今夜、これから船に乗って三宅島へ行って参ります。
同行者は、おなじみ外道バスターズの面々。
http://munapy.s-dog.net/gedo/
到着時に悪天候だったら接岸しない場合もある「条件付出航」ってやつですが、ま、大丈夫でしょう。
沢山、釣れるといいなー。
ドイツ生まれのカードゲーム、『ごきぶりポーカー』をご存知でしょうか?
ゴキブリなど8種類の害虫が、それぞれ8枚ずつ。計64枚のカードで遊ぶゲームです。
2年ほど前に伊集院光がラジオで紹介し、それ以来じわじわと人気が上がってるとか。
私は先日、Kannaで出会ったお客さんから教えていただきました。
ルールは単純明快なのですが、心理と論理の読み合いが実に面白いのです。
詳しくは高円寺駅のカードゲーム専門店『すごろくや』のサイトにある説明をお読みください。
私もそのお店まで行って、わざわざ自分用に購入してしまいました。
出されたカードが本当にゴキブリか嘘かで、大の大人が真剣に悩む姿はなかなか笑えますよ。
雪の長野ツーリング、二日目です~。
レポアップが済むと、気分的に落ち着きますね。
http://s-dog.net/archives/000594.html
さて。次は普通のツーリングかな。
そろそろ春本番って感じですね。
先日の長野ツーリングの1日目のレポートをアップしました。
装備の詳細を知りたい方もいらっしゃるかもしれないので、それは2日目にご紹介する予定です。
http://s-dog.net/archives/000593.html
山梨は言うに及ばず、長野も想像していたより雪が少なく感じました。
主要な道は基本的に除雪されてるものなんですね…。(←酷い想像をしてた)
さて、さっさと2日目も書きあげてしまおう。
寒ければトイレが近くなるのは必然的な命題だ。
ヌクヌクのシュラフの中で我慢を重ねても限度ってものがある。
深夜に一度くらいは外へ出て、なすべきことをなさねばならぬ。ま、要は尿意なのだが。
身を硬くして凍てつく闇に踏み出すと、満天の星空が迎えてくれた。
目の前の雪を溶かして、ぶるるっと一つ身震いして、またシュラフへ戻る。
正直、寒さよりも空気の乾燥の方が辛い。
鼻や喉を乾燥から守るため、朝までマスクを付けて寝た。
翌朝は6:00くらいに起床。外気温はマイナス12度くらい。
夜間、最も下がった時でおそらくマイナス15度程度だったろう。
起き抜けのトイレを済ませ、外がどんな様子かを偵察してみる。
駐車場は昨日の除雪で凍結したアスファルトがむき出しになっていた。
さすがにまだスキー客はほとんどいない。
バイクに付けたままにしておいたサイドバッグはガチガチに凍ってる。
シートの霜も半端じゃない。
テント内は外に比べればまだ温かいが、それでも空気は冷え切ってる。
本体内側には人いきれが霜になって付着している。
少しでも衝撃を与えるとそれがパラパラと雪のように落ちてくる。
ま、凍っているうちは、それを集めて外に捨てるだけで済むのだが。
前室に出しておいた昨夜の鍋は、当然ガチガチに凍っている。
Mr.mudさんのガスストーブで温めて溶かし、そこに残りの野菜やうどん玉を投入。
僕がリクエストした餅巾着も追加して、朝ごはんが完成した。
ハフハフ、ズルル…っと腹に収める。
のんびりと食後のお茶を満喫してから、ボチボチと荷物をまとめ始める。
今日は甲府まで戻る予定だけなので、撤収も急ぐ必要が余りないのだ。
テントを畳んで、動ける状態になったのは9:50頃。
すでに日は高く、気温も0度を越えていた。
9:55、出発。
…と言いつつ、目の前にあるスキー場のレストハウスへ。
駐車場を走り抜ける二台のバイクは、やはりスキー客たちの注目を集めた。
が、んなものは気にせずに管理棟の前にバイクを停め、レストハウスでトイレ(大)を済ます。
ついでにちょっとゲレンデを偵察。
実は僕はこれまでスキーもスノーボードもやったことが無い。
これがゲレンデ初体験だが、まさかバイクで来るとは思わなかった。
10:15、再出発。
昨日来たルートを写真を撮りながらのんびり戻る。
R299をレストハウスふるさとまで登り、r480へ左折。
昨日走って問題なかったコースなので、各自勝手なペースで進んだ。
10:35、r480から稲子湯温泉方面に圧雪路と化した八ヶ岳林道を右折。
温泉とスキー場を繋ぐルートなので、ここもちゃんと除雪されているそうだ。
天狗岳を正面に眺めつつ、谷を巻いて下ってゆく。
途中、分岐する白駒林道に寄ってみたが案の定ゲート閉鎖。
ゲート前に何台も駐車してあったが、冬山の登山者か。
それとも解禁したばかりの渓流釣り師だろうか。
10:50、稲子湯温泉に到着したが、写真を外から撮影しただけでスルー。
こんなタイミングで入浴なんてしたら、ほぼ確実に風邪を引いてしまう。
入口付近は通行車輌が多いためか、路面がツルツル滑って危なかった。
稲子湯からウネウネと下るに連れ、勾配が徐々に緩くなってきた。
ワインディングから直線的な道へと変わる。
段々と雪も少なくなり、アスファルトが露出してきた。
11:00、この辺が頃合と予想してスノーチェーンを外した。
今日はもう使わずに済むだろうが、やはりだいぶ削れている。
そろそろ買い替え時かなぁ…。
予想に反して、この先もまだ雪道がチラホラ現れた。
凍結しかけた路面もあったが、両足を伸ばしてアイドリングで何とか乗り切れた。
やがて完全にドライな路面になり、雪原の畑の間を快走してこのエリアから脱出した。
r480を経て、11:15、R141に復帰。右折して野辺山方面へ向かう。
昨日走った道なので多少安心感はあるが、油断は禁物。
走りやすいからこそ、気をつけねば。
実際、野辺山手前のカーブで派手な交通事故現場を見かけた。剣呑剣呑。
11:35、野辺山で脇道に逸れて、八ヶ岳を撮影。
この季節特有の澄んだ空気のお陰で、雪景色が堪能できた。
しかしノーマルタイヤだと、ちょっとした雪道でも気を使うなぁ…。
11:45、JR最高地点の野辺山駅に寄り道。
お土産を買い、ソフトクリームを食べ、トイレを済ませる。
実に良い天気だ。まさにツーリング日和。
12:00、出発。R141を南下して、清里を通過。山梨県に入った。
12:25、須玉で国道を右折。r612を経由して武川でR20に接続。
南下して12:40、Mr.mudさんオススメの店・みどりや食堂に到着した。
僕は肉煮定食850円、Mr.mudさんはラーメンとライス750円を注文。
この辺りは名水の産地なので、お冷からして美味いのだ。
当然のように飯もオカズも美味しかった。次はラーメンを食べてみたいなぁ。
食事を終えて、13:15、出発。
ジモティ、Mr.mudさんの先導でR20を避けて裏道を快走。
GPSのトラック機能が無いと、二度と走れなさそうなルートである。
13:50、Mr.mudさん宅に帰還。
荷物を整理してお礼を述べ、僕はすぐ帰路に着いた。
昨日も寄ったGSで給油を済ませ、14:05、甲府昭和ICから中央道へ。
休憩は14:40に談合坂SAで一度小休止したのみ。
15:25、高井戸で一般道へ降り、15:35、帰宅。
ふぅ、無事に戻れて良かった良かった。
以下、今回のツーリングで僕が使った主な装備をご紹介。
ネットで購入した品は、その購入先にリンクした。たぶん最安値のはず。
バイク:セロー250(グリップヒーター、ウインドシールド、グリップカバー付き、キャブ式)
スノーチェーン:MIZUNOタイヤチェーン(前後、風魔プラス1世田谷店で購入)
インナーウェア:モンベル・ジオラインEXPラウンドネックシャツ&タイツ
ミドルウェア:モンベル・シャミース ハイネックインナーシャツ
ジャケット:モンベル・ランドクルーザージャケット(旧モデル)
パンツ:ゴールドウイン・GSM3651 サイドジップハイウェストウォームパンツ
グローブ:モンベル・システム3グローブ
シューズ:Trukke・スノーモービル用ブーツ(ヤフオクで5000円で購入)
テント:ダンロップ・VL-32(だったかな? Mrmudさんの提供)
シュラフ:ナンガ・オーロラ600SPDX
インナーシュラフ:ナンガ・ウォームアップライナーSZ
なお、軽アイゼンや靴に装着するスパイクも持って行ったが使わず終い。
ハクキンカイロも就寝の際に一瞬使ったが、今回はほとんど要らなかった。
北海道ではスノーチェーン以外の装備はこのまま用いることになるだろう。
実は、往路で出会ったBAJAとMr.mudさんのエイプを見て、
自作のスタッドレスタイヤに大いに興味が沸いている。
北海道で無くとも、スノーチェーンは着脱を気にしなければならずツーリング向きではない。
深雪での雪遊びには向くだろうが、それ以外ならスタッドレスが僕の場合は最適な気がする。
うーん…北海道用にスパイクタイヤを発注すべきか、自作スタッドレスの準備をすべきか。
それが問題だ。
昨年のいつ頃のことだったろう。
Mr.mudさんとの間で「北海道で年越しツーリング」という企画が持ち上がった。
狂気の沙汰と思われる向きも多いかもしれないが、実はそれほど危険でもない。
年に何十人と実行しており、準備さえ万全なら一般人でも充分可能なのだ。準備さえ万全なら。
二人で相談の結果、2007~8年は間に合わないから、2008~9年に掛けてやろうという話になった。
その前に雪道走行と厳寒環境下での幕営を一度くらい体験しておきたい。
そんなわけでこの時期に予行演習として長野界隈へキャンプツーリングに出かけることとなった。
さてさて、極寒雪中幕営ツーリングの始まり始まり~♪
今回は甲府のMr.mudさんの御自宅で合流し、そこから幕営地へ向かう手筈である。
キャンプツーリング自体が久々なので、荷造りも時間が掛かってしまった。
この日のために揃えた各種装備で身を固め、7:40出発。
環七、甲州街道を経て、8:00に首都高へ乗った。
8:25、八王子料金所を通過して中央道へ接続。ETCは楽だ。
8:50、談合坂SAで小休止。
バイクは少ないだろうなぁと思ってたのだが甘かった。
キャンプ道具を積んだオフ車が何台もいるではないか。
その中で注目したのは自作スタッドレスを履いたXLR(?)-BAVA。
お話を伺ったら今日は入笠山でソロキャンプの予定とのこと。ツワモノだ。
サイプの刻み方や乗り心地などを教えていただいた。
アイスバーン以外は全く問題ないそうだ。うーん…欲しい…。
高速道路の凍結を少し気にしていたのだが、甲府盆地まで全く何の問題もなかった。
9:35、甲府昭和ICを降り、9:45、Mr.mudさん宅に到着。
テント本体やポールなど荷物を手分けして積み直す。
ついでにスノーチェーンが干渉するであろう、セローのフロント後部フェンダーをここで外した。
Mr.mudさんが乗るのは諸々改造が施されたApeである。
軽トラ用のスタッドレスタイヤを流用するという荒業仕様なのだ。(詳しくはこちら)
準備完了して、10:10、いよいよ出発。
近所で給油を済ませ、Mr.mudさんの先導で甲府市街を抜ける。
実はこの時期の山梨は初めてだったのだが、雪の無さに驚いた。
静岡県出身者のイメージとしては山梨も長野も似たようなものと思ってたのだが違ったようだ。
茅ヶ岳広域農道に接続し、ガシガシと一気に北上する。
人家が減ってゆくに連れ、路肩に雪がちらほらと現れ始めた。
10:45、r23を右折し、塩川沿いにさらに北へ進む。
r610を左折して塩川ダムのみずがき湖は完全に凍結していた。
mudさんによると、ここまで凍るのは珍しいそうだ。
黒森鉱泉を過ぎた辺りから、信州峠を上る道路の勾配がきつくなる。
路肩の雪は次第に増えて行くが、路面は辛うじてドライなままだ。
11:10、信州峠を越えて、長野県側に入った。
と同時に、アスファルトは一面真っ白な圧雪路に変わった。
むぅ。ついにこの時が来てしまったか。
ノーマルタイヤで少し走ってみたら、案の定余りグリップしない。
スノーチェーンを装着したいのだが、作業には手頃な路肩スペースが必要だ。
