づくりの写真を撮り忘れてしまったのも内緒で。

京都府:おいでやす餃子

京都府:おいでやす餃子

しば漬け・蓮根・九条ネギ入り

しば漬け・蓮根・九条ネギ入り

一番搾り・京都づくり

一番搾り・京都づくり

タイガー餃子名物・ぷっくり餃子

タイガー餃子名物・ぷっくり餃子

きくらげや春雨の食感がアクセント

きくらげや春雨の食感がアクセント

京都のおいでやす餃子はしば漬け・蓮根・九条ネギ入り。しば漬けの香りが爽やかでした。ビールは一番搾り・京都づくり。ついでに今回のキャンペーンと離れて、タイガー餃子名物のぷっくり餃子も。さすが定番の人気商品、はずさない美味しさです。

愛媛県・みかん餃子

愛媛県・みかん餃子

甘い餃子もなかなか乙な味

甘い餃子もなかなか乙な味

最後は愛媛県・みかん餃子をデザートに。焼いた餃子の皮はパイ生地のようになるので、全体としてマーマレード・パイのような味わいに。餃子は基本的に1つずつでしたが、ビールと合わせて食べたせいかすっかり満腹になりました。

『47都道府県の一番搾り×日本全国ご当地餃子』キャンペーン、ほかにも全国各地にまだまだ数多くのビールや餃子が用意されているようです。こういう企画面白いですね。焼きそばでもやってくれないかなー。

浜焼太郎 阿佐ヶ谷店!

久しぶりのブログ更新です! 焼きそばブログで書けないネタなのでこちらにアップいたします。たまには更新しないとね。

先日、メシコレのキュレーターをされている塩見なゆさんの主催のブロガー飲み会に参加してまいりました。
場所は浜焼太郎・阿佐ヶ谷店。各テーブルで魚介類を炙ってそれを肴に呑むお店です。

浜焼太郎 阿佐ヶ谷店

浜焼太郎 阿佐ヶ谷店

2階はこんな感じ

2階はこんな感じ

早めに着いたメンツで乾杯の練習

早めに着いたメンツで乾杯の練習

お通しはゴボウスライスチップ

ゴボウスライスチップ

こちらの浜焼太郎さん、ただ焼くだけではなく色々と趣向を凝らしてます。それがなかなか楽しいのです。

こちらはハマグリの掴み取り!

こちらはハマグリの掴み取り!

今回は7ヶ取れました

今回は7ヶ取れました

日本酒「豪快」はヤカンで提供

日本酒「豪快」はヤカンで提供

好みの燗でいただきます

好みの燗でいただきます

圧巻は漁師盛り! 見たことないサイズの器というかツボに盛られて運ばれてきました!

イケメン店長が何か持ってきた!

イケメン店長が何か持ってきた!

ドーン! 見た目だけでなく鮮度もバッチリ

ドーン! 見た目だけでなく鮮度もバッチリ

浜焼きセットも迫力満点

浜焼きセットも迫力満点

この後、焼きあがったら切り分けてくれました

この後、焼きあがったら切り分けてくれました

お刺身や焼き物以外のメニューもボリューム感がありました。
この日は10人近い人数でしたが、一人だと1品食べたらお腹一杯になりそうです。

こちらはマグロのカマ焼き

こちらはマグロのカマ焼き

マグロテールステーキ でかい!

マグロテールステーキ でかい!

鮭のチャンチャン焼き 味噌味がイイね!

鮭のチャンチャン焼き 味噌味がイイね!

〆は浜煮込みパスタ 海鮮風味のミートソースが美味!

〆は浜煮込みパスタ 海鮮風味のミートソースが美味!

こういう業態のお店だと磯●水産とかト■函が知られていますけど、実は私が実際に利用したのは初めてでした。
キャンプツーリングで焚火台を使って料理する楽しさに通じるものがありますね。
「ブログで宣伝してね」と言われましたのでご紹介しましたが、リーズナブルな飲み放題プランもあるし、今度個人的に利用してみたくなりました。
ちなみに現在全国に100店舗あるらしいのですが、この阿佐ヶ谷店が密かに本店らしいです。知らんかった。
もし良かったら利用してみてくださいまし。

TVに出演します

えっと、ひさびさの更新でなんですけど、TVに出演します。初TVです。ドキドキ。

【出演番組】ABChanZoo(えびちゃんズー)@テレビ東京
【放映日時】2015/6/14(日) 11:00AM~
【公式サイト】http://www.tv-tokyo.co.jp/abchanzoo/

公式サイトでは「1年で500軒以上食べる“焼きそば”マニア」って書かれていますけど、正しくは150~200軒程度です。
撮影時に訂正をお願いしたんですけどね……

良かったらご覧くださいませ。(自分で観るの怖い……

BABYMETALにドはまり中

普通の記事はひさしぶりですね。
最近は焼きそばブログばかりで、こっちは疎かになっちゃっててすみません。
あ、そういえばぐるなびが運営しているメシコレというサイトの公式キュレーターなるものになりました。
「面倒だからもういいや」って本名でやってます。良かったらお読みくださいませ。

さて、今回のお題。BABYMETALです。
最近マスコミでもチラホラ紹介されるようになりましたが、「なにそれ?」という方も多いでしょう。
ざっくり言うとヘビーメタルとアイドルを融合させたユニットです。
私が彼女らの存在を知ったのは、7月に飲み屋で隣り合った兄ちゃんのTシャツがきっかけでした。

実は私、10~20代に掛けてメタルにどっぷりはまっていた時代があります。
Iron MaidenやOzzy Osbone, Metallica, Megadeth, Slayer, Guns N’ Roses などなど……
特にドイツのパワーメタルが好きでHelloweenやAccept, Blind Guardianなどお気に入りでした。
当時毎日聴いていたそれらの音楽を髣髴とさせる重厚なサウンドに愛らしい歌とダンスが乗っかっているのです。
アイドル曲をメタル風にアレンジしたのではなく、ガチのメタルにアイドル要素を融合……とでも言えば言いのかな。
BABYMETALの名前をしばらくしてから思い出して検索し、Youtubeで幾つかの動画を見てドはまりしました。

メンバーはメインボーカルのSU-METAL、ダンス&スクリームのYUIMETAL、MOAMETALの女の子3人。
もともとはさくら学院というアイドルグループから派生したサブユニットでした。
SU-METALがもうすぐ17歳の高2、YUI&MOAは15歳の中3です。若いです。めちゃくちゃ若いです。

2010年に結成され、今年の2月に初アルバムをリリースしました。
その際、プロモーションとして公開されたこちらの動画が世界中で話題になりました。
なお、以前はダミーのバンドに口パクでのライブだったようですが、最近は基本的に生バンド・生歌です。


3月に武道館で2日間単独公演(女性アーティスト最年少記録)を行った後は、
LADY GAGAのアメリカツアーのオープニングアクト(前座)に抜擢、
北米・欧州での単独ツアーやメタルフェス参戦など、なんともまあ傍若無人に暴れまわっております。
既に来年5月にアメリカのメタルフェスに参戦することも決定しております。
こちらはイギリスのメタルフェス・ソニスフィアへ出演した際の動画。うーん、ブルータル。

面白いのがJ-POPのファンだけでなく本場のゴリゴリのメタラーたちからも支持を集めていること。
勿論「こんなのはメタルじゃない」「作られたギミックだ」「ファンはロリコン」なんて批判もかなり多いです。
しかしイギリスのメタル系雑誌『Metal Hammer』や『Kerrang!』、
あるいはメタル批評サイト『MetalSucks』などのメディアは積極的に擁護してます。
他のメタルバンドの重鎮たちにも概ね好意的に受け入れられているようです。
11月にはNYとロンドンで追加公演を行い、ロンドン公演のアンコールで何の予告もなく新曲が披露されました。
英語も分からない中高生の女の子たちが日本語の曲を海外で初披露というだけでも凄いなあと思ってしまいます。

1月には埼玉スーパーアリーナでの単独公演がありまして、
そのチケットを取るためにあろうことかファンクラブにまで入ってしまいました。
いい歳して何をやっているのだろうとは思いますが開き直って応援しています。
アイドルなんて全く興味なかったんですけどね……なんてこったい。

というわけで、近況報告を兼ねたBABYMETALのご紹介でした。See You!!

2014年・秋の林道オフ会について

林道オタクのオフ会、久しぶりに世話役を仰せつかりましたSaltyDogです。
なかなか間尺に合う会場が見つからず、健さんに相談したりして下記の場所に決定しました。
健さん、ありがとうございました!

■日時
11/8(土)~11/9(日)
※雨天などの予備日は12/6・7です。

■会場
長野県諏訪郡富士見町 道の駅・信州蔦木宿裏手に位置する釜無川の河原

※山梨県側から国道20号線を進んで来た場合、小淵沢ICの入り口に当たる下蔦木交差点を過ぎて100mほど、道の駅・信州蔦木宿の手前200mくらいの地点に左へY字に分岐する未舗装路が現れます。それが河原へ降りるルートです。

※地図では反対側からも行けそうに見えますが、ここ以外のルートは電撃ネットに囲まれていて河原へは降りられません。
追記:自分は未確認ですみませんが、道の駅の駐車場の奥からもアプローチできるようです。

※焚火可です。ぶっとい丸太の切り株は何本かありますが、焚き付けに丁度良さげの薪はありません。車での参加者の皆様、途中で入手してきていただけると助かります。
※普段のオフ会と同じく、ゴミは全て各自持ち帰りでお願いします。
※道の駅・信州蔦木宿には温泉・食事処・直売所などが揃っていますので、適宜ご利用ください。
※下見の際の写真は↓こちら。

割と利用者が多いので早めに行ける方は場所の確保をお願いします

割と利用者が多いので早めに行ける方は場所の確保をお願いします

どん詰まりは採石場になっています、この手前辺りが理想的です

どん詰まりは採石場になっています、この手前辺りが理想的です

転がっている丸太はこんな感じです

転がっている丸太はこんな感じです

以上です。何かご質問などありましたらこちらの記事にコメントしていただくか、
あるいは私のメールアドレス「info@s-dog.net」 までお知らせください。
(メール送信の際、@は半角に直してくださいませ)
そんな感じでよろしくお願いいたします。

NHKテキスト「きょうの料理ビギナーズ」8月号に……

NHK・Eテレの「きょうの料理ビギナーズ」って番組をご存知でしょうか?
初心者向けに、料理のごく基本的なところから教えてくれる番組だそうで、
「高木ハツ江」さんというおばあちゃんのアニメキャラも人気だとか。

で、そのテキストが毎月NHK出版から発行されているのですが、
その中に「マニアーズ」というページがございます。
副題が「ある食べ物に異常な情熱と無償の愛を捧げ続ける人々」……。

今年の3月号まではWEBでも公開されていたようで。
そちらを読むとチャーハンからギョーザうどんに始まって、ベーグルカレーパンメロンパン
果てはミネラルウォーターなどなど……なんというか世の中の広さを思い知らされますね。

そして8月号では、なななんと、とある焼きそばマニアが紹介されるようです!
NHKテキスト「きょうの料理ビギナーズ 2013年 8月号」は7/20(土)発売。
その焼きそばマニアに心当たりのある方は、お近くの書店などでぜひお買い求めくださいませ!

帰還しました

6月4日に大洗からフェリーで北海道へ旅出ちまして丸四週間。
ほぼ一ヶ月の旅を終えて昨夜の夜半過ぎに帰宅いたしました。
北海道は半分ちょっとであとは青森・秋田・岩手の北東北めぐり。
これだけ長期間のツーリングはさすがに初めてです。充実した旅でした。
ツーレポは……うーん、書くのにどのくらい掛かるのでしょうね……
すみませんが、あまり期待なさらぬようお願いいたします。

北海道行ってきます!

明日から北海道へ行ってきます!
GWはずっと仕事していたので、その代休も兼ねて割とたっぷりと。
ちなみに往路は大洗からフェリーで苫小牧へ。
帰りは未定でして、北東北へ寄って陸路で戻ろうかと思っております。

相変わらず基本的には焼きそばの食べ歩きがメインですが、
せっかくオフロードタイヤを履いているので凸凹も多少走るかも。
週間天気予報を見る限りは天候にも恵まれそうなので楽しんでまいります!


長野焼きそばツーリング(後編)

5時半頃、起床。気温は一桁。寒い。
昨日の残りとおにぎり、インスタント味噌汁の朝食。
多少身体が温まる。

朝食はおやきとインスタント味噌汁

朝食はおやきとインスタント味噌汁

食事が済んだらテントを撤収。
諸々を乾かす間にトイレも済ませる。
北アルプスがどーんと眺められる素敵な公園だった。
町も近いし一泊100円という安さも魅力だ。また利用したい。

かじかの里公園キャンプ場、さらば

かじかの里公園キャンプ場、さらば

さて、本日最初の目的地は黒部ダム。
バイクに荷物を積んで北へ向かってひた走る。
8時半過ぎ、大町市の扇沢駅に到着。

大町市 トロリーバス扇沢駅

大町市 トロリーバス扇沢駅

そういや新セローでの遠出は初めてだな

そういや新セローでの遠出は初めてだな

ここから電力で走るトロリーバスに乗り換える。
今回は黒部ダムまでしか行かないので運賃は往復2500円也。
後から団体客も現れて、複数台あるバスはかなりの混雑した。

扇沢駅ってモンベルや立食いそばもあるのね

扇沢駅ってモンベルや立食いそばもあるのね

扇沢から黒部ダムまで往復2500円

扇沢から黒部ダムまで往復2500円

扇沢駅を出発したバスは少し登ってすぐ関電トンネルに入った。
解説のテープが流れたり、途中で対向バス群とすれ違ったりしつつ先へ進む。
約15分ほどで黒部ダム駅に到着した。

約15分で関電トンネルを抜けます

約15分で関電トンネルを抜けます

黒部ダム駅に到着ー

黒部ダム駅に到着ー

まずは220段の地中階段を登ってダム展望台へ。
黒部ダムを一望。うーん、さすがにでかい。そして高い。
白く残雪をいただく立山の峰々も天候に恵まれてよく見えた。

展望台から黒部ダムを一望

展望台から黒部ダムを一望

荘厳にたたずむ立山連峰

荘厳にたたずむ立山連峰

外階段が通行止めのため、地中階段を再び潜って堰堤へ降りた。
出入り口の売店には中学生らしき制服姿の団体が群れている。
186mは日本一の高さ。下を覗き込むと下腹部がきゅんとなる。

日本一の高さを誇る黒部ダム

日本一の高さを誇る黒部ダム

見下ろせば目も眩む高さ

見下ろせば目も眩む高さ

堰堤の真ん中辺りで誰か芸能人が撮影をしていた。
「あれ、誰だっけ?」「ほら、友近と分かれた……」
他の観光客の会話でなだぎ武と判明。
ってか、本人にも聞こえてると思うのだが……ちと気の毒。

堰堤ではドラマらしき撮影も

堰堤ではドラマらしき撮影も

後立山連峰の山並みも秀逸ですな

後立山連峰の山並みも秀逸ですな

対岸まで歩いたが、この季節はまだ遊覧船もやってない。
ケーブルカーやロープウェイで立山方面に抜けてもバイクまで戻るのが面倒だ。
ということで、ざっくり眺めただけで黒部ダム観光終了。
黒部ダム駅から再びトロリーバスに乗って扇沢駅へと向かう。

対岸から眺めた黒部ダム堰堤

対岸から眺めた黒部ダム堰堤

トロリーポール摺動式の集電装置

トロリーポール摺動式の集電装置

15分間の地中の旅、再び

15分間の地中の旅、再び

10:20、扇沢駅を出発。
大町市街経由でr306、通称・北アルプスパノラマロードに出て松本方面へひたすら南下。
途中、道の駅・安曇野松川で小休止。土産を数点購入。

道の駅・安曇野松川「寄って停まつかわ」

道の駅・安曇野松川「寄って停まつかわ」

その先もR19、R147と走りつないで、昨日休みだった本郷食堂を再訪した。
……のだが……本日も臨時休業!? これは困った。
こんなことなら黒部ダムカレーでも話の種に食べてくれば良かった。

少し思案して別の候補店へ行くことにした。
向かった先はJR大糸線の豊科駅。
こじんまりしたロータリーに面した小柴屋という食事処に入店。

JR大糸線・豊科駅

JR大糸線・豊科駅

割烹・味処・小柴屋

割烹・味処・小柴屋

注文したのはあんかけカタヤキソバのドリンクセット、950円。
ボリュームたっぷり、具沢山のヤキソバに舌鼓。
セットで注文したリンゴジュースにも癒された。満足満足。

あんかけカタヤキソバ(850円)

あんかけカタヤキソバ(850円)

リンゴジュース(プラス100円)

リンゴジュース(プラス100円)

食べ終えて後はまっすぐ東京に戻ることにした。
豊科ICから長野道に乗って、岡谷JCT経由で中央道へ。
途中、諏訪湖SAで休憩したり、双葉SAで小一時間仮眠をとったり。

諏訪湖SA 良く晴れてましたわ

諏訪湖SA 良く晴れてましたわ

工事渋滞などをモゴモゴして帰宅したのは17時半ごろ。
良く晴れて楽しい三日間だったが、行けなかった店が心残りだ。
6月は北海道へロングツーリングに出掛ける予定なので、それが済んだらリベンジしなくちゃ。

長野焼きそばツーリング(中編)

長野ツーリング2日目。朝も寒い。
朝食は昨日鬼無里で購入したおやき2個にインスタント味噌汁。
熱い汁が胃に滲みる。

朝食はおやきとインスタント味噌汁

朝食はおやきとインスタント味噌汁

今日は、前夜例のSEROW乗りに薦められた上高地に行ってみることにした。
この時期だとバスで行けて、残雪の穂高も拝めるらしい。
全く同じ型式&カラーのSEROWに別れを告げ、裏道の広域農道で松本方面に南下する。
途中、道の駅・ほりがねの里に寄り道。

道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」

道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」

R158へ出て平湯・高山方面に西進。沢渡の駐車場に着いたのは8時半過ぎ。
一番奥の茶嵐ドライブインに駐輪し、服装と荷物を整理してバス停へ向かう。
駐輪代は300円、バス代は往復で2000円也。
一般車両通行禁止の釜トンネルを抜け、路肩に残雪の残る中をバスは一路上高地へ。
薦められた通り、大正池で下車して梓川沿いを河童橋まで散策した。

大正池越しに焼岳を望む

大正池越しに焼岳を望む

大正池からの穂高連山の眺め

大正池からの穂高連山の眺め

田代池 水底までくっきり

田代池 水底までくっきり

さすが人気の観光地、北アルプスの絶景に圧倒される。
梓川のせせらぎにダケカンバ・シラカンバを始めとする高山植物。
イワナや野鳥など生き物も多くて飽きない。

せせらぎが煌いて眩しい

せせらぎが煌いて眩しい

赤渋の出た川を泳ぐ岩魚

赤渋の出た川を泳ぐ岩魚

鶯が良い声で鳴いてました

鶯が良い声で鳴いてました

オノエヤナギ 雌株だそうで

オノエヤナギ 雌株だそうで

1時間ほど歩いて河童橋で左岸へ渡って折り返し。
まもなくバスターミナルへ到着。
昨夜教えられたとおり、起伏なく楽な道のりだった。
沢渡へ戻る頃には丁度お腹も空いてきた。

瀟洒なホテルも立ち並ぶ

瀟洒なホテルも立ち並ぶ

ウエストン碑

ウエストン碑

河童橋からの眺め

河童橋からの眺め

そして上高地バスターミナルへ

そして上高地バスターミナルへ

バイクで松本方面に戻り、山形村・唐沢そば集落へ。平日だが結構な混み具合だ。
一番奥の水舎という店に入り十割蕎麦大盛り(1260円)を注文。
少々高いが盛りが良くて満足。たまには焼いていないそばも食べるのだ。
ニジマス唐揚げ(380円)も注文したら伝票に「マスカラ」と書かれていた。

唐沢そば集落 水舎

唐沢そば集落 水舎

十割蕎麦大盛り 量たっぷり

十割蕎麦大盛り 量たっぷり

ニジマス唐揚げ 甘辛だれ

ニジマス唐揚げ 甘辛だれ

「マスカラ」が妙に面白い

「マスカラ」が妙に面白い

昼飯を食べ終えたら一旦キャンプ場へ戻って受付を済ませた。
キャンプ場で飼育しているカジカをちらっと眺めてから、夕方までしばし休憩。
今はまっているNHKの朝ドラ、『あまちゃん』をNHKオンデマンドで視聴するなど。
ちなみに管理人さんによると昔は養殖していたそうだ。
「食べてみたい」と言ったら「あまり旨くない」との返事。

かじかの里でカジカ飼育

かじかの里でカジカ飼育

ユーモラスな顔立ちですな

ユーモラスな顔立ちですな

15:30、湯多里山の神温泉まで走ってひとっ風呂。入浴料は400円。
ナトリウム炭酸水素塩泉でヌルっとした泉質。
ここの売店で「おざんざ」なる乾麺を購入。
納豆の糸をつなぎにつかったうどんらしい。
東京へ持ち帰って食べてみたが、かん水の入っていない中華麺のような独特の食感だった。

湯多里山の神温泉

湯多里山の神温泉

おざんざ 変わった乾麺でした

おざんざ 変わった乾麺でした

さて、夕食。焼きそばを食べようと松本の水汲にある本郷食堂へ行くも臨時休業。残念。
仕方なく松本名物の山賊焼、枝豆などをスーパーで買い出してキャンプ場へ戻った。

水汲の本郷食堂は臨時休業

水汲の本郷食堂は臨時休業

正直、買いすぎた

正直、買いすぎた

鶏胸肉を開いて揚げたこの山賊焼がバカでかい。
野球グローブくらい、と言ったらさすがに大げさか。
丼にしたのを酒のつまみにしながら食べ切ったのだが、野菜やポテサラが余ってしまった。

山賊焼き、ドーン!

山賊焼き、ドーン!

今日は昨日にも増して夜風が冷たく、晩酌の途中からテントに篭った。
一人だと時間が経つのが遅い。酒に酔って寝るに限るなあ。

長野焼きそばツーリング(前編)

仕事もひと段落した平日に、ふらっと長野までキャンプツーリングに行こうと思い立った。
GW中は家で仕事して出掛けられなかった分の代休だ。食べたい焼きそばもある。

5/15の水曜日、東京の自宅を9時過ぎに出発。関越道をひた走る。藤岡JCTで上信越道へ。

横川SAで小休止

横川SAで小休止

東部湯の丸ICを降りて昼飯目的でやってきたのは東御の焼きそば専門店、開花亭
看板が分かりづらくてちょっと迷いつつ入店し、焼きそばと半ワンタンのセットを注文した。
この地方独特のあんかけ焼きそばで美味しい。

東御市 開花亭

東御市 開花亭

焼きそばと半ワンタンのそばセット 930円

焼きそばと半ワンタンのそばセット 930円

食事を終えてからr4で北東に向かう。
上田市の真田氏館跡の御屋敷公園に寄り道。
つつじ祭りの最中で、園内には赤い花が咲き誇っていた。

上田市 御屋敷公園

上田市 御屋敷公園

つつじが綺麗

つつじが綺麗

居館跡の皇太神社

居館跡の皇太神社

さらにr35経由で新地蔵峠を越えて松代方面に向かう。
途中、腹ごなしにピストン林道へ寄ったが特に収穫なし。

林道 矢崎線

林道 矢崎線

終点は作業道に

終点は作業道に

その後、松代から長野市街の善光寺方面へ向かう。
実はもう一軒寄りたい店があったのだが、昼営業の時間内に間に合わず。
仕方なく夜営業まで時間をつぶすことに。
戸隠バードラインへ出て、飯綱高原などをざーっと走り流す。

飯縄高原 大座法師池

飯縄高原 大座法師池

15時過ぎ、鬼無里へ出て、いろは堂本店でおやきをおやつに食す。
相変わらずここのおやきが美味い。おまけに一つ余分にくれるのも嬉しい。
あとバイク乗りということでステッカーもいただいた。

鬼無里 いろは堂本店

鬼無里 いろは堂本店

おやき うまー

おやき うまー

その後、長野に戻って善光寺で時間つぶし。
拝観時間が終わっていたので戒壇巡りなどはお預け。
ま、以前一度巡ったことあるので良いや。

善光寺 三門

善光寺 三門

門前街も店じまいの時間

門前街も店じまいの時間

17時、夜営業が始まった杏林へ向かう。
ここの「一声雷ミートソース」というのが目的の品だ。
四川風の塩焼きそばに辛口の中華風ミートソースを掛ける独特の品。癖になりそうな味だ。

善光寺近く 中華料理 杏林

善光寺近く 中華料理 杏林

一声雷ミートソース 辛旨!

一声雷ミートソース 辛旨!

食べ終わると予定していたキャンプ場へ急いで向かった。
R19をひた走り、安曇野市北穂高にある「かじかの里公園」キャンプ場へ。
受付時間には間に合わなかったが手続きは翌日でも良いだろう。
東屋の近くにテントを張ってから最寄のスーパー、24時間営業の西友へ買い出し。

北穂高 かじかの里キャンプ場

北穂高 かじかの里キャンプ場

夕食はさっきの焼きそばで済ませたので、晩酌用に発泡酒2缶とトマト、小さな枝豆豆腐のみ。
居合わせた群馬のSEROW乗りと東屋で酒を片手に歓談。ワインを御馳走になる。22時就寝。
昼は汗ばむほどの陽気だったが、さすがに夜風は冷たかった。

WordPressに移行しました

このブログ、長いことMovableTypeを使っていたのですが、
そいつが古い古いバージョンでSPAM対策がゆるゆるで参っておりました。
新しいバージョンにすればましなんでしょうけど、どうせならと
最近仕事などで頻繁にいじっているWordPressに移行しました。

レイアウトなど細々変えましたけど、ま、そのうち慣れるでしょう。
最近はなかなか更新できませんけど、宜しくお願いいたしますです。

3代目セロー納車!

先日2代目セローの廃車についてお伝えしましたが、
その後、普段お世話になっているバイク屋さんが見つけてくれた
程度の良いセローを契約しまして、本日無事納車とあいなりました。

3代目セロー 2012年モデルの白/緑

3代目セロー 2012年モデルの白/緑

ウインドスクリーン、ナックルガード、アンダーガード、リアキャリア、
サイドバッグサポート、グリップヒーター、シガーソケット、ETCなどなど
これまで使ってきたオプションは全て移設。無駄にならずに済みました。
ハンドルもアクセル・ブレーキも妙に軽く感じますね。
初めてのインジェクションということもありますし、
慣れるまで普段以上に気をつけて乗りたいと思います。

2代目セローがご臨終(泣)

この週末、掛川の実家に帰ったのですが、東京に戻る途中でセローのエンジンが停まってしまいました。
「風切り音に混じって何か異音が聞こえるな……」と思った矢先、弾ける様な音がして失速。
第二東名の御殿場JCT手前の辺りでドナドナされることとなりました。
初代セローも似たような感じで逝ったんですよねぇ……

2005年以来2度目のドナドナ

2005年以来2度目のドナドナ

この後、任意保険を使って自宅付近にある馴染みのバイク屋に陸送。
診断の結果はクランクのベアリングの破損だそうで、
修理した場合のコストと現在の走行距離を考慮して廃車することとしました。
ちなみに走行距離はもう少しで9万5千km。まあ、元は取ったと考えておきましょう。
で次に乗るバイクですが、ちょうど実家用に軽バン購入を考えていたところでして、色々と悩んでおります。
乗るとしたらやはりセローか……あるいは東京に軽バンを置いてバイクは諦めるか……悩ましいですな。

絵金祭り 2012

前回の投稿の最後で触れましたが、7月21・22日に開催された高知県香南市赤岡の絵金祭りに行ってきました。
「絵金」とは江戸末期から明治初期に活躍した絵師・金蔵の愛称です。
狩野派を修行し、土佐藩家老のお抱え絵師として召抱えられましたが、
贋作事件に巻き込まれて所払いとなり、流浪の末、赤岡の地に定住しました。
町の人々に請われて芝居の看板=芝居屏風絵や提灯絵馬などを描き、飲み代にしたそうです。
それらの作品は赤岡の家々に代々伝えられてきましたが、
作品の劣化を防ぐため普段はレプリカだけを公開しています。
実物が観られるのは年に一度、祭りの晩だけ。それがこの絵金祭りなのです。
今回はバイクではなく、羽田から飛行機で高知までひとっとび。
宿を取った高知駅からJR・土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線を乗り継いで赤岡へ。
このごめん・なはり線は、香美市出身の漫画家・やなせたかし氏デザインのキャラクターが各駅にいます。
あかおか駅は「あかおか えきんさん」。なかなか可愛いキャラクターです。

あかおか えきんさん

あかおか えきんさん

町はお祭り気分が充満

町はお祭り気分が充満

弁天座という劇場では祭りのある二日間、地元の有志による歌舞伎が無料で上演されます。
演目は勿論、絵金の作品に関連したもの。
今年は「蘆屋道満大内鑑・葛の葉子別れの段」と「義経千本桜・道行の段」でした。

今年で5周年を迎える弁天座

今年で5周年を迎える弁天座

新しくて綺麗な劇場です

新しくて綺麗な劇場です

花道から役者登場 盛り上がりますね

花道から役者登場 盛り上がりますね

子別れのクライマックス 障子の和歌も見事

子別れのクライマックス 障子の和歌も見事

絵金の作品が展示されるのは午後7時から。
当時からの伝統で、日の暮れ行く家々の軒先に蝋燭の明かりだけで飾られます。
写真撮影や三脚の使用は許可されてますが、フラッシュ・照明は禁止。

日が暮れてからが絵金祭りの本番です

日が暮れてからが絵金祭りの本番です

このような状態で展示されます

このような状態で展示されます

年に一度の機会なので皆熱心に見入ります

年に一度の機会なので皆熱心に見入ります

絵金の作品は血しぶきなどのおどろおどろしさが特徴の一つですが、
揺らめく灯火に赤や緑の色が映えて、一層凄みを増します。

伊達競阿国戯場 累(土橋)

伊達競阿国戯場 累(土橋)

楠昔話 徳太夫住家

楠昔話 徳太夫住家

義経千本桜 鮨屋

義経千本桜 鮨屋

蝶花形名歌島台 小坂部館

蝶花形名歌島台 小坂部館

競伊勢物語 春日野小芳住家

競伊勢物語 春日野小芳住家

絵金の作品には、細かなところに「クス」っと笑えるようなユーモアも仕込まれています。
例えば次の作品。芝居の粗筋は赤穂浪士のお話で、
四十七士の一人・寺岡平右衛門(寺坂平右衛門)が
打ち果てた大星由良之助(大石内蔵助)親子の位牌を遺族に手渡す涙の場面。
しかしこの位牌、明らかにシルエットが男根です。

忠臣二度目清書 寺岡切腹

忠臣二度目清書 寺岡切腹

また、次の作品では間の抜けた表情の子供たちが下半身丸出しで描かれています。
この場面は芝居でも笑える場面だそうですが、その様が想像できそうですね。

菅原伝授手習鑑 寺子屋

菅原伝授手習鑑 寺子屋

描かれている内容を詳しく知りたい人にために、専門家による路上解説も行われました。
芝居の粗筋や絵の見所を詳しく語ってくださったのは高知県立美術館の後藤学芸員さん。
二晩とも聴講させていただきましたが、とても分かりやすかったです。
(余談ですが素敵な美人さんでした)

県立美術館学芸員による路上解説

県立美術館学芸員による路上解説

どうもカメラの中心が学芸員さんの方にずれそう

どうもカメラの中心が学芸員さんの方にずれそう

作品の展示は夜9時までですが、野外ステージで音楽の演奏もあったり、
露店も沢山出ていて、普通に夏祭りとしても楽しめます。
ここ赤岡は、酒一升を飲み比べする「どろめ祭り」でも有名ですが、
さすがに皆さん飲みっぷり・酔いっぷりが凄いです。
そのうち焼きそばサイトの方で紹介しますが、
私はいづみ屋さんという店を再訪して焼きそばと豚平焼きを味わって来ました。
※7/30 いづみ屋食堂さんの記事を公開しました。

絵金祭り 楽しいっす

絵金祭り 楽しいっす

ところで今年の絵金祭りでは、毎年展示されていた作品のうち5点が欠けていました。
詳しくは高知新聞の特集ページに書かれていますが、
2010年に熊本市現代美術館に貸し出した際、薫蒸作業のミスで変色してしまい、
3年掛けて修復する予定だそうで……無事復活することを遠くから願っております。
……また行きたいなあ。

