長野焼きそばツーリング(前編)

仕事もひと段落した平日に、ふらっと長野までキャンプツーリングに行こうと思い立った。
GW中は家で仕事して出掛けられなかった分の代休だ。食べたい焼きそばもある。

5/15の水曜日、東京の自宅を9時過ぎに出発。関越道をひた走る。藤岡JCTで上信越道へ。

横川SAで小休止

横川SAで小休止

東部湯の丸ICを降りて昼飯目的でやってきたのは東御の焼きそば専門店、開花亭
看板が分かりづらくてちょっと迷いつつ入店し、焼きそばと半ワンタンのセットを注文した。
この地方独特のあんかけ焼きそばで美味しい。

東御市 開花亭

東御市 開花亭

焼きそばと半ワンタンのそばセット 930円

焼きそばと半ワンタンのそばセット 930円

食事を終えてからr4で北東に向かう。
上田市の真田氏館跡の御屋敷公園に寄り道。
つつじ祭りの最中で、園内には赤い花が咲き誇っていた。

上田市 御屋敷公園

上田市 御屋敷公園

つつじが綺麗

つつじが綺麗

居館跡の皇太神社

居館跡の皇太神社

さらにr35経由で新地蔵峠を越えて松代方面に向かう。
途中、腹ごなしにピストン林道へ寄ったが特に収穫なし。

林道 矢崎線

林道 矢崎線

終点は作業道に

終点は作業道に

その後、松代から長野市街の善光寺方面へ向かう。
実はもう一軒寄りたい店があったのだが、昼営業の時間内に間に合わず。
仕方なく夜営業まで時間をつぶすことに。
戸隠バードラインへ出て、飯綱高原などをざーっと走り流す。

飯縄高原 大座法師池

飯縄高原 大座法師池

15時過ぎ、鬼無里へ出て、いろは堂本店でおやきをおやつに食す。
相変わらずここのおやきが美味い。おまけに一つ余分にくれるのも嬉しい。
あとバイク乗りということでステッカーもいただいた。

鬼無里 いろは堂本店

鬼無里 いろは堂本店

おやき うまー

おやき うまー

その後、長野に戻って善光寺で時間つぶし。
拝観時間が終わっていたので戒壇巡りなどはお預け。
ま、以前一度巡ったことあるので良いや。

善光寺 三門

善光寺 三門

門前街も店じまいの時間

門前街も店じまいの時間

17時、夜営業が始まった杏林へ向かう。
ここの「一声雷ミートソース」というのが目的の品だ。
四川風の塩焼きそばに辛口の中華風ミートソースを掛ける独特の品。癖になりそうな味だ。

善光寺近く 中華料理 杏林

善光寺近く 中華料理 杏林

一声雷ミートソース 辛旨!

一声雷ミートソース 辛旨!

食べ終わると予定していたキャンプ場へ急いで向かった。
R19をひた走り、安曇野市北穂高にある「かじかの里公園」キャンプ場へ。
受付時間には間に合わなかったが手続きは翌日でも良いだろう。
東屋の近くにテントを張ってから最寄のスーパー、24時間営業の西友へ買い出し。

北穂高 かじかの里キャンプ場

北穂高 かじかの里キャンプ場

夕食はさっきの焼きそばで済ませたので、晩酌用に発泡酒2缶とトマト、小さな枝豆豆腐のみ。
居合わせた群馬のSEROW乗りと東屋で酒を片手に歓談。ワインを御馳走になる。22時就寝。
昼は汗ばむほどの陽気だったが、さすがに夜風は冷たかった。

WordPressに移行しました

このブログ、長いことMovableTypeを使っていたのですが、
そいつが古い古いバージョンでSPAM対策がゆるゆるで参っておりました。
新しいバージョンにすればましなんでしょうけど、どうせならと
最近仕事などで頻繁にいじっているWordPressに移行しました。

レイアウトなど細々変えましたけど、ま、そのうち慣れるでしょう。
最近はなかなか更新できませんけど、宜しくお願いいたしますです。

3代目セロー納車!