スタッドレスタイヤのMr.mudさんは、先行してそのスペースを見つけてくれたようだ。
両足を伸ばし、アイドリングでソロソロとそこまで降りる。…ふぅ、とりあえず転ばずに済んだ。
二人掛かりでスノーチェーン装着。久しぶりなので15分ほど掛かった。
あまりスピードは出せないが、ちゃんとグリップしてくれる。
一面の雪原は初めて眺める光景だ。これだけでも来た甲斐がある。
ガシャガシャと音を立てて、川上村へと下ってゆく。
やがて雪がまばらになり、アスファルトが露出しはじめた。
スノーチェーンは普通のアスファルトだと10kmほど走行するだけで切れてしまうらしい。
購入の際には「小まめに着脱するように」とも言われた。
チェーンの状態を懸念しつつ、11:50、スーパーのナナーズに到着。
買出しを済ませた後に、ここでスノーチェーンを外したが既にだいぶ磨耗していた。
さらに粉雪がチラチラ舞い始めた。風花程度で済めば良いのだが…。
12:20、出発。千曲川沿いにr68を西へと進む。
信濃川上で県道を外れ、雪に覆われた村道で野辺山を横断する。
勾配がフラットだったのでチェーンが無くても何とか行けた。
12:35、R141に接続し、小海方面に右折。
路面はドライだが雪が強くなってきた。
海ノ口、海尻を通過して小海町へ。
12:50、松原湖近くのどんぶりや風とりで昼食。
二人ともカツ丼とラーメンのセット900円を注文したのだが、僕は少し残してしまった。
ここまでの緊張で胃袋が縮まってしまったのだろうか。
のんびりとトイレを済ませてから、13:30、出発。
雪はまだ降り続いていた。駐車場のバイクは真っ白だ。
シールドを吹き吹き走り、R141を少し戻る。
松原湖駅前からr480へと右折し、松原湖高原を西へ。
13:50、小海リエックススキー場に到着する頃、ようやく雪も止んだ。
ここから先が本日のメインイベント。麦草峠を擁するR299に接続する圧雪路である。
おもむろにまた二人でスノーチェーン装着。
先ほど作業で慣れたのか、今度は10分ほどで済んだ。
さて、おまちかねの圧雪路である。
稲子湯の分岐をスルーしてガシガシ登る。
轍の凹凸にフロントが取られそうになることはあるが、基本的には問題なし。
Mr.mudさんに至っては「アスファルトより走りやすい」とすこぶるご機嫌だ。
リフトの下を通過する際は、上をゆくスキー客から手を振られた。
14:20、R299との合流地点に到着。
この先は国道としては標高2位の麦草峠に至るのだが、残念ながら冬季閉鎖区間である。
Mr.mudさんがゲートの脇をモゴモゴしてみるも雪が深すぎて前進不可。
この辺りでの幕営を想定していたのだが、どうしたものか。
あてにしていたレストハウスふるさとも完全に雪に埋もれてる。
結局、土地勘のあるMr.mudさんの提案で八千穂高原スキー場へ向かうことにした。
R299を少し下って、すぐ到着。だだっ広いスカスカの駐車場があった。
健全なスキー客の迷惑にならないよう、一番奥の隅っこを幕営地点に決定。
ジャケットを脱いでテントの設営を始めた。
(今回はMr.mudさんの厳冬期用テントに二人で宿泊)
風が強くて油断すると本体が飛ばされそうになる。
また、地面が凍ったアスファルトでペグ(ソリッドステーク)が刺さらなくて苦労した。
最終的に溝を横に掘ってペグを埋め、雪のブロックを重石にするという手法を考案。
フライシートの裾をグルリと一周雪で抑えることで風に対する備えは万全となった。
テント内の荷物を整理して落ち着いたところでMr.mudさんからハーブ茶をいただいた。
保温ポットに入れられてたので熱々である。このポットのお茶が翌日まで重宝した。
その後は酒をチビチビやりながら、雪から水を作ったり、夕飯の下ごしらえをしたりした。
(と言っても、ほとんどMr.mudさんに任せきりだったが…)
くつろいでいたら何やら近づいてくる車の音がする。
「なんじゃろな」と思って入口を少し開けて外を見たら、物珍しげにこちらを窺がってるスキー客がいた。
手を振ったら振り返された。ふむ、動物園の動物はこんな感じかも知れぬ。
さて、本日のメインディッシュはMr.mudさん特製のキムチ風味ごちゃごちゃ鍋。
材料は鶏肉つみれ・豚モツ・焼豆腐・ニラ・エノキ・シメジ・キムチをそれぞれ適量。
ガソリンストーブとガスストーブの2台を駆使して熱々の鍋が出来上がってゆく。
そいつをハッフハッフと食らいつつ、焼酎をワッセワッセと飲む。正直、暑い。
買い出しの時に考えていたより量が多くて食べきれず。残りは朝食に回すことにした。
食事してる最中に日が暮れた。この時点で外気温はマイナス4度くらいか。
テントの外、スキー場に近い辺りではブルドーザーによる駐車場の除雪が始まった。
食後ひと段落してお茶を飲みながらくつろいでいると、その音がどんどん近付いてくる。
っと、人の足音がやってきて、「すみませーん」と外から声が聞こえた。
あちゃー…苦情言われるのかな…と思ったら、さにあらず。
「除雪するんでちょっとうるさくなりますー」と、わざわざ断りに来てくださったのだ。
「なんて良いスキー場だ」
「キノコ塾で文句言ってきたオヤジにも見習ってもらいたいものだ」
「いつか、また来よう」
と、テントの中でMr.mudさんと八千穂高原スキー場と駐車場を褒め称えた。
夜が更けるに連れ、さすがに段々と冷え込んできた。
この日のために用意した厳冬期用シュラフに潜り込んでまどろむ。
釣りだの林道だのバイクだの、Mr.mudさんとよしなしごとを語らいつつ、
3月頭・標高1600m超・どこもかしこも雪だらけの長い夜は過ぎてゆくのであった。
えー、今週末はひさびさのキャンプツーリングです。
Mr.mudさんと連れ立って山梨から長野界隈に雪を求めて…。
諸々、装備は万端整ってるんですが、予想気温がかなり高めなのが気になるところ。
早いもので、もう三月なんですね。凍結路が中途半端に溶けてなければいいんですけど…。
ま、無事に戻って来れるよう、気をつけて行ってまいります。
さてさて。昨年末から本家サイトをほとんど放置したまま、やつは何をやっとるんだ?
…と思われてる方も多かろうと思いますが、
実は「護法少女ソワカちゃん」のまとめサイトというやつを管理してます。
ソワカちゃん疏鈔(しょしょう)
以前、少しご紹介しましたが、「ソワカちゃん」というのは歌を中心にしたWEBアニメでして、
(説明すると長くなるので、詳しいことは上のサイトをご覧ください)
その縁で、このたび何故かまとめサイト管理人としてインタビューを受けてしまいました。(゚◇゚)
animeflashというサイトなのですが、興味のある方(いるのか?)はご覧ください。
インタビュアーの亜樹28号さん、お世話になりました。
ウェブアニメ探訪 【「ソワカちゃん」作者に聞いてみた】
※でも作者さんのインタビューだけで必要充分なような…(;´Д`)
以上、【たまにはしないと】近況報告でした。
アウトドアメーカーの「パタゴニア」が反捕鯨団体…というか、
環境保護に名を借りたテロ集団「シー・シェパード」を支援してるそうです。
日本支社に抗議のメールや電話が殺到しているようですが方針を変えるつもりはないとのこと。
http://www.j-cast.com/2008/01/31016219.html
当社のビジネスは最高の製品を作ることはもちろんですが、
『環境危機に警鐘を鳴らし、解決していく』という理念があります。
シー・シェパードの考え方もそうした方向性であり、シー・シェパードに賛同しない方も
たくさんいるとは思いますが、賛同しない方々に対してもご説明し、
理解していただけるよう対応したいと思っています
僕はこれらの環境保護団体や反捕鯨国の主張は異文化差別だと認識してます。
日本の捕鯨に反対する根拠は、調べてみれば非科学的な感情論でしかありません。
ましてやそれを理由に人に危害を加えるのはテロル以外の何物でもない!
パタゴニアは暴力容認の反社会的な企業として、個人的にボイコットすることにします。
(ま、もともとモンベルを好んで使ってますけどね)
イルカもクジラも、その他の生き物すべて、高等であろうとなかろうと
食べるということは生命をいただくということでしょ。
どもども、ひさびさのツーレポです。昨日、日帰りで鎌倉と江ノ島に行ってきました。
林道もなく、距離も短いリハビリツーリングですが、まぁご容赦ください。
http://s-dog.net/archives/000587.html
ボチボチと梅も咲き始めてますが、いよいよ本格的な冬ですね。
次はどこへ行こうかな。
2008年も既に一ヶ月が経とうとしてる。
昨年の埼玉でのオフ会以来、ツーリングに出かけていない。というかバイクを動かしていない。
年頭3連休の釣りの予定も悪天候で延期してしまった。
復活のきっかけを逃したまま極寒プロジェクトを迎えてしまう。その状況は避けたい。
よっしゃ、ひさしぶりにツーリングに出かけてみるか!
そんな感じで鎌倉や江ノ島周辺のツーリングに出発することにした。
近場&日帰り&オンロード&観光の軟弱リハビリコースだが、最初はそのくらいが良かろう。
一通りの防寒装備を身につけて、いざ鎌倉!
…っと、放置しすぎたせいでセローのエンジンが掛からず、いきなり先制パンチを喰らう。
セルの回しすぎでバッテリがあがりそうになり、押し掛けも試してみる。
しかしエンジンは始動せず、疲れ果ててしまった。汗だくで頭から湯気が立ち上る。
諦めかけたがキャブからガソリンを抜いて、入れ替えたら一発で掛かった。
なーんだ、最初からやっときゃ良かった。
端からヘロヘロの状態で9:30に出発。
環七からR246経由で環八へ出て、9:50、第三京浜へ。
10:00、保土ヶ谷PAで小休止。横浜新道から横浜横須賀道路へ。
このルートは料金所がいくつもあるが、ETCのお陰で楽々通過。
10:20、朝比奈ICで横横道路を降りる。
r204で鎌倉へ。10:35、鶴岡八幡宮に到着。
今日は偶然、鶴岡厄除大祭(お焚きあげ)が催されてるらしい。
鎌倉市街は基本的に渋滞してるそうだが、神社周辺は特に混んでいた。
駐輪スペース探しでちょっと迷う。
大鳥居周辺を眺めた後、脇の牡丹庭園が見頃らしいので入ってみた。
入園料500円だが、(゚ε゚)キニシナイ!!
寒い中、色とりどりの牡丹が艶やかに咲いていた。
さすが花の王と呼ばれるだけのことはある。
写真を熱心に撮る人たちが大勢いた。
庭園を出、流鏑馬馬場を歩いて参道へ戻る。
舞殿の側を抜け、大石段を登って本宮に参拝。
既に神楽などの奉納は済んでいたようだ。
石段脇の大銀杏は樹齢千年余の天然記念物。
樹木にも記憶があるのなら、チラリと覗かせてもらいたいものだ。
鶴岡八幡宮の由緒は源頼義の奥州平定にまで遡る。
源氏の氏神だった京都の石清水八幡宮をこの地に勧請したのがその始まりらしい。
源頼朝が鎌倉で挙兵して以来、北条・足利・徳川など各時代で坂東武者に尊崇されてきた。
現代でも初詣の時期は鎌倉市内の自家用車乗り入れ禁止にされるほど賑わうらしい。
参拝を終え、11:10、出発。
若宮大路を経て、R134を左折。
由比ガ浜沿いを西へ進み、長谷の辺りに移動。
かいどうという店を探したが、登録ポイントが間違っていたため見つからず。
11:45、代わりに長谷駅前の長兵衛という店に入り、鎌倉丼(上)1260円の昼食。
鎌倉丼は一応この地方独特の丼モノである。
カツの代わりにエビフライを使ったカツ丼と言えば分かってもらえるだろう。
味はご想像の通り、奇抜ではなく普通に美味しい。
食べ終わって、12:10、長谷観音として有名な長谷寺へ。
入山料金300円。バイクの駐輪は無料だった。
本尊の十一面観音像は思っていたより立派な仏像だった。撮影不可なので写真なし。
観音像右手の弘法大師像を不思議に思ったが、長谷寺って真言宗豊山派だったのか。
観音堂の右隣には少し小さめの阿弥陀堂があった。
観音菩薩は阿弥陀如来の脇侍のはずだが、立場が逆転しててもいいのかね?
