先日花道の番長をやっつけた折にMr.mudさんから勧められた景信山・陣馬山コース。
「今週降った雪がいい感じで残ってるはずですよ」と言われ、アイゼンを持って行ってきました。
雪山歩くの実は初めてなんですが「塩さんならあの界隈は楽勝っすよ」と唆されて……
また横着しぃの写真レポでご勘弁の程を。
さて、当初の目的地である陣馬山まで早々に到着してしまいました。
昼飯食べ終わってもまだ12時前でして、このまま帰るのは物足りないなぁ……
と地図とにらめっこしてましたら、この先の生藤山から下るルートに変わった神社を発見。
よっしゃ、一丁気張って行ってみるか!! なーんて思ったのが運のつき……
午前中とは打って変わって、進むに連れ足がドヨーンと重くなってきました。
おまけに風は冷たいは、もも裏はツリそうになるわ。
先を急いで巻くルートがあったら迷わず巻いたのですが、どんどんスタミナが奪われて行きます。
途中で岩が露出した場所もチラホラ現れ、雪もガチガチではないのでアイゼンは途中で外しました。
休み休みヒイヒイ言いながらも何とか生藤山頂に到着。その先の三国山を経て下山ルートへ。
さて、下山は井戸という集落へ降るルートを選んだのですが、分岐を一瞬見逃してしまいました。
それもそのはず、深い雪には足跡が一人分しか残されてません。
GPSで分岐が正しいことを確認してから「うーん、この道を進んでも良いものか」と一瞬迷いましたが、
先行者が戻ってきた後もないので「行けるだろう」と判断してくだってみました。
足跡を踏み外すと膝下まで雪に潜るような道で、なかなか緊張感がありました。
ま、そんな深雪も生藤山方面のルートと合流する数百mで済んで良かったです。
がーっと下って目的地の神社、軍刀利神社に到着。
この軍刀利神社。分かる人は名前を見てパッと分かると思いますが、密教の軍荼利夜叉明王が由来のようです。
以前、Mr.mudさんの山レポでこの神社がちらっと紹介されてまして、
それを読んだ時に「軍荼利明王が神道として祀られてるなんて珍しいなぁ」と感じてたのですが、
昼飯後に地図を見たときにその時の記憶が蘇って興味を引かれたわけでございます。
神仏習合で仏教関連の諸尊が神道に取り込まれた例は割とあります。
金比羅様が元々薬師如来の十二神将の一人・宮毘羅大将(=ガンジス川の神クンビーラ)ってのは有名ですね。
軍荼利はサンスクリット語のクンダリニーに由来して、蛇に象徴されるチャクラのエネルギー……とか興味のある方はググってください。
そういえばレポにはアップしてませんが、川原湯温泉には聖天神社なんてとこもありました。
聖天様=歓喜天が神道として祀られてたんですが、あっちもかなり珍しいはずです。
ま、とにかく目的の神社に詣でることが出来て満足できました。あとはバスで帰るのみ。
さて、バスですが、バス停に着いたのが16時少し前。
そして次のバスはなんと18時!? ガーン。二時間待ちとかありえんし!!
嘆いていても仕方ないので諦めて上野原駅まで歩くことに。
一時間くらい歩いた頃に、生藤山頂で挨拶したご夫妻のタクシーに拾っていただいちゃいました。
わーい♪
上野原駅から先は順調に電車を乗り継いで、18:30頃に無事帰宅。
9時から17時くらいまで、ほとんど歩き通しで流石にくたびれました。
でもまぁ今回の山行はいい経験になったと思います。
急な登りはマイペースで休憩をこまめに取るようにしなきゃだなぁ。
> 塩さん
(|||ノ`□´)ノ~オオオォォォー!!
これで3週連続の皆勤賞じゃにゃいですか!!!
今日はかなり長時間の歩行になってしもたかと思いますが
ど~~もお疲れ様でした。 下山後のビールが美味しかったのではないかと。(^^)
いやいやいやいや、しかし高尾~陣場ルートは、思った通りの雪具合ですたね~。
取り敢えず、陣馬山までは何の問題なくGO出来たということで
唆し係のワタシとしては、安心した次第でありんす。(^^;
しか~~~し、その先、生藤山まで足を延ばしてしまうとは、サスガは天震斎先生。w
その意気で、笹尾根完全縦走にもチャレンジしておくんなましです~♪
あそこは静かでエエとこですけん、きっと塩さん好みかと。
>>Mr.mudさん
どもども、早速行ってきましたー。
高尾山、奥武蔵、高水三山と今回で、たぶん4週連続ですね。
陣馬山までは余裕だったんですけど、その後へばってしまいました。
ヒイヒイ言いながら昨夏の仙丈ヶ岳を少し思い出しましたが、
ま、こうやって慣れてくしかないんでしょうねぇ。
笹尾根完全縦走って何だか随分距離ありそうな……
ともかく、雪道は楽しかったです。
またコースの相談に乗ってくださいませ!