焼きそば食べ暴れ@新宿

えー、ひさびさの更新です。
何の因果か焼きそば好きが縁で講釈師の神田鯉風先生とお近づきになりまして、
昨夜、連れ立って新宿で焼きそばの梯子をして参りました。
(ちなみに落語だと「師匠」が敬称ですが講談だと「先生」になるんだそうです)
この鯉風先生、歳は私の一つ上で、出身地やら出身大学やら共通点が多く、
おまけにバイク乗りだそうで、セローにも以前乗ってらっしゃったそうです。
こちらのブログではツーリングや出張講談での旅先の事物を毎日更新してご紹介されております。
マイナーどころの史跡や名所を一層掘り下げて面白可笑しく語る辺りは、さすがプロ。
私も日々愛読しておりますが、ぜひご一読のほどを。
さて、新宿の焼きそば。
一軒目は鯉風先生のご案内で石の家という中華食堂へ。
私は初訪問だったのですが、手頃な価格で落ち着く雰囲気のお店でした。
焼きそばは麺がうどん並みの太さで特徴的な品。
荻窪の三ちゃんの焼きそばに似てまして、焼きそばというよりは焼きうどんです。

うどん並みに太い焼きそば

うどん並みに太い焼きそば

二軒目は西口にある24時間営業の居酒屋、やまと
つまみ類が多数揃っておりますが、ケチャップ味のナポリ焼きそばがこの店の名物なのです。
ええ、ご想像通り、ほぼナポリタンですね。
「二度と行きたくない店」とか「しびれない正座の仕方」など、こういう場でしか聞けない話を腰を落ち着けて楽しみました。

食べ散らかしてる写真ですみません

食べ散らかしてる写真ですみません

やまと名物 ナポリ焼きそば

やまと名物 ナポリ焼きそば

三軒目はおなじみ、思いで横丁のラーメン若月
焼きそば大盛りを一皿ずつさっと平らげて締めとしました。
ここの焼きそばはなんだか食べると落ち着きますね。

若月の焼きそば大盛り

若月の焼きそば大盛り

大概の人なら「1軒目に焼きそば? え、2軒目も!?」と怒り出しそうな食べ歩きですが、
二人で楽しく美味しく梯子して焼きそばを堪能いたしました。
鯉風先生、またご一緒しましょう!
さてさて、私のこの夏の予定ですが、ロングツーリングは特に計画してません。
その代わりというか、とりあえず今日、めずらしく飛行機で高知へ旅に出かけます。
目的は香南市赤岡町の絵金祭り
5月にツーリングで訪れた際に当地の美術館に寄って、すっかり魅了されてしまいました。
2泊3日の旅程ですが2晩楽しんで参ります。ではでは。

旅に行ってました

えー、実はロングツーリングに旅立ってまして、本日戻ってまいりした。
Twitterの方では散々呟いてるんですが、こちらでは報告も遅れましてすみません。
5月8日の夜に旅立って、伊勢湾フェリーで紀伊半島に渡り。
その後は和歌山から四国、しまなみ海道で中国地方、京都北部から福井南部を廻った揚句、
一気に高速で移動して昨夜は半期に一度の林道オフ会で何故か房総の山奥で焚き火を囲みました。
2週間強というか3週間弱というか、まぁこれまでで最も長かったですね。
3泊ビジネスホテルを使った以外は全てテント泊でした。
幸い、珍しくも雨にあまり降られず、なかなか楽しい旅でございました。
詳細はレポにまとめる所存ではございますが、まぁ、あまり期待しないでくださいまし。
Twilogってサービスで旅先でのリアルタイムのつぶやきを読み返すこともできますので、興味のある方はこちらもどうぞ。
http://twilog.org/SaltyDog_wow/date-120508

福島ツーレポ後編UP

怠け癖に流されて後編はアップされないんじゃないかと我ながら危惧してましたがうpしました。
福島ツーレポの続きです。ひさびさにレポ書くと疲れますね。
福島焼きそばツーリング(後編)
しかし本当に焼きそばばかり喰ってるなあ……
あ、今週末の土曜から5日間ほど大阪・奈良へ行ってきます。
目的はまぁ言うまでもありませんよね。

福島ツーレポ前編UP

3月末の平日に一泊二日で福島県をツーリングしてきました。
目的は例によって例のごとく焼きそばでしたが、雪景色やあぶくま洞も堪能してきましたので、
久しぶりにツーレポにまとめてアップしようと思います。で、まずは前編。
福島焼きそばツーリング(前編)
原発事故で大変な地域ですが、ライダーが訪れることが復興の一助にもなれば幸いですね。

福島焼きそばツーリング(後編)

7:30くらいに起床。素泊まりプランなので朝食は無し。
宿に置いてあったコミックをのんびり読むなどしてから身支度を整え、9時近くにチェックアウト。
年配の女将さんが「これ、どこかで食べてな」と、手作りのおにぎりと缶コーヒーを渡してくれた。
これは嬉しい。ありがたくいただいておきます。
宿を出てとりあえず向かったのは須賀川総鎮守の神炊館(おたきや)神社
震災以降、鳥居や石燈籠が崩れたままで、参道はちょっと酷い有様だった。
参拝してから駐車場で先ほどのおにぎりを食す。

須賀川総鎮守の神炊館神社

須賀川総鎮守の神炊館神社

さて、昨日食べ損ねた二本松の店が当面の目的地だが、まだ開店まで時間がある。
どうしようかなぁと考えながらR4を北上。
郡山、本宮を通過して10時半くらいに二本松に着いてしまった。
二本松城、別名・霞ケ城に向かってみるも、本丸天守台はこれまた震災の影響で立ち入り禁止。
ま、素晴らしい景色を拝むことができたから良しとしよう。

霞ケ城 本丸天守台は立入禁止

霞ケ城 本丸天守台は立入禁止

霞ケ城より安達太良山を望む

霞ケ城より安達太良山を望む

11時過ぎ、二本松駅のすぐ近くにある市民交流センターへ。
震災で浪江から移転した杉乃家という店が、ここで営業を再開しているのだ。
2012年4月現在、イベント以外で浪江焼きそばを食べられる店はここしかない。

二本松市市民交流センター

二本松市市民交流センター

杉乃家 浪江から移転して営業再開

杉乃家 浪江から移転して営業再開

注文したのは勿論なみえ焼きそば。
詳細はいつか『焼きそば名店探訪録』で紹介するつもりだが、極太の麺とシャキシャキのもやしがとても美味しかった。

なみえ太っちょ焼きそば (゚д゚)ウマー

なみえ太っちょ焼きそば  (゚д゚)ウマー

勧められた七味ニンニクもいけてました

勧められた七味ニンニクもいけてました

食べ歩きの予定だったが浪江焼きそばのボリュームが予想以上だった。
次の店は少し時間を置きたいので、R4を南下して本宮市にある安達太良神社へ寄り道。
安達太良神社は安達郡総鎮守で、なかなか趣のある社だった。
長い階段も腹ごなしにちょうど良い。

安達郡総鎮守 安達太良神社

安達郡総鎮守 安達太良神社

安達太良神社 拝殿

安達太良神社 拝殿

本宮からは阿武隈川の対岸に渡ってr73をのんびりと南下。
のどかな眺めで交通量も少なく快適なルートだった。

安達太良山を背景に阿武隈川を撮影

安達太良山を背景に阿武隈川を撮影

安達太良山 ズームアップ

安達太良山 ズームアップ

お腹もだいぶこなれて来たところで郡山市街の2軒目の店へ向かう。
13時過ぎ、国道4号沿いにあるレストラン三國に到着。
この店はステーキやハンバーグが売りのレストランだ。
しかし、なぜか洋食に交じってあんかけ焼きそばも人気らしいのだ。
ランチメニューを見て注文したら馬鹿でかい皿が運ばれてきた。
麺の量自体はほどほどだったが緩めの餡が全然減らない。
どうにか食べ終えてサービスのアイスコーヒーを飲み一息ついた。

郡山 レストラン三國

郡山 レストラン三國

あんかけ焼きそば (゚д゚)ウマー

あんかけ焼きそば  (゚д゚)ウマー

さて、次の目的地はあぶくま洞だ。
郡山東ICから磐越道を使って移動。高速道路の無料措置がありがたい。
小野ICで降りて案内板に従って山を登り、15時前にあぶくま洞に到着した。

田村市滝根町 あぶくま洞

田村市滝根町 あぶくま洞

全国でも有数の規模の鍾乳洞です

全国でも有数の規模の鍾乳洞です

阿武隈山地を代表する観光地のあぶくま洞は、福島第一原発から直線距離で約33kmという場所に位置する。
ぎりぎり30キロ圏外で発表されている周辺の放射線量も人体に影響のないレベルだが、震災以来、閑古鳥が鳴いていると聞く。
情報の受け止め方は人それぞれなので、この地域を忌避するしないは自由だが、自分は安全と判断して今回訪れてみた。
ちなみにスタッフに尋ねたら、春休みに入って人出も少し回復したそうだ。
入場料を支払って巡路を進む。中はRPGのダンジョンのようだ。
神秘的な光景が美しくライトアップされ、眼前に次々と展開してゆく。
狭く低く、腰を屈めないと通れない場所もあれば、「よくもまぁこんなところに階段を」と感心してしまうルートもあった。

あぶくま洞内部

あぶくま洞内部

水棲生物を思わせる鍾乳石の表面

水棲生物を思わせる鍾乳石の表面

白磁の滝と名付けられた鍾乳石の石幕

白磁の滝と名付けられた鍾乳石の石幕

探検コースは膝を着かないと通れなかった

探検コースは膝を着かないと通れなかった

観光客が少ないというのは空いてるというメリットもある。
本来なら恐らく他の客と追いつ追われつしながら観なければならないのだろうが、今回はのんびりと歩くことができた。
ある意味、今のタイミングはお勧めかもしれない。

上り下りを繰り返して鍾乳洞の奥へ

上り下りを繰り返して鍾乳洞の奥へ

立ち入り禁止の先もどこまであるやら

立ち入り禁止の先もどこまであるやら

ジュール・ベルヌの『地底旅行』か……

ジュール・ベルヌの『地底旅行』か……

はたまたトールキンの『指輪物語』か……

はたまたトールキンの『指輪物語』か……

圧巻は滝根御殿と名付けられた大空洞だ。
現実と思えない規模の大広間は、まさに大地の神秘と讃えたくなる。
ライトアップも色とりどりに趣向を凝らして楽しめた。眼福眼福。

滝根御殿 大規模な広間を俯瞰で眺める

滝根御殿俯瞰 大規模な広間を俯瞰で眺める

滝根の斜塔 光量が少ないので撮影むずい

滝根の斜塔 光量が少ないので撮影むずい

ライトアップもよい感じで凝ってました

ライトアップもよい感じで凝ってました

自然の神秘ですなあ

自然の神秘ですなあ

きのこ岩 本当に茸のよう

きのこ岩 本当に茸のよう

最後を飾る「月の世界」

最後を飾る「月の世界」

正味40分程度の地底探検を終え、売店でしばし休憩。
ついでに地元産の山ぶどうを使って洞内で熟成させたというあぶくまワインをお土産に購入した。
あぶくま洞の次は、さらに登ってカルスト台地の仙台平へ向かってみた。
頂上までの道は北側が残雪で閉ざされていたため、最後はバイクを道端に停めて歩いて登った。

ハングライダー場にもなる仙台平

ハングライダー場にもなる仙台平

坂上田村麻呂と戦った大多鬼丸の首塚

坂上田村麻呂と戦った大多鬼丸の首塚

仙台平より阿武隈高地の最高峰・大滝根山を望む

仙台平より阿武隈高地の最高峰・大滝根山を望む

麓の滝根村俯瞰

麓の滝根村俯瞰

もう一軒行きたい店が残ってるのだが、夕食にはまだ早い。
小町生誕の地と称する小野町へ戻って、石碑など見てきた。
秋田県湯沢市も生誕の地だったはずだが、まぁなんというか、きっと二回生まれたのだろう。

小町生誕の地の石碑

小町生誕の地の石碑

JR磐越東線 小野新町駅

JR磐越東線 小野新町駅

夕方17時近くになって小野町から須賀川へと向かう。
新町街道は割と空いていて快適だった。
途中、ローソンで郡山の会社が販売している酪王カフェオレを購入。
この品、もともと地元でしか売ってなかったらしいが、
最近では首都圏の100円ローソンでも買えることをツイッター経由で教えていただいた。
原発事故の風評被害でだぶついた原乳を、格安で捌いているのかなぁ……などと考えてしまう。

酪王カフェオレ 美味しかった!

酪王カフェオレ 美味しかった!

17:50に到着した本日最後の目的地は、須賀川にある中華レストラン、とん珍
昨日飲んだとり峰からごくわずかの距離である。
このとん珍、看板に「須賀川で最初の元祖ソース焼きそば」と謳っていて、焼きそばが人気なのだ。
見た目はシンプルだが食べてみたらかなりの辛口で、癖になる味だった。

須賀川の中華レストラン・とん珍

須賀川の中華レストラン・とん珍

とん珍のソース焼きそば (゚д゚)ウマー

とん珍のソース焼きそば  (゚д゚)ウマー

食べ終えて18:20、帰路についた。
須賀川ICから東北道に乗って、あとはひたすら南下。
こまめに休憩を取りながら東京外環道を経由して、22:30、無事帰宅。
個人的に福島の浜通りは元通り回復して欲しいが、そのための道筋はいまだ見えない状況だ。
ただ福島という地域を必要以上に忌避したり、ましてや思い込みによる差別などあってはならないと思う。
前述のとおり判断は人それぞれだが、行きたくなったら私は今後も気軽に福島を訪れたい。
あちこちまわって単純に楽しかったし!

福島焼きそばツーリング(前編)

例の焼きそばサイトだが、開設以来週に三回欠かさず更新している。
三日坊主が常なので、我ながら偉いと思う。
その焼きそばサイトで紹介したい店が会津にあったので、雪解けを待って福島方面をぐるっと巡ってきた。
一年前の原発事故以来、何かと気になるエリアでもある。
三月最後の週の木曜日、午前7:30くらいに出発。
大泉ICから東京外環道を経て東北道へ。合間に休憩を挟みながら北上。
東北エリアは三月一杯無料措置が取られているので、財布にも優しい旅である。
郡山JCTから磐越道に合流し、会津方面に進むに連れて周囲の雪が増えてきた。
猪苗代の辺りは除雪された道路以外は真っ白。磐梯山もまだまだ冬の山容である。

磐梯山SAより磐梯山を望む

磐梯山SAより磐梯山を望む

会津坂下ICを降りてR252を奥会津へと向かう。
周りは雪だらけだが降雪直後でない晴れてる日中なら凍結も心配無さそうだ。
12:15、JR只見線の会津宮下駅に到着。

JR只見線 会津宮下駅

JR只見線 会津宮下駅

通りの裏手は雪たっぷり

通りの裏手は雪たっぷり

目的の店、双葉食堂は駅前の通りにあった。
昔ながらの鄙びた食堂で、会津名物のソースかつ丼やカレー焼きそばがある。
このカレー焼きそばがまた変わった品らしいのだが、今回の目的は焼きそばラーメン。
塩原のスープ入り焼きそばにも似た品である。詳細はこちらの記事を参照してほしい。

三島町 双葉食堂

三島町 双葉食堂

焼きそばラーメン (゚д゚)ウマー

焼きそばラーメン (゚д゚)ウマー

食後は国道沿いにあった道の駅・尾瀬街道みしま宿へ寄り道。
土産になめこの缶詰を購入した。

道の駅・尾瀬街道みしま宿の展望台から

道の駅・みしま宿の展望台からの眺め

今回の一番の目的は果たしたが、中通りに行きたい店が他にもいくつかある。
午後一時半という時間で、昼営業に間に合うか微妙だったが、再度高速に乗り、東へ戻る。
無料措置のため高速は割と混雑し、また災害復旧で一車線通行や交互通行も多かった。
磐梯山の麓を抜け郡山JCTを経由して二本松ICを降り、候補の店に到着したのが午後3時。
ぎりぎりで間に合わず、すでに昼営業は終わっていた。
「まぁここは明日来ればいいや」ってことで次の店へ。
再び高速道路に乗って北上。福島西ICで降りて福島西道路=R13を経て住宅街に。
15:40、本日の2軒目、たけやに到着。
メニューはラーメンと焼きそばの類しかない。
注文したのはチャーシュー焼きそば。
ソース後掛けタイプで、これもなかなか変わった焼きそばだった。

福島市 たけや

福島市 たけや

チャーシュー焼きそば(゚д゚)ウマー

チャーシュー焼きそば(゚д゚)ウマー

食べ終えて、また東北道に乗り、今度は南下。
17:30、予約しておいた須賀川の山清旅館に到着。
原発事故の波及効果か、平日だというのにこの辺の宿は軒並み満室で、かろうじて取れた宿である。
まぁなんというか優しいおばちゃんがもてなしてくれる、とても家庭的な民宿でした。建物はともかく。
荷物をまとめるなどしてから、19時、一人飲みに須賀川の町へ。
選んだのはとり峰という焼き鳥屋さん。

須賀川市街 メインストリートが綺麗

須賀川市街 メインストリートが綺麗

焼き鳥 とり峰

焼き鳥 とり峰

カウンターで隣に座った常連さんと仲良くなっていろいろと教えてもらった。
もともとはお肉屋さんで、豚モツ系にも強い店だそうだ。

焼き鳥&生ビール

焼き鳥&生ビール

常連さんお勧めのモツ煮

常連さんお勧めのモツ煮

そして〆はやっぱり焼きそば。
この店の名物にもなっていて、その常連さんも持ち帰りにしていた。
ボリュームたっぷりでなかなか美味しい焼きそばだった。
ビールやウーロンハイ、肴諸々でお会計は3千円余り也。

〆の焼きそば(゚д゚)ウマー

〆の焼きそば(゚д゚)ウマー

宿に戻ってあとは寝るだけ。
高速道路ばかり走った一日だったが、久しぶりに雪景色をバイクで走れて楽しかった。
天候や時間帯を選ぶ必要があるけど春先の雪国ツーリングは面白い。

家訓

我が家にも家訓があった。「ならぬことはならぬものです」とか「ここに三本の矢がある」とか、そんなご大層な物ではない。出自もわからぬ水飲み百姓の末なので父にとって都合の良さそうな格言・箴言を家訓と称して家族に強いていただけである。曰く。
「金は天下の回り物」
「明日は明日の風が吹く」
「慌てる乞食は貰いが少ない」
察せられようが母は随分と苦労した。父のパーソナリティについて愚痴を書き連ねるとサーバーの容量が足りなくなるので控えておく。ここだけの話、父は完全にボケてる上に余命半年と宣告を受けているが、畳の上で死にそうなのが歯がゆいくらいだ。その適当な家訓の中で「これは確かに」と頷けるものがひとつだけあった。
「幸せとは明日食う米があることだ」
これはとある親戚筋の人が苦境に立つ我が母を慰めるために言った言葉である。「ほれみろ、うちは幸せなんだよ」と、父が嬉しそうに酒を飲んでた様は、しばし忘れよう。実際、この通り「幸せとは明日食う米があることだ」と今でも思う。もちろん、ここでの「米」は食べるあてがあることの象徴だ。
20年ほど前に大学を中退して以来、東京で自活するようになった。これまで幸いにも食うに困らない程度には仕事に恵まれてきた。まぁ、ボロアパート在住当時など金に困ってた期間もあったのだが、そもそも生来の怠け者で余裕が少しでもあると油断してさぼるため、基本的に金欠でいるのが本人のためにも良いのだろう。
その最も金の無いころ、具体的には絵本の出版社に勤めている頃につくづく思った。「幸せとは明日食う米があることだ」と。金に困っても米があれば何とかなる。梅干、鰹節、醤油に塩。極貧の頃はそれらを駆使して弁当を作ったものだ。しかし米が無いとどうにもならない。最後の方は粥にしてみたが腹持ちが悪くてやりきれない。
一年少し前に独立起業したが、周りの不安が的中し怠け癖が出てしまっている。当然、収入は安定しない。そんな状況でふとこの家訓を思い出した。とりあえず米びつにはまだ米がある。いや、実際無くなってからあたふたしても遅いのだが、まだ数ヶ月は食うあてがある。この段階で何をうじうじ悩んでいるのか。
そもそも終身雇用や保険・年金といった制度で何十年も安定して食べるあてがあるという状況が人類史ではレアケースなのではなかろうか。そう考えると前述の家訓にもやや不本意ながら頷いてしまう。寂しいのはその家訓を伝える相手が居ないことだが、それも例の家訓が必然たらしめるところなのかと再度頷いてしまう。
まぁ、こんないい加減な家訓の家が一軒くらいあっても良かろう。明日は明日の風が吹くさ。

明けましておめでとうございます

2012年ですね。今回は東京で一人わびしく年越ししました。
相変わらず、こちらはほとんど更新しない状態ですが、
焼きそば名店探訪録』の方は毎週月・水・金と欠かさず更新してまして、
今年も全国あちこち食べ歩くつもりでございます。
林道ツーリングやキャンプの頻度は減ってますが、
まぁ、そもそもが「凝り性で飽き性」なので生暖かく見守ってくださいませ。
そんな感じで本年もよろしくお願いします。

セロー君、オーバーホールなう

2005年11月末に購入して、もうすぐ丸6年が経つ愛機・セロー250。
これまでに三宅島やら沖縄本島やら冬の北海道やら日本全国津々浦々を走り回って、さすがに草臥れてきたようで。
走行距離は7万6千㎞を超えて最近はエンジンから異音が鳴り、さあどうしたものか。
新車に買い替えたいのはやまやまですが、先立つものがモゴモゴですので
結局オーバーホールをバイク屋さんにお願いすることとなりました。
行きつけのYSP新宿西は、この10月にYSP杉並北へと店舗を統合してしまい、今回はそちらへ初訪問。
顔なじみのスタッフの方々に事情を説明してセローを預け、昨夜見積金額を教えていただきました。
ま、腰上OHですので安くは無いのですが覚悟していた範囲内ですので、その金額でお願いいたしました。
手元に戻ってくるころには回復して元気に走り回ってくれることと期待しております。
下記写真は10月ごろ、焼きそばを食べに滋賀県・甲賀市へ向かう途中でサインをせがまれたところ。
バイクの免許を取ってから初めてのサイン会なので緊張しました。とほほ。

悪運尽きて初めてのサイン会

悪運尽きて初めてのサイン会

またご無沙汰してしまった……

ども、塩犬です。また長いこと放置してしまいました。すみません。
焼きそばサイトの方は月・水・金と定期的に更新してるんですけどね。
今月は「ソース後掛け焼きそば特集」的な感じでやっております。
客がソースを掛けて味付けする焼きそばが全国に点在しててなかなか面白美味しいのです。
さて、林道仲間界隈ではそろそろ秋のオフ会の話もチラホラ出てきているようで。
日程・場所が分かりましたらこちらでも告知させていただきます。
セローのタイヤをオンタイヤに変えてしまったので荒れた場所だと怖いなあ。

焼きそば名店探訪録

えー、このたび【焼きそば名店探訪録】というサイトを開設しまして、本日公開しました。
焼きそば名店探訪録http://yakitan.info/
焼きそばや焼きうどんの名店を求め日本全国を食べ歩く探訪録です。
明日から一週間は毎朝、9月一杯は毎週月・水・金の更新予定です。
(その分の記事は既に清書済みなのだ)
WordPressというツールを使ったサイト構築の練習も兼ねて作りましたが、
機能やプラグインが豊富で便利ですねー。
久しぶりの更新が新サイトの紹介になってしまいましたが、良かったらご覧くださいませ。

焼きそばツーレポうp完了!

4月に行ってきた西日本焼きそばツーリングのレポートですが、
ぽつぽつとアップを続け、ようやく最終日の分も終わりました。
12日間ってのは長いですねー。
7日目以降はこちらから→ http://s-dog.net/archives/000765.html
読んでいただくと分かりますが、11日目に旅先でデジカメが壊れてしまいました。
その後、全く同じ型の本体のみをヤフオクで二千円で落札し、現在はそいつを使っております。
この夏は北の方に足を伸ばしてみたいですね。
東京に戻ってからもあちこち焼きそばを食べ歩いてますけど、ま、それはいずれまた。

ツーレポ追加

五日目と六日目のレポを順次追加しました。
短くはしょってるつもりなのですが、なんか長くなってしまう……
http://s-dog.net/archives/000764.html
http://s-dog.net/archives/000765.html
レポを書くとどうしてもツーリングの最中を思い出してしまうのですが、食欲が刺激されて困りますね。
今はおでんが食べたくなっております。大根ー。

ツーレポの続きうpしました

だいぶ間が空いてしまいましたが、焼きそば旅の続きをうpしました。
http://s-dog.net/archives/000762.html
四国の滞在が僅か一泊というのは心残りです。
全都道府県の中では、高知県が一番好きなんですよねー。海も山も川もあって。
(というか、それ以外に何も無いんだけど……)
ま、続きは気長にお待ちくださいませ。

ツーレポ絶賛うp中

誰が絶賛してるのかは謎です。
丁度一週間前の日曜日に帰ってきた西日本焼きそばツーリングですが、
一日目と二日目のツーレポをとりあえずうpしました。
今回は焼きそばや焼うどん、及びそれに類する品物の食べ歩きがメインで、
ノーキャンプ、ノー林道の旅ですので、その点ご了承ください。

http://s-dog.net/archives/000758.html

http://s-dog.net/archives/000759.html
レポ完了がいつになるかは分かりませんが、
何せ日数が多いもので端折った文章になってしまう点は御許しを。
それぞれのお店や焼きそばのレビューも毎日細かくメモしてあるのですが、
ツーレポではその概要紹介にとどめております。
さて、三日目の下書きに取り掛かろうかな……
※三日目もうpしました。
http://s-dog.net/archives/000761.html

西日本焼きそばツーリング 最終日

4/24、日曜日。
長かった旅もついに終わりだ。
土日の高速1000円均一セールを利用して今日東京への帰途に着く。
高速に乗るまでの間、もう少し食べ歩いておこう。
宿をチェックアウトして、9:50、出発。
郊外の宇部神社へちょいと寄り道したあと、R53で岡山県は津山市へ向かう。
途中で給油をして11時過ぎに黒尾トンネルで県境を越え、備前街道を南下。
11:35、津山の橋野食堂に到着。

津山市 橋野食堂

津山市 橋野食堂

橋野食堂は津山名物ホルモンうどんの有名店だ。
B級グルメによる町おこしにも成功している様で、外椅子や交通整理要員まで準備されている。
日曜日ということもあり既に店内は一杯だ。バイク乗りも多い。
店内の壁には新聞の切り抜きや色紙が多数貼られてる。
それによると創業120年、現店主は四代目とのこと。
50年前にはすでにホルモンうどんがメニューに載っていたそうだ。
鉄板の向こうで沢山のスタッフに囲まれている店主は、長身で古武士のような面構えである。
うーん、渋い。
さて、座敷手前のテーブルの奥の席に着席してメニューを確認。
ホルモンうどんは味付けが普通・ピリ辛・激辛とある。
次の店の予定もあるので無難にピリ辛の1玉720円を注文。

メニューはこんな感じ 読めるかな?

メニューはこんな感じ 読めるかな?

ホルモンはシマチョウをメインにハツやセンマイが使われている。
野菜はモヤシとネギ。モヤシは髭根と豆が丁寧に処理されていた。
麺は太めのうどんで味付けは意外にマイルドな味噌風味。ほどよい辛さが後を引く。
量もなかなかで、二玉にすれば十分満腹になれそうだ。

津山ホルモンうどん (゚д゚)ウマー

津山ホルモンうどん (゚д゚)ウマー

食べ終わって、12:15、出発。R179を東へ向かう。
ボーっと快調に飛ばして、13:00、兵庫県佐用町の一力に到着。
ここ佐用も津山と同じくホルモンうどんが名物の町である。
もともとこの地域、津山街道沿いの一帯は昔から畜産・精肉が盛んで、
鉄板でのホルモン焼きも早い時期に常食されていたようだ。
それにうどん玉を投入するようになったのは3,40年前のことだとか。
うどんの代わりに中華麺を使うこともあるらしいので、鳥取のホルそばとも関係が深そうである。
一力は佐用でも老舗なのだが、千種川水系佐用川の岸辺に建つ一軒家である。
JR佐用駅からも近いはずなのに周りには何も無く、とんでもなく辺鄙な印象を受ける。
街道からも外れているため、ナビが無かったら辿り着くのに一苦労したことだろう。

兵庫県佐用町の一力

兵庫県佐用町の一力

中へ入るとスペースの真ん中に大きな鉄板があり、それをコの字で囲むようにベンチ状の席がある。
その向こうに立つ女性が店主か。先客はライダー数名だが、ほぼ入れ違いで出て行った。
不思議に傾斜しているテーブル兼鉄板台の正面に陣取る。それにしても鉄板の焦げが凄い。
もう少し丁寧にヘラで削ればとも思うが、まぁこれも店の味かも知れぬ。
壁のメニューを眺めると、ホルモン類やうどんを個別に注文するようだ。
恐らく、ごく一般的であろうホルモン530円とうどん130円という組み合わせを注文。
やや無口な女将から暖かいお茶を出される。
キャベツと青ネギ、ホルモン、センマイを炒めてから麺を投入。
味付けはソースベースの味噌だろうか、見た目よりも柔らかい味わいだ。
小皿で出されたニンニク醤油ダレに付けて食べると風味が増す。
それにしてもホルモン関係はビールが飲みたくなって困る。

一力のホルモン焼うどん (゚д゚)ウマー

一力のホルモン焼うどん (゚д゚)ウマー

食べながら色々と女将にお話を伺ってみた。
とっつきにくそうに感じたが話してみると色々と教えてくださった。
創業は50年以上。昔は商店街にあったそうだが、この場所に越してからずいぶん経つらしい。
食べ歩き用に作られた佐用町のホルモンうどんの地図も貰った。
会計を済ませ、店を出ると入れ違いに二人連れの女性客が入っていった。
ふむ、佐用町でもB級グルメが町おこしに貢献しているようだ。
13:25、食事を終えて道の駅・宿場町ひらふくに少し寄り道。
何かお土産でもと思ったがピンと来るものがなかったので、そのまま佐用ICから中国道へ乗った。
あとはひたすら東へ進むのみ!
15:20、吹田JCTで名神高速に接続。
京滋バイパスを経由して、15:50、草津JCTで新名神高速へ接続。
滋賀県の甲賀から三重県の亀山に抜ける紀伊山中は頗る寒かった。
16:10、土山SAで休憩と給油を済ませてから、16:40、亀山JCTで東名阪自動車道へ接続。
ここから先は往路と同じルートを辿る。
伊勢湾岸道路経由で東名高速に接続して、さらに東へ。
途中で雨に降られたが、走っているうちに雨雲を追い抜いたようだ。
静岡県に入って、18:10、浜名湖SAで二度目の休憩。

浜名湖の彼方に沈む太陽を見送る

浜名湖の彼方に沈む太陽を見送る

日曜の夕方なので、このまま帰っても渋滞に巻き込まれてしまうに違いない。
渋滞の手前、足柄SAの温泉・金時湯で時間をずらすことにしよう。
東西に広がる静岡を横切って足柄SAに到着したのは20:30。
ここで一風呂浴びて仮眠室で大休止。
22:55、最後の給油を済ませて出発。
渋滞は既に解消されていたが、富士川SA以東は節電のために照明が暗く視界が悪い。
急いてはことを仕損じるってことで、最後は、より安全運転で進む。
高速道路に乗ってから約600kmの道程を走り、0時過ぎ、ようやく自宅に到着。
やれやれ。12日間、よくぞまあ焼きそば&焼きうどんを食べ続けたものだ。
ただ最後の二日間に行った4軒は、写真の画質がどうにも心残りである。
いずれ関西方面へ行く際に足を延ばして再訪しよう。
ちなみに翌朝の朝食は胃腸に優しい御粥。
実は九州に居る頃から食べたくて仕方なかったのだ。
うーん、美味しい……やはり偏食は体に良くないね!

西日本焼きそばツーリング 十一日目

4/23、土曜日。
目が覚めて外を確認すると予報通りの土砂降り。
滞在延長して良かった。こんな日の長距離運転はとても辛いのだ。
朝食の後は昼まで持参した文庫本を読んで過ごす。
昼飯は、昨日のケーキ屋の向かいにある「りき」という焼肉屋へ向かう。
雨の中を傘を差して歩いて行き、11:45、到着。
……と、ここでとても残念なお知らせ。
なんとデジカメが壊れてしまった。
店の外観を撮影しようとしたが、ウンともスンとも動かない。
宿に戻った後でバッテリーを交換してみてもダメだった。
これまで何度か地面に落としたり、色々酷い扱いをしてきたのが祟ったのだろう。
ここから携帯電話のカメラでの撮影になる。酷い画質だがご勘弁を。

焼肉りき 携帯カメラで残念

焼肉りき 携帯カメラで残念

入ってみると小奇麗な焼肉屋さんだ。
テーブル席が3卓と、奥に大きな鉄板がある。
おかみさんが一人でやっているようで、先客は居ない。
「ホルそばでしたら」と、一番奥の鉄板前の席に通された。
着席してホルモンそば700円を注文。
注文した後で「御飯セット850円」という壁の貼り紙に気付く。
「御飯セット! そういうのもあるのか」
そっちにすれば良かったかなあ、でも量が分からないしなあ……
などとぼやいてるうちに材料が着々と揃えられ、ホルモン、青ネギ、もやしが焼かれていく。

素早い小手さばき!

素早い小手さばき!