…ま、細かいことは気にしないでおこう。
一回転させると一切経を読誦したのと同じ功徳が得られるという輪蔵もあった。
12:30、続いて鎌倉大仏で有名な高徳院へ。
駐車場が一時間300円で萎える。拝観料は200円。
以前一度来たことがあるが、やはり微妙な大きさだ。
一応、国宝。背光もなく印も分かりづらいが阿弥陀如来である。
20円払って胎内へも入ってみたが、まぁ、値段相応の面白味か。
大仏を背中から見ると背中の窓が痛々しかった。
罰当たりだが、疲れた猫背にサロンパスでも張ったかの様に見えてしまう。
この大仏前でカップルに写真を頼まれること二回。内一回は外国人だった。
パッと見、頼みやすそうな人相なのだろうか。
12:50、出発。極楽寺経由で稲村ガ崎へ出た。
七里ガ浜沿いにR134を西へ進む。
さすが湘南、こんな季節でもサーファーが多い。
江ノ電も趣があってよろしい。これで渋滞さえなければなぁ。
昨年の真冬にゴンズイ釣りに訪れた腰越港をスルーして江ノ島へ。
実は江ノ島へ上陸したのは初めてである。
13:10、バイクを停めて江島神社へ参拝。
江島神社は辺津宮・中津宮・奥津宮の三宮に分かれていて、高低差が激しい。
そのためエスカーという有料の屋外エスカレーターが用意されている。
僕は迷わず全区間と展望台のセット券・750円を購入。
金で解決できることは金で解決してしまえ。
とは言え、登り階段をパスしても随分と歩かされることになるのだが…。
江島神社は三人姉妹の女神が祀られているらしい。
辺津宮は田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)、中津宮は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、
そして奥津宮は多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)。
福岡県の宗像大社や広島の厳島神社でも祀られていて、「宗像三女神」と総称される。
海上交通の神様だが、瀬戸内・九州地方以外では珍しいかも知れない。
ここ江ノ島では神仏習合の折に弁財天と習合したそうだ。ふむふむ。
辺津宮・中津宮と経て、13:30、サムエル・コッキング苑へ。
手前のエントランスではジャグリングの大道芸が披露されていた。
面白かったので500円投げ銭してから展望台へ向かう。
展望台と灯台を兼ねている江ノ島展望灯台はエレベータで昇降できる。
当たり前だが海の眺めが素晴らしい。
少し歩き疲れたので、降りたところでトイレ休憩。
休憩を済ませ、江島神社の奥津宮へ参拝。
亀や龍など、爬虫類系のモティーフが目立つ。
昔から江ノ島自体が龍宮に見立てられており、最寄の片瀬江ノ島駅も龍宮風の造りになってる。
道はこの先も岩屋まで続く。せっかくなので行ってみる。
いくつかの売店を抜け、海岸沿いの道に出た。
最後の売店で湘南サイダーなるものを購入。
すっきりしててなかなか美味い。
14:20、ようやく岩屋に到着したがヘトヘトで汗だく。
入洞料500円を支払い、上着を脱いで中へ入る。
今日はいちいち金を払ってばかりだなぁ…。
簡単な解説エリアを抜け、いよいよ第一岩屋へ。
手燭を渡され仏像や巳像の間を進む。この趣向はなかなか良い。
役小角の頃から富士山の風穴と繋がってるという伝承があるが、昔の人の想像力は逞しいなぁ。
第一岩屋はまだよかったが、第二岩屋は酷かった。
カラフルなライティングや波の音響の演出は蛇足でしょ。
おまけに龍の模型まで…うーん、センス悪くない?
岩屋を抜けて海岸沿いを戻る。
これから階段をしこたま登らねばならない。
その前に岩場でちょっと休憩。
フカセやカゴで磯釣りしてる人がいた。
14:50、小腹が空いたので魚見亭という店に入る。
名物の江ノ島丼890円を注文。サザエを卵で綴じた丼モノである。
しかしサザエの切り身は小さい奴が4切れしか入ってなかった。80%卵丼である。
うーん…こないだの伊豆のサザエ丼の方が断然良かったなぁ。
まぁ、会計のときに近道を教えてくれたのはありがたい。
近道を使って島の入口周辺へ帰還。
ペットボトルのお茶を購入して少し休憩。ふぅ疲れた。
さて、時間はまだ余ってるが、ここから行きたい場所も無い。
鎌倉に戻って土産でも買って帰るか…。
15:30、出発。R134を戻り、15:50、鎌倉に再び到着。
農協連即売所、それと向かい側の丸七商店街を物色。
丸七鮮魚店で値段高めのアジの干物とカサゴを購入して帰路に着いた。
16:30、朝比奈ICから横横道路に乗り、往路と同じルートで戻る。
混雑している環八・環七にうんざりしながら、17:45、自宅に到着。
久々のツーリングは余裕を持って終了した。
さて、次は幕営ツーリングかな…。どこにしよう…。
正月以来、ブログ放置状態ですみません。
この三連休は外道バスターズの面々で式根島へ行くはずだったのですが、
木曜の時点で天気予報が芳しくないため、相談の結果2月に延期となりました。
(実際の天候は思ってたより悪くはなかったようですが…ちぇっ)
あちこち出歩く代わりに最近はいろいろ本を読みふけっております。
正月には大江健三郎『万延元年のフットボール』に二階堂黎人『地獄の奇術師』。
この三連休は夢野久作『ドグラ・マグラ』を読了。難読の長編は何日か集中しないと読めませんね。
感想でも綴ればブログも更新できますが、まぁ「便りの無いのは良い便り」くらいに考えてくださいませ。
旧年中はお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
今年の計画ですが、今のところ1月に式根島での巨大エイ・リベンジ。
2月にMr.mudさんとの極寒プロジェクト。
GWと夏休みの代休はそれぞれ、四国・東北かな。
そして年末は…ま、鬼が笑うからお楽しみってことで。
計画は計画、予定は未定ですから、このうちいくつできるかわかりませんけどね。
(実際、今も計画潰れて寝正月だからなぁ…)
今年もともどもにいろいろ楽しみましょう。
先日の体調不良の影響か、結局東京でゴロゴロしながら年越しすることになりました。
みなさま、今年も一年お世話になりました。来年もよろしくお願いします。
良いお年をー。
本日仕事納めのはずが、明日も出社することになってしまいました。
まぁ、それはいいのですが、今日仕事中に急に吐き気を催してきまして。
複数のクライアントから何故か相次いで不具合報告があり、
それの対応しながら昼飯を食べた直後からです。
ストレスか風邪かウイルスか…原因は謎ですが腹痛と下痢と吐き気で今も辛い状況っす。
Mr.mudさんに誘われて仕事終わってからKannaに顔を出しましたが、
ホット・ミルクを一杯飲んだだけでお先に帰らせていただきました。
この年末年始、大丈夫かなぁ。
黒洋梨さんとKannaでチキン丸焼きとかケーキ食べました。
チキンのお腹には具の入ったピラフが詰め込まれてて、肉汁滲みててメチャ(゚д゚)ウマー。
二人で一匹丸ごとだと、さすがに充分な満足感がありますね~。
来年のクリスマスはどうなるかなー。
とりあえずソワカちゃんのクリスマスソングでも張っておきます。
Y!ニュースで見つけてしまった2chの名スレをご紹介。
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』
第一部
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-217.html
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-218.html
第二部
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-223.html
第三部
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-224.html
第四部
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-239.html
第五部
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-242.html
完結
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-243.html
登場人物の個性(キャラが立ってる)とか伏線の見事な回収とか、
仮に作り話だとしても完成度高くて感動的です。
電車男みたいにドラマや書籍化されるかも知れませんが、
その時はオリジナルの忠実な再現がいいなぁ。
最近のドラマは余分な女性キャラやら恋愛沙汰やら、原作に無かった余分なもの入れがちなんで。
知らない間にセローの新モデルが発表されたようです。
排気ガス規制の影響で、やはりセローもインジェクションに…。
F.I.新採用、トルク感向上によりトレッキング性能を進化
ヤマハ「セロー250」 2008年モデルを発売
http://www.yamaha-motor.co.jp/news/2007/12/10/serow.html
http://www.yamaha-motor.jp/mc/lineup/sportsbike/serow/index.html
現在のモデルに比べて3馬力減で燃費も低下。
しかも価格は3万円ほどアップ。かなり萎えますね…。
オフ車を残してくれただけヤマハに感謝すべき…?
半期に一度の総決算!…じゃなかった。
半期に一度の林道オタクのオフ会がこの土日に開催されました。
場所は埼玉県寄居町、荒川沿いのかわせみ河原です。
僕は怪人M氏と待ち合わせて13:00に自宅を出発。
関越道で東松山ICで降りて、買出し&東松山やきとりを購入。
「やきとり」と言いつつ、実は豚肉なのが特徴です。辛味の効いた味噌ダレ付き。
多くの店は持ち帰り禁止。持ち帰り可能な店も夕方から営業の店がほとんど。
ってことで、仕方なく今回はひびきというチェーン店で買いました。
そのままR254で寄居町まで一気に行ってしまいました。
15:30、かわせみ河原に到着するも、知ってる人はまだ誰もいません。
代わりにいたのはハーレーの大集団とキャンピングカーの大集団。うーん…嫌な予感。
幹事のkenkenさんと連絡を取ると、ろーどまんさんと山登りを終え風呂に入ってるとのこと。
まだ到着まで時間が掛かるそうで、幕営地を確保を任されてしまいました。
否応なく大集団に挟まれた場所を確保。
寝袋Mさんも混じってテント村を細々と作りはじめます。
そうこうしている内に、段々と参加者も到着しはじめました。
初対面の横田さん(実は先に到着していた)。久しぶりの笑遊師匠。
自転車で来られたCamp4さん(こちらも初対面)。オフ会は初参加のわたさん。わたさんのKSR仲間の恵さん。
そして先ほど電話したkenkenさんとろーどまんさん。さらにnabekunさん。
暗くなってから信濃男爵さん。電車&徒歩で釣りキチ四平さん(初参加)。
何故か土砂降りに見舞われてきた黒洋梨さん。
そして雪の雁坂トンネル越えで夜も更けたころに到着したMr.mudさん。
焚火を囲んで、各自飲みながら色々作って周りに振舞ったりしてます。
僕は先ほど買ったやきとりに、味噌ダレを流用したモロキュウ。
でも地元東松山の釣りキチ四平さんが持参したやきとり(豚)には完敗です。
肉も味噌ダレも、やはり店によって随分違いがありますねー。
日帰りの人はポツポツ帰り、早寝の人はポツポツテントへ。
僕が就寝したのは午前1時くらい。自分にしては遅い方ですね。
この夜は霜さえ降りず、予想よりも温かい一夜でした。
朝。また焚火を炊いて、各自軽く朝食を済ませます。
その後、テントを撤収してから記念撮影。午前10時に解散。
さて。
僕と怪人M氏、ろーどまんさん、黒洋梨さんの4人は小川町で昼飯を食べてくことにしました。
しかしまだ朝飯から間もなく、腹もそんなに空いてない…ってことで、近場の温泉へ向かうことに。
R254で小川町に向かい、r11~r30で玉川村の湯郷・玉川へ到着。
入浴料は700円。ヌルヌルの湯質で予想外に良い温泉でした。
さぁ! さっぱりして、腹も減ったところで昼飯です。
…と、来た道を戻ったところ、マラソン大会の交通規制で大渋滞。
国道から温泉まで10分ほどだった道を、30分も掛けて戻ることになりました。はぁ…。
そんなこんなでR254とr11の交差点すぐ側にある、松浦食堂に到着。
4人とも名物のもつ煮定食(740円)を注文。
僕と黒洋梨さんはライス・おかず両方大盛(+320円)にしてもらいました。
出てきたもつ煮は味噌で丁寧に煮込まれ、トロットロ。いやー、こりゃ美味い!
次々入ってくるお客さんも皆、もつ煮ばかり頼んでます。
食べ終わり、ろーどまんさんと黒洋梨さんともここでお別れ。
僕と怪人M氏は近くのGSで給油を済ませてから関越道で帰路に着きました。
帰宅は14:30頃。
いやー、今回も林道情報の収穫もあり、いろいろ楽しいオフ会でした。
もっと寒いのを期待してたのですが、ま、それはまた別の機会にw
皆様、お疲れ様でした~!
最近ちょっと大人しめですが、陰でセローにETCなどつけました。
車載器と工賃含めて5万円ほど。
元が取れるほど乗れるか分かりませんが、料金所の煩わしさはなくなりますね。
あ、あとウインドスクリーン(風防)とステップのゴムカバーも付けました。
なんだか、カタログのツーリング仕様みたいになってきましたが…まぁいいや。
「近いうち、夜中にでもETCのテスト走行しなきゃなぁ…」と思った矢先。
ダー岩井さん主催の古都オフが今日開催されることを知り、急遽参加と相成りました。ベベベン。
仕事が終わって関越道で練馬から川越へ。
いやー、ETC専用レーンでちゃんと遮断機が上がるってのは気持ちいいっすねー。
古都では僕はカキフライ定食を注文。
皆様ともども満腹になるまで山盛り御飯を堪能しました。
二次会の温泉もひさびさで気持ちよかったです。
さてさて、次は今週末の林道オタクのオフ会かな…?
