……と、上毛かるたでも謳われております、伊香保温泉。
先週の三連休を使って、ちょいと一人で骨休めに行ってまいりました。
セローに乗るのも久しぶりですが、キャブを一度空にしてからだと一発始動できました。
泊まったのはホテルニュー伊香保、素泊まり8000円の部屋を二晩です。
前日になって急遽決めた旅のため、泊まれればどこでも良いやと思ってネットで直前予約しました。
14畳という広い部屋には特に不満はないのですが、
お湯は白銀の湯より黄金の湯の方が良かったなぁ……と、
あまり温泉にこだわりのない自分でも感じてしまいました。
ま、仕方ないですね。テントより楽だし。
初日の夜は伊香保から割と近い場所に済むマイミクさんおふたりに
渋川市街にある居酒屋・ねこというお店に案内していただきました。
地鶏の叩きやメヒカリの唐揚げなどをつまみながら、地酒を堪能しました。
複数人数だといろいろ注文できるから良いですよね。
※何枚か料理の写真を撮影しましたがブレブレなので割愛します……(-_-;)
翌日の昼間もマイミクさんのお一人に観光地を案内していただきました。
標高の高い場所は路面に雪も現れてくるので、バイクだと辛いんですよね。
その上、お土産までいただいてしまいまして……ありがとうございました!
昼食は遊喜庵・伊香保店というお店へ。
私も以前食べたことのある水沢うどんの大澤屋という有名店があるのですが、
ここはその大澤屋がプロデュースしたカレーうどん専門店なのだそうです。
で、私が注文したのはキーマカレーうどんの大盛1200円。
複雑な辛味のかなり本格的なカレーを使ってました。麺ももちろん美味。
普通の水沢うどんには飽きてるであろう地元民に人気ってのもうなずけます。
ってなわけで、二日間ご案内していただいたマイミクさん、ありがとうございましたー。
さて。
この後、宿へ戻って休憩してから石段街へ散歩に出掛けました。
伊香保神社経由で湯元に抜ける急坂の繁華街は伊香保のシンボルともなっております。
なかなか風情がある街並みで、大勢の観光客が射的場や土産物屋でワイワイやっておりました。
伊香保神社に参拝した後、石段の湯という日帰り温泉に立ち寄りました。
入浴料は400円。泉質は良かったのですが、湯船でくつろいでたら
背中の派手な兄さん方(ヤ?)に囲まれて、ちょいと落ち着けませんでした。
夜も石段街まで一人飲みに出掛けたのですが、営業している店がほとんどなし……。
事前に飲み屋の情報も多少調べたのですが、ラーメン屋やスナックばかりで
郷土料理を出すような居酒屋や小料理屋は全く見つかりませんでした。
で、辛うじて「ここでいいか」と思えたのがふきのとうというお店。
ここもラーメンが主体のお店なのですが、山菜の天麩羅やモツ煮なども供しておりました。
日本酒も船尾瀧という地酒が置いてあり、期待以上に良いお店でした。
瓶ビールに冷酒をニ杯ほどやっつけた後、締めにお切り込みうどんを注文。
モツ煮と天ぷらでだいぶ腹がくちかったのですが、郷土料理っぽいものも食べたくなりまして。
極太の平麺とたっぷりの根菜という素材の構成は、山梨のほうとうに似ておりました。
ホクホク食べて温まってから宿へ帰還すると、kihirohitoさんの新作がうpされておりました。
すぐさま持参してたノートPCでまとめサイトを更新してしまう辺りは悲しい性ですね。
寝る前にもう一風呂浴びて就寝。
翌朝もざっと入浴して9:30頃にチェックアウトしました。
昼飯を食べてから帰ろうか迷いましたが、結局そのまままっすぐ帰宅。
まぁ、行こうと思えばサクっと行ける距離ですからねぇ。
実家の半分以下の時間で行けるエリアなので、楽なもんです。
しかし昔ながらの温泉街や観光地はどこも危機的な状況ですね……。
年末に行った下田や稲取も、入りたくなるような飲み屋さんはなかなか見つかりませんでした。
一人飲みが目的なら、観光地より県庁所在地などの都市の方が良さそうですが……
さて、次はどこへ行こうかなぁ?