味噌ダレの焦げる臭いを嗅いでいたら、やはり御飯が欲しくなった。
すみませーん、と結局御飯セットに変更してもらう。
「セットの方がお得ですからね」と、御飯・玉子スープ・オイキムチが出された。

焼肉りきのホルそば御飯セット!

焼肉りきのホルそば御飯セット!

麺は太麺。まつやよりは少し細めか?
味噌ダレはやはり濃厚で御飯によく合う。
ホルモンは柔らかめで、全体的にまつやよりも癖が無い印象だ。
初めてホルそばを食べるならここが良いかも知れない。
食べ終わって外に出ると、雨はだいぶ小降りになっていた。
さて、宿に戻っても特にやることが無い。
商店街をフラフラうろついた揚句、マンガ喫茶で夕方まで時間をつぶした。
そして夕方。雨はもう上がっている。
晩酌兼晩飯に訪れたのは、いづ美食堂というお店。
駅から距離があるが、喰ってばかりで健康に悪いので歩いて行った。
19時くらいに到着。これまた何とも昭和の雰囲気が漂う店である。
入るとL字カウンターの向こうから小柄な女性店主が迎えてくれた。
カウンターは15席くらいあるだろうか。先客は2,3人ほど。
右手奥には座敷席もあるらしい。

いづ美食堂 営業は夜のみ

いづ美食堂 営業は夜のみ

カウンターのおでん鍋が置かれている辺りに着席。
とりあえずおでんで瓶ビールをチビチビ。
おでんは、特にお揚げが三角で分厚くて美味しかった。
あとで調べたところ、鳥取西部独特の品のようだ。
そういえば昨年、境港で食べた「ののこめし」という郷土料理もこの油揚げを使っていたっけ。
一時間ほど店主のおばばや常連さんと駄弁った後、締めのホルモンそば550円を注文。
具はキャベツ、玉ねぎ、ネギ、人参、モヤシ。麺はやや太い蒸し麺。
味付けはやはり味噌ベースだが、これまでで一番マイルドである。
付けだれもマヨネーズであえてあるのか、柔らかい味わいだ。

ホルそば ……やはり写真が残念

ホルそば ……やはり写真が残念

小柄なおばばがちゃっちゃと料理を作る様子は、見ていてじんわりくる。
何かを作ったりお勘定を済ませると、他の注文を忘れて「やれやれ」と腰掛けて一服しそうになることがしばしば。
お客さんに柔らかく突っ込まれると照れくさそうに「ほおじゃったなあ」と作り始める。
時間の流れが緩やかで心地良い。
会計中、常連さんに「これからもう一軒どうですか?」とお誘いいただいた。
しかし、明日は東京までバイクを運転しなければならない。万全を期して丁重にお断り。
店を出て、ほろ酔いで宿まで歩いて帰った。
……。
ツーレポのはずなのに全くツーリングしてないな……。

西日本焼きそばツーリング 十日目

4/22、金曜日。
朝、熱はだいぶ下がって37.2℃、体も楽になった。
とりあえず前日にコンビニで購入した朝食を食べ、午前中はのんびり休むことに。
ノートPCと長めのLANケーブルを持参してるので、ベッドでもネットができて退屈はしない。
昼ごろになって、かなり復調。
散歩がてら鳥取駅の周りをウロウロ。
駅にあった立ち食い蕎麦屋であごちくわの入った砂丘そば(310円)を食べる。
写真を撮り忘れたが、なかなか乙な味だった。
午後は、丁度一年前に訪問した鳥取在住の某御家族のご夫妻&五女と待ち合わせ。
ソムリエ」というケーキ屋さんでお茶をご馳走していただき四方山話。
その後、ご主人にトマソン的なスポットをご案内いただく。

最下部の微妙な段や手摺の高さが変

最下部の微妙な段や手摺の高さが変

細ーい参道 しかも真ん前に電柱

細ーい参道 しかも真ん前に電柱

軽自動車以外駐車できなそう

軽自動車以外駐車できなそう

これは有名な五臓圓ビル 渋い

これは有名な五臓圓ビル 渋い

ご家族と別れた後は、その足で鳥取市街地にある元湯温泉に向かう。
県庁所在地の市街ど真ん中に温泉の公衆浴場があるってのは珍しいのではなかろうか。
18:15、入浴料金350円を支払って、ざんぶと湯浴み。
それほど特徴のない泉質だが、建物は新しく、こじんまりして落ち着く温泉だった。

鳥取市吉方温泉の元湯温泉

鳥取市吉方温泉の元湯温泉

風呂から上がって徒歩で晩飯の店に向かい、18:50、まつやホルモン店に到着。
町外れの庶民的な飲み屋さんで、創業50年の老舗である。

鳥取 まつやホルモン店

鳥取 まつやホルモン店

店内はカウンター10席ほどと座敷席2卓があるが、どちらもほぼ満杯だ。
カウンターのおでん台の前が1席空いていたのでそこへ腰かける。
目的は鳥取名物のホルモン焼きそば、略して「ホルそば」なのだが、まずは生ビールとおでんを注文。
次々とお客さんが入店してくるため、席をつめるよう求められることも多い。
一杯で入れない客もいる。あと持ち帰りも多数。
ビールをお変わりしてからホルモンそば600円を注文。
牛ホルモン、所謂シマチョウと青ネギを鉄板で炒め、モヤシを投入。
さらに麺を加えて蒸し焼きに。
味噌だれをダーっと掛け、さらに炒めて出来上がり。

目の前で焼かれるホルそば……ゴクリ……

目の前で焼かれるホルそば……ゴクリ……

カウンター席は鉄板から直接いただきます

カウンター席は鉄板から直接いただきます

辛めのニンニク味噌だれの入った容器を渡され、好みでそれに付けて食べるよう言われた。
麺は極太麺の蒸し麺でモッチリしてる。
味噌だれはパンチが効いた味。悪く言えば野卑だが、濃厚で、酒飲みには好まれるだろう。
隣の常連さんは御飯も食べていた。なるほどオカズとしても十分いける味だ。
ライスではなく「めし170円」とメニューに書かれている辺りに「漢の店!」という印象を受けた。

ホルそば(゚д゚)ウマー 酒にも御飯にも合う!

ホルそば(゚д゚)ウマー 酒にも御飯にも合う!

東京からバイクで来たと言ったら色々といじられた。
砂丘の隣にある柳茶屋キャンプ場に泊まるライダーの来店が多いそうだ。
体調全快というわけでもないのでほどほどにして、お勘定。
やはり徒歩で宿に戻った。
さて、天気予報によると翌日はかなり悪天候らしい。
鳥取で他にも行きたいホルそばの店もある。
わざわざ悪天候の土曜日に移動することも無かろうと、結局もう一泊滞在することにした。
しかし、呉、蒜山、鳥取と味噌だれホルモン系の焼きそばが続いて、さすがに腹がしんどい。
さらに明後日は津山と佐用でホルモン焼きうどんを食べてから東京への帰路に着く予定なのだが……
まぁ何とかなるだろう。

西日本焼きそばツーリング 九日目

4/21、木曜日。
今日は夕方までに3軒食べ歩く予定で、しかも各店舗が離れているので時間に余裕がない。
まず一軒目は島根県の出雲大社の近所にある。呉からだとなかなか遠い道のりだ。
早起きして7:25、出発。寒の戻りというやつか、結構寒い。
R185で広へ出てR375を左折して北上。
8:05、東広島のコンビニで軽い朝食。
そこからはずーっと道なりに北上。
8:25に東広島を通り、r61を経由してR54に接続、9:20、三次を通過。
R54=出雲往来の行く手には中国山地の山並みが横たわっている。
標高が上がるほど、ますます寒くなってゆく。
9:40、赤名トンネルを越えて島根県に入った。
山陰と呼ばれるだけあって、さらに風は冷たくなった。
路面温度は8度とか。この季節の中国山地を正直舐めてた。
体が冷え切って体調悪化が自覚される。うーむ。
10:25、鋼山でr51に折れ、10:35、朝山でR184に接続。
出雲市に入りr28を経由してR431に接続。
10:55、出雲大社の駐車場に到着。
朝から3時間半、寒風の中を走り尽くめでだいぶしんどい。
ま、何は無くとも目的の店に行こう。
向かったのは出雲大社から500mほど離れた住宅街にある、きんぐという食事処。
11:15、入店。どうやら自分が口開けだったようだ。

出雲大社近くにある食事処きんぐ

出雲大社近くにある食事処きんぐ

入ってみると意外にも和風の料理屋さんだった。
奥にはかなり大きな宴会もできそうな広さの座敷がある。
手元のメニューは麺類やご飯ものばかりだが、ホワイトボードにはいろんな魚介類の刺身のメニューが記載されている。
おまけにふぐ調理の免状まで飾られている。ここまで本格的だとは思わなかった。

主なメニューはこんな感じ

主なメニューはこんな感じ

そんな店で焼きそば550円を注文。
ジャーと炒める威勢の良い音が厨房から聞こえてきた。
出されたお茶を啜りながらカウンターで静かに待つ。
5分ほど経って、やがて焼きそばが登場。

きんぐの焼きそば (゚Д゚)ウマー

きんぐの焼きそば (゚Д゚)ウマー

ここ大社近辺の焼きそばは、客自身が卓上のソースを使って、好みの味付けをするスタイルが多いらしい。(参考サイト
秋田の横手焼きそばや静岡の横須賀焼きそばと同じような後掛け方式で、「大社焼きそば」と呼ぶ人もいるようだ。
ここ、きんぐではプレーンな塩焼きそばに辛口と通常の2つのソースで味付けする。

ソースは辛口と通常の2種

ソースは辛口と通常の2種

麺はやや細めでところどころ焦げ目がついてる。
具はかまぼこ、人参の輪切り、青ネギ・玉ねぎに、やや厚めの豚肉。
無銘のソースの方はまろやかな酸味が利いている。
辛いソースはパンチの効いた酸味と辛味だ。
自分の好みで辛いソースを多めに掛けてみた。うん、美味い。
量も軽めですすっと食べてしまえた。
出雲と言えば割子蕎麦だが、それに飽きた向きには焼きそばも良いかも知れない。
11:30、店を出て出雲大社に戻る。
ちょっと腹の具合が悪くなっていたので、トイレへ。
うーん、どうも下痢っぽい。連日の焼きそばが祟ったのか?
せっかくなので大社で参拝をして行こう。
前回来たのは2005年か。あれから6年も経ったんだなぁ……

出雲大社 相変わらず太い注連縄だ

出雲大社 相変わらず太い注連縄だ

参拝を済ませて、12:00、出発。
R431を東に進み、給油をして、宍道湖の北岸を松江方面にひた走る。
しかし、どうも悪寒が止まない。下痢だけでなく、熱もありそうな気配だ。
12:35、宍道湖畔の道の駅・秋鹿なぎさ公園で大休止。
平日の昼間なのか館内は空いていたので、これ幸いと屋内のベンチで横になる。
今日のこれからの予定だが、どうも体調との相談が必要そうだ……
14:25、休憩を終えて出発。結局、2時間近く仮眠した。
お陰でだいぶ楽になったが食欲はほとんど無い。
しかし、せっかくここまで来たので二軒目にはとりあえず行ってみよう。
14:35、松江市街を抜け、R431をさらに東に進み、中海の堤防道路で江島へ渡る。
14:55、急勾配の江島大橋を登って下って鳥取県・境港に入った。
水木しげるロードは去年来たばかりなので、今回はパス。
境港の市街地中心部を避けて進み、15:15、目的の店、黄金(こがね)に到着。
産業道路沿いのラーメン屋さんである。
安いこともあって地元民に人気で、ファンはラーメン派と焼きそば派とに分かれるらしい。
入店するとカウンターx10、テーブルx5くらいの規模だった。
平日の午後3時過ぎという中途半端な時間なのに、席の半分くらいが埋まっている。
空いてたテーブルに腰かけて、早速焼きそば380円を注文。

境港・産業道路沿いの店 黄金(こがね)

境港・産業道路沿いの店 黄金(こがね)

メニューは全体的に安めですな

メニューは全体的に安めですな

ネットの情報によると、この店は松江のデパ地下に昔あった焼きそばの味を再現しているという。
やがて目の前に登場したのは、実にオーソドックスなソース焼きそばだった。
麺はやや細めの蒸し麺。量は普通だがコストパフォーマンス的には文句なしだろう。
具はキャベツ、玉ねぎ、モヤシ、豚肉。そして青海苔と紅生姜がトッピングされている。
やや油ギトギトな感じがするが、それも含めて正統派と呼べる姿である。
味付けはそれほど濃くないので、自分の好みでソースを掛け足しても良さそうだ。
ライス・スープとのセットもあったので、「おかず」としても評価できるかも知れない。

黄金 正統派(?)のソース焼きそば

黄金 正統派(?)のソース焼きそば

食べ終わって店を出て、今後の予定を検討する。
体調の方は相変わらずあまりよろしくない。
そして予定していた三軒目は、伯耆富士・大山の向こう側にある蒜山高原である。
恐らくかなり寒い道のりだろうが、行って行けなくも無いし、出来れば後日に回したくはない。
色々悩んだ挙句、このまま行くことにした。
15:35、出発。
R431から米子市街を経由してR181に接続。
左手に聳える大山を眺めながら南下。
16:20、江尾でR482へと左折。

伯耆富士・大山 見事な山容でした

伯耆富士・大山 見事な山容でした

高度が上がるに連れ、予想通り寒さが増してゆく。
路肩に残雪までちらほらし始めた。
16:35、内海峠を越えて岡山県に入った。
16:45、目的の店、いち福に到着するも、まだ中休みのようだ。
夜の営業が始まる17時まで近くの道の駅・風の家で時間つぶし。
自販機で購入したほっとレモンなど飲んでから、再度いち福を訪れた。

岡山県 蒜山焼肉レストラン いち福

岡山県 蒜山焼肉レストラン いち福

開店直後なので当然先客は居ない。
各テーブルに焼き台とロースター。ふむ。完全に焼肉屋である。
ひるぜん焼そば好とん会」の幟が店内にも沢山飾られてる。
入り口近くのテーブルに腰掛けて、ひるぜん焼きそば680円を注文。

メニューの一部 良心的価格設定だ

メニューの一部 良心的価格設定だ

ひるぜん焼きそばは、ここ岡山の蒜山高原で昭和三十年代から食べられてきた焼きそばだ。
甘辛の味噌ダレにかしわ肉とキャベツ、太めの麺を使った独特の焼きそばである。
※「ひるぜん焼きそばには竹井食品のゆで焼きそば麺が必須」という情報もあるのだが、
麺については裏が取り切れてないので参考程度として記載しておく。

いち福のひるぜん焼きそば(゚Д゚)ウマー

いち福のひるぜん焼きそば(゚Д゚)ウマー

摩り下ろした玉ねぎを使った味噌ダレは、パンチの効いた独特の味わいだ。
後で店主に聞いたところ、蒜山でもうちのはかなり独特の味だと言っていた。
野菜はキャベツのみ。肉は親鳥のかしわ肉を使用していて噛み応えがある。
内臓も使っていて、グニグニやコリコリなどいろんな部位の味わいが楽しめた。
味付けも含めて、岐阜や愛知で食べられているケイチャンに近いかも知れない。
脇に添えられた紅生姜のトッピングだけは普通の焼きそばっぽい。
高原という土地柄、美味しいだけでなく、冷えた体が温まりそうなメニューである。

こんな土産物まであった

こんな土産物まであった

食べ終えて、17:25、出発。
R482を東へ進んでR313へと接続。犬挟トンネルを抜け、鳥取県へ戻った。
さらに北上して倉吉市街からR179を経由し、18:05、R9に接続。
すでに暗くなり始めた日本海を左に見ながら鳥取方面へと進む。
幹線道路だけあって、まるで高速道路のような巡航速度である。
鳥取市街をウロウロしつつ、19:00、本日の宿に到着。
鳥取では目ぼしい安宿が見つからなかったため、アパホテルへの宿泊となった。
ま、2連泊なので少し安くなったから良しとしよう。
さっき蒜山で食べたばかりなので夕食も晩酌も無し。
というか悪寒がしてすこぶるだるい上に体の節々が傷む。
フロントに体温計を借りて計ってみたらやはり体温が38度もあった。
他の症状は無いから、たぶん風邪じゃなくて疲労だと思われる。
久しぶりの長旅で、体力も落ちてたのだろう。
「明日も3軒食べ歩く予定だったけど、無理っぽいなー……」
内臓も酷使されてばかりじゃ気の毒だ。
とりあえず今日は早めに寝てしまおう。

西日本焼きそばツーリング 八日目

4/20、水曜日。
のんびりと起床して着替え、荷物をまとめてチェックアウト。
10:00オープンの店で食事をする予定だったため、朝食はとらず。
9:30、出発。R3経由で、10:10、西鉄新宮駅に到着。
駅前にあるじゃんぼという店が目的だったのだが、
遠目に見る限り今日はまだ営業を開始してないようだ。
ちょっと間をおいてから来ようと、新宮海岸に出て暇つぶし。

新宮海岸より玄界灘を望む

新宮海岸より玄界灘を望む

20分ほどぼーっとして、10:30。
そろそろ良かろうと戻ってみたが、まだ閉まってる。
ん? 何だか窓に貼り紙が……

4/20(水) お休みします(!?)

4/20(水) お休みします(!?)

がーん。なんてこったい。
定休日が火曜日で昨日は休みだったはず。
それでわざわざ連泊して今日来ることにしたのに……orz
こんなことなら昨日のうちに本州へ渡ってしまえば良かったなぁ、
博多から小倉まで往復することも無かったなぁ……と無駄足を悔やむ。
まぁ残念だが落胆していても仕方ない。R3へ出て北九州方面へ向かう。
東京への御土産にふりかけ「御飯の友」が欲しかったので途中スーパーへも寄り道。
しかしなかなか見つからず、結局5、6軒回ってようやくゲット。
ついでに菓子パンで軽い朝食。だいぶ時間を浪費してしまった。
12:35、関門トンネル(料金100円)を抜けて九州を離れた。

本州と九州を結ぶ関門国道トンネル

本州と九州を結ぶ関門国道トンネル

本州は山口県に上陸し、R2を東へ。
13:35、小郡からR9→r61とつないで、山口市街方面へ。
14:05、春来軒本店に到着。
入店すると昼をだいぶ過ぎてるのにテーブル席は全て埋まっていた。
メニューは名物のばりそばの他は、ラーメン、ギョーザ、ライスのみ。
他の客は皆ばりそばを食べていた。予定通り自分もばりそばの並750円を注文。
ばりそばは山口独特の固焼きそばで、太めの揚げ麺に粘度の低いさらりとした餡を掛けたものである。

元祖ばりそば 春来軒本店

元祖ばりそば 春来軒本店

壁にはメニューのほかにも注意書きの張り紙がいくつもあった。
ばりそばを提供する店では春来軒という屋号の店が有名なのだが、山口には何店舗かある。
そしてこの店には、「当店が元祖で本家で本店で、他所とは一切関係ない」と
その類の主張が店内に口酸っぱく張り出されていた。
ちなみにこの店は創業60年とのこと。歴史がある分、何かしらドラマがあったのだろう。
なお、「ばりそば」という商品名はこの店が商標登録しているため、
他店では「焼きそば」「あんかけ焼きそば」と記載されているところもあるとか。
町おこしにも使いづらく、いろいろ悩ましいらしい。

伝票の裏にも念入りに……

伝票の裏にも念入りに……

さて、大きな皿に盛り付けられて、ばりそばがやってきた。
噂どおり、揚げ麺は太めでかなりのボリュームである。
野菜や肉、魚介類が具の餡に青ネギのトッピングが乗っている。
餡には僅かにとろみがついているが、食べている間に完全にサラサラになった。
味付けはあっさり目だが、麺がたっぷりスープを吸ってくれるため、旨味は十分。
パリパリだった麺は食べているうちにほぐれて柔らかくなる。
普通の麺の様に啜って食べられるようになった状態でも、絶妙なコシがあるのが面白い。

山口名物ばりそば (゚Д゚)ウマー

山口名物ばりそば (゚Д゚)ウマー

食べ終わって、14:40、出発。ここから夜まで写真無し。
r21→R262とつないで、防府でR2に接続。
あとは走ることに専念して、ひたすら東へ進む。
16:25、岩国を抜け、16:45、広島県に入った。
宮島を右手に眺めつつ、広島市街を抜け、16:55、R31を呉方面に。
海岸沿いを南下して魚見山トンネルを潜り、呉市街に。
18:35、呉市街にある今夜の宿に到着。
直前に予約したビジネスホテルなのだが、元ラブホっぽい造りだ。
まあ、構うことはない。荷物を整理して独り呑みに出た。
向かったのは呉の屋台が集まる赤ちょうちん通り
宿から夜風に吹かれて散歩がてら20分ほど歩く。
堺川沿いの蔵元通りを曲がり、赤レンガの歩道を進むと屋台の並ぶのが見えてきた。
敬愛する居酒屋礼賛でも何度か紹介されている富士さんというのが目的の店である。
20時過ぎに暖簾を潜ると先客が2組ほど。
とりあえず生ビールとおでんを注文。ふー、ようやく落ち着いた。

呉の老舗屋台 富士さん

呉の老舗屋台 富士さん

メニュー豊富でしかも安い!

メニュー豊富でしかも安い!

左端に座っていた愛媛出身の賑やかなおっちゃんと打ち解ける。
あとから右隣にやって来た老夫婦も会話に混じる。
話してみたらおっちゃんは昔トライアルを、老夫婦のご主人はモトクロスをやってたそうだ。
それもご主人の方はブリヂストンがバイクを生産していた時代のテストライダーだったとか。
陸王やメグロなど、実際に見たことの無い時代のバイクの名前もしばしば登場した。
他にも入るなりラーメンを注文して食べ終わると帰る、というお客さんも多かった。
この店は豚骨醤油の呉ラーメンでも有名らしい。相当美味いのだろう。

これは二杯目の千福&牛筋2種

これは二杯目の千福&牛筋2種

良い感じで出来上がった頃、締めにホルモン焼きそばを注文。
野菜とホルモンを鉄板で炒めて、塩コショウと辛口の味噌ダレで味付け。
茹でた麺を投入して、ソースをぶっかけ、混ぜて暫く置く。
ソースの焦げた香ばしい薫が漂ったところで盛り付けてできあがり。

富士さんのホルモン焼きそば!

富士さんのホルモン焼きそば!

麺は博多ラーメンよりは太いが、細麺の部類に入るだろう。
茹で加減が絶妙で、麺にコシがある。
具のメインとなるホルモンは噛み応えのあるシマチョウだ。
脂質が多く、タレの甘辛さとソースが相まってコテコテの味わい。

ホルモン+焼きそば 当然つまみとしても美味

ホルモン+焼きそば 当然つまみとしても美味

これとは別にメニューには普通の焼きそばもある。
ちょうどそれを注文した老夫婦のご夫人が僕にもおすそ分けしてくれた。
こちらはホルモンではなく豚バラ肉を使用している。
また、タレは使っていないのでソースの味が前面に出ていた。
揚げ玉を加えてコクをだしてる辺りが心憎い。
創業三十年でマスターは二代目。まだ若い。
居酒屋礼賛の浜田さんの名前を出したら、古典酒場の最新号を出してきた。
なるほど、浜田さんの連載記事でこの店が紹介されていたのか。
食べ終わって、また徒歩で宿へと戻った。かなり寒い日で夜風が冷たい。
長旅で疲れも溜まってるし、体調には注意せねばならぬのだが……

西日本焼きそばツーリング 七日目

4/19、火曜日。
今日は連泊かつ天気が悪いらしいので午前中は外出せず。
食堂で朝食を食べた後はネット閲覧しながら今後のルート調査。
気が付いたら昼飯時になっていた。さて、さくっと食べ歩きに出るか。
12:00、バイクで天神にある中華料理店・福新樓へと向かう。
堅牢なビルディングに入り、店員に案内されて2階に上がるとなかなか豪華な内装。
こういう店は何回来ても落ち着かぬ。
注文したのは福建炒麺、1,100円。
博多皿うどんとも呼ばれるこの店発祥の料理である。

天神の老舗中華料理店・福新樓

天神の老舗中華料理店・福新樓

ランチメニュー 価格帯が少しお高め

ランチメニュー 価格帯が少しお高め

四日目のレポにも書いたが、皿うどんと言っても色々ある。
長崎の四海楼が発祥の皿うどんはちゃんぽんのアレンジ料理。
同じく四海楼発祥で一般に長崎皿うどんと呼ばれるものは細い揚げ麺の固焼きそば。
そしてこの店発祥の博多皿うどんは太い中華麺を揚げて、煮込んで、炒めて作る。

福建炒麺=博多皿うどん (゚Д゚)ウマー

福建炒麺=博多皿うどん (゚Д゚)ウマー

麺はやや太めで断面が平たい四角。
ちゃんぽん麺とは思えないが、ちゃんぽんにもこの麺を使っているのだろうか?
固くは無いが腰があり、モチモチした食感で味がよーく染みている。
店員さんには「味付けは醤油ベース」と説明されたが、豚骨か魚介だろうか、コクのある旨味がある。
具にはたっぷりの野菜と豚肉、魚介類が使われている。汁っ気は少ない。
予備知識通り、見た目も味の志向性もソース焼きそばチックである。
値段は高めだが、やはりどこかB級の雰囲気を漂わす、とても美味しい麺料理だった。
12:45、食べ終わってその足で北九州の小倉へと向かう。
福岡市街を抜けてR3を北東へ。
13:35、雨が降ってきたので通りがかりのマクドナルドで小休止。
一時間弱休んで小ぶりになったので、14:30、再出発。
小倉市街でバイクを停めて、15:20、だるま堂へ入店。
だるま堂は小倉焼きうどんの発祥の店で訪れるのはこれで3度目である。
丁度入れ違いで先客が出たところのようだ。
店主のおばあちゃんは相変わらず曲がった腰でテキパキと動いている。
カウンターに腰かけ、お冷やを受け取って天まど510円を注文。

小倉焼きうどん だるま堂

小倉焼きうどん だるま堂

この店の焼きうどんは乾麺を使っているのが特徴である。
終戦直後、昭和20年に開店した当時、本当は焼きそばを作りたかったのだが物資が不足していた。
そのため已む無く乾麺のうどんを使い、それがきっかけで名物ができたのだ。

紹介された新聞記事

紹介された新聞記事

注文した天まどは焼きうどんに玉子の乗ったものである。
肉の脂身を鉄板に敷いてキャベツ、玉ねぎを小手でチャッチャ、チャッチャと炒める。
そこに固めに茹でた麺を投入し粉鰹、ソースで味付け。
その横で水で溶いた小麦粉を薄く焼き、焼きうどんを乗せて玉子を落とす。
ひっくり返して良い感じで玉子に火が通ったところで盛り付けて出来上がり。
玉子を窓から見る月に見立てて名付けられたメニューである。

だるま堂の天まどは終戦直後の味

だるま堂の天まどは終戦直後の味

麺はシコシコして歯応えがある。
ソースの味付けはあっさりしてるが魚粉の風味が深みを増している。
物資不足の時代に作られたメニューなので、実にシンプルなのだがしみじみと美味い。
「昔は玉子が高級品だったけど、今は安くなったねぇ」
昔に比べて値段は高くなったが、それでも10年以上据え置きだそうだ。
何でも500円玉が出た当時に、1コインで焼きうどん460円が買えることを意識して価格を設定したらしい。
以前はお好み焼きや野菜炒めなども作っていたらしいが、
独りでもできるだけ長くお店をやっていられるよう、ある時期からメニューを限定したそうだ。
今後とも末永く頑張って欲しいものである。

小倉城が見えたのでパチリ

小倉城が見えたのでパチリ

店を出て、15:50、出発。
ここから博多の宿に戻るのだがちょっと寄り道して、16:50、宗像大社へ。
宗像三女神を祀り、古来から海運や交通の安全を祈願する社として知られてきた。
宗像三女神は湘南の江の島や広島の厳島神社などにも祀られてるので、お馴染みの人も多かろう。

宗像三女神を祀る宗像大社

宗像三女神を祀る宗像大社

御由緒書 宗像大神の総本宮だそうです

御由緒書 宗像大神の総本宮だそうです

ここ、田島の辺津宮には市杵島姫神が祀られている。
さらに玄界灘を隔てた沖ノ島の沖津宮には田心姫神、大島の中津宮には湍津姫神が祀られており、
それら三宮を総称して宗像大社と呼ぶらしい。
とりあえずバイク旅の交通安全を祈願。

宗像大社辺津宮 本殿

宗像大社辺津宮 本殿

参拝を済ませて、17:10、出発。
天候は悪い上に、日も傾いて肌寒い。
18:05、宿に帰還。軽く一風呂浴びて着替えた。
20時ごろ、夕食のために徒歩で中洲の屋台へと向かう。
今日はもう特に焼きそば系にはこだわらない。
なんとなーくMという屋台へ入ってみたが、価格帯が高めでちと後悔。
肴は安くて700円くらい。高いものは1000円超。
屋台なら酒肴一品300~500円程度に抑えてもらいたいものだ。
隣の屋台が混んでる割にこの店が空いてるのも道理だと感じた。

中州 春吉橋付近の屋台街

中州 春吉橋付近の屋台街

これは地鶏のももあぶり700円

これは地鶏のももあぶり700円

と、何のかんの言いつつ、東京から来てる学生さんと駄弁りながら軽く飲んでお勘定。
青年はネットカフェで泊まるらしく、大きな荷物を抱えていた。
まだ小腹が空いてたので、締めに別の屋台でラーメンを食べた。
が、これも近所のバリコテの方が美味い気が……
うーん、どうも今日は不完全燃焼である。
ま、九州を離れて本州へ行く前の大休止と受け止めておこう。

西日本焼きそばツーリング 六日目

4/18、月曜日。
起床してホテルを出たのは午前7時。
フロントで「月曜限定のサービスです」と、パンと缶コーヒーをくれた。
その場で朝食代わりに食べて出発。
今日の最初の目的地、宮崎へと移動する前に少し鹿児島市内を観光。
照国神社や南洲神社を参拝した。

照国神社 島津齊彬公を祀る

照国神社 島津齊彬公を祀る

史跡 鶴丸城跡

史跡 鶴丸城跡

薩軍の死者達が眠る南洲墓地

薩軍の死者達が眠る南洲墓地

南洲神社にあった勝海舟の歌碑

南洲神社にあった勝海舟の歌碑

西郷隆盛銅像 上野と違って犬は無し

西郷隆盛銅像 上野と違って犬は無し

8:00過ぎ、R10で鹿児島市を離れる。
桜島を右手に見ながら鹿児島湾沿いに北東へ。
国分で海を離れ、宮崎県へと入り、9:30、都城でR269へと接続。
一桁、二桁の国道は幹線道路なので交通量が多い。
10:40、宮崎市内へ入ったが、時間に余裕があったので宮崎神宮にも参拝。
宮崎の辺りは天孫降臨にまつわる古い神社が多い。

宮崎神宮参道

宮崎神宮参道

宮崎神宮 神武天皇を祀る

宮崎神宮 神武天皇を祀る

参拝を終え、11:15、本日の一軒目、松元食堂に行ってみた……が、開いてない。
宮崎駅などで時間をつぶして11:30にも再訪してみたが、やはり閉まってる。
居合わせた近所の人に尋ねてみたら「昨年廃業した」とのこと。あちゃー。
ここも固焼きそばで、しかも400円という激安価格だったらしいのだが……
このお店のために宮崎に寄ったのに実に残念だ。

目当ての松元食堂は昨年廃業 残念

目当ての松元食堂は昨年廃業 残念

宮崎駅 元知事のグッズがまだ売られてた

宮崎駅 元知事のグッズがまだ売られてた

気を取り直して昼飯は、おぐら本店でチキン南蛮を食べることにした。
11:40に入店し、チキン南蛮ランチ980円を注文。
どっしりとしたボリュームある胸肉とたっぷりのタルタルソースが美味い。満腹、満足。
焼きそばじゃないため淡白な感想で申し訳ないが、実は大好きな料理である。
もうすぐランチタイムということもあり、店内はすぐに混み始めたので、そそくさとお勘定。

おぐら本店 チキン南蛮発祥の店

おぐら本店 チキン南蛮発祥の店

宮崎名物チキン南蛮 うまー

宮崎名物チキン南蛮 うまー

ところで東日本大震災で忘れられがちなのが1月に噴火し始めた新燃岳。
宮崎市街にも火山灰が降り積もり、風が吹くたびに舞い上がる。
商店街でもその撤去作業に追われる姿が見受けられた。
日本中、あっちこっちでてんやわんやである。
落ち着くのはいつのことだろう。

