5時半頃、起床。気温は一桁。寒い。
昨日の残りとおにぎり、インスタント味噌汁の朝食。
多少身体が温まる。
食事が済んだらテントを撤収。
諸々を乾かす間にトイレも済ませる。
北アルプスがどーんと眺められる素敵な公園だった。
町も近いし一泊100円という安さも魅力だ。また利用したい。
さて、本日最初の目的地は黒部ダム。
バイクに荷物を積んで北へ向かってひた走る。
8時半過ぎ、大町市の扇沢駅に到着。
ここから電力で走るトロリーバスに乗り換える。
今回は黒部ダムまでしか行かないので運賃は往復2500円也。
後から団体客も現れて、複数台あるバスはかなりの混雑した。
扇沢駅を出発したバスは少し登ってすぐ関電トンネルに入った。
解説のテープが流れたり、途中で対向バス群とすれ違ったりしつつ先へ進む。
約15分ほどで黒部ダム駅に到着した。
まずは220段の地中階段を登ってダム展望台へ。
黒部ダムを一望。うーん、さすがにでかい。そして高い。
白く残雪をいただく立山の峰々も天候に恵まれてよく見えた。
外階段が通行止めのため、地中階段を再び潜って堰堤へ降りた。
出入り口の売店には中学生らしき制服姿の団体が群れている。
186mは日本一の高さ。下を覗き込むと下腹部がきゅんとなる。
堰堤の真ん中辺りで誰か芸能人が撮影をしていた。
「あれ、誰だっけ?」「ほら、友近と分かれた……」
他の観光客の会話でなだぎ武と判明。
ってか、本人にも聞こえてると思うのだが……ちと気の毒。
対岸まで歩いたが、この季節はまだ遊覧船もやってない。
ケーブルカーやロープウェイで立山方面に抜けてもバイクまで戻るのが面倒だ。
ということで、ざっくり眺めただけで黒部ダム観光終了。
黒部ダム駅から再びトロリーバスに乗って扇沢駅へと向かう。
10:20、扇沢駅を出発。
大町市街経由でr306、通称・北アルプスパノラマロードに出て松本方面へひたすら南下。
途中、道の駅・安曇野松川で小休止。土産を数点購入。
その先もR19、R147と走りつないで、昨日休みだった本郷食堂を再訪した。
……のだが……本日も臨時休業!? これは困った。
こんなことなら黒部ダムカレーでも話の種に食べてくれば良かった。
少し思案して別の候補店へ行くことにした。
向かった先はJR大糸線の豊科駅。
こじんまりしたロータリーに面した小柴屋という食事処に入店。
注文したのはあんかけカタヤキソバのドリンクセット、950円。
ボリュームたっぷり、具沢山のヤキソバに舌鼓。
セットで注文したリンゴジュースにも癒された。満足満足。
食べ終えて後はまっすぐ東京に戻ることにした。
豊科ICから長野道に乗って、岡谷JCT経由で中央道へ。
途中、諏訪湖SAで休憩したり、双葉SAで小一時間仮眠をとったり。
工事渋滞などをモゴモゴして帰宅したのは17時半ごろ。
良く晴れて楽しい三日間だったが、行けなかった店が心残りだ。
6月は北海道へロングツーリングに出掛ける予定なので、それが済んだらリベンジしなくちゃ。