先日2代目セローの廃車についてお伝えしましたが、
その後、普段お世話になっているバイク屋さんが見つけてくれた
程度の良いセローを契約しまして、本日無事納車とあいなりました。

3代目セロー 2012年モデルの白/緑

3代目セロー 2012年モデルの白/緑

ウインドスクリーン、ナックルガード、アンダーガード、リアキャリア、
サイドバッグサポート、グリップヒーター、シガーソケット、ETCなどなど
これまで使ってきたオプションは全て移設。無駄にならずに済みました。
ハンドルもアクセル・ブレーキも妙に軽く感じますね。
初めてのインジェクションということもありますし、
慣れるまで普段以上に気をつけて乗りたいと思います。

2代目セローがご臨終(泣)

この週末、掛川の実家に帰ったのですが、東京に戻る途中でセローのエンジンが停まってしまいました。
「風切り音に混じって何か異音が聞こえるな……」と思った矢先、弾ける様な音がして失速。
第二東名の御殿場JCT手前の辺りでドナドナされることとなりました。
初代セローも似たような感じで逝ったんですよねぇ……

2005年以来2度目のドナドナ

2005年以来2度目のドナドナ

この後、任意保険を使って自宅付近にある馴染みのバイク屋に陸送。
診断の結果はクランクのベアリングの破損だそうで、
修理した場合のコストと現在の走行距離を考慮して廃車することとしました。
ちなみに走行距離はもう少しで9万5千km。まあ、元は取ったと考えておきましょう。
で次に乗るバイクですが、ちょうど実家用に軽バン購入を考えていたところでして、色々と悩んでおります。
乗るとしたらやはりセローか……あるいは東京に軽バンを置いてバイクは諦めるか……悩ましいですな。

絵金祭り 2012

前回の投稿の最後で触れましたが、7月21・22日に開催された高知県香南市赤岡の絵金祭りに行ってきました。
「絵金」とは江戸末期から明治初期に活躍した絵師・金蔵の愛称です。
狩野派を修行し、土佐藩家老のお抱え絵師として召抱えられましたが、
贋作事件に巻き込まれて所払いとなり、流浪の末、赤岡の地に定住しました。
町の人々に請われて芝居の看板=芝居屏風絵や提灯絵馬などを描き、飲み代にしたそうです。
それらの作品は赤岡の家々に代々伝えられてきましたが、
作品の劣化を防ぐため普段はレプリカだけを公開しています。
実物が観られるのは年に一度、祭りの晩だけ。それがこの絵金祭りなのです。
今回はバイクではなく、羽田から飛行機で高知までひとっとび。
宿を取った高知駅からJR・土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線を乗り継いで赤岡へ。
このごめん・なはり線は、香美市出身の漫画家・やなせたかし氏デザインのキャラクターが各駅にいます。
あかおか駅は「あかおか えきんさん」。なかなか可愛いキャラクターです。

あかおか えきんさん

あかおか えきんさん

町はお祭り気分が充満

町はお祭り気分が充満

弁天座という劇場では祭りのある二日間、地元の有志による歌舞伎が無料で上演されます。
演目は勿論、絵金の作品に関連したもの。
今年は「蘆屋道満大内鑑・葛の葉子別れの段」と「義経千本桜・道行の段」でした。

今年で5周年を迎える弁天座

今年で5周年を迎える弁天座

新しくて綺麗な劇場です

新しくて綺麗な劇場です

花道から役者登場 盛り上がりますね

花道から役者登場 盛り上がりますね

子別れのクライマックス 障子の和歌も見事

子別れのクライマックス 障子の和歌も見事

絵金の作品が展示されるのは午後7時から。
当時からの伝統で、日の暮れ行く家々の軒先に蝋燭の明かりだけで飾られます。
写真撮影や三脚の使用は許可されてますが、フラッシュ・照明は禁止。

日が暮れてからが絵金祭りの本番です

日が暮れてからが絵金祭りの本番です

このような状態で展示されます

このような状態で展示されます

年に一度の機会なので皆熱心に見入ります

年に一度の機会なので皆熱心に見入ります

絵金の作品は血しぶきなどのおどろおどろしさが特徴の一つですが、
揺らめく灯火に赤や緑の色が映えて、一層凄みを増します。

伊達競阿国戯場 累(土橋)