新燃岳噴火が遠い過去のことに思える

新燃岳噴火が遠い過去のことに思える

12:10、R10を日向方面に北上して宮崎市街を抜ける。
ここから下道で大分県の日田を目指すのだが、かなり長い道のりだ。
例の店が廃業してることを知っていれば、ルートを変えて楽できたのだが……
交通量の多いR10を避けるため、裏道を使う。
12:55 川南町の辺りから、r304~r40へと折れ、
13:00、尾鈴サンロード(日向灘沿岸北部広域農道)へと接続した。
カーブやアップダウンは多いが信号はほとんどない、以前も走ったことのある快走路だ。
がーっと北上し、13:45 日向市でR10に復帰。
14:00、延岡で給油して大瀬川を渡る。
14:20、北側でR326へと左折。14:30、大分県に入った。
14:55、豊後大野市の三重でR502へと左折し、15:20、豊後竹田でR442へ接続。
15:25、道の駅竹田で小休止して、R442=日田往還をさらにすすむ。

道の駅竹田

道の駅竹田

周りの景観は段々と高原ぽくなってきた。
北に九重連山、南に阿蘇の外輪山を眺めながら北西に進む。
段々と寒くなってきたので、荷物からフリースを引っ張り出した。
やまなみハイウェイが目と鼻の先だが、残念ながら今回はパス。

久住山かな? 寒々しい山容

久住山かな? 寒々しい山容

ここからしばらく熊本県に入る。
16:10、ファームロードわいた(小国広域農道)へと右折。
この広域農道も交通量の少ない快走路なのだ。
しばらく走ってまた大分県に戻り、ファームロード日田(日田広域農道)に接続。
走りつないで、16:50、日田市街へ出た。

ファームロードわいたより阿蘇外輪山を望む

ファームロードわいたより阿蘇外輪山を望む

ツーリング向きの快走路でした

ツーリング向きの快走路でした

17:00、みくま飯店に到着。
四日目に臨時休業だった店で、今日はそのリベンジというわけだ。
今は2代目ご夫妻とその息子さんで経営されていて、
先日対応していただいたのが息子さんだったらしい。
南九州をぐるっと回って、二日明けての再訪は平日17時の夕方。
なにやら外装をいじってるが、食事は問題ないとのことで入店する。

日田市・みくま飯店

日田市・みくま飯店

メニューはこちら

メニューはこちら

カウンターに着席して注文したのは焼きそば650円。
「ジャー!」「ゴー!」調理と換気扇の豪快な音が聞こえてきた。
やがて店名の入ったお皿に盛られて焼きそば登場。
ここも想夫恋と同じく、両面焼きそばと呼ばれる日田独特の焼きそばである。
どうしても想夫恋と比較してしまうが、麺はあちらよりクリスピーで歯応えもある。
後ほど店主に教えてもらったところによると、麺は生麺を使用。
ラーメン用のより太めで、これだと中がモチモチになるそうだ。
具の構成もほとんど同じだが、モヤシはこちらの方が太く、シャキシャキしていた。
ソースはややあっさり目の味付けだが、ラードが沢山使われてる分、バランスが取れている。
サービスの白湯スープもコクがあって美味。ラーメンも人気らしい。

みくま飯店の焼きそば (゚Д゚)ウマー

みくま飯店の焼きそば (゚Д゚)ウマー

食べ終えて、17:25、出発。日田を後にしてR386を西へと進み福岡県に入る。
18:55、筑紫野でr112を経由してR3に接続。すでに日は暮れている。
がーっと北上して福岡市街に入り、19:25、ようやく宿に到着。
今日もカプセルホテルで、しかも連泊である。
鹿児島から宮崎、日田経由で福岡まで、全て下道というのはなかなかハードだった。
と、あまりのんびりしても居られない。
今日も荷物を整理し呑みに出た。
多少迷子になりつつも、地下鉄を使って博多駅から天神へ。
21:00、入店したのは小金ちゃんという屋台である。

天神の屋台 小金ちゃん

天神の屋台 小金ちゃん

瓶ビールとおでんで落ち着こう

瓶ビールとおでんで落ち着こう

屋台なのにメニューはバラエティに富んでいる。
おでん、どて煮、ホルモン、焼きとり、焼き魚、ラーメン、丼飯まで。
行列ができることもあるらしいが、人気があるのも何となく分かる。
さて。追加注文したビールとつまみをあらかた片付けてから、注文したのが焼ラーメン680円。
この辺の屋台で供される食べ物で、ここ小金ちゃんがその元祖なのだとか。

屋台とは思えない品揃え すげー

屋台とは思えない品揃え すげー

鉄板で野菜や肉の具を炒め、とんこつスープ、ソースで味付けしたところに、
博多ラーメン用の茹で上げた極細麺を投入。
軽く混ぜてから鉄板に広げ、しばらく待ち。
アルマイトの皿に盛り付けてからどて焼きの汁をトッピングして完成。
店主が「熱かばい」と注意しながら皿を手渡してくれた。

小金ちゃんの焼ラーメン 熱々です

小金ちゃんの焼ラーメン 熱々です

味付けはソースが前面に出ているが、とんこつスープとどて煮の汁のお陰でコクがある。
麺はスープやソースの水分も吸っているためか、かなり柔らかい。
ラーメンのように「バリカタで」とか頼めるのだろうか?
「焼きそばみたいですね」
「焼きそばたい」
隣の常連と、その連れの若者との会話が、なんとはなしに面白い。
他の客のグループも、ほぼ全員、この焼ラーメンを注文していた。
食べ終わった頃にさらに客が来たのでささっと退散。
おでん4品に瓶ビール2本、焼きラーメンでお会計は2260円也。
地下鉄で宿に戻り、風呂に入った後は明後日以降のスケジュール検討である。
明晩もこのカプセルに連泊するが、それ以降のことは決めてない。
明後日、新門司からフェリーで東京に戻るのを当初は予定していたが、
特に東京に戻らねばならない切迫した用事があるわけでもない。
そこで、仮に明後日以降、日曜日まで、中国地方を食べ歩いてみた場合を試算してみた。
宿代、高速代、飲食代をノートPCのエクセルで見積もってみるとフェリー代とほぼ同額。
「ふむ、すぐに帰るより日曜までウロウロした方がよさそうだ」
この段階でツーリング延長決定!
どこをどう回ろうかと、この日は遅くまで無料のネット接続を利用して調査したのであった。

西日本焼きそばツーリング 五日目

4/17、日曜日。
6時前に起き、7:00にホテルの朝食バイキング。
なんか、白米を久々に食べた気がする。
7:30、出発。佐賀城址へ寄り道。
早朝なので歴史館には入れなかったが仕方あるまい。

佐賀城天守台

佐賀城天守台

沈み城とか呼ばれたそうで

沈み城とか呼ばれたそうで

佐賀市街を抜け、R444からR207へと接続。
諫早・長崎方面へと有明海沿いを南下する。
長崎で昼飯を食べる予定なので、時間的には割りと余裕がある。

道の駅・鹿島へ寄り道

道の駅・鹿島へ寄り道

満潮なのか干潟は見えぬ

満潮なのか干潟は見えぬ

ワンコがいたので無理やり写真に

ワンコがいたので無理やり写真に

やがて長崎県に入り、有明海を後にして、9:30、諫早でR34に接続。
そのまま下道を進んで、10時過ぎに長崎市街に到着。
目的の店の開店まで時間が余ったので平和公園の辺りを散歩してみた。
長崎は以前訪れたことがあるが、その時はトルコライスを食べただけで移動してしまった。
なかなか来れないエリアなので、まずは定番コースだけでも……

平和祈念像

平和祈念像

爆心地(グラウンド・ゼロ)

爆心地(グラウンド・ゼロ)

浦上天主堂遺壁

浦上天主堂遺壁

浦上天主堂

浦上天主堂

なんのかんのウロウロして本日の一軒目。
11:30、大浦天守堂下の中華料理店・四海樓へ入店。
創業明治32年、ちゃんぽんと皿うどんの発祥の超有名店である。
節約旅のツアラーにとっては、やや威圧感のあるビルだ。
少しひるみつつ5Fの展望レストランへエレベーターで上がる。

ちゃんぽん・皿うどんの発祥の店、四海樓

ちゃんぽん・皿うどんの発祥の店、四海樓

正規の開店時間前に客入れが始まっていたようで、既に半分ほどの席が埋まっていた。
窓際のテーブルに案内され、渡されたメニューをチラリと見てから皿うどんを注文。
「はい、皿うどんおひとつ。ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
「はい」
この時、自分が不勉強だったのだが、いわゆる「長崎皿うどん」を注文したつもりだった。
そう、揚げた細麺にとろみの付いた餡を掛けた、この店発祥の固焼きそばである。
しかし、この店ではそれは「炒麺(ちゃーめん)」という名称でメニューに記載されており、
「皿うどん」は、前日に佐賀で食べたものと同様に、ちゃんぽんの太麺を使った料理なのだ。
どちらもこの店発祥なのだが、皿うどんと注文すると予想とは別の品が出てくるかも知れない。
ややこしい。後日、福岡でも皿うどんを食べるのだが、それがまた全くの別物で実にややこしい。

四海樓の皿うどんの説明、良く読もうね

四海樓の皿うどんの説明、良く読もうね

料理が届く前に、テーブル上の案内を見てその辺の事情に気付いたのだが、時既に遅し。
ま、ちゃんぽん→皿うどん→長崎皿うどん、という時系列なので、ルーツであることに変わりは無い。
これも何かの縁と思って、くよくよせずに目の前の料理を食べようではないか。

そして皿うどん登場

そして皿うどん登場

やや扁平したちゃんぽん麺はシコシコした食感。
麺だけ別に炒めてあるらしく、ところどころ焼き目も付いてる。
具はキャベツ、モヤシ、豚肉にイカ、エビなどの魚介類。
そして豚骨と鶏がらを使った濃厚なスープ。

野菜と魚介がたっぷり

野菜と魚介がたっぷり

実際に食べた感想だが、これが無茶苦茶美味いのだ!
スープのコクと旨味が太麺に十二分に染みていて、一口食べただけで正直驚いた。
ちゃんぽんの味わいを「ぎゅっ」と濃縮し、麺に閉じ込めたような料理である。
発祥の店で美味いのは当たり前かも知れないが、太麺の皿うどんを注文して良かったとまで感じた。
さらに店員さんに薦められたように卓上のソースを掛けると、
これが一気にソース焼きそばチックになる。それもまた美味かった。
食べ終わって12:00出発。
これまで西へ西へと進んできたが、ここでようやく進路転換。
R34からR251へと接続して、東の島原半島へと進む。
13:05、雲仙市の多比良港に到着。
有明フェリーの運賃920円を払って待つことしばし。
13:30の便だが、やや遅れて出港した。

島原半島 多比良港

島原半島 多比良港

有明フェリーで約40分の船旅

有明フェリーで約40分の船旅

14:20、熊本県の長洲港に着岸。
上陸してR501~r113~R208~R3と走りつなぎ、熊本市街を目指す。

阿蘇から有明海へと注ぐ菊池川

阿蘇から有明海へと注ぐ菊池川

15:20、本日の2軒目、GENKIに到着。
この辺りではとても珍しいソース焼きそばメインの店である。
店内は昭和を意識した居酒屋風。厨房は男性二人、ホールは女性一人。
券売機で焼きそば500円の食券を購入しカウンターへ着席。
同額で大盛り=W(ダブル)にも出来るが、食べ歩きなのでさすがに断った。
スープと漬物が無料のセルフサービスとなっている。食べ盛りには色々嬉しい店である。

熊本の焼きそば店 GENKI

熊本の焼きそば店 GENKI

「ちょぼやき」や「広島やき」などもあります

「ちょぼやき」や「広島やき」などもあります

肉と野菜を鉄板で炒め、茹で上げた麺をその上に乗せる。
さらにソースで味付けし、プレートに盛り付けて青海苔と揚げ玉をトッピングして出来上がり。
並みでもそれなりに十分な量だ。大盛りを自重してよかった。

自家製熟成麺の焼きそば

自家製熟成麺の焼きそば

麺はやや太く扁平気味。
茹で麺のせいか焦げ目のパリパリ感は無いが、モチモチして独特の旨味がある。
他所で食べたことの無いタイプの麺だと思って店員さんに尋ねると、
店内に置かれた製麺器を使った自家製麺とのこと。なるほどね。
ネットの情報によると、「やきそばさぶ」という店が2009年くらいまで存在し、
その一番弟子だった方がお店と味を引き継いだらしい。
その辺りについて訊くのを忘れたのは少し悔やまれる。
15:40、食べ終わって出発。
この日は日曜日なので高速料金は千円均一だ。
九州自動車道を利用して、次の目的地・鹿児島まで約175kmの道のりをひたすら南下。
八代からえびのの辺りの山間部に掛けて雨に少し降られたり。

九州道・山江SA 微妙な加減の嫌な雨

九州道・山江SA 微妙な加減の嫌な雨

えびのJCTを鹿児島方面に進んで県境を越え、18時に鹿児島北ICを降りた。
この日の宿は鹿児島市街のカプセルホテルである。
18:20にチェックインする頃には、すっかり陽は落ちてしまっていた。
と、宿に着いてのんびりしていられない。
荷物を整理してすぐに外出。徒歩で天文館(という繁華街)へ。
19:20、本日の食べ歩き三軒目・山形屋ファミリーレストラン(←固有名詞)に到着。
鹿児島の老舗デパート、山形屋1号館の最上階・7Fにあるレストランである。
お洒落で上品な百貨店なので、ツーリング姿で入るのが心苦しいが仕方無い。

鹿児島市 山形屋ファミリーレストラン

鹿児島市 山形屋ファミリーレストラン

さて、ここの人気メニューは焼きそば。と言っても松阪の不二屋と同様、固焼きそばである。
入り口の食品サンプルでも昭和33年誕生という煽りが付けられ、一押しのようだ。
「鹿児島市民なら誰でも知ってる」「1日1,000食出る日もある」そんな噂もあるらしい。
食券制のため、入り口で焼きそば682円と生ビール、デザートのしろくまの食券を購入。
ご存知の方も多いだろうが、しろくまは鹿児島名物の氷菓で、練乳を掛けたカキ氷にフルーツなどが盛られたものだ。
ここ天文館にあるむじゃきという店が発祥なのだが、今回は時間が無いので、この店で一緒に注文することにした。
奥の方のテーブルに着席し、ビールをグビグビやりながら、しばらく待ち。
やがて大きな皿に盛られて、件の焼きそばが登場した。

焼きそば どーん

焼きそば どーん

ここは固焼きそばなのです

ここは固焼きそばなのです

皿の直径は36cmくらいだろうか。
こういう小奇麗なお店で682円という価格設定なのに、ボリューム感が半端ない。
やや太目の中華麺を揚げ、そこに野菜や肉、イカなどを炒めて和えたあんが、たっぷり掛けられている。
ポリポリした揚げ麺があんかけの旨味を吸い込み、噛みしめるとジワリと味わいが染み出てくる。
一般的な長崎皿うどんより断然太い麺が、この食味の秘訣なのだろうか。これは癖になる味だ。
テーブル上の三杯酢を掛けるとさっぱりした口当たりになって、別な味わいがある。
それにしても……ビールと焼きそばでほぼ満腹になってしまったのだが……

しろくま どーん

しろくま どーん

写真だとサイズが分かりにくいだろうが、デザートのしろくまは丼飯くらいの量があった。
おまけに閉店時間の20時が近づき、館内には「蛍の光」が流れ始めていた。
腹を括って食べ始め、フルーツをあらかた片付けてからアイス本体を攻略する。
「まもなく閉館」のアナウンスが聞こえる頃にほぼ完食。しかし苦しい。非常に苦しい。
「せっかく鹿児島まで来たのだから食べておこう」なんてスケベ心が災いの元か。
ところで山形屋ファミリーレストランの表のメニューには、
『柔らかい麺を使った「皿うどん」もあります』との文言があった。
恐らくちゃんぽん用の麺を使った料理なのだろうが、うーん、やっぱりややこしい。
いずれにせよ、ここまでに少なくとも3軒で太い柔麺の皿うどんと出遭ったわけだ。(佐賀・長崎・鹿児島)
皿うどんは細い揚げ麺が一般的だと思い込んでいたが、
そもそもその思い込み自体が偏見だった、くらいに考えた方が良さそうだ。
食べ終わって宿に戻り、ひと風呂浴びて一段落。
苦しいお腹を抱えつつ、この日も休憩室で漫画を読み漁った。

西日本焼きそばツーリング 四日目

4/16、土曜日。早起きして6時に宿を出発。
R56からR378へと接続して、佐多岬半島を西へ。
7:30、三崎港のフェリーターミナルに到着。
九州行きの便が出たばかりなので次の便まで一時間ほどある。
カレーパンを食べたり、待合室で仮眠したりしてのんびり待機。

国道四国フェリー 三崎港ターミナル

国道四国フェリー 三崎港ターミナル

フェリー到着 さらば四国

フェリー到着 さらば四国

今回は短距離フェリーの多い旅

今回は短距離フェリーの多い旅

そんなこんなで九州に

そんなこんなで九州に

8:30に三崎港を出た船は、9:40、大分県の佐賀関港に着岸。
上陸後、大分市街で給油してから大分自動車道に乗り、西へと走る。
由布岳の前後がクソ寒かった。
さて、九州のご当地焼きそばと言えば何を置いても日田焼きそば。
11:20に日田ICを降りて日田市街へ。
ここで2軒食べ歩く予定だったのだが、一軒目のお店が臨時休業だった。
丁度お店の方がそのお知らせを貼ってたところである。
どうやら他所でイベントがあるらしい。うーん、仕方無い。
九州滞在中に再訪できるようスケジュールを調節するか……
というわけで気を取り直して別の店へ。
11:30、やってきたのは想夫恋(そうふれん)・新本店
日田焼きそばの元祖の店である。
(ちなみに『日田焼きそば』はこの店の登録商標)

日田焼きそば 想夫恋新本店

日田焼きそば 想夫恋新本店

開店直後だが、土曜日だけあって先客もちらほら。
厨房の良く見えるカウンターに腰掛けて、大盛1050円+生卵53円を注文。
想夫恋焼きや両面焼きとも呼ばれる独特の調理法で焼かれたそばが、鉄板に乗せられて登場。
具はモヤシ、青ネギ、細く切った豚肉。
麺はやや太めでソースはちょい辛口。食べあきない味付けである。
箸でざっと混ぜると、生卵はすぐに固まった。
熱々の鉄板でカリカリに焼かれた麺が香ばしくて実に美味しい。

両面焼きそば 熱々で美味!

両面焼きそば 熱々で美味!

食べ終わってルートとスケジュールを諸々検討。
あの店を先に行って、あー行ってこう行けば……と予定の組み直し。
12:40、出発。下道で西へと進む。
土曜日の午後、交通量が多いので無理せずにのんびりと。
福岡県に入り久留米をスルーして佐賀県へ。

道の駅くるめで小休止

道の駅くるめで小休止

筑紫二郎 筑後川と共に下る

筑紫二郎 筑後川と共に下る

14:40、本日の二軒目、佐賀市街にある大正11年創業の老舗、春駒食堂に到着。
着席して早速、地元民に人気という皿うどん770円を注文。
遅い時間にも関わらず先客も何人か。
その半分以上が皿うどんを食べている。

佐賀市街の老舗 春駒食堂

佐賀市街の老舗 春駒食堂

こちらがメニュー ちゃんぽんも美味そう

こちらがメニュー ちゃんぽんも美味そう

やがて大きな皿にどさっと盛られた皿うどんが登場。
ちゃんぽんの麺・スープ・具を使った太麺の皿うどんである。
揚げ麺を使った皿うどんと違って、あんにとろみは付いていない。
スープは少量だが、炒めた野菜の旨味がたっぷり染みだしてる。
ところどころ焦げ目の付いた麺はつるつるしこしこ。
モヤシや卵焼きを絡めながらするすると胃袋に収まって行く。
うーん、これは美味い。

春駒食堂の皿うどん 美味い!

春駒食堂の皿うどん 美味い!

食べ終わって15:10、次の店を目指して出発。
この日は佐賀市内のカプセルホテルに泊まるつもりなのだが、
スケジュール変更に伴い、翌日行く予定だった店へ行くことにした。
R203で唐津方面に進み、一時間ほどで本日の三軒目に到着。
唐津市の岩屋という集落にある山口お好み屋も創業五十二年の老舗である。
「何でこんな場所に?」という立地条件もさることながら、
お好み焼きの小が130円からというその価格設定にも驚く。

山口お好み屋 周りにはなんもない

山口お好み屋 周りにはなんもない

店内のメニュー 安すぎる!

店内のメニュー 安すぎる!

中央の鉄板に着席して、そば玉=玉子入りの焼きそば320円を注文。
まず野菜を広げ、天カスなどの具材を入れて炒め、後からそば投入。
塩コショウとソースで味付けし、最後に玉子を割りいれ、ざっと混ぜて出来上がり。

そば玉! 320円!!

そば玉! 320円!!

やや太めの麺にキャベツ・モヤシ。
天カスと一緒に入れてたのは、さつま揚げとカマボコのみじん切りだった。
焼きそばに使われているのをあまり見たことのない具だ。
カリカリに焼けた麺と、香ばしく焦げたソースを玉子が柔らかくまとめてる。
思ったよりボリュームもあって、しかも美味い。
脅威のコストパフォーマンスだ。
16:30、店を出て佐賀市街へ戻る。
17:30、その日の宿のカプセルホテルへチェックイン。

サガシティホテルマン

サガシティホテルマン

泊まったホテルのマスコットキャラらしい

さすがに今日はお腹一杯。もう食べられない。
胃の容量に余裕があれば一人呑みに出かけたいところだが諦めよう。
ひと風呂浴びた後は、休憩室で備え付けの漫画を読んでおとなしく過ごした。

西日本焼きそばツーリング 三日目

4/15、金曜日。
7:30にカプセルホテルをチェックアウト。
市街地を抜けて和歌山港へ。
南海フェリーの受付がどこにあるか一瞬迷ってあせったりしながらも、
無事8:30発の便に乗ることができた。
フェリーの中では座敷席でゴロゴロ過ごした。

南海フェリーで和歌山から徳島へ

南海フェリーで和歌山から徳島へ

萌えキャラが名前募集してた

萌えキャラが名前募集してた

10:35、徳島港に到着して四国に上陸。
吉野川の河口などを見物して、11時まで少し時間つぶし。

四国に上陸!

四国に上陸!

吉野川河口 広いね

吉野川河口 広いね

11時過ぎ、本日の一軒目、突貫亭に入店。
西日本では珍しい焼きそば専門店という業態である。
約25年も前に2-BOAT(通称タグボート)という喫茶店があり、
そのお店の人気メニューだった焼きそばを復活させたというのがこの突貫亭らしい。
詳しくは公式サイト参照

徳島市 焼きそば専門店突貫亭

徳島市 焼きそば専門店突貫亭

客席はカウンターのみだが清潔感の溢れる店だ。
メニューは基本的に突貫亭焼そばと熟成キムチ焼そばの二種類のみ。
麺の太さや味付け、サイズを決めてオーダーする。
自分は突貫亭焼そばの細麺、昔ながらのソース、普通サイズ500円を注文。
そしてトッピングに「通のための落とし卵」50円を追加注文した。
やがて熱せられたスキレットに盛りつけられた焼きそばが登場。
火傷するほどの熱さではないが、かき混ぜると卵が程よい半熟になる。
ソースはさっぱりしているが黒胡椒がかなり効かせてある。

突貫亭焼きそば+卵 550円也

突貫亭焼きそば+卵 550円也

黒胡椒と魚粉が味のアクセントか

黒胡椒と魚粉が味のアクセントか

「うーん、普通サイズじゃ物足りなかったなぁ……」なんて思って、
メニューをよく見ると焼きそば専門店のはずなのにライスや味噌汁があった。
やはり関西的な「焼きそばはおかず」文化圏なのだろうか。
とか言いつつ、さすがにライス追加は止めといた。
お店を出たら、さて松山まで四国横断の旅である。
吉野川に沿って伊予海道=R192を西へ西へ。
交通量が増えてきたら対岸へ渡って県道12号を進む。

四国三郎吉野川

四国三郎吉野川

オッドアイの猫を見かけた

オッドアイの猫を見かけた

走っていたら、やはり小腹がすいたきた。
やはり四国ではうどんを食べておきたい。焼きうどんではない奴。
13:15、通りがかりにあった仕出しセンター三野に寄り道。
かけうどん(小)+ちくわ天を食す。あっさりしたいりこ出汁で美味。
焼きそば・焼きうどん以外の麺類は久しぶりな気がする。

仕出しセンター三野

仕出しセンター三野

浮気してうどんを食べてしまった

浮気してうどんを食べてしまった

さらに西へ進むとパラパラと雨が降り始めた。
この先、峠越えもあることだし……と道端に停車して雨具を装着。
しかし、走り出したらすぐに止んでしまった。
この先、松山に着くまで雨具を着たままだったが、雨は一切降らなかった。
まぁこんなものだ……
池田から境目トンネルを越えて愛媛県に入る。
伊予三島でR11に接続し、新居浜を経て、小松街道で松山へ。
16:30、この日の宿にチェックイン。
松山駅前のビジネスホテルで素泊まり3,000円也。
荷物を整理し、手回り品だけ携えて路面電車で道後温泉に向かう。
道後温泉を訪れるのはこれで3回目なのだが、また湯船の場所を間違えてしまった。
入浴して外に出ると、既に日は暮れていた。

松山には路面電車が良く似合う

松山には路面電車が良く似合う

道後温泉本館 相変わらず渋い建物だ

道後温泉本館 相変わらず渋い建物だ

また路面電車に乗り、その足で繁華街・大街道へ向かう。
携帯のナビアプリを頼りに探して、本日の焼きそば2軒目に到着。
お店の名前は「かめそば・じゅん」。
かつて松山にあった「かめ」という店で人気だった焼きそば、通称「かめそば」。
客だった店主がオーナーの家に通ってそのレシピを教えてもらい、復活させたという。
何やら午前中に行った徳島の突貫亭にも似たエピソードである。

松山市 かめそば・じゅん

松山市 かめそば・じゅん

かめそばについての注記もありーの

かめそばについての注記もありーの

おでん2品とビール、かめそば(ハーフ)のセットが1000円とのことなのでそれを注文。
おでんは豆腐と大根。やはり味が滲みてて美味い!
そしてかめそば。これがすこぶる変わっている。
富士宮のように歯応えのある麺は一度揚げているのだろうか。
味付けはソースではなく、醤油や味醂を使ってるような香ばしさ。
そしてトッピングは花鰹にちりめんじゃこ。うーん、美味しい……
かめそばのみ持ち帰りの客も入れ代わり立ち代わりやってくる。人気あるなぁ。

おでんとビールは鉄板ですな

おでんとビールは鉄板ですな

かめそば 独特の不思議な焼きそば

かめそば 独特の不思議な焼きそば

あまりに美味しいので、最後にもう一杯フルサイズを注文することを店主に約して、さらに飲む。
カウンターの隣席にいた常連さんとも盛り上がり、瓶ビールを一本奢っていただいた。
つゆ入りのかめそばというのもあり、この店で考案して、その常連さんが初めて味見したとのこと。
今度はそれも食べてみたいなぁ。

そして約束通り〆にまた「かめそば」 旨い!

そして約束通り〆にまた「かめそば」 旨い!

翌朝が早いのでと21時にお店を退出。
ほろ酔いで路面電車に揺られるってのも、実に気持ちが良いものだ。

西日本焼きそばツーリング 二日目

4/14、木曜日。午前8時過ぎに宿を出発。
朝食は松坂牛の入ったコロッケ一つで済ませる。

丸中本店の上コロッケ105円也

丸中本店の上コロッケ105円也

和歌山街道=R166を西へ西へ。櫛田川水系を遡る。
以後、数日間を掛けて中央構造線沿いに西へ向かうのだが、それは予定通り。
高見トンネルを抜けて奈良県に入ると、伊勢街道へと名前が変わる。
ここからは吉野川水系の流域だ。
丁度、桜の季節なので吉野山へ寄り道。
桜は綺麗だったが交通規制と渋滞で辟易してしまった。

中千本が丁度見頃でした

中千本が丁度見頃でした

何となく春になりぬと聞く日より……

何となく春になりぬと聞く日より……

吉野山を降りてさらに西に進み、R24=大和街道へ合流。
和歌山に入り、吉野川は紀ノ川と呼称を改める。
さて、本日の一軒目は紀ノ川市、名手の国道沿いにある御食事処ふみ
予定より遅れて、丁度正午に到着した。
やはり長距離運ちゃんやツアラー御用達のお店。
トイレが御坊ちゃん式だったりするが、ボリュームは満点。
壁には「定食のごはん・味噌汁おかわり自由」との張り紙まである。

和歌山県紀ノ川市 御食事処ふみ

和歌山県紀ノ川市 御食事処ふみ

昔ながらの食堂ですなあ

昔ながらの食堂ですなあ

注文したのは人気の焼きそば。熱々の鉄板に乗せられたブツが登場。
キャベツがやたら多く、やや甘目のソースで濃いめに味付けされている。
食べ歩きなので定食にはしなかったが、なぜか御飯が欲しくなる味だ。

焼きそば700円 激熱っ!

焼きそば700円 激熱っ!

他のメニューはこんな感じ

他のメニューはこんな感じ

食べ終わって次の目的地へ向かう。
R424で海南へと向かい、海南ICから阪和自動車道~湯浅御坊道路へ乗る。
御坊ICで降りて、本日の二軒目、元祖せち焼き・やましたに13:50到着。
やましたは御坊市にあるお好み焼き屋さんなのだが、
「せち焼き」という一風変わった焼きそばの元祖のお店なのだ。

御坊市 元祖せち焼き・やました

御坊市 元祖せち焼き・やました

マスコミの取材も多数

マスコミの取材も多数

これがメニュー

これがメニュー

何故か裏面は英語

何故か裏面は英語

入店して早速イカせち650円を注文。
せちやきはセルフサービスではなく、必ずおばちゃんが鉄板で焼いてくれるらしい。
具と麺を炒めて味付けしてから、弱火にして卵を二つ加えて混ぜ混ぜ。
この状態で3分ほど置いてからひっくり返すと、見た目がお好み焼きのような状態になる。
あとはソース、マヨ、青のりをトッピングして出来上がり。

まずは具から焼きはじめ

まずは具から焼きはじめ

この状態でしばらく置く

この状態でしばらく置く

返してトッピングした姿はまるでお好み焼き

返してトッピングした姿はまるでお好み焼き

熱々・ふわふわでめちゃうまー

熱々・ふわふわでめちゃうまー

麺は太めで柔らかく、フワフワした状態の卵に包まれている。
確かに焼きそばなのだが、卵が前面に出てる料理で、オムそばともまったく違う。
他で食べたことのない味だ。イカも良いアクセントになってる。
他のお客さんが御飯と味噌汁も注文していたが、それも合いそうだ。
やはり関西は焼きそばやお好み焼きをオカズに御飯を食べる文化なのだなぁ。
食べ終わった後、和歌山市内のカプセルホテルを今夜の宿として予約。
煙樹ヶ浜や日ノ岬などにのんびり寄り道してから自動車専用道で和歌山へ向かう。

煙樹ヶ浜(えんじゅがはま) 砂で無く砂利浜でした

煙樹ヶ浜(えんじゅがはま) 砂で無く砂利浜でした

紀伊半島最西端 日ノ岬

紀伊半島最西端 日ノ岬

和歌山に到着したのが16:30。
まだ明るいので和歌山城へも寄り道してみた。
露店や花見客も居て、平日の割になかなか賑やかである。

紀州徳川家の居城、和歌山城の天守閣

紀州徳川家の居城、和歌山城の天守閣

富士宮焼きそば売ってたけど買わないよ

富士宮焼きそば売ってたけど買わないよ

17:00過ぎ、カプセルホテルにチェックイン。宿泊代は2600円也。
一人呑みに出かけたいのだが、さすがにまだ腹が減らない。
お腹が空くのを待ってる間にネットで飲み屋探し。
和歌山駅前に良さげな店を見つけた。
徒歩で和歌山駅まで移動。カプセルホテルから意外に距離があった。
20時少し前に多田屋に入店。
元々酒屋で、立ち飲みの角打ちからメニューが増え、座敷まである居酒屋になった店らしい。
瓶ビールとおでんをちびちびやりながら、店の姐さん方と常連とのやり取りを楽しむ。

お店の外観はブレブレの写真しか撮れなかった

お店の外観はブレブレの写真しか撮れなかった

大根と……ごぼ天だったかな? ビール美味し

大根と……ごぼ天だったかな? ビール美味し

U字型のカウンター。賑やかな姐さんたち。それを目当てに通う常連さん。
おまけに開店は朝の9時から。まるで池袋のふくろか赤羽のまるます家だ。
常連の下品なボケに厳しく突っ込みつつも、何のかんの体の心配をしてたりする姐さんたち。ツンデレか!