天気は悪く無さそうですね。冷え込みきついといいなー。(←変態)
伊豆ツーリングのレポ、2日目をアップしました~。
もっと海の幸いろいろ食べれば良かったかなぁ…。
http://s-dog.net/archives/000575.html
連休の伊豆ツーリングのレポ、一日目をアップしました。
ま、何も波乱はないですけどね。
http://s-dog.net/archives/000574.html
6:30、起床。
風が少し出てるが冷え込みはたいしたこと無い。さすが南伊豆。
ただし山陰になって、日が当たるまで時間が掛かりそうだ。
テントや寝袋を干したかったが、諦めて撤収開始。
7:55、出発。r16からR136に出て下田方面を目指す。
向かう先は稲取港。しかし朝から結構交通量が多い。
下田を経由し河津を通過し…タラタラと進む。
8:40、稲取港に到着。お目当てはここの朝市。
建物の一番奥で金目鯛の釜飯700円を注文。
あら汁や干物の炭火焼は、なんと嬉しい無料サービス。
隣の乾物屋のおばちゃんも「気に入ったら買ってね」とあら汁に揉み海苔を入れてくれた。
豪華な朝飯でご満悦である。オススメ。
ついでにお土産用のワサビ漬けもここで購入。5パック1000円は破格だ。
食べ終わって、9:00、出発。
さてと、ダメ元で天城南麓の林道ゲート巡りでもするか。
まず、一番手近な白田林道へ。
片瀬白田から白田川沿いにさかのぼる。
林間を進んでもなかなか未舗装にならず。
9:35、ゲートに到着。やっぱりねぇ…。
モゴモゴ不可能なのでUターン。
次に大川経由で奈良本林道へアプローチ。
しかし、入り組んでて入口がわからず。
どうせダメだろうからとおとなしくUターン。
最後に河津まで南下して、上佐ヶ野林道へ。
11:15、ここも当然のようにゲート閉鎖。まぁ、これで諦めもつくか。
移動移動で予想以上に時間が掛かってしまった。
R135に出て、コンビニの駐車場でTMをめくって昼飯探し。
11:50、今井浜温泉の今喜食堂へ。
お話好きのオバちゃんに名物らしいサザエ丼・900円を注文
卵で綴じてある親子丼風。神奈川のいわゆる江ノ島丼と同じ料理だ。
ボリュームも割とあって美味しい。古漬けの沢庵も気に入った。
TMに掲載されたお陰で最近、ライダーの来客が増えて嬉しいそうだ。
食べ終わって、12:10、出発。
さっき通ったr14を河津七滝方面に北上。
途中、左に分岐するr115=大鍋林道をチェックに向う。
ダートになってしばらく進むとゲートがあったが開いていた。
閉じ込められるのは怖いが、この時間ならまだ大丈夫だろう。
ワサビ田の脇を抜け、九十九折れを上り、高度を稼ぐ。
国道との分岐には「落石のため通行止」と看板があった。
でも実際は何の問題もなく、ガシガシ進める。
天城山方面の景色が素晴らしい。12:45、大鍋越峠を通過。
下りに入ってすぐ、路面は簡易舗装に変わった。
何台か車も見かけるようになった。これなら閉じ込められる心配はなさそうだ。
途中分岐するカンス林道はお約束通りやっぱりゲート閉鎖。へいへい。
13:10、r15に出た。
右折して松崎市街地に出たが、またすぐr59で内陸部へ。
この辺も割と交通量があり、ペースはあがらず。
ま、特に急ぐ旅でもないのでタラタラと山の中を走る。
漠然と進むうち、写真も取らずに結局湯ヶ島まで来てしまった。
どうしたものかとコンビニで休憩がてら次の目的地を探す。
あまり芸がないけど、また天城旧道へ行ってみるか…。
観光バス混じりの車列に紛れて、R414をタラタラ南下。
14:45、天城旧道に到着。やっぱダートは良い。
ウォークイベント期間中で、車輌は一方通行らしい。
なるほど散策してる人が沢山いるなぁ。
トンネルの前後では提灯を渡していた。
新道に復帰して左折。新天城トンネルを潜って湯ヶ島方面に戻る。
15:15、浄蓮の滝の駐車場に到着。
とりあえず売店でわさびソフトの辛口・300円を食す。ふぅ。
ついでと言っては何だが、浄蓮の滝も見ておくか。(実は初めて)
汗をかきかき混雑する階段を往復。景観は素晴らしかった。
トイレを済ませて、15:45、出発。帰路に着く。
国道は渋滞しているのでr349経由で修善寺へ。
さらにr80~r135と走り繋ぐ。
16:55、韮山峠ICから伊豆スカイラインへ接続。
夕焼けの富士山と駿河湾の景色が素晴らしい。
熱海峠で伊豆スカを退出。箱根峠経由で箱根新道へ。
ここの出口の渋滞は覚悟していた通り。
さらに小田原厚木道路へ接続。平塚からまた渋滞。
厚木で東名に合流しても、やっぱり渋滞。
横浜町田ICまでは仕方ないのかね。
東名を降りる頃、小腹がすき始めた。
環七の味噌一本店で味噌バターラーメンを食べていく。
この本店は好きなのだが、中野の支店は何かがダメなんだよなぁ…。
19:35、帰宅。ふぅ。なんだかんだ面白かった。
冬はやはり伊豆辺りが丁度いいねぇ…。
勤労感謝の日を絡めた三連休だというのに、いきなり初日寝坊してしまった。
かくして計画していた伊豆のんびりキャンプツーリングは2日間の日程で決行とあいなる。
タイトルは2daysの洒落ね。
6:30、起床。7:40、出発。
環七からR246経由で、8:10、東名へ。
8:35、海老名SAでパンの朝食&給油。
幸い天気はすこぶる良さそうだ。
9:05、小田原厚着道路へ接続。
料金所が二箇所あるから面倒くさい。
9:35、小田原で箱根ターンパイクに接続。
料金は500円。高いが一度くらいは走っておこう。
ガシガシ登る。小田原方面の眺めが良い。
9:55、大観山で芦ノ湖越しに富士山を眺める。
定番の展望スポットだが、やはり良い。
r75を下って、100円払って近道のバイパス経由でr20へ接続。
そのまま南下し、十国峠経由で熱海峠へ。
10:10、伊豆スカイラインに接続。冷川ICまで460円。
玄岳の展望台で小休止。パラセイリングが楽しそうだった。
のんびり進んで、10:50、冷川ICで伊豆スカイラインを退出。
伊東方面にr12を進み、中伊豆バイパスを通過。料金は200円。
11:00、松川湖に到着。ひさしぶりの奥野林道だ。
渓流沿いの清々しさも独特の赤土も変わらず。
ダートの距離、こんなに短かったんだなぁ。
奥野林道を一気に走り終えて、伊東方面へ向かう。
r351系由でR135に出て左折。11:25、カウボーイズに到着。
TVや雑誌で度々紹介されているステーキの店だ。大盛の御飯の量が凄いらしい。
目玉の990円のセットは平日のみってことで、1690円の0.5ポンドステーキを注文。
ライス大盛にしてもらったら、確かに多い。ぱっと見、2合くらいか。
「多いようなら減らすから」と二度言われたが、そのままもらう。
(御飯のおかわり自由なので無理せず普通盛りにすべきなのだが)
肉もモヤシも美味しいのだが、味付けがしょっぱい。
ま、そのお陰か御飯も全て平らげることができた。
心なしかマスターが悔しそうだ。ふっ。
向かいのダイソーで少々買い物をしてから、12:05、出発。
R135を下田へとひたすら下る。交通量が多くてストレスが溜まる。
この辺りの海も、すでに何度も見てるためかほとんど感動がない。
13:25、道の駅・開国下田みなとで小休止。
さて、時間に余裕があるし、石廊崎へでも行ってみるか。
14:00、ところ天の専門店・見須商店に寄り道。
メニューは黒蜜または酢醤油、2種類のところ天のみ。
どちらも370円。何となく黒蜜を注文。
これまで食べたところ天とは全く違う、シャクシャクした食感だ。
サッパリしてて美味しかった。
14:10、旧ジャングルパーク駐車場に到着。駐輪代100円。
ここから石廊崎まで往復30分ほど歩かねばならない。
暑い季節も辛いが、寒い季節も厚着で辛い。
ヒィヒィと15分ほど歩いて石廊崎に到着。
以前来た時より人が多い。神社に人もいた。
あ、そう言えば、前回は早朝だったからなぁ…。
駐車場へ戻り、汗が引くのを待って、14:55、出発。
今日の幕営を予定して売るキャンプ場を目指す。
r16を西へ進み入間港方面に左折。入間キャンプ村に到着した。
が、無人だったので海岸にある入間荘で改めて受付。
料金は持ち込みテント一泊1000円と二輪駐車料金300円で、合計1300円。
普段のキャンプ場の水準からすると高いが、伊豆ではこれでも安い方なのだ。
ついでに近くにあった看板をチェック。
Mr.mudさんから聞いていた通り、この季節は浜辺でのキャンプも可能らしい。
しかし砂地でのキャンプは面倒なので今回はパス。
別の機会にやるかも知れない。
15:15、キャンプ場の適当な場所にテントを張る。
30分後、買出しと温泉に出発…っと、その前に堤防へ寄り道。
今度来るときのため、釣り場としてチェックしておかねば。
行ってみると、サビキ釣りで2組ほど釣っていた。
ムロアジの群れに、小メジナ、メバル、ネンブツダイが混じっているようだ。
湾内では25cmくらいの良型のメバル(ソイ?)も釣れていた。
さて、温泉&買出し。R136を右折して下賀茂方面へ進む。
途中のGSで給油を済ませた。1L150円か…高いなぁ…。
16:05、銀の湯会館に到着。
入浴料金・900円のところ、キャンプ場で貰った割引券で20%OFFの720円。
ひさびさのツーリングで冷えた体を、のんびり湯船で温める。
16:50、出発。ヤオハンで買い物。
いろいろ迷った挙句、出来合いの刺身とサバ煮を購入。
17:45、キャンプ場に帰還。早速、晩酌開始。
しかし19:00くらいには飲み終わってしまった。この季節の夜は長い。
デザート用に買ったみかんをつまみつつ、レポの下書きを済ます。
それも終わって、文庫本を読みふける。ある意味、贅沢な時間の使い方だ。
持ってきたのは有栖川有栖の処女長編ミステリ『月光ゲーム’88 Yの悲劇』。
どんな話か予備知識なしで選んだ本だ。内容は…
キャンプ場で連続殺人…!? (;´Д`)やなシチュエーション…
月が綺麗なキャンプ場で、一人テントの中で読む本ではなかったかも知れない。
0:00頃に読み終わったが、ちょっと寝つきが悪くなった。
また起きたらこんな時間(もうすぐ9時)だ!
連休は伊豆方面へ行くつもりだったのに…(ToT)
今から準備して、出発は昼近くか。
まぁいいや、のんびり行くか…。
【追記】
冬装備の準備で疲れました。
今日はやめといて、明日・明後日の一泊コースにします…(‘A`)
「尾瀬檜枝岐温泉観光協会」に林道の様子を問い合わせてみましたが、
帝釈山(川俣桧枝岐)、田代山とも一応まだ閉鎖はされてないそうです。
ただ、今朝は雪も降ってたようで、いつ閉鎖されてもおかしくないとのこと。
(紅葉はもう終わってますよ、と言われてしまったw)
また、シルクバレーキャンプ場に電話してみたら
すでに今シーズンの営業は終了したとのこと。
檜枝岐のキャンプ場は他も似たようなものでしょう。野宿っきゃなさそうです。
ま、この季節ならこんな状況も当然ですな。
【追記】
日曜日、会津方面は雪になりそうですね…。
明日、日帰りの強行軍で行ってこようかなぁ…。
つっても、仕事なんですけどね。
いやー、オフ会が中止になったお陰で土日も仕事して、ようやくひと段落。
使ったことの無い言語での開発は、工数読み違えてしまいますねぇ…(-_-;
帰宅途中、ひんやりした空気で星が冴えてました。もうすぐ冬ですねぇ。
会津辺りの林道もそろそろ冬季閉鎖でしょうか。
今週末辺り、川俣桧枝岐や田代山、安ヶ森へ行きたいのですが、間に合うかなぁ…。
結局、作ってしまいました…。あはは。
ソワカちゃん疏鈔(しょしょう)
http://sowaka.s-dog.net/
Wikiに慣れてないので少し苦労しましたが、とりあえず形になりました。
このサイトに来られる方の趣味とはずいぶん異なると思いますが、ご勘弁を。
これだけ何かに入れ込んだのは久々です。
だいぶ遅くなってしまいましたが、富山ツーレポの二日目です。
cultkingさんは順調にリハビリ中のご様子。ご快癒祈ってます。
http://s-dog.net/archives/000566.html
最近、ニコニコ動画で『護法少女ソワカちゃん』というシリーズに嵌ってます。
自分のBLOGそっちのけで、mixiのコミュに投稿しまくり。
そのうちまとめサイトでも作ろうかしらん?
先々週、富山へお見舞いがてらのツーリングへ行きました。
その一日目のレポートでーす。
http://s-dog.net/archives/000565.html
先週末に企画されていた外道バスターズ3名による西伊豆・戸田でのウツボ釣り。
台風20号が太平洋を通過中…っというシチュエーションにも関わらず、決行されました!
今回はMr.mudさんが自動車を出してくださるとのことで、雨風も何のそのです。
土曜の朝に僕と怪人M氏をピックアップした後、東名で一気に沼津へGO!
沼津へ到着したら、まずは腹拵え。
普通は魚介類でしょうけど、今回は意表をついて市街にある餃子専門店・中央亭へと向かいます。
沼津市民に人気のお店だそうで、持ち帰りの予約をした地元の方々が引っ切り無しに訪れます。
店内のメニューは餃子とライスのみ。ラーメンもチャーハンもありません。
3人とも餃子大(10個)750円とライス大盛200円を注文。
形は丸っこく、たっぷりの水で蒸し焼きにしてあるのか水餃子っぽくもあります。
たっぷり入った具が美味。ボリュームも十分で予想以上に腹に溜まりました。
釣具屋に寄ってから戸田へと向かいますが、途中の港には釣り人の影は皆無…。
さすがに台風ですからねぇ…。「釣り座が好きに確保できる!」と喜んでるのは我々三人くらい…。
かと思ったら、戸田港では7人も釣り人が!! 世の中、物好きがいるもんですなぁ。
我々3人も雨具を着込んで釣り開始。
浮き釣りでネンブツダイやメバル、タカベなどの小魚は釣れますが、本命の方(うーさま)はアタリなし。
一匹小さめサイズのが掛かりましたが、こいつはリリース。
根に潜られ錆びた折りたたみ椅子が絡んでしまい、上げるのに苦労しました。
日が暮れ、ウネリが出てくる頃になると、さすがに残ったのは我々3人のみ。
ウツボ釣りの本番はここからです。
天気予報では夕方には雨が上がると言ってたのに、まだまだ止む気配がありません。
全般的に渋い食いでしたが、誘いを掛けたりして本命ゲット。
夜半までにメートルサイズのウツボ2本に、クロアナゴ5本をあげました。
ペグハンマーで頭を2・3回叩くと、あっけなく昇天することが判明。
20:30頃、ようやく雨が上がったので夕食調理開始。
レトルトのカレーに雑魚の味噌汁。
風も出てきて寒かったところなので、熱いご飯が嬉しいっすね~。
0:00を回り、釣果も十分だし、今回は早めに引き上げようと決まりました。
予定していたより雨が長く降り、風も出てきて一晩釣り続けるのは辛いってことで。
撤収し、沼津方面に走って、途中の港で明け方まで仮眠。
さて、ここから長い迷走開始!