伊達競阿国戯場 累(土橋)

楠昔話 徳太夫住家

楠昔話 徳太夫住家

義経千本桜 鮨屋

義経千本桜 鮨屋

蝶花形名歌島台 小坂部館

蝶花形名歌島台 小坂部館

競伊勢物語 春日野小芳住家

競伊勢物語 春日野小芳住家

絵金の作品には、細かなところに「クス」っと笑えるようなユーモアも仕込まれています。
例えば次の作品。芝居の粗筋は赤穂浪士のお話で、
四十七士の一人・寺岡平右衛門(寺坂平右衛門)が
打ち果てた大星由良之助(大石内蔵助)親子の位牌を遺族に手渡す涙の場面。
しかしこの位牌、明らかにシルエットが男根です。

忠臣二度目清書 寺岡切腹

忠臣二度目清書 寺岡切腹

また、次の作品では間の抜けた表情の子供たちが下半身丸出しで描かれています。
この場面は芝居でも笑える場面だそうですが、その様が想像できそうですね。

菅原伝授手習鑑 寺子屋

菅原伝授手習鑑 寺子屋

描かれている内容を詳しく知りたい人にために、専門家による路上解説も行われました。
芝居の粗筋や絵の見所を詳しく語ってくださったのは高知県立美術館の後藤学芸員さん。
二晩とも聴講させていただきましたが、とても分かりやすかったです。
(余談ですが素敵な美人さんでした)

県立美術館学芸員による路上解説

県立美術館学芸員による路上解説

どうもカメラの中心が学芸員さんの方にずれそう

どうもカメラの中心が学芸員さんの方にずれそう

作品の展示は夜9時までですが、野外ステージで音楽の演奏もあったり、
露店も沢山出ていて、普通に夏祭りとしても楽しめます。
ここ赤岡は、酒一升を飲み比べする「どろめ祭り」でも有名ですが、
さすがに皆さん飲みっぷり・酔いっぷりが凄いです。
そのうち焼きそばサイトの方で紹介しますが、
私はいづみ屋さんという店を再訪して焼きそばと豚平焼きを味わって来ました。
※7/30 いづみ屋食堂さんの記事を公開しました。

絵金祭り 楽しいっす

絵金祭り 楽しいっす

ところで今年の絵金祭りでは、毎年展示されていた作品のうち5点が欠けていました。
詳しくは高知新聞の特集ページに書かれていますが、
2010年に熊本市現代美術館に貸し出した際、薫蒸作業のミスで変色してしまい、
3年掛けて修復する予定だそうで……無事復活することを遠くから願っております。
……また行きたいなあ。

焼きそば食べ暴れ@新宿

えー、ひさびさの更新です。
何の因果か焼きそば好きが縁で講釈師の神田鯉風先生とお近づきになりまして、
昨夜、連れ立って新宿で焼きそばの梯子をして参りました。
(ちなみに落語だと「師匠」が敬称ですが講談だと「先生」になるんだそうです)
この鯉風先生、歳は私の一つ上で、出身地やら出身大学やら共通点が多く、
おまけにバイク乗りだそうで、セローにも以前乗ってらっしゃったそうです。
こちらのブログではツーリングや出張講談での旅先の事物を毎日更新してご紹介されております。
マイナーどころの史跡や名所を一層掘り下げて面白可笑しく語る辺りは、さすがプロ。
私も日々愛読しておりますが、ぜひご一読のほどを。
さて、新宿の焼きそば。
一軒目は鯉風先生のご案内で石の家という中華食堂へ。
私は初訪問だったのですが、手頃な価格で落ち着く雰囲気のお店でした。
焼きそばは麺がうどん並みの太さで特徴的な品。
荻窪の三ちゃんの焼きそばに似てまして、焼きそばというよりは焼きうどんです。

うどん並みに太い焼きそば

うどん並みに太い焼きそば

二軒目は西口にある24時間営業の居酒屋、やまと
つまみ類が多数揃っておりますが、ケチャップ味のナポリ焼きそばがこの店の名物なのです。
ええ、ご想像通り、ほぼナポリタンですね。
「二度と行きたくない店」とか「しびれない正座の仕方」など、こういう場でしか聞けない話を腰を落ち着けて楽しみました。