店内はこんな感じ

店内はこんな感じ

壁には所狭しとメニューが貼られてます

壁には所狭しとメニューが貼られてます

二杯目は地酒の豊富純米。それとおでんの豆腐と牛筋。
この豆腐がこの店の名物らしく、頼んでいるお客さんが多かった。
味がよく滲みていて、ボリュームもある。
さらにもう一杯、酎ハイを頼んで、最後の締めに焼きそばを注文した。

おでんの豆腐が美味しー

おでんの豆腐が美味しー

野菜たっぷりの焼きそばは580円也

野菜たっぷりの焼きそばは580円也

ぱっと見たところ、調理場も全て女性で賄っているようだ。
呑兵衛たちの野菜不足を心配した姐さん方の愛情だろうか、焼きそばは野菜たっぷり。
そういえばふくろにも焼きそばがあったなぁ、なんて思い出しつつお勘定。
「お愛想お願いします」
「はい、えーっとお兄さんは2400円」
「(安……)」
「おおきに。こっちに来ることがあったら、また寄ってやあ」
帰りは路線バスに揺られてホテルへ戻りましたとさ。

西日本焼きそば食べ歩きツーリング

というわけで、なぜか三重県は松阪市におります。
最近、富に高じている焼きそば熱に魘されて、半ば衝動的に旅立ってしまいました。
目的地は前々からリサーチ済みでしたので、半ば計画的でもあります。
そういえば震災当日も焼きそばを食べ歩いてましたね……
今朝、東京を出まして、本日は松阪の安宿に投宿。
この後は中央構造線伝いに紀伊半島、四国と横断し、九州へ至る予定です。
西日本と言っても、京阪神・中国地方は、とりあえず今回は外して考えておりますが、
九州を回り終えた後でそのまま行っちゃう手もあったりするかも知れません。
ま、先のことは正直不透明でございます。
また目的のお店のほとんどが都市部にあるため、敢えて今回はノーキャンプ、ノー林道。
焼きそばとそれに類する品々の食べ歩き以外はあまり欲張らずに、ざっくりと回ってこようかなと。
リアルタイムの状況はツイッターで呟いたりしてますので、よければそちらもチェックしてみてくださいませませ。

西日本焼きそばツーリング 一日目

何となく成り行きで突発的に出発した西日本焼きそばツーリング。
店は事前にピックアップしてあり、ルート計画もざっくり立てていたものの、
宿などはその日その日に決めるつもりである。帰りもいつにするか特に決めてない。
予定は未定というか未定が予定というか、独立したから決行できる結構なご身分である。
※日数が多いので比較的淡白な文章で進めます!
さて一日目。4/13、水曜日。
午前6時寸前に東名高速・東京ICを抜け、一路西へ。
三重県を目指して順調に……と思ったら、なんと三方が原PAで想定外のガス欠。
次の浜名湖SAまで持つと思ったのだが甘かった。
久々のツーリングで勘が色々と鈍ってるようだ。
3L・1万円の高いガソリンをJAFに入れてもらう羽目になってしまった。
ETCの早朝夜間割引を狙って早起きしたのに、とほほである。
豊田JCTから伊勢湾岸道路を経由して、東名阪自動車道・亀山ICを降りる。
今回のツーリング最初の店は、長距離トラックの運ちゃんやマスツーリングのライダーたちも御用達、三重県亀山市の亀八食堂
ホルモンの甘辛味噌だれ焼にうどんを投入した、味噌焼きうどんで人気の店である。
(焼きそばツーリングと称してるが焼きうどんなども食べる旅)

亀八食堂 旧国道沿い

亀八食堂 旧国道沿い

メニューはこんな感じ 好みで組み合わせて注文

メニューはこんな感じ 好みで組み合わせて注文

システムがややこしいのだが豚肉550円、ホルモンA550円、うどん玉100円、ライス小150円を注文。
愛想の欠片も無い店員さんが、無言で肉と野菜を鉄板にガサっと広げて、無言で立ち去る。

さて、どうしたものか

さて、どうしたものか

このままだと焦げるので自分で懸命に混ぜて炒める。予習しておいてよかった。
お冷もセルフサービスで、ワンカップの空き瓶に水でもお茶でも好きに汲める。
こんな感じで接客には難があるが、味とボリュームは素晴らしい。
肉と野菜に火が通ったところで、袋に入ったままのうどんの玉を投入する。

うどん玉を投入!

うどん玉を投入!

味噌焼うどん、うまー

味噌焼うどん、うまー

濃いめの味噌味が御飯によく合う。ランチタイムになると客が次々と入ってきた。
満腹状態でお店を退出。
その後、鈴鹿の関の東側に当たる、関宿の街並みを散策したりして暇つぶし。
楽天トラベルで、今夜の宿を予約したりする。

関宿の街並み

関宿の街並み

桜もきれいに咲いておりました

桜もきれいに咲いておりました

時間をつぶしてから宿にチェックイン。
この日の宿は松阪の一泊3000円のビジネス旅館。和室で夜までくつろいだ。

こんな感じのお部屋

こんな感じのお部屋

日も傾いたころに市街地中心部へ徒歩で向かう。
本日、二軒目の店は松阪にある不二屋、創業80年の老舗である。
中華そばとやきそば(「焼きそば」ではない)で有名なお店らしい。

松阪市・不二屋

松阪市・不二屋

本当は別の店で一杯呑んで、締めに食べようと考えていたのだが、閉店時間が19時なのでそれは諦めた。
せめてやきそばをつまみにビールを……とのもくろみも、メニューに酒が無くて断念。
仕方なくやきそば700円のみを注文。

やきそば 麺も餡も特徴的だ

やきそば 麺も餡も特徴的だ

揚げ麺にとろみのある餡が掛かった、いわゆる固焼きそばなのだが、麺も餡も特徴的だ。
麺は太めで、塊としての厚みがある。餡も粘度が高く、掛かっているというより乗っているという有様。
量も多い。お皿の直径は30cm以上ある。
パリパリと麺を割り箸でつつき、崩れたところを餡を絡めて団子状にまとめて食べてみる。
サクサク感だけでなく、餡の水分を吸って多少やわらかくなった部分もある。食感が楽しい。
閉店間際だったが、テーブルはほぼ埋まり、持ち帰りの客も多数来店していた。
噂通り、ここも地元に愛されている店のようだ。
宿に帰る途中、缶ビールを一本買って、この日のアルコールはおしまいとした。

松阪駅近くに見つけた怪しい横丁はまた今度……

松阪駅近くに見つけた怪しい横丁はまた今度……

「うちくる?」β版リリース

昨秋に会社を起業しましたが、社名は「アイゼン」と言います。自宅で一人で仕事をしておりますが、さぼりがちなためいまだホームページは完成しておりません(汗) 早く作らなきゃなぁと思ってるのですが、その前に次のようなサービスを立ち上げました。
被災した住宅困窮者と全国の住宅提供者との無料マッチングサービス「うちくる?」
http://uchiku.ru/
今回の大震災ではあまりにも数多くの人が住む場所を失いました。3/15午後5時に発表された避難者の数は四十四万人。その中には疎開するにもあてが無い人がどれだけいるか現時点では把握も困難です。
一方でそのような被災者に部屋を間貸ししたり空き家を提供してもよいという方も全国には少なからずおられることと思います。全くの赤の他人でリスクも大きいと思いますが、それでも受け入れようという(良い意味で)奇特な方々の思いを、具体的な形にできないかと考えて「うちくる?」を開発いたしました。
仮設住宅や避難先の斡旋などは本来政府や自治体の仕事であることは大前提です。しかしあれだけの数は民間の自主的な協力がないと、とても対応しきれるものではありません。早期復興のためにも一旦彼らを疎開させて、現地の負担をできるだけ減らすことが肝要ではないかと思いました。
大まかなアイデアを思い付いたのは日曜の昼でして、サイトはこの3日間突貫工事で作りました。被災地の利用者の利便性を考慮して携帯サイトとして構築しました。まだガイドラインやQ&Aなどのコンテンツは未完成ですが、「おうち」の登録や検索は一応動作検証済みです。よかったら周りの方にも紹介してみてください。客観的なアドバイスなどいただけると助かります。
中越の地震ではバイクでボランティアに二日間だけ参加しましたが、今回の震災では人間の無力さというものを突き付けられた気がします。それでも悲観的にならず、各自が自分にできることを淡々とやることが一番の復興への近道だと思います。
実は今年、暖かくなったら三陸方面へツーリングにいくつもりでおりましたが、さすがに難しそうです。しかしきっと2年後、3年後にはまた東北路を気持ちよく走ることができると信じて、やれることを淡々とやって行きますです。
仕事だけじゃなくブログもさぼりがちですけど……とりあえず「うちくる?」をよろしくお願いします!
被災した住宅困窮者と全国の住宅提供者との無料マッチングサービス「うちくる?」
http://uchiku.ru/

大震災

何か月ぶりかの記事投稿が大災害に関する内容になってしまい心苦しいものがあります。
最初の地震が来た日、平日でしたが私は栃木・群馬にまたがる両毛地域に、焼きそばの食べ歩きにでかけておりました。午前中から四軒ほど回ったあと、宇都宮方面へと三ケタ国道を走ってる最中にあの揺れが来ました。走行中にハンドルがぐらぐらきたので「やばい、パンクしたか?」と思って減速して地震と気付きました。周りの車も停車してやり過ごしてましたが、揺れ方が尋常じゃない。まず携帯を使ってTwitterで情報確認。「東北で震度7、都内も5強」と聞きすぐ東京に引き返すことを決めました。
まず、だめもとで東北道に乗りましたが佐野ICまでで通行止め。その手前のSAの食堂で、あの津波のTV中継を見ました。あれには言葉もありません。下道に降りてからも信号はほとんど停電しており、車は大渋滞。ただ下り方面よりも上りの方が空いており、なおかつほとんど空荷のバイクなのでいくらかましではありました。都心が近付くにつれ、街道沿いの歩道は徒歩で帰宅する人々で埋まっていきました。夕方にようやく自宅に帰りつくことができました。自宅は幸いにも被害はありませんでした。本棚が3つあるのですが一冊も落ちていませんでした。これは本棚の向きがたまたま揺れても落ちない方向だったのだと考えております。
現在、東京では、計画停電の影響で交通網が混乱したり、様々な物資が徐々に不足してきてます。ただ、わたし個人は普段から水と米さえあればどうにでも生きていけるタイプですので割と落ち着いております。アウトドアが趣味の人間は防災時にも使えるグッズを色々と持ってるので、通常の人よりは余裕があるかと思います。こういう時こそ、なるべく早く日常を取り戻すようにしたいものですね。それがひいては被災者のためになるのではないかと思います。
みんなで協力し合って、この難局を乗り切りましょう。

2010年・秋の林道オフ会、会場決定!

えー、2010年・秋の林道オフ会、幹事のSaltyDogです。
長らくお待たせしましたが、ようやく会場が決まりました!
千葉県南房総市富浦町多田良にある北浜キャンプ場です!
静岡方面をと考えて下見もしたのですが、諸事情と個人的な好みにより千葉県の海辺での開催となりました。
静岡方面で計画を立てておられた方がいらっしゃったら申し訳ありません。
ただ、まぁ、なかなか千葉県の林道を走る機会が無い方もおられるでしょうし、
山中ではない浜辺のキャンプもたまにはよろしいのではないでしょうか。
というわけで2010年・秋の林道オフ会の詳細です。
■日時
12/4(土)~12/5(日) 
※荒天が予想される場合は翌週の12/11・12に順延。
■会場
千葉県南房総市富浦町多田良 北浜海岸キャンプ場

大きな地図で見る
※GoogleMapsで示されている「北浜海岸キャンプ場」の地点は、実際の場所と少しずれてますのでご注意ください。
 砂浜へ降りられるスロープを探せばたどり着けます。
※夏季の開設期間は有料ですが、期間外は無料で利用できるキャンプ場です。車の乗り入れもOK。
※期間外なので炊事場などの水道は利用できません。ただしトイレの洗面所は飲用可能な水がでます。
 なお、トイレは和式の「おぼっちゃん」タイプです。
※焚火可です。浜辺に大きな流木などはありますが、焚き付けに丁度良さげの薪はありません。
 車での参加者の皆様、途中で入手してきていただけると助かります。
※普段のオフ会と同じく、ゴミは全て各自持ち帰りでお願いします。
※下見の際の写真は↓こちら。

キャンプ場全体図 右手の建物がトイレです

キャンプ場全体図 右手の建物がトイレです

砂地+草で、ペグもしっかり固定されました

砂浜ですが草が生えてるのでペグもしっかり固定されました

■備考
・林道については『林道浪漫』などでご確認ください。(←手抜き)
・最寄のスーパーはこちらの「おどや富浦店」です。規模はやや小さめでお酒の種類も少なめです。
青果・鮮魚などは道の駅の産直売場が充実してます。
道の駅の向かい側にはとみうらの里わくわく広場富浦店というスーパーもありました。
・最寄の入浴施設は公営の「とみうら元気倶楽部」です。ただし温泉ではなさそうです。受付時間は16:00までなので注意してください。
・東京・神奈川方面から来られる方でETCを搭載されている方は、現在アクアラインが特別割引価格で利用できます。
・金谷と久里浜を結ぶ東京湾フェリーもよかったらどうぞご利用ください。
その他、ご質問などありましたらこちらの記事にコメントしていただくか、
あるいは私のメールアドレス「info@s-dog.net」 までお知らせください。
(メール送信の際、@は半角に直してくださいませ)
そんな感じでよろしくお願いいたします。

2010年・秋の林道オフ会について

えー、2010年・秋の林道オフ会、幹事のSaltyDogです。
個人的にバタバタしてたり、健さんの入院もあったりして晩秋というか初冬になってしまいますけど、
12月第一週の土日・12/4・5に開催したいと思います。
(荒天が予想される場合は翌週の12/11・12に順延します)
会場は11月の早い段階に決定しますが、静岡の東部から中部のエリアを想定してます。
参加される予定の方は、こちらの記事にコメントしていただくか、
あるいは私のメールアドレス「info@s-dog.net」 までお知らせください。
(メール送信の際、@は半角に直してくださいませ)
師走でお忙しいかも知れませんが、林道好きの各位に於かれましては
日程の調整の方をよろしくおねがいいたします!

会社やめて会社はじめます

えー、今日で40歳になりました。
不惑と呼ばれる年ですが、まぁ本人にそんな実感は余りないです。
死出の旅への一里塚、って感じでしょうか。
さて。
実はこの9月末で10年勤めた会社を辞めました。
んで「自分で会社でも作ってみるべえ」と思って諸々準備し、今朝登記申請をしてきました。
申請書類に不備がなければ2週間弱で登記完了となります。
まぁ、完了したらまた諸々手続きが必要になりますし、本当に大変なのはこれからなんでしょうけどね。
まずは登記申請が済んでホッとしております。
とりあえず社員は私一人です。
WEBシステム開発やホームページ作成なんかを請け負おうと思いますが、将来的には何かしらの自前のサービスとかやりたいですね。
現在ホームページをやっつけで作成中ですが、それが完成したら社名なども含め、こちらでご案内しようと思います。
というわけで。
これで平日にもツーリングやら釣りやらに行ける(かもしれない)ぞー! わーい♪

BAR HONESTY@野方

BAR HONESTY」はひと月ほど前に自宅のすぐ近所で見つけたバーです。
今年の6月末に開店したとのことで、ほぼ毎日前を通っているはずなのですがそれまで気付きませんでした。
営業してる時間帯は大体酔っ払ってて注意力散漫になってるから見逃してたんだろうなぁ……。

BAR HONESTY@野方

BAR HONESTY@野方

店内はとても落ち着いた雰囲気本格的なショットバーで、野方近辺には珍しいタイプです。
全国のバーを渡り歩いたという渋いバーテンダーさんが一人で接客してくださいます。
(マスターは以前XRに乗ってたバイク乗りなので、その辺の話が通じる点も個人的にプラス評価ですw)
お酒のお値段も良心的で深夜3時まで営業してるというのも嬉しいですね。
最近は余所で呑んで帰宅する途中につい寄ってしまうことも多いです。

シンプルな店内 落ち着きます

シンプルな店内 落ち着きます

メニューはこんな感じ お手頃価格

メニューはこんな感じ お手頃価格

野方近辺だとどうしても焼きとん屋や居酒屋を中心に飲み歩いてしまいますけど、
のんびり静かにシングルモルトやマティーニなんかを嗜むのも良いものですね。
まだ開店して3ヶ月くらいでしょうけど、地元に根付いて末永く頑張っていただきたく願っております。

つるかめ食堂@新宿

新宿西口の思い出横丁につるかめ食堂というお店があります。
定食の定番メニューに混じって一風変わった品々がありまして、
最近、土日の昼にフラリと独りで軽く呑みに行ったりしておりました。

赤星&ソイのあたま(ソイヘッド)

赤星&ソイのあたま(ソイヘッド)

キンミヤサワー&「バカでアホでフラメンキン」

キンミヤサワー&「バカでアホでフラメンキン」

で、今日通りがかったところ、店は工事中でもぬけのから。
カウンターもキッチンも取っ払われて、作業着の兄さん方が廃材を運び出しておりました。
「ありゃ? まさか閉店!?」かと心配してしまいましたが、
岐阜屋で一杯やって帰宅してから調べたところ改装工事で2ヶ月ほど休業とのこと。
しばらく我慢しなきゃなりませんが、閉店では無いと聞いてまずは一安心。
長い歴史のあるお店なので、今後も末永く繁盛していただきたいものです。

やきとん弐ノ十@都立家政

“大衆居酒屋”業界というのがあるのか無いのか分かりませんが、
仮にあるとすれば秋元屋@野方は既に大御所的な立ち居地なのでしょう。
非公認ながら同店出身の方々がチラホラと展開し始めております。
で、そんなお店がまた一つ、野方の隣駅・都立家政にオープンしました。
秋元屋出身のアキさんという女性によるお店で、屋号は「やきとん弐ノ十」。
場所はこの辺。秋元屋の基本メニューを踏襲した品揃えです。
カウンターとテーブル二つの構成は上板橋の「ひなた」に似てますね。
開店直後のため、定休日や営業時間はまだ流動的らしいです。

やきとん弐ノ十@都立家政

やきとん弐ノ十@都立家政

三冷ホッピーと煮込み(゚Д゚)ウマー

三冷ホッピーと煮込み(゚Д゚)ウマー

カシラ・ハラミ・テッポウの味噌トリオ

カシラ・ハラミ・テッポウの味噌トリオ

ブロッコリーはオリジナルですね

ブロッコリーはオリジナルですね

昨日、開店したばかりですが、今後が楽しみです。
職場からも近いのでちょくちょく寄らせていただくことでしょう。
それにしても近所に美味しい飲み屋が多くて迷いますね。
嬉しい悲鳴って感じです。飲みすぎに気をつけねば……

映画『告白』観てきた

映画『告白』を観て来た。
あんなに客席が静かな上映は初めてである。
終始しわぶき一つなかったが、それだけの緊迫感ということだろう。
んなわけで、たまには真面目に感想を書いてみる。
ネタバレ的なものもあるかも知れないのでご容赦を。(ネタバレが嫌なら閉じてー!)
この映画は主人公・森口悠子(松たか子)がファミレスから出て慟哭した後の独白、
「バカバカしい」という台詞に、監督が観客に期待する感想が集約されると感じた。
教え子でもあり愛娘の仇でもあるガキども、そして主人公の自分自身の行動
=教育というあからさまな建前の下で行われる容赦ない復讐。
その全てが冷静に考えると「バカバカしい」のだ。誰も何も得しないお話である。
教師の森口悠子は、本来は物事の捉え方を弁えた大人である。
当たり前な話だが、感受性も行動原理もガキどもとは一線を画す。
彼女は愛娘の死を覆らない事実として受け止めた。
その上で彼女がどのように行動したかを改めて省みると、
大人である彼女としては自嘲気味に「バカバカしい」と吐き捨てるしかなかった。
それがあの場面であり、一連の出来事と自分自身に対する彼女の総括なのだろう。
そしてこの言葉は観客に対しても向けられている。
この映画から何らかの教訓を読み取ろうとする観客たちの「バカバカしい」傾向性、
偽善的な野次馬根性への皮肉が含まれているのではなかろうか。
救いの無いこの物語に対して、どうしたら救いをもたらす事が出来るかと
色々考え込んでしまう人は多そうだ。現に自分もその一人だったことは否定しない。
しかしそれは、年端も行かぬ少年たちの残虐な事件を報じる情報バラエティ番組で
神妙な顔をして訳知り顔に語るコメンテイターと何の違いも無い。
平日午後のワイドショーや夕方のニュースに陳列される使い古された定型句の数々。
そんな光景を見る度に「バカバカしい」と感じてしまうのは私だけではあるまい。
時計の針が戻らないように、既に起こってしまったことは変えられないのだから。
さて。では、この「バカバカしい」作品に、どのように接すべきか?
答えは簡単、いわゆる「おバカ映画」と同様に
娯楽に徹したエンターテインメント作品として接すべきだと僕は思う。
この映画は「無垢で残酷で壊れやすい少年・少女たち」と、
「それぞれの愛に殉じる母親たち」のバカバカしくも物悲しい物語なのだ。
脚本や役者の演技は言うに及ばず、音楽も映像も演出も実際全て良く練られており、
冒頭シーンに始まる異様な緊張感は最後まで一切緩まることは無い。
ここまで観衆をスクリーンに釘付けにする作品は稀である。
僕も、着席前に購入したウーロン茶を上映中は一口も飲めなかった。
正直、松たか子を始めとする全ての演者と中島哲也監督の手腕には恐れ入った。
後味が悪く救いがなくともこの映画は極上のエンターテインメント作品なのだ。
少なくとも少年犯罪やモンスターペアレントなどの社会問題を基準にして
この映画を評価すべきではない。それこそ本当にバカバカしい……なーんてね。
ちなみに僕は原作を読んでから観たが、映画だけの方が堪能できるかも知れない。
(敢えて「楽しい」「面白い」などの評価はしないでおく)
暇でしょうがないからおバカ映画を観るやるか、くらいのつもりで
梅雨の気晴らしに映画館まで足を伸ばすのも一興かと思う。

赤羽で立ち飲みx2

先週末に予定されていた林道オフ会ですが、悪天候のため延期になってしまいました。
代わりに残念会と称し、Mr.mudさんをお誘いして土曜の昼から飲みに行ってきました。
ってことでまた赤羽です。

丸健水産@赤羽

丸健水産@赤羽

おでん盛り合わせ+お酒のセット700円

おでん盛り合わせ+お酒のセット700円

一件目は立ち飲みもやってるおでん種のお店・丸健水産
先日のまるます屋のすぐそばにありまして、ここも朝9時からやってるそうです。
お酒は缶のスーパードライ、麒麟淡麗、ハイリキ、そして丸眞正宗のワンカップ。
淡麗は200円でそれ以外は250円です。
丸眞正宗は燗ではなく常温か冷やした方が良いって常連さんが言ってました。
おでんはさすがに旨かったです。

丸眞正宗のカップにスタミナ揚げ

丸眞正宗のカップにスタミナ揚げ

こちらは牛筋 練り物以外も美味

こちらは牛筋 練り物以外も美味

立ち飲みで長っ尻は禁物ってことで、30分ほどで次の店に移動。
日曜の午後でしたが、まるます屋はめちゃ混んでてパス。
少し歩いて、立ち飲みいこいという店へ入りました。
この店はなんと朝7時から営業。しかもやたら安い!
私が注文したトリハイは220円、のりマグロは130円。
350円で酒とつまみが揃うとは……赤羽、はんぱねぇっす。

立ち飲みいこい@赤羽

いこい@赤羽

トリハイ&海苔マグロ

トリハイ&海苔マグロ

この店も30分ほどで辞去してバスで地元に帰還。
他のバイク仲間も合流して残念会は夜まで続きましたとさ。
しかし赤羽は怖い町ですなぁ。
まるます家と併せて、いつか朝から3件はしごしてみたいものです。

三代目かもめ丸@高円寺

2週間ほど前の金曜日、高円寺で知り合いのライブがあった帰りのこと。
環七の内回りを徒歩で野方方面に北上した際、妙なお店を見つけました。
どうみても普通のマンションぽい建物なのに、階段の入口にメニューの黒板……
2Fを見上げると窓に「三代目かもめ丸」と書かれた大漁旗が。
『漁師直営の貝専門バー』というキャッチフレーズに大変惹かれるものを感じます。
ってなわけで、改めて先日一人で行ってみました。

お店の目印は看板と大漁旗

お店の目印は看板と大漁旗

臆せず2Fのドアを開けましょう

臆せず2Fのドアを開けましょう

実際に行ってみると分かりますが、入るのに勇気(?)が要るかも知れません。
でも2Fに上がってドアを開けるとちゃんとしたバーでした。(飲み物は日本酒や焼酎が主体です)
四人がけのテーブルが二つにカウンターは8席くらいかな。
三〇歳ちょっとのマスターも気さくな感じです。ほっ。
とりあえずは生ビール。お通しはポテトサラダでした。
メニューを見ると本当に貝! 貝!! 貝だらけ!!!
私は貝が大好きなので問題ナッシング。
(貝以外のメニューもありますし、載ってない裏メニューもあるそうです)

ホッキ貝 子持ちでメチャ(゚Д゚)ウマー

ホッキ貝 子持ちでメチャ(゚Д゚)ウマー

青森直送・ホタテ貝 貝柱が甘ーい

青森直送・ホタテ貝 貝柱が甘ーい

マスターは青森は下北地方の出身で、御実家は本当に漁師とのこと。
たまたま客は私だけだったので色々お話しましたが、まぁとにかく貝が美味しい!
「貝は火を通した方が絶対に旨い」という意見も一致して嬉しくなりました。
茹でるのも煮るのも良いですが、私は特に焼いた貝が好きなのです。
さて、「やっぱ貝には日本酒でしょ」とビールの次は青森の地酒を注文。
桃川酒造の「ねぶた淡麗純米酒」600円。話しも弾んでお代わりしてしまいました。

酒はねぶた 肴はマテ貝250円

酒はねぶた 肴はマテ貝250円

表の看板を見たときにも感じましたが、貝の価格はかなり良心的ですね。
実は高円寺には「あぶさん」という貝料理専門店がありまして、
僕も一度行ったことがありますが、CPはこっちの方が高いんじゃないかなぁ。
開店は今年の1月だそうで、どおりでネットで探しても情報が少ないわけです。
さて、もう一杯日本酒を飲んで(銘柄忘れた……)、締めは小型のホタテ貝を具にしたお味噌汁。
これまた出汁がハンパなかったです。最後まで貝づくしで満足満足。

締めのお味噌汁 旨いっすねぇー

締めのお味噌汁 旨いっすねぇー

いやぁ、なかなか良いお店でした。やっぱ高円寺は侮れません。
今度は外道衆とでも一緒に行ってみたいと思います。

まるます家@赤羽

前回のツーレポの翌週、ということは今から10日前ですけど、
日曜日の昼間から赤羽に独りのみにフラリと行って来ました。
目的の店は「まるます家」という、居酒屋好きには名の知れた老舗です。
川魚料理が名物なんですが、むしろ朝9時から飲める点の方が特徴でしょうか。
孤独のグルメ』という漫画でも紹介されてまして、今回赴いたのはその漫画がきっかけです。

まるます家@赤羽 昭和25年創業

まるます家@赤羽 昭和25年創業

で、よく晴れた日曜日の真昼間。
環七を経由する高円寺―赤羽のバス路線を使って、午後2時前にお店に到着。
食事のお客さんも多いので店内は大混雑してました。
10分ほど待ってカウンターに着席し、まずはサッポロラガー(通称・赤星)を注文。
肴はウナギのカブト焼きに、周りで食べてる人が多かったカブの御新香をお願いしました。
「はい、カブとカブト焼きー。カブカブー!」
と、おばちゃんが厨房に通してたのが何か面白かったです。
で、このカブの量が凄かった!
丸々一個で350円って、だいぶ腹に溜まりますね。

暑い日の昼ビールは格別ですな

暑い日の昼ビールは格別ですな

たまたま隣に座った紳士が20年来の常連さんということで、色々とお話を伺いました。
で、ビールの次に注文したのはその方がお勧めしてくださった日本酒。
東京23区内で唯一の酒蔵・小山酒造謹製の丸眞正宗、赤羽の地酒でございます。
肴は品名が気になった「たぬき豆腐」。
冷やしたぬきそばの蕎麦を豆腐に替えた、という趣の品でした。
よーく冷えた生酒にも良く合いました。

赤羽の地酒・丸眞正宗とたぬき豆腐

赤羽の地酒・丸眞正宗とたぬき豆腐

その後も隣席の方と諸々話が弾みまして、予定よりも長っ尻したくなってきました。
しかしこの店、「酒類は一人三杯まで!」という厳しいルールがあります。
僕に残された猶予はあと一杯のみ……とはいえ、瓶ビールも瓶の生酒も一杯に数えられるようで。
んじゃ、なるべく量が多いやつをと注文したのがジャンボ酎ハイ、略して『ジャン酎』950円。
このお店の酎ハイは市販のハイリキなんですが、その1L瓶とジョッキがどーんと登場しました。
話には聞いてましたが、これはなかなか熾烈な戦いとなりました。
一緒に注文した肴はこれまた品名が気になった『タコペケ』。
店のおばちゃん曰く、昔はタコの頭をペケ=捨てるような部位と呼んでたのが由来だそうです。
ってことで茹でたタコの頭を刺身にしたやつでした。

まるます家名物、ジャン酎950円

まるます家名物、ジャン酎950円

この頃になると酔いも周り、さすがにお腹もくちくなってきます。
締めにもう一品、川魚を……と鯉こくを注文。
そいつを平らげ、ジャン酎も飲み干して、めでたく満腹となりました。

鯉こく まぁ鯉の味噌汁ですな

鯉こく まぁ鯉の味噌汁ですな

隣の常連さんが席を立ったので、一緒に私もお会計を済ませました。
帰りも往路と同じバスを使いましたが、酔っ払って寝過ごしてしまったのはここだけの話。
終点の高円寺から自宅まで、傾いた日差しを浴びながら、フラフラ歩いて帰りましたとさ。
※お知らせその1
Twitterのつぶやきをトップページの右上の枠に表示するようにしました。
フォロー、リムーブはお気軽にどうぞ。
※お知らせその2
今週末は林道オタクのオフ会です。
詳しくは林道浪漫の掲示板をチェックしてくださいませ。

久しぶりのソロキャンツー

先週末のことですが、随分と久しぶりにソロキャンプツーリングに行ってきました。
奥秩父から長野・群馬に少し足を踏み入れてくる感じで、
リハビリ的な軽めのスケジュールで、あまり目的地を決めずにフラ~っと。
写真中心にダイジェストでご紹介。山菜は現地調達です。

土曜の昼飯は元祖わらじカツ丼(゚Д゚)ウマー

土曜の昼飯は元祖わらじカツ丼(゚Д゚)ウマー

安田屋@小鹿野町、分かりにくい場所でした

安田屋@小鹿野町、分かりにくい場所でした

午後は小鹿野町界隈の林道をウロウロ

午後は小鹿野町界隈の林道をウロウロ

栃本広場は今やヘリポートに……

栃本広場は今やヘリポートに……

広場の隅っこにテント張って晩酌

広場の隅っこにテント張って晩酌

ウルイとホルモンのピリ辛味噌炒め

ウルイとホルモンのピリ辛味噌炒め

ミツバ入りの味噌煮込みうどん

ミツバ入りの味噌煮込みうどん

VL-23テントの写真は初お披露目ですね

VL-23テントの写真は初お披露目ですね

朝食はパスタ

朝食はパスタ

日曜は中津川林道から相木川上線へ

日曜は中津川林道から相木川上線へ

山桜が見頃でした

山桜が見頃でした

根元の土砂越えでコケて打撲してしまった

根元の土砂越えでコケて打撲してしまった

相木川上線から八ヶ岳を望む

相木川上線から八ヶ岳を望む

ぶどう峠経由で群馬・上野村へ

ぶどう峠経由で群馬・上野村へ

昼飯に入ったお店、谷間(たにま)

昼飯に入ったお店、谷間(たにま)

すいとん700円+おにぎり150円(゚Д゚)ウマー

すいとん700円+おにぎり150円(゚Д゚)ウマー

R299沿いにあった、この谷間という店がなかなか変わっていました。
インスタントラーメンを使った運盛定食500円というのを今度試してみたいです。
で、昼飯を食べた後はR299からR462を東に走って、本庄児玉ICから関越道で帰還。
林道でコケた怪我は内出血してなかなか酷い痣にはなりましたが、骨には異常ありませんでした。
久しぶりのソロキャンツー、なかなか楽しかったです。はい。

鳥取へ行って来た・後編

続きに入る前に、まずは経緯のご説明から……。
このブログでも報告しましたが、一昨年2008年8月に第一回、そして昨年2009年6月に第二回と
護法少女ソワカちゃんのファンイベント・電奇梵唄会が開催されました。
その両方に、わざわざ鳥取から参加してくださったご家族がおりました。
第一回は父母+5人姉妹(!?)の計7名。
第二回は深夜イベントで未成年不可だったこともあり、計4名(かな?)で。
しかも第一回ではマミーさん(母)がじゃんけん大会に勝ち抜いてサイン色紙をゲット!
ソワカちゃんファンの一部では「ヌーメン大家族」として、いささか名の知れたご一家なのです。
(マミーさんによる第一回・第二回電奇梵唄会の参加レポはこちら
さて、お察しの通り今回の訪鳥の目的はこのヌーメン大家族にお会いすること。
さらに説明すると私が行くことになったきっかけは、2月末、Twitterでのマミーさんとのやり取りでした。
詳しくはTogetterにまとめましたので、興味のある方はそちらをご覧ください。
(初めてTogetterを使ったのがこの記事のためとは……)
ちなみにそのやり取りは日曜の午後五時過ぎに始まりましたが、
実はこの日、私は朝から家呑みしてて、かーなーり泥酔してました……お酒怖いですね。すみません。
その後、件の妖怪好き・namakさんも計画に加わり、今回の鳥取強行軍に至った次第です、はい。
ってなわけで話を戻して、4/29の19:40過ぎの鳥取駅。
改札を出た我々二人を出迎えてくださったのはパピーさん(父)他、娘さん3人。
好青年のnamakさんはともかく、ヌボーっとした只のおっさんまで、妙なハイテンションで迎えてくださいました。
特に五女(中2)のテンションが やw ばw いw
皆で車に乗り込んで、パピーさんの運転で大家族のご自宅へ>>GO!
マミーさんとお留守番してた2人の娘さんにもご挨拶。
御土産をお渡しした後は、お皿を並べてお食事タイムです。
2月の話ではカレーでしたが、この日はカレイでした。(えっ、駄洒落!?)

