長野焼きそばツーリング(中編)


長野ツーリング2日目。朝も寒い。
朝食は昨日鬼無里で購入したおやき2個にインスタント味噌汁。
熱い汁が胃に滲みる。

朝食はおやきとインスタント味噌汁

朝食はおやきとインスタント味噌汁

今日は、前夜例のSEROW乗りに薦められた上高地に行ってみることにした。
この時期だとバスで行けて、残雪の穂高も拝めるらしい。
全く同じ型式&カラーのSEROWに別れを告げ、裏道の広域農道で松本方面に南下する。
途中、道の駅・ほりがねの里に寄り道。

道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」

道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」

R158へ出て平湯・高山方面に西進。沢渡の駐車場に着いたのは8時半過ぎ。
一番奥の茶嵐ドライブインに駐輪し、服装と荷物を整理してバス停へ向かう。
駐輪代は300円、バス代は往復で2000円也。
一般車両通行禁止の釜トンネルを抜け、路肩に残雪の残る中をバスは一路上高地へ。
薦められた通り、大正池で下車して梓川沿いを河童橋まで散策した。

大正池越しに焼岳を望む

大正池越しに焼岳を望む

大正池からの穂高連山の眺め

大正池からの穂高連山の眺め

田代池 水底までくっきり

田代池 水底までくっきり

さすが人気の観光地、北アルプスの絶景に圧倒される。
梓川のせせらぎにダケカンバ・シラカンバを始めとする高山植物。
イワナや野鳥など生き物も多くて飽きない。

せせらぎが煌いて眩しい

せせらぎが煌いて眩しい

赤渋の出た川を泳ぐ岩魚

赤渋の出た川を泳ぐ岩魚

鶯が良い声で鳴いてました

鶯が良い声で鳴いてました

オノエヤナギ 雌株だそうで

オノエヤナギ 雌株だそうで

1時間ほど歩いて河童橋で左岸へ渡って折り返し。
まもなくバスターミナルへ到着。
昨夜教えられたとおり、起伏なく楽な道のりだった。
沢渡へ戻る頃には丁度お腹も空いてきた。

瀟洒なホテルも立ち並ぶ

瀟洒なホテルも立ち並ぶ

ウエストン碑

ウエストン碑

河童橋からの眺め

河童橋からの眺め

そして上高地バスターミナルへ

そして上高地バスターミナルへ

バイクで松本方面に戻り、山形村・唐沢そば集落へ。平日だが結構な混み具合だ。
一番奥の水舎という店に入り十割蕎麦大盛り(1260円)を注文。
少々高いが盛りが良くて満足。たまには焼いていないそばも食べるのだ。
ニジマス唐揚げ(380円)も注文したら伝票に「マスカラ」と書かれていた。

唐沢そば集落 水舎

唐沢そば集落 水舎

十割蕎麦大盛り 量たっぷり

十割蕎麦大盛り 量たっぷり

ニジマス唐揚げ 甘辛だれ

ニジマス唐揚げ 甘辛だれ

「マスカラ」が妙に面白い

「マスカラ」が妙に面白い

昼飯を食べ終えたら一旦キャンプ場へ戻って受付を済ませた。
キャンプ場で飼育しているカジカをちらっと眺めてから、夕方までしばし休憩。
今はまっているNHKの朝ドラ、『あまちゃん』をNHKオンデマンドで視聴するなど。
ちなみに管理人さんによると昔は養殖していたそうだ。
「食べてみたい」と言ったら「あまり旨くない」との返事。

かじかの里でカジカ飼育

かじかの里でカジカ飼育

ユーモラスな顔立ちですな

ユーモラスな顔立ちですな

15:30、湯多里山の神温泉まで走ってひとっ風呂。入浴料は400円。
ナトリウム炭酸水素塩泉でヌルっとした泉質。
ここの売店で「おざんざ」なる乾麺を購入。
納豆の糸をつなぎにつかったうどんらしい。
東京へ持ち帰って食べてみたが、かん水の入っていない中華麺のような独特の食感だった。

湯多里山の神温泉

湯多里山の神温泉

おざんざ 変わった乾麺でした

おざんざ 変わった乾麺でした

さて、夕食。焼きそばを食べようと松本の水汲にある本郷食堂へ行くも臨時休業。残念。
仕方なく松本名物の山賊焼、枝豆などをスーパーで買い出してキャンプ場へ戻った。

水汲の本郷食堂は臨時休業

水汲の本郷食堂は臨時休業

正直、買いすぎた

正直、買いすぎた

鶏胸肉を開いて揚げたこの山賊焼がバカでかい。
野球グローブくらい、と言ったらさすがに大げさか。
丼にしたのを酒のつまみにしながら食べ切ったのだが、野菜やポテサラが余ってしまった。

山賊焼き、ドーン!

山賊焼き、ドーン!

今日は昨日にも増して夜風が冷たく、晩酌の途中からテントに篭った。
一人だと時間が経つのが遅い。酒に酔って寝るに限るなあ。



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