箱根で朝風呂に入ってこうという話になり、携帯で検索。
宮ノ下の共同浴場・太閤湯が7:00からやってる、ってことで箱根峠を越えて行ってみました。
駐車場で7:00まで仮眠を取りましたが、時間が来ても営業が始まる様子がありません。
扉の張り紙をみたら営業は9:00からとのこと。騙された~!
9:00までこんなところで待つのも馬鹿らしい。
とりあえず獲物を捌きたいので、近くに無料のバーベキュー施設など無いか、また携帯で検索。
小田原・いこいの森がどうやら無料らしい…ってことで、小田原市街を経て車を走らせます。
案内板の不親切に悩まされつつ到着しました。
しかし管理人曰く、バーベキュー施設利用料金は9500円とのこと!!
あふぉかっ!! そんなに出すなら焼肉屋行くわ!!
3人でプリプリ怒りつつUターン。
海岸沿いなら漁港とか海水浴場とかで水場があるだろう…。
そんな期待を持ってR1へ戻ってみましたが、西湘バイパスに阻まれ、海岸に出ることすら適いません。
大磯でようやくビーチに出られましたが「駐車料金690円」はとても払う気になれないのでスルー。
さらにこの区間のR1の恒例イベント、平塚大橋の大渋滞が迫ってきました。
それを目の当たりにしたMr.mudさん。
何か開き直ったように「宮ヶ瀬湖の方にいきましょう!」と県道63号へ大胆な進路転換!
途中で朝食を食べられる場所を探しましたが、何故かこれまた適当な店が見当たりません。
すき屋もありましたが、近所にコインパークすら無し…。
そんなこんなで、10:00、宮ヶ瀬湖にまで来てしまいました。
鳥居原ふれあいの館のレストランで朝食というか昼食というか注文。
ご飯ものがやたら遅いことにイライラさせられつつかき揚げ丼定食をいただきました。
食後、近くの管理釣り場へ。
Mr.mudさんの記憶では、ここの川沿いに獲物の処理に適当な場所があるそうな。
しかし、釣り場の駐車場は大混雑で、管理も厳しそうです。
ここでも駐車料金を徴収されそうになったので退散。
「神奈川県はどこもかしこも使えねー!!!」
ドツボに嵌ったこの状況は『北条早雲の呪い』と名付けられました。
山梨ナンバーの車は神奈川へ行かない方がいいですよ(嘘)
と、林道を少し奥に入ったところの沢に小さな砂防堤発見。
清流がドバドバと流れてるのを見て、ここで獲物処理することに決定!!
3人で手分けしてウツボとクロアナゴを捌きました。
これでようやく落ち着けます。
その後、青根のいやしの湯に赴き、入浴後15:00近くまで仮眠。
帰りは相模湖ICから中央道へ乗って東京へ…。
伊豆へ釣りに行ったはずなのに、何故か今週も中央道でした。
まぁ台風の中で中々大変でしたがウツボの土産を確保できて良かった良かった。
あ、風邪もお土産に持って帰ってしまいました。グシュ…。
Mr.mudさんの主催で開催されたキノコ塾のレポをアップしました!
取ったり釣ったりして、それを食べるって企画が最近多いですね。
原始的本能を刺激されるのか、それらが実に楽しいのです。
http://s-dog.net/archives/000563.html
6:00起床。雨はすでに上がっていた。
寒さでトイレが近く、夜中に何度も起きた。
朝食はコンビニで買っておいた冷凍の味噌煮込みうどん。
二つセットの燻製卵を加投入。温まって美味い。
眠くなったので、食後寝袋に戻り二度寝。
8:00近く、なんだか外が賑やかになってきた。
車で乗り付けたり、炊事場でガチャガチャやったり。
何かと思ってそっと見てみたら少年サッカーの試合らしい。
お母さんたちが炊事場でカレーを作るらしいが、こっちを胡散臭そうな目で見てる。
こりゃいかん。のんびりしてられない。そそくさと撤収。
8:40、出発。
袈裟丸橋を渡ったGSで給油を済ませ、宮川沿いにR471を北上。
R360に接続し、富山方面へ進む。
今日は林道へ寄る余裕が無いが、一本ぐらいは走っておこう。
9:10、菅原方面に右折し舗装林道をウネウネ登る。
雨上がりで路面は濡れてる。苔に注意。
9:25、洞数河林道に到着したが、池ヶ原湿原は工事中で通行不可。
でも迂回路を紹介くれた。景色が良いダートで満足。
湿原の舗装路より僕的には、むしろ好みかも。
工事区間が終わり舗装路に復帰したと思ったら、すぐダートの丁字路に。
右折して、北側の未舗装区間を走行。
こちらはとてもフラットで走りやすかった。
9:55、中沢上でR360に復帰。
宮川沿いに北上し、10:00、飛越トンネルを通過。
岐阜県よ、さようなら。富山県よ、こんにちは。
R41に合流して北上し、10:10、道の駅・細入で小休止。
そこから旧飛騨海道で庵谷峠経由へ寄り道。
神通峡の展望を楽しみつつ、10:30、R41に戻り、さらに北上。
r69へ左折し、いくつもの県道を繋いで進む。
越中平野をちゃんと走るのは初めてだが、やはり広い。
雲で隠れがちだが、立山連峰がよく見えた。
11:05、富山大学付属病院へ到着した。
受付で病棟を確認してたら、真後ろからいきなり声を掛けられた。
cultkingさん本人だ! 随分重症のはずなのに、もう歩けるのかっ!?
ビックリしたが元気そうな姿を見て一安心。
しかし、あまりに元気そうな姿ではツーレポのネタとしてつまらない。
なるべく重症っぽい絵を要求して、とりあえず病棟へ赴く。
ついでに見舞いの品のツーリングマップル中国・四国版を渡した。
事故の様子などいろいろ伺った後、昼飯を食べに1Fの食堂へ下りる。
売店やドトールコーヒーまで、充実した設備にまたビックリ。
二人で富大ブラックラーメンとライスを注文。
食事制限は無い食べて良いらしいが大丈夫かね…。
ブラックラーメンは心配していたほどしょっぱくなかった。
12:10、駐車場まで下りてきたcultkingさんに見送られながら出発。
見舞いを終えて目的は果たした。せっかくなのでこの辺を観光して行こう。
r44に接続して、高岡方面へ進む。目的は大仏とコロッケだ。
市街地で迷いつつ、12:40、高岡大仏に到着。
奈良・鎌倉と供に日本三大大仏として数えられているが、その小規模さで有名らしい。
しかし工事中で姿は見れず。ちぇっ。
しゃーねー、美味いコロッケを食べて憂さを晴らすか…。
ツーリングの事前調査で高岡はコロッケで町起こしをしてることを知った。
たかがコロッケ、されどコロッケ。地元民に人気の店もバッチリ調査済みである。
気を取り直して、R156~r24と路面電車の線路沿いに北上。
12:55、丸長精肉店に到着! …するも残念ながら休業中。
15分ほど掛けて伏木へと北上。
13:10、第二候補のくぼた精肉店に到着! …するもまたもや休業中。
むぅ。定休日までは下調べが及ばなかった…。どうしやう。
市街地に戻り、13:20、観光客も訪れるであろう高岡古城公園に行ってみる。
こういう場所なら名物を露店で販売とかしてるはずと期待して…。
…が、ダメ! 陰も形もなし。しかし諦めないぞ。
駐車場でPCとAirH”を駆使して再度調査。
傍から見たら胡散臭いおっさんだろうが(゚ε゚)キニシナイ!!
サイトのコロッケマップで、近所の日曜でも営業してる店を探す。
シンセイスーパーへ向かい、14:00、ようやくコロッケを購入できた。1個70円を二つゲット。
さっそく食べてみる。むむっ! これはっ…!? 普通だっ!!!!
…恐れていた通り、確かに美味いがごく普通のコロッケである。
うーん…いまさらだが何か高岡ならではの特徴が欲しい…。
14:10、帰路に着く。と言っても、先は長い。
R8で富山へと快走。立山が姿を現してくれた。
14:45、富山市街でR41に接続し、飛騨方面へ南下。
神通川沿いを遡る。いつもながら寂しい道だ。
長棟林道へ寄り道したかったが、時間が無いので今回はパス。
15:40、神岡町でR471へ右折。
奥飛騨を経由して平湯へ向かう。
空は雲ひとつなく、焼岳も乗鞍も穂高もよく見える。
これは安房トンネルより安房峠を経由した方が楽しめそうだ。
16:25、平湯から今日も安房峠越え。
標高が上がるに連れ、どんどん風が冷たくなってゆく。
しかし爽快な秋晴れで、景色が素晴らしい。
16:40、安房峠を越え、長野県に入った。
こんなにくっきり穂高連峰を見たのは初めてだ。
わーい。寒いけど、来た甲斐があった。
16:55、上高地でR158の新道に復帰。
松本方面へ下るが、案の定の渋滞である。
日も暮れて、どんどん寒くなってきた。こりゃ、きつい。
17:30、道の駅・風穴の里でトイレ休憩。
ついでにハクキンカイロに出動してもらう。
寒すぎて写真を撮る余裕も無し。
市街地までようやくたどり着いたが、高速に乗る前に飯でも喰って温まりたい。
松本でまだ食べたいもの…あっ、山賊焼きが名物だったな。
17:55、コンビニの駐車場に停まり、元祖の店を携帯で検索してみる。
松本市街中心部を抜けてやまびこ道路を左折。
18:35、元祖山賊焼きの店・河昌に到着。
カウンターに座り、山賊定食の大盛1150円を注文。
ニワトリ半身を丸揚げにしたのがドカっと出てきた。
なぜこれが山賊なのかはこちらをご覧あれ。
大腿骨以外、全て食べることが出来た。満腹。
そういえば山口のいろり山賊も鳥肉半身だったなぁ…。
食べ終わって、19:05、出発。
出発前に荷物からダウンインナーを出して着込んだ。
やまびこ道路を南下して、19:25、R19に接続。
大きな市街地は常に渋滞してるので、どうも好きになれない。
19:35、塩尻北ICから長野道へ。
岡谷JCTで中央道へ接続し、諏訪湖SAで給油後はひた走る。
防寒装備のお陰でそれほど寒さは辛くなかった。
21:20、談合坂SAで念のため、もう一度給油。
渋滞はモゴモゴして、22:45、帰宅。
お見舞いに託けただけで、いつものツーリングと変わらない気がするが気のせいだろう。
cultkingさん、全快待ってるよー。
この春、東京から新潟に引っ越したバイク仲間のcultkingさん。
10月頭に同僚の運転する車の助手席で事故に遭い、重症を負ったそうである。
現在富山で入院中との情報が入ったので、ツーリングがてら見舞うことにした。
新聞にまで載った大きな事故だったようで…
7:45、出発。三週連続で中央道を走ることになるとは…。
8:50、談合坂SAで給油&朝食。思っていたよりいい天気だ。
今回はウ○コは出発直前に済ませたので、ここまで平穏に来れたぞ。
10:25、諏訪湖SAでトイレ休憩。
心配していた雨はここまで降られずに済んだ。
岡谷JCTを過ぎ、塩尻峠を越えるところでリザーブタンクに。
150kmも走ってないのに…やはり、高速だと極端に燃費が落ちるなぁ…。
10:50、塩尻北ICで長野自動車道を降りた。r48で山形村方面に向かう。
途中、セルフのスタンドで給油。
11:20、山形村の唐沢そば集落に到着。
会津の宮古地区と同様、自宅開放型の蕎麦屋が集まる地域である。
以前から来たかったのだが、どの店にするかは特に決めてない。
目移りしつつ、からさわ屋という店…というか民家に入る。
玄関で靴を脱ぎ、座敷の卓袱台に着席。
まるで親戚の家に来てるかのような雰囲気である。
鴨を飼っているのか、外でグワグワ鳴いている。可愛いのだがやかましい。
注文したのは手打そば(二枚)1000円と小とり350円。
そばは素朴な味わいで期待通りの美味さ。
小とり(雀とのこと)は一度揚げてあるのかな。肉自体は噛むと旨味が出てくる。
古い油の臭いが気になるが、これもなかなか美味い。
食べ終わって、11:45、出発。
r25を北上してR158を上高地方面に左折。
予想通り交通量が多く混雑してる。
擦り抜けしにくく、迂回路も無い嫌なルートである。
12:25、上高地の分岐をスルーして、安房峠方面に右折。
たまには安房トンネルを使わずに平湯へ抜けてみるか。
穂高の頂は雲に隠れ、山肌の一部しか見えず。紅葉も余り綺麗ではない。
どうも今年の猛暑の影響で、全国的に紅葉は不調らしい。
12:45、安房峠を越えた。
長野県よ、さようなら。岐阜県よ、こんにちは。
この辺りの標高は1700mを越えている。さすがに寒くなってきた。
グリップヒーターのスイッチオン。
13:00、平湯のバスターミナルで小休止。
休憩を終え、R158をさらに進む。
平湯トンネルを越え、高山方面へワインディングを下る。
13:15、八本原林道終点に到着。
以前、熊に出会った林道だ。おっかなびっくり走行開始。
深砂利の轍が、より深くなっていた。
フロントを取られやすく走りにくい。
しかし紅葉は綺麗だ。景色も素晴らしい。
急ぐたびではないのでのんびり走行。
朴の葉があちこち落ちてるので、少し拾っていこう。
14:10、始点に到着して、八本原林道の走行完了。
舗装路を下りr459を経由してR158に復帰。
キャンプ地は古川だが、時間に余裕があるので高山市街へ行ってみる。
14;40、鍛冶橋の近くにバイクを停めて、古い町並を散策。
朴葉焼きにするための飛騨牛を探したが、目ぼしい品が見つからない。
晩酌用に地酒の小瓶を一本購入したのみ。
15:00、出発。
r460を北上して、R41に接続し、古川方面に進む。
15:20、道の駅・アルプ飛騨古川で小休止。
行く手の雲行きがだいぶ怪しくなってきた。
買出しするためのスーパーを探し、古川駅周辺を彷徨う。
が、どうも見つからない。勘が鈍ったかな…?