大家族なので食卓も広い!

大家族なので食卓も広い!

おお! これが例のサイン色紙!!

おお! これが例のサイン色紙!!

マミーさんの美味しい手料理に舌鼓を打ちつつ、またお酒の飲める人はチビチビ(私はガブガブ)飲みつつ、
ソワカちゃんに関する話題を中心に妖怪やら私のバイク旅やら、いろんな話をいたしました。
パピーさんもマミーさんも温和で明るくて博学で、お話していてとても楽しいご夫妻です。
そして5人姉妹の娘さんは上は女子大生から下は中学生まで、皆さんとても可愛らしい子ばかりです。
ただ……好きな漫画家などの趣味に関していえば、見た目は乙女なのに中身はおっさん(いい意味で!)だったり……
例えば長女さんが作ったソワカちゃんのパロディ動画で使われてるネタを観ていただければ、その傾向が分かるかと思います。
『1・2のアッホ!!』とかネタで使ってますが、私ですら分かりません。明らかにご両親の影響でしょうね……。
ま、こういう変わったご一家(いい意味で!!)でなければ、総出でイベント参加したりしないでしょうけど(笑)。

パピーさんの珈琲に白バラ牛乳 (゚Д゚)ウマー

パピーさんの珈琲に白バラ牛乳 (゚Д゚)ウマー

食後はパピーさんが珈琲を淹れてくださり、大山乳業のパイシューなどいただきました。
さらにお風呂までお貸ししていただいた上、マニアックな話は2時過ぎまで続きました。
私とnamakさんの二人は仏間をお借りして就寝。
そして翌朝。
最近うpされたkihirohitoさん作詞のコラボ作品、「光あふれる食卓」へのリスペクトを込めて、朝食は今度こそカレー!!
私は少し早めに起きて、登校前の四女・五女さんと一緒に一皿いただきました。
さすが2月から煮込まれただけあってコクが……って、それは嘘ですが、これまたとても美味しかったです!

朝食はふつう、あっさり目になるよねー♪

朝食はふつう、あっさり目になるよねー♪

その後、遅寝した方々も続々起き出して朝食を済ませ、諸々準備して計7人で鳥取砂丘へ>>GO!!
移動中の車内ではkihirohito作品を詰め込んだCDにあわせて、大w 合w 唱w
いやぁ、集団心理って怖いですね。一応、窓は締め切ってましたけど。
そして大砂丘へ到着。私は二回目ですが、やっぱり広いですね。
namakさんはもっと狭いところだと思ってたようです。

鳥取砂丘、どーん! 正面の馬の背に登りました

鳥取砂丘、どーん! 正面の馬の背に登りました

白い服がnamakさん、その右下がパピーさんです

白い服がnamakさん、その右下がパピーさんです

西遊記ごっこ(嘘)やノルマンディー上陸作戦ごっこ(本当)など砂丘で遊んだ後は、
近くにある砂の美術館なるスポットへ行き、アフリカ大陸というテーマでいろんな作家が造った砂像を鑑賞。
水で固めた砂を削っただけですが、作家によって作品の個性もまちまちです。
右の写真の作品は、生き物の眼の輝きまで実に見事に表現されてました。

フェンスから顔が抜けなくなった猫の像(ではない)

フェンスから顔が抜けなくなった猫の像(ではない)

見事な砂像 キリンや象には睫毛までありました

見事な砂像 キリンや象には睫毛までありました

ここで一旦、ご一家のご自宅に戻り、ご近所にあるピッコロというお店で昼食。
サーモンのソテーに古代米のランチセットをいただきました。
お店の人がサラダのドレッシングを忘れちゃったりしたのはご愛嬌(笑)。
ここのご飯もとても美味しかったです。
お勘定はパピーさんにご馳走になってしまいました。
何から何まで本当にありがとうございました。

サーモンのソテーのランチ (゚Д゚)ウマー

サーモンのソテーのランチ (゚Д゚)ウマー

食後、マミーさんはちょっとお仕事へ。(平日ですからね)
パピーさん、長女・次女、そして私とnamakさんは近くにある低山、久松山(きゅうしょうざん)へ散策にでかけました。
(三女さんはご自宅でお留守番)
標高263mですが、登山道には○合目という表記もなされ、意外に気合の必要な山ですね。
途中、誰のせいか分かりませんが雨にもぽつぽつ降られたり……
「予報では晴れって言ってたのに、おかしいねー?」とか、(∩゚д゚)あーあー聞こえない。

鳥取市民の憩いの場 久松山

鳥取市民の憩いの場 久松山

鳥取城址なのでお堀もあります

鳥取城址なのでお堀もあります

えっ。 なにそれこわい。

えっ。 なにそれこわい。

40分ほど掛かって頂上に到着。
鳥取砂丘や湖山池、千代川、鳥取市街など一望できました。
帰りはかつてロープウェイの駅だった廃墟など寄り道しつつ、別ルートで降りました。

久松山頂から鳥取市街を一望

久松山頂から鳥取市街を一望

眼を転じて日本海方面、鳥取砂丘を望む

眼を転じて日本海方面、鳥取砂丘を望む

ヌーメン宅(略すと変ですね)に戻り、さすがに山歩きで疲れたのでお茶を飲んでまったりタイム。
お仕事から戻ってきたマミーさんから、今日お客様に聞いたという「お墓は大切だよね」的なお話を伺ったり。
あと、たまたま洗濯機の交換で業者さんが来たので、御礼も兼ねて男手仕事的なお手伝いを(主にnamakさんが)したり。
まぁ、そんな感じで帰りの飛行機までの時間を過ごしてると、ベランダのマミーさんから「あ、虹が」との声。
みんな窓辺に集まって「おー虹だ」「これはめでたい」と喜びあって写真など撮ったりしました。
ソワカちゃんファンにとって、虹はバジュラから出たり第一回梵唄会のテーマだったり、色々縁が深い吉兆なのです。
特にこのご家族は第一回参加の際、環天頂アークを見かけたりなんかもしてます。
なるほど、あの雨はこの虹の伏線だったのか!! Ω ΩΩ<な、なんだってーっ!?

虹といえばクーマラですよね

虹といえばクーマラですよね

さてさて、楽しいときも終わりがきます。
学校から帰宅した五女も加わって、帰りの飛行機の待つ鳥取空港へ移動。
車内ではまた、大w 合w 唱w (もうええっちゅうねん)
空港の売店でさらにマミーさんからお土産まで買っていただいて恐縮の至りです。

鳥取空港 また行きたいですねー

鳥取空港 また行きたいですねー

名残は尽きませんが、所持品検査場の入り口でご家族とお別れ。
飛行機の出発は少し遅れましたが、鳥取から羽田までひとっとび。
namakさんも私も機内ではほとんど寝てました。
その後、namakさんの近場の吉祥寺で軽く打ち上げて解散!
ヌーメン大家族の皆様、二日間、身に余る歓待をしていただき、本当にありがとうございました。
諸々ご迷惑をお掛けしたことと思いますが、またお会いできる日を楽しみにしております!
PS.文中でも紹介した第二回電奇梵唄会の一部始終をテキスト化したサイトが昨日未明に公開されました。
詳しくはこちら、運営ブログでの告知文をご覧ください。

鳥取へ行って来た・前編

さて、GWも既に半ばを過ぎましたね。
私ですが昨年に引き続き長期ツーリングは無し。
その代わりと言っては何ですが、4/29~30の一泊二日で、
何故か鳥取まで飛行機でひとっ飛びしてきました。(理由はおいおい明らかに……!)
昨年6月のソワカちゃん深夜イベント・第二回電奇梵唄会
トーク進行役をしてくださったnamakさんが今回の同行者です。
namakさんは自他共に認める妖怪好きですので、鳥取というからには
先ずは何をおいても水木しげるロードのある境港へ行かねばなりませぬ!

空路で羽田から米子空港へ

空路で羽田から米子空港へ

空港から境港駅までは循環バス100円で移動

空港から境港駅までは循環バス100円で移動

昼食済ませて、500円で自転車を借りて……

昼食済ませて、500円で自転車を借りて……

境港駅から出発ーっ!!

境港駅から出発ーっ!!

さて、境港といえば水木しげるロードで有名ですが、
namakさんは中学のころ、私は2005年にそれぞれ一度ずつ来訪済みです。
ですので今回はnamakさんの希望により、それ以外の水木しげる関連スポットを優先して巡りました。
水木しげる氏の生家から、妖怪に興味を持つきっかけとなった地獄絵のある正福寺、
そして水木しげる記念館。水木しげるロードはその後に観て歩きました。
聞けば何でも詳しく解説してくださるガイドさん(=namakさん)がいるお陰で、予想以上に楽しめました。
(彼は自称24才とまだ若いのですが、妖怪以外の知識量も半端ない御仁なのです)
行動範囲も、ちょうど自転車で回るのがちょうど良い距離でしたね。

そこかしこに水木しげると妖怪がウロウロしてる街

そこかしこに水木しげると妖怪がウロウロしてる街

水木しげる氏の生家 境水道に面してます

水木しげる氏の生家 境水道に面してます

曹洞宗・巨嶽山 正福寺

曹洞宗・巨嶽山 正福寺

水木先生のブロンズ像以外、観光地っぽさ皆無

水木先生のブロンズ像以外、観光地っぽさ皆無

水木しげる記念館 庭にもブロンズ像がいくつか

水木しげる記念館 庭にもブロンズ像がいくつか

水木先生のご尊影と手書きのイラスト

水木先生のご尊影と手書きのイラスト

よ、ねずみ男! 久しぶり!

よ、ねずみ男! 久しぶり!

妖怪神社 HPが外連味溢れて面白い

妖怪神社 HPが外連味溢れて面白い

17時、駅へ戻って自転車を返却し預けてあった荷物を受け取って、境港観光は終了。
ここからJR境線で米子へ移動し、そこから山陰線の急行で鳥取へ向かいました。

境港駅前の水木しげる先生のブロンズ像

境港駅前の水木しげる先生のブロンズ像

JR境線は1両編成でした(山陰線は2両でした)

JR境線は1両編成でした(山陰線は2両でした)

NHKの朝ドラ、ゲゲゲの女房のブロンズ像も

NHKの朝ドラ、ゲゲゲの女房のブロンズ像も

さて、鳥取駅で我々二人を待ち受けていたのは……!?
一気に書くの疲れそうなので、後編に続きます!(後編はこちら

京都をふらふら

もう一ヶ月近く経ってしまいますが、前回のレポの翌日のお話。
3/28に京都みやこメッセで「VOCALOID PARADISE 3」(以下、ボーパラ)って同人イベントが開催されたのですが、
実はそこにソワカちゃん関連のサークルが参加するとの話を聞いて関西まで足を伸ばした次第です。
で、その目的のイベントの前に京都をあちこちふらふらしてきました。

阪急電車で梅田から四条河原町へ

阪急電車で梅田から四条河原町へ

鴨川河畔は桜が咲いてました

鴨川河畔は桜が咲いてました

六波羅蜜寺でクーヤンみたり

六波羅蜜寺でクーヤンみたり

清水寺で胎内廻りしたり

清水寺で胎内廻りしたり

エグザイる舞妓はんたちを見かけたり

エグザイる舞妓はんたちを見かけたり

焼きたけのこ食べたり

焼きたけのこ食べたり

時間が有り余ってたので六波羅蜜寺・清水寺の辺りから平安神宮まで、のんびり徒歩で北上しました。
で、なんのかんの12時近くに京都みやこメッセに到着。
昨年のイベントでもご協力いただいたhikoさんが出店してたサークルで新刊本を購入し、
あちらのソワカちゃんファン・ドット絵さんの同人誌もゲットいたしました。
それからコスプレ会場に行きましたら、一部ファンにはおなじみのスモーソワカちゃんを発見!

スモーソワカちゃん 新バージョン

スモーソワカちゃん 新バージョン

hikoさんもスモーソワカちゃんの中の人も東京からわざわざ遠征してるわけですが、頭が下がります。
そんなこんなで目的を果たしたので、天下一品本店でラーメン食べてから帰路につきました。

天下一品本店

天下一品本店

スタミナラーメン (゚д゚)ウマー

スタミナラーメン (゚д゚)ウマー

飲んだり食べたり楽しい二日間でした。
特に大阪はディープな店ばかりだったので、機会を作ってまた行ってみたいと思います。

大阪・キタで呑み倒れ

えー、この土日ですが、ふらりと関西方面に行って来ました。
日曜日にちょっとした用事があっち方面であったんですけど、ま、それについては次のエントリーで……。
バイクで行こうかなぁとも思ったのですが飲み歩くことを考えて結局新幹線にしました。
日曜日午後、静岡近辺はかなり悪天候だったので結果的に正解でしたね。
ってことで、大阪での飲み歩き開始ー!!
10年以上も前ですがミナミでは何度か飲んだことがあるので、今回は未体験のキタで呑むことにしました。
……と、いきなり楽しみにしてた淀屋橋・江戸幸が土曜休みだったと、現地に到着してから判明……orz
何たる行き当たりばったり……まぁ、自分の調査不足なので諦めるしかないですね。
ってことで、仕切り直しー!!!
やってきたのはJR大阪と阪急梅田駅の間の高架下、新梅田食堂街。
一癖も二癖もありそうなお店があっちゃこっちゃにございます。
一軒目で入ったのは「樽 金盃」という立ち飲み屋さん。
置いてあるお酒はハートランドの生ビールと白鶴の樽酒のみ。
以前は金盃だったけど蔵元が廃業(今は復活?)したため、白鶴にしたらしいです。

新梅田食堂街 樽 金盃

新梅田食堂街 樽 金盃

まず一杯めはハートランド生で

まず一杯めはハートランド生で

肴は名物のエッグと焼き味噌から入りました。
エッグは熱々の容器で鶏卵を熱した至極単純な品。
香ばしい焼き味噌と一緒にいただくと、こいつが何とも言えず乙な味に……
二・三杯目は白鶴樽酒の冷を続けて、すじ味噌煮込みも注文。美味美味。

名物のエッグと焼き味噌 (゚д゚)ウマー

名物のエッグと焼き味噌 (゚д゚)ウマー

白鶴の樽酒と牛すじの味噌煮

白鶴の樽酒と牛すじの味噌煮

他にもかしわ肝煮とかさばへしことか、美味そうな肴がありましたが立ち呑みで長っ尻は禁物。
周りのお客さんもだいたい1000~1500円くらいで切り上げてましたんで、適当なところでお会計。
ちなみに大阪の立ち呑みというと何となーくイメージが作られちゃってますけど、
この店では騒がしい客に対してご主人がきちんと注意するそうで、その結果客層も良いらしいです。
一軒目から良いお店に当たって嬉しいですねー。
続いて二軒目は同じ食堂街をウロウロして初音というお店に入りました。
おでんや串揚げが主体の立ち飲み屋さんでスタッフも客層も若かったです。
メニューに値段は書いてありませんがオール300円とのこと。(おでんや串揚げは2品で300円)

新梅田食堂街 初音

新梅田食堂街 初音

一杯目はレモンハイに大根とごぼう揚げのおでん

一杯目はレモンハイに大根とごぼう揚げのおでん

二杯目は焼酎水割りにふぐ皮湯引き

二杯目は焼酎水割りにふぐ皮湯引き

このお店もなかなか良かったのですが、さすがに5杯も飲むと腰掛けたくなってきました。
ここは手短に切り上げてちょいと移動。
阪急東通り商店街を東に歩いてやってきたのは正宗屋・梅田店
昼間、この辺りを下調べした時に「あやしい……」と思ったお店です。
「焼酎240円」の看板と昼から飲んでるおっちゃんたちが目に入ったものですから、はい。
てなわけで焼酎のお湯割りと、ツマミは……昔、難波で食べたサキイカ揚げを注文!
これが量が多くて参りました……

阪急東通り商店街 正宗屋梅田店

阪急東通り商店街 正宗屋梅田店

焼酎お湯割りにサキイカ揚げ 量がハンパない

焼酎お湯割りにサキイカ揚げ 量がハンパない

隣で一人のみしていた女性に声を掛けられて諸々談笑。
何故か常連さんと思われたようで……一見の店なのに。というかこの辺は初めてなのに。
おつまみもシェアしてミステリ話で盛り上がりました。有栖川有栖は格好良いのかぁ。
さて、ホワイトボードに書かれた「シュタインヘーガー」ってのが気になったので好奇心から注文。
ドイツで作られてるジンだそうで、冷凍庫でキンキンに冷やされたやつが出てきました。
酒器はショットグラスじゃなくて利猪口なのが、こういう店っぽくていいですね。
冷たいせいでトローリと粘性の高い状態で注がれていきます。
店員さんから「一気に飲んでー」と言われたのでガッと煽りました。ふむ、飲みやすい。
ビールをチェイサーにしたり、ビールにそのまま入れちゃったりするお客さんもいるそうです。
というか、それが普通なんだけどねー、と後から言われました。ぐにゃあ。

ドイツ製のジン シュリヒテ・シュタインヘーガー

ドイツ製のジン シュリヒテ・シュタインヘーガー

蛇の目の利猪口の外側に霜が……

蛇の目の利猪口の外側に霜が……

一気に飲んでしまったので、また焼酎お湯割りをお代わり。
それと他のお客さんがよく注文していた湯豆腐(湯とーふ)を注文しました。
温かい出汁と豆腐にとろろ昆布が良く合いました。これは当たり。
うどんの出汁に豆腐を投入して温めるのが関西風の湯豆腐らしいです。
それからたぶんもう一杯飲んで、キャベツの浅漬を食べた……はず……。
写真が残ってるので間違いないと思います。

湯豆腐 これで290円 安!!

湯豆腐 これで290円 安!!

キャベツが塩っぱかった記憶はあります

キャベツが塩っぱかった記憶はあります

お会計を済ませ、締めに立ち食いのうどんを食べて宿へ。
飲みすぎてチェックインの記憶も朧気です。
あー、飲んだ飲んだ食った食った。

おぼろうどん またとろろ昆布か!

おぼろうどん またとろろ昆布か!

たこ焼きや串揚げなどのベタな大阪の味を、今回は敢えて避けてみましたけど奥が深い!
いやぁ安くて美味しい店ばかりでした!
やはり地方飲みは違う食文化に触れられて楽しいですねぇ。
翌日の諸々についてはまた後日ってことで。ではでは。

たつや@沼袋

昨年末まで野方の秋元屋で働いていた藤井さん(通称・たっつん)が先日沼袋でお店を開業しました。
工事中の頃から気になって近所を通る度に覗いたりしてたんですが、この日曜日に初訪問して来ました。
水曜定休で場所はこの辺。路地入ってキッチン南海の右隣です。

沼袋たつや 今後が楽しみなやきとん屋さんです

沼袋たつや 今後が楽しみなやきとん屋さんです

プレオープンの際に挨拶だけしたので藤井さんの顔を見るのは一週間ぶりです。
席はカウンターのみ25席。まっすぐではなくコの字を二つつなげたような作りです。
焼き台前の席に案内していただきました。
メニューは秋元屋のを基本に絞り込んでる感じですね。
スタッフ二人でまわすには、なかなか頑張ってる品揃えだと思います。
そういえば秋元屋でよく見かける顔も客席にチラホラと……

おつまみメニュー

おつまみメニュー

飲み物メニュー

飲み物メニュー

まずは赤ホッピーの三冷とカシラ、レバー、テッポウを一本ずつ注文。
味おまかせでお願いしたら三本とも味噌で焼いてくれました。
そいつが焼きあがるまでの間に飲み物をお代わり。
この店オリジナルの特製シャリハイ(シャリキンハイボール)を注文してみました。
いやぁ、口当たりが良くてグイグイ飲んじゃいます。やばいわ。
味噌だれの焼きとんと相性バツグンです。

特製シャリハイと焼きとん3種 (゚д゚)ウマー

特製シャリハイと焼きとん3種 (゚д゚)ウマー

その後も隣あわせたカップルに勧められた西京漬け焼きを注文。
さらに焼き台の空いたタイミングでシロの良く焼き醤油を注文してシャリハイお代わり。
カリカリの腸壁と醤油の香ばしさがこれまた絶妙です。

ホワイトボードにあった西京漬け焼き

ホワイトボードにあった西京漬け焼き

シロ良く焼き醤油 焼き台が混んでる時には頼めない……

シロ良く焼き醤油 焼き台が混んでる時には頼めない……

藤井さんの話だと、焼き台の換気扇の音で注文が通りにくいとか、
近所からの煙の苦情とか、いくつか悩みの種がおありの様子。
ま、まだ開店したばかりですからねぇ……落ち着くまでにはいろいろあるでしょうね。
既に良いお店ですけど今後も頑張っていただきたいものです。

もつミック酢 ガツ酢のミックス版ですね

もつミック酢 ガツ酢のミックス版ですね

一時間ほどの滞在で、席料込みで2090円のお会計でした。
あー、美味しかった。折を見てまた行こうと思います。

浦賀港でメバルの半夜釣り

春分の日を交えた三連休、山登りを計画してたのですがMr.mudさんから
「日曜日の天気が悪いんで止めた方がいいですよ」とアドバイスされて中止しました。
でまぁ土曜日に怪人M氏を誘って、つい先日行った三浦半島方面へ半夜釣りに出掛けました。
出発は14時で浦賀港に到着したのは16時。
バイクでの釣りは久々ですねー。横横道路が延びて、浦賀へのアクセスが楽になりました。
さて、出発が昼過ぎでとても暖かかったので、ちょっと軽装で行ってしまいましたが、
この日はとても風が強く、日が陰ってからはかなり寒く感じました。
19時45分くらいまで釣りましたが、食いが渋く、釣れたメバルは私1匹、怪人さんが2匹。
あとは大きめのクサフグが……

怪人M氏の釣ったクサフグ

怪人M氏の釣ったクサフグ

メバル 一匹逃げられてしまった

メバル 一匹逃げられてしまった

釣れたメバルはこないだのドンコのお返しとして全て怪人様に進呈。
メバル以外にはイカ釣りの人が多かったです。実際、釣れてました。
明るいうちにハマボウフウでも採っておけば良かったなぁ……
とか思いつつ、ガーっと戻って9:30には帰宅できました。近くて楽っす。

葉っぱパーティ!

「うわー、ほとんどの料理が緑色だねぇ」
「ほとんど葉っぱだからねぇ」
というわけで昨夜たみさんちで行われた「葉っぱ」の宴。
いやいや、決してイリーガルな催しではござんせん!
先日三浦半島から持ち帰った食材に舌鼓を打ちつつ、酒を適宜グビグビ飲る至って健全な……
いや、健全かどうかは微妙ですが、ま、楽しい宴会でございました。
そんなこんなで食卓に並べられた料理をご紹介ー!

どーん と、お皿が次々並べられて…

どーん と、お皿が次々並べられて…

ツワブキの炒め煮

ツワブキの炒め煮

左はハマボウフウ 右はツルナのお浸しコンボ

左はハマボウフウ 右はツルナのお浸しコンボ

たっぷり生ワカメの玉子炒め

たっぷり生ワカメの玉子炒め

シンプルな採れたてメカブの三杯酢和え

シンプルな採れたてメカブの三杯酢和え

カメノテの真水茹で どっさり

カメノテの真水茹で どっさり

一つ前の記事でもご紹介したカメノテですが、意外に高級食材なんですね。
「ペルセベス」で検索するとわかりますけど、スペイン語文化圏では特に珍重されてるようです。
採った夜に塩茹でにしたら塩っぱすぎたので今回は真水で茹でました。
こう見えて甲殻類らしく、エビ・カニと貝の中間のような味で日本酒に合いました。
また見かけたら、根こそぎにならない程度に採ってみたいと思います。
(大きく育つには何年も掛かる生物らしいんで)

三浦大根とワカメのカニ風味サラダ

三浦大根とワカメのカニ風味サラダ

ハマダイコンを使った菜飯

ハマダイコンを使った菜飯

ハマダイコンと豚肉のソテー

ハマダイコンと豚肉のソテー

三浦大根とあぶらげの煮物

三浦大根とあぶらげの煮物

うーん、こうして見ると大根関係者が多いですね。
究極の改良品種・三浦大根VS野趣溢れるハマダイコンの時間無制限一本勝負デスマッチ。
それぞれ使いどころが違うんで喧嘩せずに済みそうな感じでした。

青森県、八戸酒造の陸奥八仙

青森県、八戸酒造の陸奥八仙

最後の日本酒は先日青森公演を終えた赤刎さんのお土産ですね。
すっきりした飲み口でクイクイと飲んでしまいました。
食物繊維が豊富な食材ばかりで、今日のお通じは快適でございます。
そんな感じで何とも健全な葉っぱパーティでしたー。
『みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ』

三浦半島で早春の味覚もろもろ

この土日はおなじみ外道バスターズの面々で、早春の三浦半島へ行って来ました。
目的は海岸近辺に生える野草や、この季節に漂着する生ワカメ拾い、それと釣りです。
南風が強すぎて釣りはほとんどできませんでしたが、いろいろ収穫できました。
ざーっとダイジェスト的にご紹介。

ツルナ 若葉を食べます

ツルナ 若葉を食べます

ハマボウフウ こいつも若葉が可食部

ハマボウフウ こいつも若葉が可食部

ハマダイコンは道端にも生い茂ってて雑草なみ

ハマダイコンは道端にも生い茂ってて雑草なみ

ワカメ 根元のヒダヒダがメカブですね

ワカメ 根元のヒダヒダがメカブですね

上に挙げた他にもアシタバやツワブキが採れました。
移動して昼食や買い物を済ませつつ、周辺の釣り場を物色。
とても暖かい日だったせいか、行楽客も多かったようです。

たみさんに頼まれてた三浦大根 自分たちの分も購入

たみさんに頼まれてた三浦大根 自分たちの分も購入

『まぐろ丼屋・あきと』の上まぐろ丼 メチャ(゚д゚)ウマー

『まぐろ丼屋・あきと』の上まぐろ丼 メチャ(゚д゚)ウマー

さて、釣り場ですが当初予定していた三崎港の花暮岸壁は船がびっしり接岸しててNG。
その他の港もほとんど強風でダメ。で、結局落ち着いたのは金田漁港。
テトラにカメノテが生えてるのを怪人M氏が見つけてゲット。
Mr.mudさんの車の中で、早々に宴会を始めました。

金田漁港 朝市もやってます

金田漁港 朝市もやってます

カメノテ 本当に亀の手みたいな色形……

カメノテ 本当に亀の手みたいな色形……

後部座席をフラットにして宴会開始

後部座席をフラットにして宴会開始

磯で採ったマツバガサを焼いたり

磯で採ったマツバガサを焼いたり

スーパーで買ったイワシを煮付けたり

スーパーで買ったイワシを煮付けたり

カメノテを茹でたり(ピントが合ってない……)

カメノテを茹でたり(ピントが合ってない……)

早い時間から飲み始めたせいで、三人ともかなり酔ってしまい釣りする意欲もほとんどなくなり……
とは言え、買った青イソメがもったいないので、私と怪人M氏とが延べ竿で30分ほど夜釣りしました。
結果、メバルが一匹とドンコ(エゾアイナメ)を一匹ゲット。
もともとはゴンズイ釣りが目的だったはずですが、まぁいっかー。

エゾアイナメ 肝が美味い!!

エゾアイナメ 肝が美味い!!

翌朝(今日ですね)は朝市でサンドイッチを購入して、特に寄り道もせずに帰京。
9時過ぎには自宅に戻ることができました。
三浦半島は安・近・短の見本みたいなエリアですねー。

金田漁港の朝市 早朝から沢山の人

金田漁港の朝市 早朝から沢山の人

マグロカツサンド キャベツがみじん切り状態だった

マグロカツサンド キャベツがみじん切り状態だった

コンビニ駐車場で鳩にまとわりつかれるの図

コンビニ駐車場で鳩にまとわりつかれるの図

帰宅後はカメノテを洗ってゴミを取り除いたり、獲物の処置を済ませつつ、釣った魚と三浦大根を煮てみました。
生で食べても美味い三浦大根に、メバルとドンコの出汁が効いて、なかなか良い感じに仕上がりました。
直売所の農家の人が「煮ると最高だよ!」って言ってたけど、その通りっすねー。
お昼から日本酒で一杯飲んでしまいました。
明日になったらさらに味が滲みて美味いだろうなぁ。

カメノテは洗って茹でて後日の宴会まで保存

カメノテは洗って茹でて後日の宴会まで保存

大根煮 メバルとドンコは今回は脇役

大根煮 メバルとドンコは今回は脇役

今回もろもろ収穫した味覚は後日たみさんちで宴会に饗される予定。楽しみっす。

アバターを見てきた

精神科医の斎藤環氏と脳科学者の茂木健一郎氏の往復書簡……ってご存知でしょうか?
ご存知でない方はこちらをざっと読んでいただくと、だいたいわかっていただけるかと思います。
(ま、面倒くさい類の話なので、興味の無い方がほとんどだと思いますが……)
さて、件の斎藤環氏ですが、ソワカちゃんファンのお一人でもあります。
ゲームラボのコラムで度々ソワカちゃんに言及してくださったり、何故か私も一面識あったりなかったり。
で、最近その往復書簡で斎藤環氏からの返信が公開されまして、それを読んで話題の映画『アバター』を観たくなってしまいました。
売れてる映画ですので土日は予約が必要だったりするんですが、今日の午後に新宿ピカデリーで観てきたわけです。
いやー、面白い!! 映像がとにかく素晴らしい!!!
想像上の動植物や景観に、ここまで説得力を持たせるって凄いですね。
テーマやストーリーは、まぁありがちなのですが、前述の斎藤環氏の文章で記述されている視点に立つと新鮮に感じます。
さらに(これもソワカちゃん関係者の)@trikenがTwitterで語ったアバターの感想(その1その2)を参照したりなんかして、「うーん、やっぱり面白い!!!」と唸ってしまいました。
やはりまずは3Dを劇場で楽しむのがいいんじゃないかと思います。DVDを待つより劇場が良いです。
単純にエンターテイメントとして楽しめる作品ですので、未見の方にはとりあえずお薦めします、はい。

酒々一献@高円寺

今日伺ったのは昨秋に高円寺で暖簾を出した酒々一献(ささいっこん)というお店。
金沢から取り寄せた鮮魚と本格焼酎・全国の地酒が味わえるってことで、
このたびお薦めいただいた沼袋・あさ野の女将さんと差し飲みを楽しんで参りました。

まずは生ビールとお通し

まずは生ビールとお通し

タコと鯖のお刺身

タコと鯖のお刺身

ネギとんポン ネギはたっぷりです

ネギとんポン ネギはたっぷりです

大根とホタテのサラダ

大根とホタテのサラダ

料理が何を食べても美味しい! しかもお酒にあう!!
……と、あさ野さんとワイワイ食べつ飲みつ時間は過ぎつ。
そんな中、私が気に入ったのはこちらの2品。

ウマズラハギ刺 肝ポン酢添

ウマズラハギ刺 肝ポン酢添

クリームチーズの味噌漬 (゚д゚)ウマー

クリームチーズの味噌漬 (゚д゚)ウマー

特にクリームチーズの味噌漬け、こいつを店主が山廃に合うと勧めてくるわけですよ。
具体的には加賀鳶の山廃純米とかですね。いやぁ旨かったっす。
その他にもたくさん飲んだのですが、呑むのに夢中だったので写真は極一部をご紹介。

青森・三浦酒造の豊盃「ん」

青森・三浦酒造の豊盃「ん」

珍しい神奈川・茅ヶ崎の天青 無濾過生原酒

珍しい神奈川・茅ヶ崎の天青 無濾過生原酒

ここの店主とあさ野さんとはアメブロを通じた親しい間柄ということもあり、
私も随分と暖かく受け入れていただけました。
酒や料理は言わずもがなですが、スタッフやお店の雰囲気もとても良いお店でした。
特に金沢直送で変わった魚介類が食べられるのは嬉しいですねぇ。
ご近所の高円寺ですので、今後も知り合いを誘って訪れてみたいと思います。
あー、また良い店見つけた。ええなぁー。

遅く起きた朝は

「天気良ければ三浦辺りに釣りにでも……」と思ってた今週末ですが、
チリで起きた地震による津波の影響で、それどころではなさそうで。
特にやることもないのですが魚が食べたくなったので
久しぶりに、本当に久しぶりに自分でちゃんと料理してみるべぇかなぁと思い立ちました。
で、本日ノソノソと起きだして近所のスーパーで買ってきたのがこちら。

真アジ150円&近海小鯛580円

真アジ150円&近海小鯛580円

どちらも小型なので、そのまま塩振って焼くだけでも構わないのですが、
それではあまりにもアレなので、三枚におろして何となくそれらしく調理してみることにしました。
子供の頃から釣りをやってるので(一応は)魚を捌くことに何の抵抗もないのですが、
最近、釣った魚は全てMr.mudさんや元Kanna店主のたみさんに任せっきりですからねぇ。
たまには自分で処理しないと腕が鈍るってもんです。
ところで今回、鯛のこけら落としに使ったのがこれ、100均で購入したゴムベラ。
以前、伊東家の食卓で紹介されてた裏技らしいのですが、これを使うとウロコが飛び散らないそうで。
タイやボラなど、ウロコが硬くて大きい連中にはこれまで散々悩まされましたが、包丁の裏よりも有効そうです。

ウロコ落としにはゴムベラがオススメ

ウロコ落としにはゴムベラがオススメ

頭・ワタ・ウロコを落として三枚におろすのは割と慣れております。
ただし、皮引きが苦手なんですよねぇ……皮引き不要な小型の川魚を処理することが多かったので……
アジは親指をグリグリ入れて皮を引けるのですが、タイの方は身が少しグズグズになってしまいました。
まぁ、これは経験だろうなぁ……今後は釣った魚もなるべく自分で処置しようと反省したり。
ま、なんのかんの柵(さく)とアラに切り分けて一段落。頭部はタイもアジも兜割りに。

柵(さく)とアラに切り分けた状態

柵(さく)とアラに切り分けた状態

ここからが本来は調理と呼べる段階ですね。
アラは一度湯通しして味噌仕立てのあら汁に。
タイの皮はさっと湯掻いて梅肉和え。
アジの半身は味噌とおろし生姜のなめろう。
残る半身とタイの柵は、適当に切り分けてお刺身に。

一応、もろもろ完成しました

一応、もろもろ完成しました

アジのなめろうとタイ皮の梅肉和え

アジのなめろうとタイ皮の梅肉和え

あら汁 シンプルに具は長ネギだけ

あら汁 シンプルに具は長ネギだけ

お刺身 見た目はご愛嬌ですね

お刺身 見た目はご愛嬌ですね

プロとは比ぶべくもない仕上がりですが、まぁ自分一人で食べる分には何の問題もなし。
完成後は例のごとく日本酒を片手にグビグビと……

今日のお酒は一ノ蔵『特別純米酒「松籟」』♪

今日のお酒は一ノ蔵『特別純米酒「松籟」』♪

さて、どれも自分的には合格点でしたが、今回のお気に入りはなめろう。
チューブ入りのおろし生姜で適当に作りましたがいけますね、これ。
150円のアジの半身だったと考えると、コストパフォーマンスが高いっす。
実は来週、外道バスターズで釣りに行く予定なのです。
収穫祭で今回は頑張った成果が活かせるといいなぁ。
ま、来週のターゲットはゴンズイらしいのですが……活かせないよっ!!!
(ゴンちゃんは針三箇所を切り取って、頭とワタを取るだけでOKなのです)

あわやインフルエンザに……!?