食べ散らかしてる写真ですみません

食べ散らかしてる写真ですみません

やまと名物 ナポリ焼きそば

やまと名物 ナポリ焼きそば

三軒目はおなじみ、思いで横丁のラーメン若月
焼きそば大盛りを一皿ずつさっと平らげて締めとしました。
ここの焼きそばはなんだか食べると落ち着きますね。

若月の焼きそば大盛り

若月の焼きそば大盛り

大概の人なら「1軒目に焼きそば? え、2軒目も!?」と怒り出しそうな食べ歩きですが、
二人で楽しく美味しく梯子して焼きそばを堪能いたしました。
鯉風先生、またご一緒しましょう!
さてさて、私のこの夏の予定ですが、ロングツーリングは特に計画してません。
その代わりというか、とりあえず今日、めずらしく飛行機で高知へ旅に出かけます。
目的は香南市赤岡町の絵金祭り
5月にツーリングで訪れた際に当地の美術館に寄って、すっかり魅了されてしまいました。
2泊3日の旅程ですが2晩楽しんで参ります。ではでは。

旅に行ってました

えー、実はロングツーリングに旅立ってまして、本日戻ってまいりした。
Twitterの方では散々呟いてるんですが、こちらでは報告も遅れましてすみません。
5月8日の夜に旅立って、伊勢湾フェリーで紀伊半島に渡り。
その後は和歌山から四国、しまなみ海道で中国地方、京都北部から福井南部を廻った揚句、
一気に高速で移動して昨夜は半期に一度の林道オフ会で何故か房総の山奥で焚き火を囲みました。
2週間強というか3週間弱というか、まぁこれまでで最も長かったですね。
3泊ビジネスホテルを使った以外は全てテント泊でした。
幸い、珍しくも雨にあまり降られず、なかなか楽しい旅でございました。
詳細はレポにまとめる所存ではございますが、まぁ、あまり期待しないでくださいまし。
Twilogってサービスで旅先でのリアルタイムのつぶやきを読み返すこともできますので、興味のある方はこちらもどうぞ。
http://twilog.org/SaltyDog_wow/date-120508

福島ツーレポ後編UP

怠け癖に流されて後編はアップされないんじゃないかと我ながら危惧してましたがうpしました。
福島ツーレポの続きです。ひさびさにレポ書くと疲れますね。
福島焼きそばツーリング(後編)
しかし本当に焼きそばばかり喰ってるなあ……
あ、今週末の土曜から5日間ほど大阪・奈良へ行ってきます。
目的はまぁ言うまでもありませんよね。

福島ツーレポ前編UP

3月末の平日に一泊二日で福島県をツーリングしてきました。
目的は例によって例のごとく焼きそばでしたが、雪景色やあぶくま洞も堪能してきましたので、
久しぶりにツーレポにまとめてアップしようと思います。で、まずは前編。
福島焼きそばツーリング(前編)
原発事故で大変な地域ですが、ライダーが訪れることが復興の一助にもなれば幸いですね。

福島焼きそばツーリング(後編)

7:30くらいに起床。素泊まりプランなので朝食は無し。
宿に置いてあったコミックをのんびり読むなどしてから身支度を整え、9時近くにチェックアウト。
年配の女将さんが「これ、どこかで食べてな」と、手作りのおにぎりと缶コーヒーを渡してくれた。
これは嬉しい。ありがたくいただいておきます。
宿を出てとりあえず向かったのは須賀川総鎮守の神炊館(おたきや)神社
震災以降、鳥居や石燈籠が崩れたままで、参道はちょっと酷い有様だった。
参拝してから駐車場で先ほどのおにぎりを食す。

須賀川総鎮守の神炊館神社

須賀川総鎮守の神炊館神社

さて、昨日食べ損ねた二本松の店が当面の目的地だが、まだ開店まで時間がある。
どうしようかなぁと考えながらR4を北上。
郡山、本宮を通過して10時半くらいに二本松に着いてしまった。
二本松城、別名・霞ケ城に向かってみるも、本丸天守台はこれまた震災の影響で立ち入り禁止。
ま、素晴らしい景色を拝むことができたから良しとしよう。