まぁいいや、幕営地へ先に行こう。
起こし太鼓とやらを見てから、15:35、R41に復帰して古川市街を後にした。
しばらく北上してから左折。
15;45、飛騨市(旧古川町)森林公園キャンプ場に到着。キャンプ料金は740円。
受付を済ませ、桃源郷温泉の入浴券も割引価格で購入。
ついでにスーパーの場所も聞いた。
やはり、さっき惜しいとこまで行ってたようだ。
キャンプサイトへのバイクの乗り入れもOKとのこと。これは助かる。
キャンプサイトには誰もいなかった。
先週、黒洋梨さんが来た時も一人ぼっちだったらしい。
すぐにでも雨が降りそうなのでテントは屋根付きの炊事場の中に張ってしまおう。
こういう時は誰もいないと人の迷惑を気にせずに済むのでありがたい。
ちょうど張り終えたところにポツポツ降り始めた。ギリセーフ。
高山在住の飛騨半さんに挨拶メールを送ってから、16:25、買出しに出発。
R41で古川へ向かい、10分ほどで到着。
あれこれ物色してるところへ飛騨半さんからの返信メールが届いた。
なんと車を出して晩飯を食べに案内してくれるそうだ。これはラッキー♪
飛騨半さんと電話で連絡を取り、買い物カゴに入れた商品を戻す。
御飯の前にお風呂を済ませるため、桃源郷温泉へ移動し、17:10、到着。
冷えた体を温めて、風呂から上がった後、飛騨半さんに再度連絡。
幕営地へ戻ったのは17:55。まもなく飛騨半さんが現れた。
この度は急なお誘いにも関わらず、お付き合いくださりありがとうございます!
R41で高山方面に向かい、18:35、国八食堂に到着。
豆腐ステーキ定食に僕はホルモン焼きを追加。
濃い目の味付けで御飯が進む。腹一杯になった。
食後、地元産の飛騨式のむヨーグルトをグビっと一服。あぁ美味い~♪
さらに飛騨半さんから「高山ラーメンを食べに行きましょうか?」と食後とは思えぬ誘いを受ける。
しかし、さすがに辛いので喫茶店で手を売ってもらった。
高山市街に向かい、19:35、DONというレトロな喫茶店に到着。
甘党の飛騨半さんはココアにチーズケーキ&シュークリーム。
僕はコーヒーにフルーツパフェ。冷たいけど実に美味かった。
寒い場所を走ってきたからか、甘いものを体が欲していたようだ。
夜の高山の街並みも軽く案内していただいた。
昼間の喧騒が嘘のような風情だ。
キャンプ場に帰還したのは21:00頃。
いやぁ、車で送り迎えしていただき助かりました。
飛騨半さん、ありがとうございました!!
ってなわけで今夜は珍しく酒抜きの幕営となった。昼間購入した地酒はお土産に。
夜が更けるにつれ、雨が段々強くなってきたが屋根があるので何の心配も無い。
小さな音でNHKラジオを聞きながら、シュラフに潜り込んでヌクヌクと眠りに就く。
ゲスト出演していた戸井十月という作家のバイク話を、うつらうつら聞きながら…。
先々週の長野ツーリングの2日目です。
王城枝垂栗線から長谷高遠線、陣馬線など回りました。
転倒と行き止まりだらけで参りました。
http://s-dog.net/archives/000561.html
さてさて、次は先週のキノコ塾レポか…。あぁ、忙し忙し…。
Mr.mudさんの主催でキノコ塾が開催された。
春の山菜塾の際に要望しておいた企画である。
今回の参加者は怪人M氏と僕のみ。キノコを狩ってから一晩幕営の予定。
まずは一旦、甲府のMr.mudさんのご自宅に集合することになった。
僕の家の前で9:00に怪人M氏と待ち合わせ。
トイレに行きたかったのだが、待たせては悪いと思いそのまま出発。
環七を南下し、永福ICから首都高~中央道といつものコース。
段々と便意が増してきた。調布辺りでピークに達し、府中で少し収まった。
「コレハヤバイ」
路線バスのバス停に入り、茂みに逃げ込んで…とか考えてしまう。
出発前、我慢せずにトイレに行っておけばよかった。
後続のM氏には申し訳ないが、ピッチをあげて擦り抜けまくり。
9:50、石川PAに滑り込み、怪人様を待たずにトイレへ駆け込む。
小は混雑していたが、大はすぐに一箇所開いた。
パンツを下ろす際に少々フライングがあったが被害は軽微。
「ほー…助かった…」
何事もなかったかのように続きを走行。
甲府昭和ICで降りて、11:10、待ち合わせ場所に到着。
電話をするとすぐMr.mudさんがエイプで現れた。
自宅に伺い、荷物を整理して、11:40、3台のバイクで出発。
Mr.mudさんのエイプを先頭に市街地を抜け、茅ヶ岳広域農道に接続。
r23を増富方面に右折し、塩川ダムでr610へと左折。
信州峠を越えて長野県は川上村へと入った。
12:30、この辺りでは最も大きいであろうスーパーに入り食事。
僕は蕎麦とおにぎりを食べた。味は至って普通也。
ついでに炭を買出し。3kgのやつしかなかったが仕方なくそれを購入。
13:20、いよいよキノコポイントへ移動。
バイクを停め、冷たい水に素足で入って渡河したりして到着。
おー、早速目的のキノコ・ヌメリスギタケモドキが生えていた。
長くて怪しげな名前だが、もちろん食用。
昨年、一度食べさせてもらったが、独特の食感で美味しかった。
今日はどうやら時期的にドンピシャのタイミングのようだ。
立木の高い位置のあちこちにも群生している。
木の枝で慎重に落としたりして、沢山取った。大漁大漁♪
キノコ採集を終えて出発。
14:45、さっきのスーパーで幕営用の買出しを済ます。
馬越峠を経由して南相木村へ。
15:30、幕営地に到着。
人里離れた山奥の多目的広場である。
利用者はほとんどいないのだろう。鹿の糞がそこかしこにある。
3人それぞれテントを張ってからコーヒーを飲んで一服。
早い時間だが、後は風呂へ行くくらいしか予定が無いのでマッタリ過ごす。
車座になってくつろいでいると変なオヤジがやってきた。
真っ黒い猟犬を連れ、「許可は取ったのか?」といきなり喧嘩腰で話してくる。
管理人か、役場の人間だろうか? 許可を取る必要があるなら確かにこちらが悪い。
だが話をしてみると、どうも違うようだ。
我々「許可はどこで取るんですか? 役場ですか?」
オヤジ「どこにでもテントを張って良いわけないくらい、常識で考えて判るだろう?」
我々「ええ、だから、人に迷惑掛けないように山奥の広場に来たんですが…」
オヤジ「人に迷惑さえ掛けなければ何やってもいいと思ってるのか?」
我々「はぁ…いいんじゃないですかね? モラル的にも法律的にも問題なければ」
オヤジ「もっと下れば立派なオートキャンプ場があるぞ」
我々「知ってますよ、でもオートキャンプ場は嫌なので」
オヤジ「ゴミはどうするんだ?」
我々「全部持って帰りますよ、当たり前でしょ」
オヤジ「そんなこと言うヤツに限って…ブツブツ」
なんだ? 特に根拠もなく、気に入らないから追い払おうってのか?
オヤジ「大小便はどうするんだ?」
我々「小便は仕方ないっすね。大はしちゃいけないなら、一晩くらい我慢しますよ」
オヤジ「ほほー、我慢するとは面白い人間がいるもんだ」
確かに僕は今朝我慢しきれなかった訳だが、それは黙っておこう。
というか、このオヤジ、散歩させてる犬の排泄物処理用のビニール袋を持ってないぞ。
我々「その犬はウンコもオシッコもしないんですか?」
オヤジ「犬と人間を一緒にするな!」
人間はダメで犬なら良いって、矛盾してるぞ。
そもそもこの辺一帯は鹿の糞だらけだし。単なる言いがかりか??