昨日の金曜日は朝から体がだるく、何気なく体温を計ったら38度という高熱でした。
会社に電話して休むことを告げると、病院でインフルエンザの検査をしてもらうように言われました。
症状は熱だけで咳や鼻水もなかったのですが、一応近所の病院に行ってみて検査を申し込み。
血液検査ではインフルエンザの疑いが濃厚と言われましたが、インフルエンザのウイルス自体は検出されず。
ただし発症から24時間以内だと検出されないこともあるため、翌日(今日ですね)再検査することになりました。
もしインフルエンザに感染してたとなると、しばらく外出を控えねばなりませぬ。
「あー、飲みに出るのも当分お預けだなぁ……」と憂鬱な気分で帰宅。
とりあえず処方された漢方薬の麻黄湯を服んで、昨日は一日布団に包まってました。
(ほんの一週間前にも熱で一日寝込んだんですけどねぇ……)
で、今朝になって再度熱を測ってみたところ36度台にまで下がってまして。
「おっ?」と期待をいだいて再検査に行ってみたところ、今日もウイルスは検出されず。
発熱の原因は不明なままですが平熱にも戻りましたし、晴れて無罪放免(?)となりました。
もともと今週末は山にも行かずに休養する予定でしたが、念のため今日も寝て過ごしてます。
ま、大事にならずにすんでほっとしております。皆様も体をお大事に……

三頭山に行こうとしたけど……

さて、この日曜日も山に出掛けてきました。
Mr.mudさんのコメントに触発され、笹尾根の北端・三頭山(みとうさん)を狙ったのですが……

奥多摩駅に8:30頃到着

奥多摩駅に8:30頃到着

小河内神社バス停で下車して麦山の浮橋を渡る

小河内神社バス停で下車して麦山の浮橋を渡る

橋の上にも積雪が 滑り易いので注意

橋の上にも積雪が 滑り易いので注意

奥多摩湖の眺め

奥多摩湖の眺め

三頭山登山口 さあ登るよ!

三頭山登山口 さあ登るよ!

ずっと雪道 急勾配も多し

ずっと雪道 急勾配も多し

いくつかのピークを越えながら尾根筋を進むルートなのですが、
最初からいきなり雪道で、かなり早い段階でアイゼンも付けました。

イヨ山 979m

イヨ山 979m

ヌカザス山 1175m

ヌカザス山 1175m

休憩を時々はさんでマイペースを保ちつつ進みましたが、どうにも息が上がってしまいます。
前回の疲れが残ってるのか、はたまた今週の半ばに風邪で寝込んだ病み上がり状態のせいなのか。
入小沢ノ峰(1302m)に到着した時点で既に正午。
この先も続く上り勾配と自分の体力の残りゲージを冷静に考えると、どうにもやばそうな気がしてきました。
で少し迷いましたが、今回は登頂を諦めて引き返すことにしました。

入小沢ノ峰(1302m)の看板

入小沢ノ峰(1302m)の看板

ずっとこんな感じで展望は開けず

ずっとこんな感じで展望は開けず

とりあえずこの場で昼飯だけは食っておこう

とりあえずこの場で昼飯だけは食っておこう

サルノコシカケか? 途中にでかいキノコがありました

サルノコシカケか? 途中にでかいキノコがありました

帰りはムロクボ尾根で三頭橋へと降るルートを選びましたが、やはりバテバテ。
「降るだけでこの調子じゃ、やっぱ引き返して正解だったなぁ」とか思いつつフラフラ進み……三頭橋に到着したのは14:40でした。
うーん、あのまま登ってたら人里に降りるのは何時になったんだろう……

ムロクボ尾根の三頭山登山口

ムロクボ尾根の三頭山登山口

三頭橋 奥多摩周遊道路の分岐でもあります

三頭橋 奥多摩周遊道路の分岐でもあります

30分ほどバスを待って、奥多摩駅から青梅・拝島経由で18時頃に帰宅。
いやあ、疲れました。やっぱもうちょっと軽い山で足馴らししなきゃいけませんねぇ。
ま、今回は三頭山だけに「未踏」に終わったということで。やかましいわっ!www

ビストロひつじや@代々木

高校時代の同級生で首都圏に住んでるのが何人かいるのですが、
昨夜五人ほどで集まって代々木で飲んできました。
行ったお店は『ビストロひつじや』という羊料理の専門店。
※今回はデジカメを忘れたので携帯で撮影した写真でご勘弁を。

ビストロひつじや

ビストロひつじや

普段はジンギスカンくらいでしか口にしない羊肉ですが、この店ではいろんな部位・調理方法が楽しめます。
人気メニューの羊肉のタタキは思ってたほど癖が無く、普通に美味。
逆に癖があったのがハツ(心臓)のステーキ。
とても獣臭かったけどスパイシーなソースに付けると美味しくいただけました。

羊肉のタタキ (゚д゚)ウマー

羊肉のタタキ (゚д゚)ウマー

これはスペアリブ・ステーキだったかな?

これはスペアリブ・ステーキだったかな?

それから行く前から食べてみたかったのが「羊の脳みそ」。
バングラディシュ風のカレー味で調理してもらい、自家製のパンとあわせていただきました。
ちょっと生臭さを感じましたが、これもなかなか美味しかったです。
食べてる最中、何故か映画の話題になりました。ハンニバルとかインディー・ジョーンズとか。

羊の脳みそ バングラディシュ風 (゚д゚)ウマー

羊の脳みそ バングラディシュ風 (゚д゚)ウマー

さて、この店。
羊料理だけでなく、変わった地域のワインを置いてるのも特徴のようです。
モルドバ、ブルガリア、ルーマニア、インド、南アフリカ、ニュージーランド……しかもそれが安くて美味い!!
どうも原価+100円というキャンペーンをやっているらしく、ボトルで800円から2000円くらいという価格帯なのです。
調子に乗って世界各地の赤ワインのボトルを次々と空けてしまいました。
飲んでる途中からどうも記憶が曖昧になってますが……まぁ仕方ないですね。

ブルガリアのは861円(ボトルで)

ブルガリアのは861円(ボトルで)

モルドバワインは1800円くらいだったか

モルドバワインは1800円くらいだったか

あとインド出身の店員さんもとても陽気な方で、接客で楽しませていただきました。
良い店を手配してくれた旧友に感謝です。
しかし、安すぎると飲みすぎていかんなぁ……また行こう。

景信山・陣馬山・生藤山でヘトヘト

先日花道の番長をやっつけた折にMr.mudさんから勧められた景信山・陣馬山コース。
「今週降った雪がいい感じで残ってるはずですよ」と言われ、アイゼンを持って行ってきました。
雪山歩くの実は初めてなんですが「塩さんならあの界隈は楽勝っすよ」と唆されて……
また横着しぃの写真レポでご勘弁の程を。

高尾駅からバスで移動

高尾駅からバスで移動

終点の小仏バス停から歩きはじめたのが9時少し前

終点の小仏バス停から歩きはじめたのが9時少し前

登山口はのっけから積雪が

登山口はのっけから積雪が

周りは付けて無いけど慣れるためにアイゼン装着

周りは付けて無いけど慣れるためにアイゼン装着

霜柱も派手に伸びてます

霜柱も派手に伸びてます

尾根道はこんな状態 なかなか楽しい

尾根道はこんな状態 なかなか楽しい

1時間ほどで景信山頂に到着

1時間ほどで景信山頂に到着

景信山から都心方面を望む

景信山から都心方面を望む

ここから先、しばらくずっと雪道でした

ここから先、しばらくずっと雪道でした

明王峠からの眺め

明王峠からの眺め

ルートを間違えることはなさそうですね

ルートを間違えることはなさそうですね

11:40、陣馬山頂到着 857m

11:40、陣馬山頂到着 857m

恥ずかしがり屋の富士山はこんな感じ

恥ずかしがり屋の富士山はこんな感じ

けんちん汁500円とコンビニおにぎりの昼食

けんちん汁500円とコンビニおにぎりの昼食

さて、当初の目的地である陣馬山まで早々に到着してしまいました。
昼飯食べ終わってもまだ12時前でして、このまま帰るのは物足りないなぁ……
と地図とにらめっこしてましたら、この先の生藤山から下るルートに変わった神社を発見。
よっしゃ、一丁気張って行ってみるか!! なーんて思ったのが運のつき……

陣馬山から和田峠へ下るルート

陣馬山から和田峠へ下るルート

和田峠 八王子方面へは抜けられない様子

和田峠 八王子方面へは抜けられない様子

さっきまでの人ごみが嘘のような寂しい道に……

さっきまでの人ごみが嘘のような寂しい道に……

意外なほど激しいアップダウンで、もうヘトヘト……

意外なほど激しいアップダウンで、もうヘトヘト……

午前中とは打って変わって、進むに連れ足がドヨーンと重くなってきました。
おまけに風は冷たいは、もも裏はツリそうになるわ。
先を急いで巻くルートがあったら迷わず巻いたのですが、どんどんスタミナが奪われて行きます。
途中で岩が露出した場所もチラホラ現れ、雪もガチガチではないのでアイゼンは途中で外しました。
休み休みヒイヒイ言いながらも何とか生藤山頂に到着。その先の三国山を経て下山ルートへ。

14:40 生藤山頂 990m

14:40 生藤山頂 990m

こちらは三国山頂からの眺め ゴルフ場が見えた

こちらは三国山頂からの眺め ゴルフ場が見えた

さて、下山は井戸という集落へ降るルートを選んだのですが、分岐を一瞬見逃してしまいました。
それもそのはず、深い雪には足跡が一人分しか残されてません。
GPSで分岐が正しいことを確認してから「うーん、この道を進んでも良いものか」と一瞬迷いましたが、
先行者が戻ってきた後もないので「行けるだろう」と判断してくだってみました。
足跡を踏み外すと膝下まで雪に潜るような道で、なかなか緊張感がありました。
ま、そんな深雪も生藤山方面のルートと合流する数百mで済んで良かったです。

合流後の下山は比較的楽チンでした

合流後の下山は比較的楽チンでした

がーっと下って目的地の神社、軍刀利神社に到着。
この軍刀利神社。分かる人は名前を見てパッと分かると思いますが、密教の軍荼利夜叉明王が由来のようです。
以前、Mr.mudさんの山レポでこの神社がちらっと紹介されてまして、
それを読んだ時に「軍荼利明王が神道として祀られてるなんて珍しいなぁ」と感じてたのですが、
昼飯後に地図を見たときにその時の記憶が蘇って興味を引かれたわけでございます。
神仏習合で仏教関連の諸尊が神道に取り込まれた例は割とあります。
金比羅様が元々薬師如来の十二神将の一人・宮毘羅大将(=ガンジス川の神クンビーラ)ってのは有名ですね。
軍荼利はサンスクリット語のクンダリニーに由来して、蛇に象徴されるチャクラのエネルギー……とか興味のある方はググってください。
そういえばレポにはアップしてませんが、川原湯温泉には聖天神社なんてとこもありました。
聖天様=歓喜天が神道として祀られてたんですが、あっちもかなり珍しいはずです。
ま、とにかく目的の神社に詣でることが出来て満足できました。あとはバスで帰るのみ。

軍刀利神社 奥の院

軍刀利神社 奥の院

奥の院から先は割と平坦な林道に

奥の院から先は割と平坦な林道に

軍刀利神社 刀が武神ぽくて良いですね

軍刀利神社 刀が武神ぽくて良いですね

神仏分離令の影響か由緒書では祭神が日本武尊に

神仏分離令の影響か由緒書では祭神が日本武尊に

さて、バスですが、バス停に着いたのが16時少し前。
そして次のバスはなんと18時!? ガーン。二時間待ちとかありえんし!!
嘆いていても仕方ないので諦めて上野原駅まで歩くことに。
一時間くらい歩いた頃に、生藤山頂で挨拶したご夫妻のタクシーに拾っていただいちゃいました。
わーい♪
上野原駅から先は順調に電車を乗り継いで、18:30頃に無事帰宅。
9時から17時くらいまで、ほとんど歩き通しで流石にくたびれました。
でもまぁ今回の山行はいい経験になったと思います。
急な登りはマイペースで休憩をこまめに取るようにしなきゃだなぁ。

味噌麺処・花道

うちの会社の近所に味噌麺処・花道というラーメン屋さんがございます。
ラーメンデータベース・2009年年間ランキングの味噌部門で2位を獲得した、かなり人気のお店です。
で、この店に番長ラーメンなる激辛メニューがありまして、私も時々食べてるんですけれども
先月、由比港に釣りに行った際、辛いもの好きのゲドバのお二方、
Mr.mudさんと怪人Mさんにお薦めしたところ「それは一度は挑んでおかねばなるまい」という話になり、
えー、本日行ってまいりました。何か雪だか霙だか降りだしましたけど。

味噌麺処・花道

味噌麺処・花道

番長ラーメン 美味いけど辛い

番長ラーメン 美味いけど辛い

最近は体調を考えてスープは残すように心掛けてるんですが、
今日は「番長と決闘」という趣旨なので最後まで飲み干しました。
一味唐辛子が揺蕩うスープは胃にズシリと重く、
最後の方になると辛く(つらく)なってきますねぇ……完食しましたけど。
明朝のトイレが不安です。
辛いもの好きの方は一度食べてみておくんなまし。

高水三山へ行ってきた

今日はMr.mudさんに勧められた高水三山ってとこへ行ってきました。
出発地点はJR青梅線の軍畑駅。また写真だけですがダイジェストだと思ってくださいませ。

8:40 軍畑駅を出発

8:40 軍畑駅を出発

高源寺 公衆トイレがありました

高源寺 公衆トイレがありました

今日も蝋梅が綺麗ですねー

今日も蝋梅が綺麗ですねー

堰堤の脇の階段を上がるといよいよ登山道の始まり

堰堤の脇の階段を上がるといよいよ登山道の始まり

針葉樹林をえっちら登りつめて尾根道へ

針葉樹林をえっちら登りつめて尾根道へ

常福院の石段と山門

常福院の石段と山門

本堂の手前には木製の刃物が祀られてました

本堂の手前には木製の刃物が祀られてました

高水山頂 759m 10:02

高水山頂 10:02

鞍部を経て次のピークへ

鞍部を経て次のピークへ

岩茸石山頂 793m

岩茸石山頂 793m

展望抜群ですね 風がちと冷たいけど

展望抜群ですね 風がちと冷たいけど

10:30と早いけど予定通りここで昼食

10:30と早いけど予定通りここで昼食

食べ終えて次のピークへ移動中の眺め

食べ終えて次のピークへ移動中の眺め

惣岳山頂756m 青渭神社奥ノ院でもある

惣岳山頂756m 青渭神社奥ノ院でもある

なんか大木が裂けてました 落雷かな??

なんか大木が裂けてました 落雷かな??

その後も尾根道を進んで、やがて降り始め……

その後も尾根道を進んで、やがて降り始め……

終点の御嶽駅 12:15到着

終点の御嶽駅 12:15到着

出発時間が早すぎたのか、お昼には歩き終えてしまいました。
沢井の方へ多摩川沿いに散策する手もあったのですが、寝不足だったのでそのまま帰宅。
今度行く時はもっと遅い時間に出ても良さそうですね……。

奥武蔵で軽ハイク

先週の高尾山に引き続き、今週の日曜日は奥武蔵まで山歩きに行ってきました。
コースはこちら、吾野駅から正丸峠や諏訪神社を経て東吾野駅へ抜けるコースです。
前日は由比での釣りに加え、深夜のランク王国に登場したソワカちゃんをチェックしたので少々寝坊。
でも西武線の沿線住人なので、のんびり出発でも十分間に合う時間帯でした。
このあたりはアプローチしやすくて良いですね。
ってことで文章考えるの面倒なんで、写真でざっとご紹介。

西武秩父線 吾野駅から出発

西武秩父線 吾野駅から出発

途中、小さな水車がありましたが凍ってました

途中、小さな水車がありましたが凍ってました

舗装林道から山道へ

舗装林道から山道へ

顔振峠まではずっと上り勾配

顔振峠まではずっと上り勾配

摩利支天様が見てる~♪(via 羅睺の星

摩利支天様が見てる~♪(via 羅睺の星)

茶屋が並ぶ顔振峠

茶屋が並ぶ顔振峠

富士山までくっきり見えました

富士山までくっきり見えました

これは諏訪神社

これは諏訪神社

越上山山頂 566m

越上山山頂 566m

関東平野方面を遠望

関東平野方面を遠望

昼飯はコンビニおにぎりとインスタント味噌汁

昼飯はコンビニおにぎりとインスタント味噌汁

鉄塔の下をくぐったり

鉄塔の下をくぐったり

後半、杉林ばかりで正直飽きてきました……

後半、杉林ばかりで正直飽きてきました……

と思ったとこに蝋梅 とても良い薫りでした

と思ったとこに蝋梅 とても良い薫りでした

山道終了、後は舗装路

山道終了、後は舗装路

無事、東吾野駅に到着ー♪

無事、東吾野駅に到着ー♪

コースの標準タイプが3時間50分となってますが、
昼食や小休止を入れてトータルで4時間くらいで済みました。
まぁ、のんびり休憩したくなるような展望があまり無かったこともあり……
次は別のコース行ってみたいですね。
ちなみに昨夜のランク王国月刊OVAランキングで、ソワカちゃんDVDは5位と9位でした。
そしてソワカちゃん以外は相変わらずエロアニメのDVDばかりでした。
「ソワカちゃんだけがまともに見える不思議」と囁かれていたりいなかったり……

由比港へ……

えー、今日はいつもの釣り仲間・外道バスターズ3人衆で日帰りの釣りに行ってまいりました。
場所は静岡県・由比港。ターゲットはボラだったはずなんですが……

由比港 桜海老で有名ですね

由比港 桜海老で有名ですね

沖に新堤も出来たんですが今回は古い湾内で

沖に新堤も出来たんですが今回は古い湾内で

ボラってやつはクロダイの外道としてよく釣れる魚です。
ってことはクロダイを狙えばお断りしても「いえいえ、ご遠慮なさらずに……」と、来るんじゃなかろうか……
という考えで1.5号の磯竿を使ってダンゴ釣りってやつをやってみました。
で、お出ましになったのは目当てのボラならぬマルタ君。

マルタ 見ての通りウグイに近いコイ科の魚です

マルタ 見ての通りウグイに近いコイ科の魚です

このマルタ君、食べられはするのですが小骨が多くて釣り人には嫌われてます。
「ケッ」とか言われながらその辺に転がされ捨てられたり、ちょっと不憫な奴なのです。
でもまぁこいつしか釣れないので一応キープ。
小骨さえ我慢すればムニエルとか塩焼きで十分食える……はず……。
さて、お昼ごはんは由比港内で漁協が直営している浜のかきあげやというお店。
僕が注文したのは、釜揚げ桜海老としらすがたっぷり乗った由比どんぶり650円+桜海老味噌汁100円。
さらに250円でかき揚げを乗せることもできるのですが今回はカロリーを考えて我慢我慢。
駿河湾に面した岸壁で味わう由比名物、桜海老としらすは格別の風味でした。

由比どんぶり メチャ(゚д゚)ウマー

由比どんぶり メチャ(゚д゚)ウマー

由比漁協直営 浜のかきあげや

由比漁協直営 浜のかきあげや

さて釣りの方ですが、やがて日も傾き……
タチウオ狙いの乗合船が出掛けてしまう頃まで竿を出してはみましたが、
残念ながら三人でマルタが5・6匹という釣果に終わりました。
マルタ以外にはハオコゼ2匹とヒイラギ1匹の姿を拝んだのみ。
ボラのボの字も見つかりませんでしたが、ま、こんなパターンには割と慣れてるので気にしないでおきましょう。
むしろ、まだ食べたことがない魚なので、マルタがどんな味かを楽しみにしましょうかね。

夜釣りの乗合船 イカかと思ったらタチウオだそうで

夜釣りの乗合船 イカかと思ったらタチウオだそうで

以上、外道を狙うとさらにその外道が釣れてしまう外道バスターズのお話でした。
ちゃんちゃん♪

給食当番@御徒町

今日は朝から仕事で御徒町へ出掛けました。
打ち合わせが終わったのがちょうどお昼時だったんですが
客先のすぐ近所に以前から一度行きたかったお店がありまして……それがこの店、給食当番

給食当番 最寄り駅は新御徒町駅

給食当番 最寄り駅は新御徒町駅

マスコミなどで紹介されることも多いのでご存知の方もいらっしゃると思いますが
ノスタルジックな給食メニューを食べさせてくれるお店です。
僕が注文したのは給食セットパートⅡ、750円。
ソフト麺とミートソース、サラダに牛乳、そしてミルメークのセットです。

給食セットパートⅡ 懐かしい味で(゚д゚)ウマー

給食セットパートⅡ 懐かしい味で(゚д゚)ウマー

「牛乳を一口飲んでからミルメークを入れてくださいね」との店員さんから一言。
そうそう、そんなコツもありましたね……。
「あ、そういえばソフト麺は袋に入った状態である程度ほぐしとくんだった……」
なんてソフト麺をミートソースに入れた後で思い出したり。
先割れスプーンじゃなくて塗り箸だったのがちょっと残念ですが、
ちょっと甘めのミートソースも牛乳瓶で飲むミルメークも懐かしい味で満足できました。
給食以外のランチメニューも充実してて、夜は飲み屋として営業してるそうです。
興味のある方は一度行ってみてはいかがでしょう?

また高尾山へ行ってきた

一年ほど前の似たような季節に高尾山へ行きましたけど、今日また行ってきました。
前回と同じ稲荷山コースですが、高尾山頂はいろいろ面倒くさいのでパスして巻くことに。
あと、今回は小仏峠経由で相模湖方面に降りる下山コースを取ってみました。
体重が少々増えてしまったのでペースはゆっくり目ですが、休憩は減らせたかも。

稲荷山コース 二度目なのでGPS持たず

稲荷山コース 二度目なのでGPS持たず

稲荷山山頂からの眺め

稲荷山山頂からの眺め

雪や凍結を懸念してアイゼンを用意して行きましたけど、幸い使うような場面は無くて済みました。
ところどころで姿をのぞかせる霜柱がかわいらしかったです。

雪は思ったほどでなく助かりました

雪は思ったほどでなく助かりました

霜柱 美しいですよね

霜柱 美しいですよね

今回の昼飯も前回と同じく、おにぎりに城山山頂のなめこ汁です。
Mr.mudさんのお気に入りだけあって、外さない美味しさですね。
ビールも瓶で頼んでしまいましたが、山の上でこういうのが楽しめるってのは実によかですなぁ。

なめこ汁もビールも(゚д゚)ウマー

なめこ汁もビールも(゚д゚)ウマー

そうそう富士山も午前中はくっきり見えました

そうそう富士山も午前中はくっきり見えました

小仏峠まで降りる辺りは雪も結構積もってましたが、まだ問題ないレベル。
峠から舗装路に降りるまでのコースはすれ違う人も殆どなく、寂しい感じでした。
ま、せっかく山に来たんだし、人と会わない方が気楽でいいんですけどね。

小仏峠から相模湖方面に下る道

小仏峠から相模湖方面に下る道

こちらは登り口 不人気コースなのかな?

こちらは登り口 不人気コースなのかな?

その後、国道まで出て底沢バス停をちらりと覗いてみたところ、数分後にバスが来る模様でしたが
ちょっと物足りなかったので東海自然遊歩道の弁天橋から嵐山へ至るコースに行ってみました。
分岐を見逃してしまうほど狭い道なので注意が必要ですね。

なんじゃこの狭い道は

なんじゃこの狭い道は

相模川に架かる弁天橋

相模川に架かる弁天橋

こちら相模川 相模ダムのすぐ下流です

こちら相模川 相模ダムのすぐ下流です

相模大橋 橋の上からの釣りは禁止されてました

相模大橋 橋の上からの釣りは禁止されてました

そこから相模ダムを経て相模大橋を渡り、JR相模湖駅に到着して終了ー。
高尾山口から歩きはじめたのが9:30、相模駅に到着したのが14:40。
体力が落ちてるかと思ってましたけど、まだ結構歩けました。
やっぱ一人でマイペースに歩く方が向いてるのかなぁ。
ま、また気が向いたらどこかの山へふらりと出かけたいと思います。はぁ、くたびれた。

伊香保温泉、日本の名湯

……と、上毛かるたでも謳われております、伊香保温泉。
先週の三連休を使って、ちょいと一人で骨休めに行ってまいりました。
セローに乗るのも久しぶりですが、キャブを一度空にしてからだと一発始動できました。
泊まったのはホテルニュー伊香保、素泊まり8000円の部屋を二晩です。
前日になって急遽決めた旅のため、泊まれればどこでも良いやと思ってネットで直前予約しました。
14畳という広い部屋には特に不満はないのですが、
お湯は白銀の湯より黄金の湯の方が良かったなぁ……と、
あまり温泉にこだわりのない自分でも感じてしまいました。
ま、仕方ないですね。テントより楽だし。

ホテルニュー伊香保

ホテルニュー伊香保

窓からの眺め 谷川連峰かな?

窓からの眺め 谷川連峰かな?

初日の夜は伊香保から割と近い場所に済むマイミクさんおふたりに
渋川市街にある居酒屋・ねこというお店に案内していただきました。
地鶏の叩きやメヒカリの唐揚げなどをつまみながら、地酒を堪能しました。
複数人数だといろいろ注文できるから良いですよね。
※何枚か料理の写真を撮影しましたがブレブレなので割愛します……(-_-;)

居酒屋ねこ 地元民で大混雑

居酒屋ねこ 地元民で大混雑

お客さんから寄せられたという猫オブジェ群

お客さんから寄せられたという猫オブジェ群

翌日の昼間もマイミクさんのお一人に観光地を案内していただきました。
標高の高い場所は路面に雪も現れてくるので、バイクだと辛いんですよね。
その上、お土産までいただいてしまいまして……ありがとうございました!

うどんでも有名な水沢観音

うどんでも有名な水沢観音

さすがに参拝する人で賑わってました

さすがに参拝する人で賑わってました

凍結しかけた榛名湖&榛名富士

凍結しかけた榛名湖&榛名富士

日陰はやっぱり積雪が……

日陰はやっぱり積雪が……

昼食は遊喜庵・伊香保店というお店へ。
私も以前食べたことのある水沢うどんの大澤屋という有名店があるのですが、
ここはその大澤屋がプロデュースしたカレーうどん専門店なのだそうです。
で、私が注文したのはキーマカレーうどんの大盛1200円。
複雑な辛味のかなり本格的なカレーを使ってました。麺ももちろん美味。
普通の水沢うどんには飽きてるであろう地元民に人気ってのもうなずけます。

遊喜庵のある食の駅・伊香保

遊喜庵のある食の駅・伊香保

キーマカレーうどん (゚д゚)ウマー

キーマカレーうどん (゚д゚)ウマー

ってなわけで、二日間ご案内していただいたマイミクさん、ありがとうございましたー。
さて。
この後、宿へ戻って休憩してから石段街へ散歩に出掛けました。
伊香保神社経由で湯元に抜ける急坂の繁華街は伊香保のシンボルともなっております。
なかなか風情がある街並みで、大勢の観光客が射的場や土産物屋でワイワイやっておりました。

伊香保のシンボル 石段街

伊香保のシンボル 石段街

敷石の下を流れる黄金の湯は分配されて各宿に

敷石の下を流れる黄金の湯は分配されて各宿に

伊香保神社に参拝した後、石段の湯という日帰り温泉に立ち寄りました。
入浴料は400円。泉質は良かったのですが、湯船でくつろいでたら
背中の派手な兄さん方(ヤ?)に囲まれて、ちょいと落ち着けませんでした。

日帰り温泉 石段の湯

日帰り温泉 石段の湯

夜も石段街まで一人飲みに出掛けたのですが、営業している店がほとんどなし……。
事前に飲み屋の情報も多少調べたのですが、ラーメン屋やスナックばかりで
郷土料理を出すような居酒屋や小料理屋は全く見つかりませんでした。
で、辛うじて「ここでいいか」と思えたのがふきのとうというお店。
ここもラーメンが主体のお店なのですが、山菜の天麩羅やモツ煮なども供しておりました。
日本酒も船尾瀧という地酒が置いてあり、期待以上に良いお店でした。

キリンラガーとモツ煮で晩酌開始

キリンラガーとモツ煮で晩酌開始

山菜の天麩羅500円は意外にボリュームありました

山菜の天麩羅500円は意外にボリュームありました

瓶ビールに冷酒をニ杯ほどやっつけた後、締めにお切り込みうどんを注文。
モツ煮と天ぷらでだいぶ腹がくちかったのですが、郷土料理っぽいものも食べたくなりまして。
極太の平麺とたっぷりの根菜という素材の構成は、山梨のほうとうに似ておりました。

お切り込みうどん 煮ぼうとうとも言うらしい

お切り込みうどん 煮ぼうとうとも言うらしい

ホクホク食べて温まってから宿へ帰還すると、kihirohitoさんの新作がうpされておりました。
すぐさま持参してたノートPCでまとめサイトを更新してしまう辺りは悲しい性ですね。
寝る前にもう一風呂浴びて就寝。
翌朝もざっと入浴して9:30頃にチェックアウトしました。
昼飯を食べてから帰ろうか迷いましたが、結局そのまままっすぐ帰宅。
まぁ、行こうと思えばサクっと行ける距離ですからねぇ。
実家の半分以下の時間で行けるエリアなので、楽なもんです。
しかし昔ながらの温泉街や観光地はどこも危機的な状況ですね……。
年末に行った下田や稲取も、入りたくなるような飲み屋さんはなかなか見つかりませんでした。
一人飲みが目的なら、観光地より県庁所在地などの都市の方が良さそうですが……
さて、次はどこへ行こうかなぁ?