霞ケ城 本丸天守台は立入禁止

霞ケ城 本丸天守台は立入禁止

霞ケ城より安達太良山を望む

霞ケ城より安達太良山を望む

11時過ぎ、二本松駅のすぐ近くにある市民交流センターへ。
震災で浪江から移転した杉乃家という店が、ここで営業を再開しているのだ。
2012年4月現在、イベント以外で浪江焼きそばを食べられる店はここしかない。

二本松市市民交流センター

二本松市市民交流センター

杉乃家 浪江から移転して営業再開

杉乃家 浪江から移転して営業再開

注文したのは勿論なみえ焼きそば。
詳細はいつか『焼きそば名店探訪録』で紹介するつもりだが、極太の麺とシャキシャキのもやしがとても美味しかった。

なみえ太っちょ焼きそば (゚д゚)ウマー

なみえ太っちょ焼きそば  (゚д゚)ウマー

勧められた七味ニンニクもいけてました

勧められた七味ニンニクもいけてました

食べ歩きの予定だったが浪江焼きそばのボリュームが予想以上だった。
次の店は少し時間を置きたいので、R4を南下して本宮市にある安達太良神社へ寄り道。
安達太良神社は安達郡総鎮守で、なかなか趣のある社だった。
長い階段も腹ごなしにちょうど良い。

安達郡総鎮守 安達太良神社

安達郡総鎮守 安達太良神社

安達太良神社 拝殿

安達太良神社 拝殿

本宮からは阿武隈川の対岸に渡ってr73をのんびりと南下。
のどかな眺めで交通量も少なく快適なルートだった。

安達太良山を背景に阿武隈川を撮影

安達太良山を背景に阿武隈川を撮影

安達太良山 ズームアップ

安達太良山 ズームアップ

お腹もだいぶこなれて来たところで郡山市街の2軒目の店へ向かう。
13時過ぎ、国道4号沿いにあるレストラン三國に到着。
この店はステーキやハンバーグが売りのレストランだ。
しかし、なぜか洋食に交じってあんかけ焼きそばも人気らしいのだ。
ランチメニューを見て注文したら馬鹿でかい皿が運ばれてきた。
麺の量自体はほどほどだったが緩めの餡が全然減らない。
どうにか食べ終えてサービスのアイスコーヒーを飲み一息ついた。

郡山 レストラン三國

郡山 レストラン三國

あんかけ焼きそば (゚д゚)ウマー

あんかけ焼きそば  (゚д゚)ウマー

さて、次の目的地はあぶくま洞だ。
郡山東ICから磐越道を使って移動。高速道路の無料措置がありがたい。
小野ICで降りて案内板に従って山を登り、15時前にあぶくま洞に到着した。

田村市滝根町 あぶくま洞

田村市滝根町 あぶくま洞

全国でも有数の規模の鍾乳洞です

全国でも有数の規模の鍾乳洞です

阿武隈山地を代表する観光地のあぶくま洞は、福島第一原発から直線距離で約33kmという場所に位置する。
ぎりぎり30キロ圏外で発表されている周辺の放射線量も人体に影響のないレベルだが、震災以来、閑古鳥が鳴いていると聞く。
情報の受け止め方は人それぞれなので、この地域を忌避するしないは自由だが、自分は安全と判断して今回訪れてみた。
ちなみにスタッフに尋ねたら、春休みに入って人出も少し回復したそうだ。
入場料を支払って巡路を進む。中はRPGのダンジョンのようだ。
神秘的な光景が美しくライトアップされ、眼前に次々と展開してゆく。
狭く低く、腰を屈めないと通れない場所もあれば、「よくもまぁこんなところに階段を」と感心してしまうルートもあった。

あぶくま洞内部

あぶくま洞内部

水棲生物を思わせる鍾乳石の表面

水棲生物を思わせる鍾乳石の表面

白磁の滝と名付けられた鍾乳石の石幕

白磁の滝と名付けられた鍾乳石の石幕

探検コースは膝を着かないと通れなかった

探検コースは膝を着かないと通れなかった

観光客が少ないというのは空いてるというメリットもある。
本来なら恐らく他の客と追いつ追われつしながら観なければならないのだろうが、今回はのんびりと歩くことができた。
ある意味、今のタイミングはお勧めかもしれない。