なんだか相手をするのが馬鹿馬鹿しくなってきた。
オヤジ「今から交番行って通報してきてやるぞ」
我々「はいはい、ぜひそうしてください。おまわりさんから言われたら移動しますよ」
オヤジ「…ま、今回は面倒だからやめといてやる」
ようやく去った。実に不愉快なやり取りだった。
気分転換も兼ねて、17:00、温泉に出発。
10分弱で南相木温泉・滝見の湯に到着。
入口で地元産の野菜がスーパーより安い値段でいろいろ売られていた。ちぇ。
風呂から上がって、17:50、出発。辺りは既に暗い。
幕営地へ戻る前に水を汲むため、少し奥へと進む。
少し迷ったが、湧水ポイントは無事に発見。
各自のペットボトルやプラティパスを冷たい水で満たす。
18:25、幕営地に帰還。宴会開始。
ボチボチと酒に手を伸ばしつつ分担で作業する。
調理はMr.mudさんが担当。毎度ありがとうございます。
怪人M氏はガソリンストーブをセットし、僕は炭を熾す。
炭は水分が多いのか、良く爆ぜて火の粉が飛びまくった。
ヌメリスギタケモドキは素焼きと煮物にされた。
炭で焼かれたヤツに醤油を少したらし、ハフハフと食べる。
ジャキジャキした独特の食感の後に、旨味がジュワっと広がる。
下仁田ネギと白滝を加えた煮物も美味。
醤油はそれほど加えてないのに、キノコから出た色素で真っ茶色だ。
こちらも歯応えと旨味を楽しんだ。
お土産用に半分ほど取って置いたが、それでも量はたっぷり。
さらに甲府名産の八幡芋を使った、味噌汁仕立ての鍋が登場。
豚モツのコクが芋・ニンジン・コンニャクに滲みて美味い。
芋がゴロゴロ入っていて腹に溜まり、体も温まる。
だいぶ冷えてきたが、料理と炭火のお陰で楽に凌げた。
22:00くらいに就寝。
鹿の鳴き声がうるさくて、なかなか寝付けなかった。
やつらテントのすぐわきまで近づいていたようだ。
翌朝は6:00くらいに起床。
炭を熾して暖を取りつつ、飯を炊く。
アルミのコッヘルと炭火で3合の米が美味しく炊けた。
昨日の残りの味噌汁鍋でバクバクと平らげてしまった。
食後、Mr.mudさんはエイプをいじり始めた。
キャブのセッティングを少し変えているらしい。
特に予定はないので、のんびりとテントを撤収。
10:10、のんびりと出発。
馬越峠経由で川上村に出て給油してから、10:45、川上牧丘林道へ。
走るのは3度目だが、長野側からアプローチするのは初めてだ。
高度1700mを越えた辺りから未舗装路になった。
ガレ気味の路面にエイプ・TWは苦労してたようだ。
しかし、標高が高いため、セローもスピードは出ない。
11:10、大弛峠で小休止。登山客の車で駐車場は満杯だった。
11:35、舗装路を下る途中、ヘアピンカーブで何故か転倒。
バイクも体もダメージは無いが、ジャケットとパンツが破れてしまった。
舗装路での転倒はいろんな意味で痛い…。
少しペースを落としてさらに下る。
っと、先頭のMr.mudさんが突然停車。
引き返して、路肩のキノコを指差す。ハナイグチだった。
さすが塾長。しばらくその周辺で臨時のキノコ塾開催。
ハナイグチの他にもいろいろ獲れたが、種類を覚え切れない。
せめてハナイグチだけは覚えておこう。
予想外の収穫にホクホクしながら川上牧丘林道を退出。
12:25、焼山峠から、そのままクリスタルラインで西へ。
昇仙峡を迂回してr27~r101と接続。
がーっと南下して、13:20、Mr.mudさんの自宅に到着。
荷物を整理してから、遅めの昼食。
近所にあるMr.mudさん行きつけのお蕎麦屋さん・猪之助へ向かった。
さっき採ったキノコを渡しておろしあえにしていただく。
それと鳥モツに、Mr.mudさんはざるそばの並を、僕と怪人M氏は大盛を注文。
キノコのおろしあえは良い感じのヌメリで乙な味。
甘辛く煮られた山梨名物の鳥モツも美味。
蕎麦は更科系の白い麺で、僕好みの腰が強いタイプ。
量がたっぷりで満腹になった。
14:20、食べ終わって帰路に着く。
R20の手前でMr.mudさんとお別れ。
怪人M氏と甲府昭和ICから中央道に乗って、東京へ戻る。
15:25、談合坂で給油して、16:30、帰還。
荷物を降ろした後、Kannaへ今回の獲物・ヌメリスギタケを届けに行った。
後日、Kannaでの晩餐会も美味しい料理ばかりだった。
天ぷら、すき焼き、オムレツ、炊き込みご飯。
Mr,mudさんも初めて味わう料理法ばかりで、終始喉を唸らせていた。
美味しくて、楽しくて…自然の恵みを食べる企画って、やっぱ良いなぁ~♪
先週の長野ツーリングの1日目です。
この日は高ボッチ周辺の林道を回ってきました。
その後、幕営地で滋賀県の林道ライダー・温泉玉子さんとコラボ。
やっぱ、こういのも楽しいですねー。
http://s-dog.net/archives/000559.html
夜半0時頃に車でやってきて、テント設営を始めた連中がいた。
大声ではないが、それでも話し声が結構煩くて参った…。
6:00、起床。やはり寒い。
温泉玉子氏も起きてきて、ぼちぼちと朝食。
今朝のメニューは明太スパゲティ。
はぐはぐ食べて片付け開始。
7:30、出発。
温泉玉子氏の先導で、林道を2・3本一緒に走ることになった。まずは大横川林道。
昨日、チェーンが張られているのは確認済みだが、無理すれば脇をモゴモゴできそうってことで…。
横川ダム側の入口のゲートは手で開閉可能なタイプだった。
フラットだが景観が良い訳でもなく、あまり特徴のない林道である。
ガーッと走って、7:55、チェーンゲートに到着。
いきなり現れるのでちょっと危険だ。まず温泉玉子氏がモゴモゴ。
続いて僕も…っと、サイドバッグが引っ掛かってしまい、支えきれず立ちゴケ。
温泉玉子氏に手伝ってもらいながら、サイドバッグを外して何とかモゴモゴ完了。ふぅ…。
R153に出て、辰野町市街方面に進む。宮所交差点を左折して、踏切を渡り左折。
神社の前をスルーして上へと伸びるダートへ。急勾配でなかなか荒れてる。
8:15、林道王城枝垂栗線へ合流。このルートは初めて走った。
辰野町からの舗装路より楽しい。覚えておこう。
ここからしばらくはおなじみのルート。尾根沿いに出て、ガシガシ走る。
8:20、支線に左折し、日本中心の碑の先にある鶴ヶ峰の展望台で小休止。
さらに北上して、しだれ栗展望台への支線に右折。
ここも僕は初めて通る。ドロドロの路面にフカフカの落ち葉が積もり、走り難い。
…っと、左カーブでリアが流れてしまった。
左の崖にフロントタイヤが突っ込む手前で転倒。
温泉玉子氏が戻ってきて、またしても起こすのを手伝っていただいた。
さらに、展望台に登る手前のチュルチュルの坂でとどめの転倒。あぁ…みっともない。
温泉玉子さん、ご迷惑掛けまくりですんませんでした(T.T)
後でリアタイヤを見たら、泥が詰まって凸凹が無くなってた。グリップする訳ないわな。
とりあえず展望台に登り、諏訪湖や高ボッチ方面の景色を堪能しつつ息を整える。
9:10、舗装路に出て左折。
ガーッと下って、R153に出たところで温泉玉子氏とお別れ。
二日間、ありがとうございました~。また、どこかでお会いしましょう~!
さて、いつも通り一人に戻った。
R153を南下して、9:30、箕輪のコンビニで小休止。
転倒の際に内側に曲がってしまったシフトペダルをチェック。
ま、この状態でも一日くらいなら走れるだろう。
工具を出すのが面倒なので、そのまま出発。
r207でショートカットして高遠へ。
R361~R152へと繋ぎ、白山トンネルを潜ってすぐ左折。
10:10、広域基幹林道・長谷高遠線の入口に到着。
(ここからは林道浪漫・健さんの地図を参考にしました)
しばらくは舗装路のワインディングが続く。
キノコ採りだろうか、車が何台も停まっていた。
やがてダートになり、展望も開けてきた。
路面は頗るフラットで走りやすい。
10:30、大規模な土砂崩落で行き止まり。
こないだの台風のせいか…仕方なくUターン。
南アルプス方面の展望が良くなって来たとこなのに、残念だ。
R152に戻って少し南下。
10:55、道の駅・南アルプスむら長谷で休憩。
ちょっと早いが、買っておいたオニギリで昼飯にした。
この周辺では食事できる店を見つけるにも一苦労なので、準備しておいたのだ。
今日も余り気温は上がらないらしい。
携帯で確認すると、西伊豆へ一人で夜釣りに行った怪人M氏も寒さで難儀したようだ。
11:10、出発。
さっきの長谷高遠線の土砂崩落を反対側からも見てみたい。
美和湖沿いを南下して、11:15、女沢林道を右折。
少し登ると、右手に林道長谷高遠線が分岐していた。
右折してフラットダートを快走。この辺の景色が頗る良い。
11:35、さっきの土砂崩落現場に到着。
…っと、向こうからこの土砂を徒歩で越えてくる人がいた。
キノコ採りの二人連れか、よくやるなぁ。
僕は小休止してUターン。
女沢林道に復帰して、12:00、長谷高遠線の続きへ。
路面は少し荒れ始めたが、谷を大きく巻いた辺りからまたフラットに戻った。
南アルプスの眺めは相変わらず素晴らしい。
12:10、掘削途中の行止り箇所にぶつかった。
完抜するのは平成20年度らしいが…さてはて。
林道馬越線の分岐に戻って、R152へとエスケープ。
鹿避けの電撃柵を開閉して林道を退出。
国道を南下して市野瀬の集落へとすぐ左折。
この集落のGSをあてにしてたのだが、休業中なのか誰も出て来ない。
仕方なく、そのまま林道長坂線へと向かう。
ウネウネ登って、12:50、長谷高遠線に復帰。
北上したらすぐ土砂崩落で行止り。掘削現場まで行けずUターン。
長坂線の分岐をスルーして南下したが、こちらも土砂崩落で行止り。
むぅ。どこにも抜けられない袋小路状態か。
結局、林道長坂線を経由して、13:10、R152へ戻った。
栗沢川沿いにR152を南下すると、やがて峠道に。
中沢峠の手前の分岐から長谷高遠線へ再々侵入。
さっきの土砂崩落現場を反対側から見て良しとする。
R152の分岐まで戻ったのが13:30。はぁ、疲れた。
さて、そろそろ給油せねばならないのだが、この辺にGSは無い。
日曜は休業だったりして、あってもあてにならない。
仕方なく駒ヶ根方面の街中まで出ることにした。
中沢峠を右折してr49を西へ。
中沢の集落は道路工事中のため、大きく迂回させられた。
14:00、天竜川手前の地図に載ってたGSに到着したが、やっぱり休業中。
でもそのすぐ先にもう一件GSがあった。
当然給油したが、後で確認したらリッター154円。高ぇ…。
ついでに天竜川沿いのベンチで小休止。今日の予定を検討した。
幕営地の目処を付けたいが、明日は天気が崩れそうだ。
なんだか風も出てきた。今日帰宅する手もある。
うーん。買出しの前にもう一度、天気予報を確認してから最終決定しよう。
ってなわけで林道探索再開。
14:15、広域基幹林道・陣場形線の北側入口に到着。
以前も来た事があるが、早朝で一面霧の中だった。
分岐する支線を無視しながら、がーっと南下。
路面はフラットな林間ダート。景色はあまり開けない。
14:40、途中の展望台でようやく視界が開けた。
木曽駒ヶ岳は雲と光の加減であまりよく見えないが、なかなか良い眺めだ。
14:50、黒牛折草林道を左折。
陣馬山の山頂まで舗装路面が続く。
頂上付近の景観はとても素晴らしい。
…っと、GPSをチラ見したら側溝に落ちそうになった。
手前で急停車できたが、無理な体勢で支えきれず道路側に立ちゴケ。
あぁ…またコケたか…。荷物重いし、もう起こすのやだよ…。
下りに入り、やがて路面はダートになった。
15:15、折草峠を横切って、そのまま四徳治山運搬道へ。
木漏れ日の中、狭い幅員をウネウネと登ってゆく。
15:30、広場に出た。右手に分岐するダートは行止りのはず。
左手は完抜…って、あれ、通行止の表示…?
途中、路肩で焚火をしてる作業着の男性がいた。会釈して通り過ぎる。
幅広の砂利道を快走。…っと、15:35、やはり土砂崩落で行止り。仕方なくUターン。
さっきの焚火の男性に確認したところ、あの土砂を越えさえすれば通過可能だという。
確かに土砂に轍はついていたが、今日はもう無理したくない。
これまでの流れだと間違いなく転ぶはず。撤退しよう。
来た道を戻って、15:55、折草峠でr210を右折。
北上してr49に接続し、駒ヶ根方面へ。
途中、携帯電話で天気予報を確認すると、翌日の降水確率は80%とのこと。
本日の幕営は中止し、このまま帰宅することにした。
せっかくなので、少し早いが駒ヶ根で夕食を食べて行こう。
昼飯が早かったので、もうお腹が空いているのだ。
市街地を西へと抜けて、丸富という蕎麦屋を探した。
が、GPSに登録しておいたポイントが違っていたらしく、見つけられず。
(見つけたところで営業時間は既に終了していたようだが)
気を取り直して駒ヶ根市街に戻り、駒ヶ根ソースカツ丼の発祥の店・きらくへ。
しかしシャッターが下りている。先日移転した、という張り紙があった。
そういえば途中で新店舗を見かけた。支店かと思ったが本店が移動したのか。
どっちにしろ準備中の看板が出てた気がする。諦めた方がよさそうだ。
ってなわけで、16:45、結局、定番の玉龍飯店へ。
ソースカツ丼を注文。相変わらず量が多くて美味。
結果オーライってことで、良しとしよう。
食べ終わり「お気をつけて」と見送られ、17:10、出発。
17:20、駒ヶ根ICから中央道に乗り、帰路に着く。
渋滞してたがモゴモゴして順調に帰京。帰宅したのは20:40。
翌日は予報通りの雨。
レポでも書こうと思っていたのだが、全身筋肉痛で一日中ゴロゴロ寝てしまった。
寒さで強張ったのか、はたまた度重なる転倒のせいか。
3日の予定を2日で切り上げてきたが、無理をしないで良かった良かった。
体育の日を含む3連休。
岐阜方面に行くつもりだったが、月曜日の天気がどうも芳しくなさそうだ。
そんな折、温泉玉子氏が長野方面に来られるとの書き込みがあった。
北陸ツーリングの際、現地の林道情報を教えていただいた滋賀在住のライダーである。
まだお会いしたことが無いが、こういう縁は大事にしたい。
ってなわけで、前夜に急遽行先を変更。3連休は長野へ向かうことにした。
8:45、出発。いきなり肌寒い。
出発時点からフリースを着たが、下のシャツも長袖にしとけば良かった。
環七を下り、永福町から首都高のいつものコース。
渋滞をモゴモゴしながら西へと走る。
10:00、談合坂で給油&軽い朝飯。
勝沼辺りで寒さの第一波が来た。
日が出てくれば温まるかと思ったがそうでもない。
瀬戸内海ツーリングの感覚で暑さを警戒した装備を準備したが、こりゃ完全に失敗だな。
甲府盆地で一旦下ってから、長野県境へと長い長い上り坂。
中央道最高地点付近で寒さの第二波。何とか持ちこたえた。
11:25、諏訪湖SAで小休止。
岡谷JCTは松本方面に進み、11:45、岡谷ICでR20へと降りた。
とりあえず飯を喰おう。この辺は確か鰻とか鯉が名物だったよなぁ…。
勘を頼りに岡谷市街地へ向かい、川魚と書かれた店に入ってみるが、そこは小売専門。
食事は少し離れた場所で出来るらしい。ってことで移動。
11:55、御うな・小松屋に到着。何とも高級そうな佇まいだが怯まず入店。
メニューを見ると、うな丼が『御うな丼』という名前で、かつ鰻重と同じ値段の1900円。
価格はこんなものだろうが、丼物の頭に『御』なんて付けやがって。
しゃらくせぇ、こちとら江戸っ子…じゃねぇけどよ。
大盛が100円増しと確認した上で「うな丼! 大盛で!」と漢らしく注文。
先付けに箸を着けつつ、茶を啜って待つことしばし。
上品ながらもボリュームのある御うな丼様がやってきた。
タレがやや掛けすぎだが、鰻は文句無く美味。
12:30、出発。R20に戻って塩尻峠を越え、高ボッチ方面へ右折。
ウネウネ登って、12:50、林道片丘線の分岐に到着。
左折してドロドロの道を走る。キノコ採りの車があちこちにあった。
(今回も林道浪漫の地図を参考にしました。健さん、毎度お世話になります!)