松も取れて

松も取れてお屠蘇気分も抜けたところでいきなり3連休なわけですが、
久々に一人バイクで出掛けて来ようかと思います。
目的地は上毛・伊香保温泉。テントではなく素泊まりの宿を確保しました。
前日でも予約できるって、WEBは便利だなぁ。
文庫本を数冊持ってって、ゴロゴロのんびりしてきます。
雪が少し心配ですが、まぁ大丈夫でしょう。
セローに乗るのも久々だけど、ちゃんと動くかな……

今更ですが、あけおめことよろ

年が明けてすでに数日、私も明日が仕事始めです。
えー……遅きに失した感はありますが、あけましておめでとうございます。
正月はいろんな方とあちこちで飲んだりしてました。
あとは借りっぱなしのDVDを観たり、読みかけの本を読んだり……
ま、一年前は過酷な年末年始でしたから、今回はのんびり過ごすのも良かったかなと。
年末のエントリーでも書いた通り、今のところは旅とか企画とかノープランですけど、
本年もご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
頁主敬白

今年もお世話に……モゴモゴ

張り付いた記事のまま年を越すのもアレなので……
えー、2009年もいよいよ終わりですね。今年は(も?)いろいろありました。
大きな出来事は年頭の年越し宗谷岬ツーリングと6月の第二回電奇梵唄会ですね。
方向性は全く異なるのですが、どちらも自分の全力を出し切った感があります。良い経験でした。
その他、バイクでのキャンプツーリングの記事は非常に少ないのですが、
山菜塾やキノコ塾、何度かの釣行に地方飲みと細々ボチボチ出かけてはいました。
ただ、実家のゴタゴタでなかなか落ち着かず……レポを楽しみにされてる方には申し訳ないです。
さて来年ですが特に何の計画もなし。どうなることやら。
とりあえず年越しは東京で過ごす予定でおります。
皆様も飲み過ぎ食べ過ぎにお気をつけて。良いお年を!

ソワカちゃんDVD 覚の巻

悪かったな。またソワカだよ!」というわけでDVDの第二弾・覚の巻(Amazon限定版)が届きました。

いやー、濃い。濃すぎます。メニューが表示される前から笑いました。
例によって諸方面に配慮した修正が多々ありますが、
その修正の方針もRemixも特典映像もkihirohito氏の個性が良い形で表現されてると思います。
クリスマスプレゼントとしても万人に喜ばれること間違いなし。たぶん。
各ご家庭に一枚いかがでしょう? ご利益あると言われてますよ。たぶん。
ちなみにオリコンのDVDアニメ・デイリーランキングでは3位になったようです。これは本当。
それから先週の生放送ですが、録画されてた方がニコニコ動画にアップロードしてくださいました。
ニコ生のコメントもそのまま録画されてるので、出演した側としても楽しめました。
全部で四時間半の長丁場ですがお暇な方はご覧になってみてください。
ちなみに私は”その2”の14:00くらいから登場します。たぶん。


最後に近況報告ですが、今週末は外道仲間と伊豆へ雑魚釣りに行ってきます。
延竿メインで小物ばかりの予定ですが、のんびりしてきますです。たぶん。

護法少女ソワカちゃん生放送に出演

唐突ですが今週の土曜日、12/5の17:30からニコニコ生放送の番組、
護法少女ソワカちゃん生放送』に出演することになりました。
以前、お伝えしましたが、12/9にソワカちゃんのDVD第二弾が発売される予定でして、
それを記念しての企画だそうです。
こちらがソワカちゃんDVD発売元のLOiDさんによる告知。
http://loid.syncl.jp/?p=diary&di=270061
そしてこちらが放送を視聴するためのURLです。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv7525319
視聴にはニコニコ動画のアカウントが必要なので興味ある方は事前に登録しといてくださいませ。
あ、ついでにTwitterのアカウントも紹介しとこ。よかったらフォローどぞ。
(ほとんどソワカちゃん関連のつぶやきばかりですが)
http://twitter.com/SaltyDog_wow

キネマ食堂

昨日の金曜日は平日でしたが所用があって実家へ帰って来ました。
用事の方は諸事情で無駄足となってしまいまして、どっと徒労感が。
でまぁその気晴らしをすべく美味しいものでも食べようと向かった先が
掛川市街の外れにあるキネマ食堂という老舗の食事処。
創業が大正十五年って、食堂としては相当古いですよね。
高校が比較的近くにあったのですが私が知ったのは最近です。
もっと早く知ってればなぁ……あぁ、勿体無い。

キネマ食堂@掛川 創業大正十五年

キネマ食堂@掛川 創業大正十五年

注文したのは平日の人気ランチメニュー、ラーメン定食690円。
この店はラーメンで有名でして、地元のマスコミなどでも紹介されてらしいのです。
「開店当初から変わらない」と謳うだけあって、豚ガラ醤油スープの懐かしい感じの味でした。
定食だと御飯にイカリングフライ、ゴボウサラダ、豆腐、おしんこも付いてきて、かなりのボリューム。
順番待ちしてる人も多いのですが、人気があるのも頷けます。

ラーメン定食 690円 (゚д゚)ウマー

ラーメン定食 690円 (゚д゚)ウマー

ラーメンと同じく創業以来の味というカレーライスも気になりますが、
夜の居酒屋として営業してるらしいので、一度飲みに行きたいですねぇ。
ラーメン食べたあとは多少寄り道しつつ、早々と東京へ戻って参りましたとさ。

演劇実験室◎万有引力『書物の私生児』

先週末からの3連休ですが、また東京で過ごしてしまいました。
kihirohitoさんの出題したクイズを解いたり、久しぶりに会った友達と飲んだり……
で、昨日は演劇実験室◎万有引力という劇団の『書物の私生児』というお芝居を見てきました。

知らない方にはどこから説明すべきか分かりませんし、知ってる方には説明不要でしょうけど、
かつて寺山修司という人が主宰していた「天井桟敷」というアングラ劇団がありまして、
彼の死後、「天井桟敷」で主に音楽を担当していたJ・A・シーザーという人が
新たに立ち上げたのが「万有引力」という劇団です。(いいのかこんな説明で……)
今回は寺山修司の詩や短歌、散文をJ・A・シーザーの音楽に乗せて朗読する、という舞台でした。
(今回の公演では「J・A・シィザー」と記載されてましたが、モゴモゴ……)
と一文にまとめると単なる朗読劇と思われるでしょうけど、
全身をこれでもかと酷使しての肉体表現や映像・陰影を巧みに活用した演出、
そして洪水のような寺山の言葉とシーザーの音楽にただただ圧倒された2時間弱でした。
前日に観劇したJ・A・シーザー好きのソワカちゃんファン数人(※)から良い評判を聞いており、
それがきっかけで急きょ一人で当日券を狙って観に行くことにしたのですが、
期待していた以上に素晴らしい舞台でした。機会があればまた観に行きたいと思います。

演劇実験室◎万有引力『書物の私生児』

演劇実験室◎万有引力『書物の私生児』

※ソワカちゃんファンにはJ・A・シーザーのコアなファンが何故か多いのです。
J・A・シーザーについては『少女革命ウテナ』の楽曲で知ってる人も多いのかな……
自分はまだ作品を通してちゃんと見たことがないけど、一曲貼っておきます。

あと、これは全く余談になりますが実は高校の頃、僕は演劇部に所属してました。
文化祭だったか、とある公演で寺山修司の『狂人教育』という脚本を演じたことがあり、
そのせいか今でも寺山修司の作品には妙な因縁を感じてます。
まぁ高校演劇としてはちょっとそぐわない脚本でして、それを選ぶ顧問の教師も教師だと思いますし、
観衆からの評判も頗る悪かったように記憶してますが……えっと、それも含めて楽しかった思い出です。
K原先生、お世話になりました。

青梅線で酒三昧

またご無沙汰しちゃってます。
前回の記事以降もMr.mudさんと下田へ雑魚釣りに行ったり、
その獲物をたみさんちで鍋にしていただいてわいわい飲んだり、
いろいろやってはいるのですが記事にするだけの気力がないので、お蔵入り状態です。
すんません。
そうそう、「蔵」といえば先日、東京の地酒・澤乃井の蔵元・小澤酒造
日本酒好きの飲み友達、みなちよさんをお誘いして行ってきました。
小澤酒造は青梅線の沢井駅に隣接する蔵元で、
実は前々からMr.mudさんやたみさんから薦められていたスポットなのです。
多摩川の渓谷沿いに澤乃井園という庭園や食事処が設えてあり、
渓谷美を堪能しながら日本酒が飲めるようになっております。
我々が行った日の酒蔵見学は予約で満員だったため断念したのですが、
本来の目的(酒を飲むこと)は何の問題もなく果たせました。
えぇ、バイクではなく電車なので、その辺は全く何の気兼ねもなく……(笑)

澤乃井と大書されたタンクがお出迎え

澤乃井と大書されたタンクがお出迎え

澤乃井園 きき酒処や軽食の売店があります

澤乃井園 きき酒処や軽食の売店があります

仄かに色づき始めた紅葉と多摩川

仄かに色づき始めた紅葉と多摩川

この辺りまで来ると東京とは思えないっすね

この辺りまで来ると東京とは思えないっすね

ここのきき酒処では小澤酒造・澤乃井のいろんな銘柄のお酒を200円から飲むことができます。
さらに一杯目には五勺(=0.5合)ほどの容量のぐい呑みが付いてきて、
二杯目以降をそれでおかわりすると100円引きになります。
つまり、二杯目以降は五勺の酒を100円からグビグビ呑むことが出来るわけですね。
ぐい呑みはお土産に持ち帰ることができますし、
持ち込みは禁止ですが軽食の売店では様々なおつまみも売られてます。
酒好きにとってはこたえられない場所ですねぇ。
というわけで、眺めの良い東屋を陣取って、きき酒処の開店直後から二人で早速飲り始めました。

最初はしぼりたてから 肴はモツ煮にもろみわさび

最初はしぼりたてから 肴はモツ煮にもろみわさび

素敵なロケーションでした 卓上には冷奴

こんなロケーション 卓上には冷奴

しそ味噌豆腐 これ美味しかったです

しそ味噌豆腐 これ美味しかったです

しぼりたてに始まって、本地酒、蔵守、蒼天生酒、元禄、大辛口、彩は、秋あがり。
それから彩はの二合瓶に量り売りの生原酒二合瓶。
順序は自信が無く漏れがあるかも知れませんが、飲んだ銘柄は確か以上だったような……
私もみなちよさんも、だいたい合計で六合ずつでしょうか。
4時間ほど腰を据えて杯を重ね、日が傾き始めた頃に切り上げました。
その後、悪酔いもせず電車で地元まで戻ってから、某店でまた飲みなおしたとかしてないとか……
(え、飲みすぎ??)
街中の店とはまた別の酒の楽しみ方ですね。
行ってよかったですし、機会があったらまた行きたいと思います。
Mr.mudさん、たみさん、いいとこ教えていただき、ありがとうございました!
みなちよさん、ご同行いただきありがとうございました!

キノコ塾@2009&袋井で独り呑み

毎年恒例のキノコ塾に先週末行ってまいりました。
塾と言っても既におなじみのヌメリスギタケモドキと決まってるんですが……
ま、三人でテント張って飲むのが目的みたいなものでして。
ただ、今年はかなりの不作(不漁? 不猟?)でして、採ったキノコは全てお土産。
現地ではキノコ抜きの晩酌&朝ごはんとなりました。
撮った写真が少ないので物足りない感じではありますが、紹介しておきます。

本日の収穫 オニグルミとヌメリ(以下略)

本日の収穫 オニグルミとヌメリ(以下略)

本日の昼食 風とりのチキンソースカツ丼セット

本日の昼食 風とりのチキンソースカツ丼セット

本日の幕営地付近の眺め

本日の幕営地付近の眺め

翌日の朝食 Mr.mudさん特製鍋

翌日の朝食 Mr.mudさん特製鍋

ついでにもひとつご紹介。
また平日に帰省する必要がありまして、今日は実家の方に来ております。
で、また地方都市で呑むという癖が出まして、今夜は袋井市のビジホに泊まりました。
行った店は『しみきん』という居酒屋さん。
屋台の時代から数えると50年もの歴史があるお店だそうです。

袋井の居酒屋・しみきん

袋井の居酒屋・しみきん

とりあえずレバ刺し300円を胡麻油で……

とりあえずレバ刺し300円を胡麻油で……

僕が地元にいた頃は全く知らなかったのですが、静岡県西部には「おもろ」という豚足料理があるそうです。
で、このしみきんさんの初代が「おもろ」の名付け親だそうで……。
その辺、詳しくは袋井の隣の磐田市が最近猛プッシュしている「おもろカレー」のサイトをご覧ください。(←手抜き!)
大人の握り拳より大きい「おもろ」ですが、甘辛くトロトロに煮込まれてぺロリと食べてしまいました。
しばらく前に旧友から「おもろ」を紹介され、いつか食べに行きたいと思ってたのですが、念願かなって嬉しいです。

トロトロに煮込んだ「おもろ」600円 メチャ(゚д゚)ウマー

トロトロに煮込んだ「おもろ」600円 メチャ(゚д゚)ウマー

ホルモン300円 辛味噌タレでこれも(゚д゚)ウマー

ホルモン300円 辛味噌タレでこれも(゚д゚)ウマー

瓶ビール500円2本に薩摩宝山のお湯割り400円を2杯。
その他、ちょっとしたツマミも頼んで、〆て3600円でした。いやー、美味しかった。
地方での呑み歩き、今後も続けてしまいそうです。

掛川大祭を観てきました

先週の三連休、実家に少し帰省したついでに掛川大祭というやつを見物してきました。
バイクは実家に置いてバスで掛川市街へ赴き、一人でフラフラ飲みながら……って感じです。
あとから知ったのですがダー岩井さんも行かれてたんですね。
私が見たのは10/10(土)の午後でした。

三体の獅子が社の前で舞ってました

三体の獅子が社の前で舞ってました

奉納の行列には本物の馬も参加

奉納の行列には本物の馬も参加

わー、天狗ー

わー、天狗ー

こんな感じでメインストリートを練り歩く

こんな感じでメインストリートを練り歩く

さて、大手門前の駄菓子屋でおでんをつまみに缶ビールを2本開けて良い心持に。
それを皮切りに生ビール+大阪焼、久保田(冷)+もつ煮、焼酎お茶割り+手羽先揚げなどグビグビ呑んで帰宅。
単に昼から飲みたかっただけなので祭りの見物は取ってつけた感じでいい加減です。
ちゃんと見るなら大獅子舞とかの時間を調べるべきなのでしょうね。
ま、自分なりにお祭りを堪能いたしました。

おでん9串+缶ビール2本で1060円 安!!

おでん9串+缶ビール2本で1060円 安!!

二輪の屋台がこの辺りの定番です

二輪の屋台がこの辺りの定番です

お店の前で舞を踊る……門付けってやつですね

お店の前で舞を踊る……門付けってやつですね

アスファルトの白い線は屋台の車輪の跡か

アスファルトの白い線は屋台の車輪の跡か

実家方面の諸事情というやつも少し平穏になってくれそうな気配で……
ま、油断はなりませんし詳しくも書けませんが、ちょっとほっとしております。
落ちついてくれるといいなぁ。
ところで「みなちよ」さんという私の飲み仲間(?)の方が最近ブログを始めました。
開設を少し手伝わせていただいたのでご紹介させていただきます。(って、ほとんど私は何もしてませんけど)
みなちよのおだいどこ -日本酒マニアのいい加減な×××-
バイクやB級グルメとは縁遠いのですが、お酒や料理に興味のある方はお楽しみいただけるかも知れません。
よかったらご覧くださいませませ。

ソワカちゃんDVD第2弾予約開始!

ごく一部で割と人気のある護法少女ソワカちゃんのDVD第2弾が12/9に発売決定したようです。
下は発売元のLOiDの発表で、タイトルは『覚の巻』とのこと。
収録曲と曲順を見てたら非常に待ち遠しくなってきました。
http://loid.syncl.jp/?p=diary&di=231668
通常版、および第1弾『乗の巻』や各種おまけのついたスペシャルセットはまだですが、
Amazonでのみ購入可能な2000枚限定版の予約は本日開始されたようですね。

それからDVD特設サイトでは『信者が語る!ソワカちゃんの魅力』の文章を募集中だそうです。
現在掲載されている文章は書き手の力量不足で全然語り尽くせてないので、
ぜひ文章力のあるソワカファンの皆様に奮ってご応募していただきたいものです。
護法少女ソワカちゃんDVD特設サイト
7/15に発売されたDVD第1弾『乗の巻』はAmazonのDVDランキング5位オリコンのDVDアニメランキング6位
TBS・ランク王国(9/19深夜)のOVAランキング4位……などなど、
正直ちょっとどうかと思うほどの売上があったわけですが、第2弾がどこまで伸びるかとても楽しみです。

また一つ歳を……

えー、一ヶ月も放置しちゃってすみません。
あと最近の投稿の出だしはこんなんばっかりで、すみません。
昨日は私の誕生日でございまして、また一つ歳を重ねてしまいました。
「恥の多い生涯を送って来ました。」みたいなことを書きたいのですが、
洒落が分からぬ方が読んで心配するといけないので控えます。
三十代もいつのまにやら最後の年になってしまった訳ですが、まぁいろいろありました。
三十になった頃にはまさか自分がバイクの免許を取得するとか、テントで泊まり歩くとか
冬の北海道・宗谷岬まで行っちゃうとか、想像もつきませんでした。
それからここ最近の2年間ですが、『護法少女ソワカちゃん』の存在……。
(ちなみに明日10/8はソワカちゃん生誕2周年の記念日です!)
随分とまぁ深く関わらせていただいてますが、お陰さまで色んな方々と出会うこともできました。
この2年間で得たものはとても大きいですね。
自分で言うのもなんですが、物事の捉え方・考え方が以前よりは深まったように思います。
今年の後半に入ってからは実家のゴタゴタもあって、あまり表だった動きをしておりませんが、
まぁ、自分本来のマイペースでのんびりとやってゆきます。
ちなみに今週末の三連休はまた実家ですが、来週末はこの季節恒例のキノコ塾に行く予定です。
久々の林道幕営だけど大丈夫かなぁ……

ひさしぶりに釣りへ

この週末は久々に釣りに行って来ました。同行者は外道釣り仲間のMr.mudさん怪人M氏
釣り場は清水の三保海岸。ええ、また清水です。
2週間ほど前にそのMr.mudさんが49cmの真鯛を上げまして、
2匹目のドジョウならぬタイを狙いに行ったわけです。
土曜日の朝にMr.mudさんの車で東京を発ち、一旦山梨に寄り道。
山菜採りやキノコ採りでいつもお世話になってる蕎麦屋の猪之助さんで昼ご飯。
夏季限定の冷やしたたぬきそば大盛りはmudさんの仰った通り、物凄い量でした。
普段の器が出前で無かったのか、麺がどんぶりにみっしり入ってました。

猪之助・冷やしたぬきそば 量多すぎ!

猪之助・冷やしたぬきそば 量多すぎ!

真上からの図

真上からの図

それからmudさんちで所用を済ませて清水へ。
釣具屋に寄ったりコンビニに寄ったりしながら、17時くらいに釣り場に到着。
我々は基本的に夜釣りなので、いつもこんなスケジュールですね。
釣り座を確保したら餌のユムシを付けて仕掛けを投入。
後はビールでも飲みながら、アタリをのんびり待つのみ。
実に我々向けの釣り方ですね。

夕まずめの直前から釣り始め

夕まずめの直前から釣り始め

さあ来い、真鯛ちゃん

さあ来い、真鯛ちゃん

日が暮れてしばらく待っても魚の姿は見えず。
酒に酔って一眠りし、夜更けの一時過ぎに目を覚ましましたが状況は変わりません。
アタリは何度かあったのですが、餌が小さく齧られてる程度でした。
駐車場のほうでは大音量で夜通しのライブイベントをやってました。

今宵は満月で大潮なのです

今宵は満月で大潮なのです

3時くらいでしょうか、mudさんが波打ち際で何やらゴソゴソし始めました。
何かと思ったら10cm前後のムラサキイガイが何個も打ち上げられてるのを拾ってます。
釣り餌としてはカラス貝とも呼ばれてますが、フランス料理の食材・ムール貝という呼び方のほうが有名ですね。
岸壁や磯に群れで付着してる黒い二枚貝で、もちろん食べられます。(水質によっては不可らしい)
3~5cm程度のサイズが群生してるのは時々見かけますが、10cmというのはかなり良型の部類ですね。
当てにならない真鯛より目の前の貝ってことで、3人で折りたたみバケツ一杯ほどの量を拾いました。
大漁大漁。網に入れて波打ち際で生かしておきます。
そうこうしてるうちに夜が明けて、周りの釣り人も段々増えてきました。
ライブも終了したようです。

夜明け 砂浜での徹夜は寒かったっす

夜明け 砂浜での徹夜は寒かったっす

ムラサキイガイは網に入れて竿立ての根元に

ムラサキイガイは網に入れて竿立ての根元に

「今回は坊主かなー」と諦めかけた頃、僕の竿が大きく動きました。
上げてみたら25cmと良型のカサゴ! 狙いとは違いますが嬉しい獲物です。
結局、今回の釣行はこのカサゴ一尾と大量のムラサキイガイで打ち止めとなりました。

カサゴは丈夫な魚ですね 帰りまで生きてました

カサゴは丈夫な魚ですね 帰りまで生きてました

釣り場でワタを抜いてお持ち帰りー

釣り場でワタを抜いてお持ち帰りー

釣り場を撤収してから、これまた例の如く外道料理でいつもお世話になってるたみさんに連絡。
途中で朝食を食べたりしながらお昼過ぎには東京に到着し、獲物を預けます。
そして夕方18時半、ビールやワインなどを持ち寄って宴会開始ー。
食材の中心がムール貝ってことで、今回は地中海風の料理でまとめていただきました!!

ムラサキイガイのバター炒め 山盛り(゚Д゚)ウマー

ムラサキイガイのバター炒め 山盛り(゚Д゚)ウマー

左奥のは敢えて茹でただけ これまた(゚Д゚)ウマー

左奥のは敢えて茹でただけ これまた(゚Д゚)ウマー

カサゴとイガイのアクアパッツァ 本格的!!

カサゴとムール貝のアクアパッツァ 本格的!!

パエリア風炊き込みご飯 絶品!!!

パエリア風炊き込みご飯 絶品!!!

このほかにも細々いろいろと作っていただき、いつも以上に堪能させていただきました。
次回はなんとしても真鯛をお持ちして恩に報いたいと思っております。あー、喰った喰った。
それにしてもムラサキイガイがこんなに美味いとはイガイでした。(←最後の最後で我慢できなかった)

写真お蔵出し

さて先週末も今週末も実家まで往復してきましたけど、これまで何度か帰省してる間に、
レポにするには物足りないような写真がいくつか溜まってきたので一挙にご紹介します。
まずは2006年の大河ドラマ『功名が辻』で少し知名度が上がった掛川城関連。

山内一豊の居城・掛川城

山内一豊の居城・掛川城

天守閣より掛川市街を一望

天守閣より掛川市街を一望

大河ドラマの撮影に使われた黄金の髑髏杯

大河ドラマの撮影に使われた黄金の髑髏杯

映画『たそがれ清兵衛』の撮影に使われた庭園

映画『たそがれ清兵衛』の撮影に使われた庭園

静岡東部からは柿田川湧水群三嶋大社
訪れたのはとても暑い日でしたが、冷たい水がとても美味しかったです。

狩野川水系の清流・柿田川

狩野川水系の清流・柿田川

地に滲みた富士の雨・雪が滾々と湧いてます

地に滲みた富士の雨・雪が滾々と湧いてます

伊豆の国の一宮、三嶋大社は何度か行こうと思ったのですが、これが初訪問。
御祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)と積羽八重事代主神(つみはやえ ことしろぬしのかみ)で、
二柱を総じて三嶋大明神(みしまだいみょうじん)と称しているそうです。へー。

伊豆国一宮 三嶋大社

伊豆国一宮 三嶋大社

御祭神は大山祇神と事代主神

御祭神は大山祇神と事代主神

続いて食べ物。まずチェーン店から2つ。
レストランさわやかのげんこつハンバーグコメダ珈琲のシロノワールです。
げんこつハンバーグはボリュームたっぷりで美味しいハンバーグでした。
シロノワールは甘いですね、ひたすら。名古屋の人は甘いものが特別好きなのでしょうか?

静岡県民にはおなじみ、げんこつハンバーグ

静岡県民にはおなじみ、げんこつハンバーグ

名古屋発祥・コメダ珈琲の名物・シロノワール

名古屋発祥・コメダ珈琲の名物・シロノワール

それから清水のビジネスホテルにわざわざ泊まって食べたモツカレー
供してるのが飲み屋なんですが、途中で食べてバイク乗るわけには行きませんからねぇ。
17時に開店して15分ほどで売り切れてしまう人気メニュー。初訪問では18時に行ったのですがNG。
2回目は開店前から列に並んで何とかありつけました。サッポロラガー(通称・赤星)によく合いますね。
もつ焼きが主体の店なのですが、モツカレーはどて煮からヒントを得て作ったとか。
オリジナリティに溢れるという意味では、甲府のどてやきを少し思い出してしまいました。

モツカレー発祥の店、金の字

モツカレー発祥の店、金の字

清水名物・モツカレー スパイシーで(゚Д゚)ウマー

清水名物・モツカレー スパイシーで(゚Д゚)ウマー

そして最後は、本日遠回りして戻る途中、中央道・谷村PAで食べたおつけだんご
大月の郷土料理らしいのですが、富士吉田うどんに触発されたのか盛んにPR中です。
ものはいわゆる水団(すいとん)なのですが、味噌仕立ての汁とマッチして美味しかったです。

中央道・谷村PA

中央道・谷村PA

 

大月の郷土料理・おつけだんご (゚Д゚)ウマー

大月の郷土料理・おつけだんご (゚Д゚)ウマー

まだ紹介し切れてない写真もあるのですが、とりあえず以上です。
この土曜日の夜は金の字行ったあと2軒ほど清水ではしごしたのですが、ディープですねあの町も。
やっぱり地方都市で飲み歩くのは面白いなー。

酷い放置っぷりですみません

前回の投稿からほぼ一ヶ月。随分と放置してしまってすみません。
この一ヶ月間、独り暮らししてる父親関連の雑用で、ほぼ毎週実家に帰ってました。
今日も帰る予定なのですが心底嫌になってまして、どうしようかと……
愚痴にしかならないので詳しく書くのは止めておきます。
レポのネタはともかく、モチベーションは皆無なこの頃です。
もう夏も終わっちゃうんですねぇ……

山登りとかバイク雑誌とか

先日の三連休ですが、南アルプスへは予定通り行ってきました。
参加者は5人で、北沢峠近くのテン場で2泊したのですが、初日はあいにくの天候で停滞日。
二日目の日曜日は仙丈ヶ岳(3033m)に登りましたが、これまたきつい風雨でしこたま疲れました。
最終日、私は前日の疲労もあってテン場で朝から酒を呑み、Mr.mudさんもお付き合いくださいました。
残る3名様は晴天の中、栗沢山(2714m)から甲斐駒・摩利支天の展望を堪能されたようで。
で、レポですけど、カメラのバッテリーを入れ替え忘れたため、初日からいきなり写真が撮れなくなり
仙丈ヶ岳も雲ばかりで何も見えない状況だったので、まぁいいかーと考えてます。
レポを楽しみにされてる方、すみません。どうもさぼり癖がついてしまって……
ところで。
本日発売のタンデムツーリング9月号に私が何故か登場しております。
何の因果か「雨ニモ負ケズ」という特集なんですが、興味がありましたらご覧くださいませ。

ソワカちゃんDVD発売

ソワカちゃんのDVDですがWEB通販の方々の手元にボチボチ届き始めてるようです。
店頭にも今日辺り並んでるかもしれません。
昨夜、その特設サイトが公開されました。
なぜか一文書いてるんで、ご紹介しておきます。
護法少女ソワカちゃんDVD特設サイト
今週末から海の日までの3連休は林道仲間と南アルプス登山の予定です。
天気がよくなるといいな。いいなったら。

秩父プチツーリング

いろいろと上げなきゃならないレポとかあるはずなんですが、面倒くさくなってきました。
とりあえず今日、日帰りで秩父方面へ行ってきたので御紹介。
まずは両神の蒟蒻食べ放題
200円と激安なのですが、サイズがあまりに大きく2枚しか食べられませんでした。

200円でみそおでん食べ放題!

200円でみそおでん食べ放題!

熱々のこんにゃく (゚Д゚)ウマー

熱々のこんにゃく (゚Д゚)ウマー

その後、林道をサクっと走って、今度は長瀞の阿佐美冷蔵へ。
マスコミでも度々紹介されてる有名店で、今日は50分の順番待ち…。
行列に並んでありついたのは天然氷を使ったかき氷でした。

阿佐美冷蔵 長ーい行列ですな

阿佐美冷蔵 長ーい行列ですな

イチゴみつ600円 練乳もついてきます (゚Д゚)ウマー

イチゴみつ600円 練乳もついてきます (゚Д゚)ウマー

なんだか食べ物の写真ばかりですが、実際そんな感じのツーリングだったので仕方ないですね。
秩父の辺りは食べてみたいもの、行ってみたいお店が存外多いのです。
3月にも行ったばかりなんですが、そのうちまた行くかも知れません。

第二回電奇梵唄会、無事終了

先週末、土曜日の深夜から日曜未明に掛けて行われた
護法少女ソワカちゃん第二回電奇梵唄会「如是我聞 核的窮理 はくちょう座X-1」』が
無事終了しました。(長い正式名ですな)
ステージ上の各種企画も、WEBを使った生中継も大きなトラブルもなく、
観測範囲の反応を見る限りでは概ね好評価をいただくことができたようです。
個人的な詳細レポートは今回書くかどうか迷ってます。
書きたいことは色々あるのですが、予定が溜まってまして単純に時間がないんですよねぇ……
今週末の山菜とか……ま、あまり期待せずにお願いします。
どんなイベントだったのか興味のある方は、こちらのページのコメント欄のリンク先で、
いろんな方がイベントレポートを書いてくださってますのでよかったらお読みください。
ゲスト出演していただいた伊藤剛さんにいただいた評価が、私としてはとても嬉しいです。
イベントを通じて思いがけない方々との出会いもありました。
いろいろ苦労はありましたが企画して良かったなあと心から思います。
会場に足を運んでくださった皆様、生中継を視聴してくださった皆様、
応援してくださった皆様、協力してくださった皆様、
運営スタッフ・登壇者・ゲストの皆様、そしてさくしゃ・kihirohitoさん、
本当にありがとうございました。

今週末はいよいよ……

今週末はいよいよ例のイベント、『護法少女ソワカちゃん第二回電奇梵唄会』が開催されます。
当日は来れない方のためにネットで生中継も行います。
当初の想定よりなんだか大がかりになってしまいまして……
さくしゃであるkihirohitoさんを始め、ソワカちゃんファンのスタッフの方々と協力して
数か月掛けて諸々準備してきましたが、本番を前に段々緊張してきました。
ドキドキ。無事に終わって欲しいです。
あ、来週末は飛騨で山菜取りの予定です。今から楽しみです。

今週末は林道オフ会

日差しが段々厳しくなり、日も長くなってまいりました。
バイク・キャンプネタはとんと御無沙汰してますが、
今週末は久々に林道オフ会で幕営してきます。
半期に一度のオフ会ですが、こういう機会は大事にしたいですね。
どんなコースで現地まで行こうかまだ決めかねてますけど楽しんできます。
あ、ソワカちゃんの例のイベントですが、チケットは3分で完売してしまいました。
実は私の管理してるまとめサイトのアクセス数は昨年より下がってまして、
深夜イベントだったりネット配信する予定だったり、
前回よりはチケットの争奪戦も緩和されると見込んでたんですけどね……。
主催側としてはチケット完売は嬉しいのですが入手できなかった方には済まなく思います。
どれだけ売れるかって判断は難しいですねぇ……。
あと、DVDの方は先日、amazonのDVD・音楽部門で1位になってました。
これまた嬉しいのですが、日本の音楽業界がちょっと心配です。

ソワカちゃんDVD続報 他

先日書いた『護法少女ソワカちゃん』のDVDですが、ついにパッケージが公開されました。
※今日の昼頃まで掲載されてたのは仮のデザインだったようです(汁)

インパクトのある、なんともソワカちゃんらしいパッケージですね(笑)
これが店頭に並んだところを早く見てみたいものです。
ちなみにAmazonのDVDランキングでは現在5位にまで浮上してます。
まさかポニョを超えるとは……
ところで例のイベントですが、チケットの発売日が今週の土曜日に迫りました。
今回はかなり特殊な内容なのですが、どうなることか。いろいろ心配でドキドキしております。
以上、今日もソワカちゃんの話題ばかりですみませんでしたー。