上り下りを繰り返して鍾乳洞の奥へ

上り下りを繰り返して鍾乳洞の奥へ

立ち入り禁止の先もどこまであるやら

立ち入り禁止の先もどこまであるやら

ジュール・ベルヌの『地底旅行』か……

ジュール・ベルヌの『地底旅行』か……

はたまたトールキンの『指輪物語』か……

はたまたトールキンの『指輪物語』か……

圧巻は滝根御殿と名付けられた大空洞だ。
現実と思えない規模の大広間は、まさに大地の神秘と讃えたくなる。
ライトアップも色とりどりに趣向を凝らして楽しめた。眼福眼福。

滝根御殿 大規模な広間を俯瞰で眺める

滝根御殿俯瞰 大規模な広間を俯瞰で眺める

滝根の斜塔 光量が少ないので撮影むずい

滝根の斜塔 光量が少ないので撮影むずい

ライトアップもよい感じで凝ってました

ライトアップもよい感じで凝ってました

自然の神秘ですなあ

自然の神秘ですなあ

きのこ岩 本当に茸のよう

きのこ岩 本当に茸のよう

最後を飾る「月の世界」

最後を飾る「月の世界」

正味40分程度の地底探検を終え、売店でしばし休憩。
ついでに地元産の山ぶどうを使って洞内で熟成させたというあぶくまワインをお土産に購入した。
あぶくま洞の次は、さらに登ってカルスト台地の仙台平へ向かってみた。
頂上までの道は北側が残雪で閉ざされていたため、最後はバイクを道端に停めて歩いて登った。

ハングライダー場にもなる仙台平

ハングライダー場にもなる仙台平

坂上田村麻呂と戦った大多鬼丸の首塚

坂上田村麻呂と戦った大多鬼丸の首塚

仙台平より阿武隈高地の最高峰・大滝根山を望む

仙台平より阿武隈高地の最高峰・大滝根山を望む

麓の滝根村俯瞰

麓の滝根村俯瞰

もう一軒行きたい店が残ってるのだが、夕食にはまだ早い。
小町生誕の地と称する小野町へ戻って、石碑など見てきた。
秋田県湯沢市も生誕の地だったはずだが、まぁなんというか、きっと二回生まれたのだろう。

小町生誕の地の石碑

小町生誕の地の石碑

JR磐越東線 小野新町駅

JR磐越東線 小野新町駅

夕方17時近くになって小野町から須賀川へと向かう。
新町街道は割と空いていて快適だった。
途中、ローソンで郡山の会社が販売している酪王カフェオレを購入。
この品、もともと地元でしか売ってなかったらしいが、
最近では首都圏の100円ローソンでも買えることをツイッター経由で教えていただいた。
原発事故の風評被害でだぶついた原乳を、格安で捌いているのかなぁ……などと考えてしまう。

酪王カフェオレ 美味しかった!

酪王カフェオレ 美味しかった!

17:50に到着した本日最後の目的地は、須賀川にある中華レストラン、とん珍
昨日飲んだとり峰からごくわずかの距離である。
このとん珍、看板に「須賀川で最初の元祖ソース焼きそば」と謳っていて、焼きそばが人気なのだ。
見た目はシンプルだが食べてみたらかなりの辛口で、癖になる味だった。

須賀川の中華レストラン・とん珍

須賀川の中華レストラン・とん珍

とん珍のソース焼きそば (゚д゚)ウマー

とん珍のソース焼きそば  (゚д゚)ウマー

食べ終えて18:20、帰路についた。
須賀川ICから東北道に乗って、あとはひたすら南下。
こまめに休憩を取りながら東京外環道を経由して、22:30、無事帰宅。
個人的に福島の浜通りは元通り回復して欲しいが、そのための道筋はいまだ見えない状況だ。
ただ福島という地域を必要以上に忌避したり、ましてや思い込みによる差別などあってはならないと思う。
前述のとおり判断は人それぞれだが、行きたくなったら私は今後も気軽に福島を訪れたい。
あちこちまわって単純に楽しかったし!