13:10、舗装路に出て、崖の下温泉を経由して高ボッチ高原方面へ。
ウネウネ登って、13:20、方丘線の北側の分岐点に到着。
今度は長い長い下りのダート。
13:30、さっき走った道に合流。左折して、またドロドロの道を進む。
舗装路の手前で石に乗り上げて路肩に突っ込む、ちょっと危ない場面があった。
林道方丘線に別れを告げ、高ボッチ高原へと登る。
13:45、アルプス展望台で小休止。
松本方面の景色が素晴らしかった。
雲で北アルプスが見え難いのが残念だ。
トイレで小用を済ます。
鉢伏山への分岐をスルーして崖の下方面へ進む。
うがーっと下ってr63を左折。14:10、方丘で給油。
塩尻でR20に復帰し、塩尻峠を今度は反対側から登る。
14:25、塩尻峠で左折して、林道塩嶺高ボッチ線を北上。
地味な上り坂で標高がグングン上がってゆく。
14:40、高ボッチ高原の手前で行止り、Uターン。
少し戻って、分岐する林道大蛇組線を左折。
木材で路面が補強された区間を過ぎ、今度は長い長い下り坂。
15:00、横河川の沢筋に出た。少し川を遡って対岸に渡る。
上流への道は工事中らしいので、下流へ戻る林道下ツ子線へ。
最後は自由に開け締めできるゲートだった。
この辺り、まだまだダートが複雑に絡んでいるのだが、今回の探索はここまで。
暗くなる前に幕営地入りしたい。
R20を経由してr14で岡谷市街を抜ける。
そのまま天竜川沿いに辰野方面へ。
15:40、辰野町の大型スーパーで30分ほど時間を掛けて買出し。
R153へ出て北上。途中、徳本水という湧水があったので汲んだ。
今日のキャンプ場は飲料水が出るだろうけど、せっかくなので。
16:25、国道を右折して横川方面に。
林道大横川線をチェックしてみたがチェーンで塞がれていた。
無理をすれば脇をモゴモゴできるかも知れないが、止めといた。
舗装路に戻って横川川を遡る。
横川ダムを横目にウネウネ進み、17:00、蛇石キャンプ場に到着。
温泉玉子氏はまだ到着していないようだ。
よさげなテントサイトは既にあらかた埋まっていた。
とりあえず、ちょっと湿り気の気になる平地へテント設営。
日も暮れて、どんどん気温が下がってきた。
ガソリンストーブとBBQガンブローで炭火を熾し、VHSストーブで暖を取る。
話は飛ぶが、最近、VHSストーブに素材を改善したハイブリッド版が出たらしい。
ダンロップからもOEMで販売されてるようだ。
でも、さすがに16,800円は高すぎる!(>_<)
18:00過ぎ、完全に暗くなった頃に温泉玉子氏が登場。
初対面の挨拶を済ませ、少し離れた場所にテントを設営する。
落ち着いたところでぼちぼちと晩酌開始。
酒を飲みつつの林道・バイク談義はやはり楽しい。
今夜の僕のメインディッシュは鍋。
一人用の鍋野菜詰め合わせをメインにブナシメジ、鶏肉、ビタミン竹輪というラインナップ。
薄めの出汁をガソリンストーブで温め、材料を小分けにして投入。
沸騰したら冷めないようにVHSストーブに移動させ、ポン酢で喰うべし!喰うべし!
鍋の合間に、ネタ用に買ってきたサナギ(蚕)の佃煮もつまむ。
うーん、魚の餌のサナギ粉の匂いそのものだ。不味い。
温泉玉子氏にも一口食べてもらったが、お気に召してはもらえなかったようだ。(当然ですな)
結局、これはほとんど東京で待つ外道バスターズへのお土産となった。
実際、怪人M氏・Mr.mudさんは「うまいうまい」「全然いけるよ」と、あっという間に平らげてしまった。
やはり恐るべき悪食の二人である…。
寒いこともあって、20時に就寝。
珍しく寝袋を頭までスッポリ被り、目の辺りだけ出して寝た。
そういえばこの日は僕の誕生日。こんなバースデーもなかなか良い。
瀬戸内ツーリングの8日目、最終日です! やっと終わった♪
周防から下関へ、フェリーで小倉へ渡り、新門司港から帰還します。
http://s-dog.net/archives/000557.html
さてさて、ツーレポを書き上げたとたんに三連休ですねー。
(というか、連休に間に合わせるため急いだんですが)
たぶん、岐阜…恵那や下呂辺りを中心に回ると思います。
月曜日の天気が心配っすね。晴れろー。
瀬戸内ツーリング7日目です。残すはあと1日!
呉から広島、宮島と巡って、山口県・岩国へ。
http://s-dog.net/archives/000555.html
さて、そろそろ今週末の3連休の予定を考えねば。
岩手に行こうかと思いましたが、さすがに遠いので、岐阜方面に変更しようか思案中です。
んー、どうしたもんかなぁ。とにかく林道をたっぷり走りたいんですよねぇ…。
瀬戸内ツーリングの6日目です!
道後温泉に寄ってから、しまなみ海道を渡って本州へ戻ります。
タイトルは山頭火の俳句から。
http://s-dog.net/archives/000553.html
ところで、この秋も林道オタクのオフ会が開催されます!
今回の幹事は林道浪漫の健さん。日程や場所など詳しくはこちら。
現地集合・現地解散。焚火しながらの林道談義がメインで、複数での走行は基本的に行いません。
毎度ながら「たまたま偶然幕営地が一緒になった」というコンセプトなので、参加は自己責任で。
興味のある方はお気軽にこちらの掲示板で参加表明して下さいね♪
瀬戸内ツーリングの5日目です!
讃岐うどんを堪能した後、大歩危小歩危経由で石鎚山スカイライン…という予定だったのですが…。
http://s-dog.net/archives/000551.html
さて、今日中にもう一本アップできるかな??
ツーリングから東京へ戻るフェリーの冷房で、まだちょっと風邪気味なんすよねぇ。
瀬戸内ツーレポの4日目です。
岡山の内陸部をウロウロした後、倉敷を経由して瀬戸大橋で香川へと渡ります。
http://s-dog.net/archives/000549.html
帰京後、レポ中にも出てくる知り合いの酒屋さんから香川の地酒を取り寄せました。
昨日、怪人M氏の釣った魚やMr.mudさんの山菜と一緒にいただきましたが、美味かった~♪
特に怪人M氏自家製のカラスミと悦凱陣・純吟吟醸との組み合わせは最高でした♥
それにしても侮りがたきはボラ也。今度釣ったら卵巣とヘソだけでも…。
瀬戸内ツーリングの3日目です。
小豆島で寒霞渓などを観てから、フェリーで岡山へ。
キャンプ地では罠(?)が待ち受けていました…。
http://s-dog.net/archives/000547.html
我ながら早い! 瀬戸内ツーレポ2日目です!
淡路島から明石へ渡り、加古川~姫路と移動。
さらにフェリーで小豆島へと渡ります。
http://s-dog.net/archives/000545.html
初日はほぼ半日なので、書き上げるのも早いのです。
フェリーで徳島に上陸して、鳴門から淡路島へと渡ります。
http://s-dog.net/archives/000543.html
さぁ、続々とアップしていくぞー。
瀬戸内ツーリング最後の朝は7:00起床。
涼しくて、つい寝過ごしてしまった。
朝飯は後回しにして、蚊を気にしつつ撤収。
8:00出発。r162で山を下り、r63を右折。
途中でまた伊藤公記念公園に寄り、トイレを済ます。
昨日の飲料水の分も含めて、初代首相・伊藤博文公に改めて感謝しよう。
8:40、下松でR2に合流し、防府方面を目指す。
9:15、富海で旧山陽道へと寄り道。
ほんの1km程度だが、この辺りでは貴重なダートだ。ほぼ廃道の路面状況。
楽しいし、景色も良いのだが、写真を撮ろうと停車すると虫が寄ってくる。
9:25、舗装路面に復帰して、r58を右折。
防府市街へと向かい、9:40、ひかり食堂に到着。
とんでもなく変な食材を扱うことで有名な店である。
サソリやガラガラヘビ・ニシキヘビ、海ガメにアザラシの睾丸まで。
店主にカンガルー丼は食べやすいか尋ねてみたら、ニヤリと笑いながらワニ丼を勧められた。
オススメならばとそれを注文。ワニの肉のフライとタマネギを玉子で綴じたカツ丼風。
鶏肉っぽくて癖が無い。普通に美味しかった。1000円也。
食べ終わって、10:15、周防国一ノ宮・玉祖神社へ寄り道。
境内では小学生の剣道大会が行われていた。
賑やかでよろしい。暑いけど頑張れ。
一旦、R2に復帰して西に進み、すぐr21を左折。
r338へと右折し、道の駅・あいおをスルーして周防大橋へ。
10:45、橋を渡った脇にある藤尾山公園に寄り道。曇り空だが今日も暑い。
展望台まで往復15分ほど歩いただけでヘトヘトになった。
r212を左折して少し南下。
11:05、道の駅・きららあじすで小休止。
かぼちゃソフトが冷たくて美味かった。
さて、ここからの予定だが川棚温泉へ行き、昼飯を食べることにした。
今日は最終的に、19:10に北九州の新門司港を出発するフェリーに乗らねばならない。
秋吉台へも寄りたいのだが、一度行ったし今回はパスしよう。
r213~r216~r219と繋いで、西へと走る。
11:40、R2に復帰して、さらに西へ。
12:10、r40へと右折し、山越えで豊浦方面を目指す。
途中、特に見るべきところ無し。
石畑峠を越えた辺りの景観はまぁまぁ良かった。
12:40、川棚温泉名物、瓦そばの元祖・たかせに到着。
うわ、すごい混雑だ。本館も新館も別館も客だらけ。
30分待ちらしいが、仕方ないので待つことに。
カウンターの名簿を見たら、一人の客は僕ぐらいしか居なかった。
ま、気にしないけど。
ボーっと過ごして、13:20、ようやく呼ばれた。
瓦そば一人前1050円を注文。
熱々の瓦で焼かれたそばは焼そばっぽい。
カリカリの部分にツユを滲みさせて食すと美味。
ツユも温かいのが面白かった。
13:40、出発。r244を南下して、長府へ。
14:15、長府の忌宮(いみのみや)神社に参拝。長門国二ノ宮だけど、変な名前。
ここの手水が変わってて、人を感知して水が自動で出る仕組みらしい。
水が出てないので困ってたら、境内で遊んでた子供が教えてくれた。
維新発祥之地の石碑を横目にR9を右折。
壇ノ浦沿いを下関方面に向かう。
この辺りは山陰ツーリングでも来た道だ。
さて、九州へ渡らねばならないのだが、橋もトンネルも面白みに欠ける。
九州では小倉へ寄るつもりなので、関門海峡フェリーを使うことにした。
下関市街を抜けて彦島へ渡った。
14:45、荒田港に到着。大人一人と250ccのバイクで400円。
15:00発の便に乗って、本州を後にする。
山口県よ、さようなら。福岡県よ、こんにちは。
15:10、日明港フェリーターミナルへ接岸。
九州へ上陸して、R199で小倉市街を目指す。
駅の近くにバイクを停めて、15:30、焼きうどん発祥の店・だるま堂へ。
訪れるのは九州ツーリング最終日以来の二度目だ。
今日は前回頼みそこなった天まど490円を注文。
玉子が載るだけでなく、お好み焼きの生地が下に敷かれていた。
腰の悪そうなおばあちゃんが、まだテキパキ働いているのを見て安心する。
いつまでも元気で居て欲しい。
15:45、出発。
東京行きのフェリーに乗るまで、まだまだ時間が余っている。
TMで紹介されている門司港レトロとかいうのを見にR199を北上。
しかし、どこがそれなのかよくわからないまま。
R3にも出てみたが、全く空振り。むぅ。
どうも、TMの記載位置が間違っていたようだ。もっと北まで進むべきだったらしい。
ま、途中で寄ったコンビニで、ブラックモンブランを食べられたので良しとしよう。
味は予想通り、普通のチョコクランチアイスだった。
r262~r25と繋いで、16:40、新門司港に到着。
出港まで二時間半もあるが、まぁいいや。
乗船手続きを済ませて、後は待つのみ。
フェリーターミナルで寄港地・徳島の名産品が展示されていた。
ガラスケースの中に「ザ・すだち」発見!
売ってるわけじゃないので飲めないのが悔しい。
暑さに苦しんだ旅だったが、それもようやく終わる。
今夜は冷房の効いた部屋で、フカフカの布団で寝られるのだ。
うひゃあ、夢のようだ。文明、万歳!!
…って、はしゃいでたら、どうも冷えすぎて風邪を引いてしまったようだ。
過ぎたるは及ばざるが如し…だねぇ。
6:30、起床。
ぼちぼちと荷物をまとめ、テントを撤収し、トイレを済ませる。
管理人さんに声を掛けて、8:00、出発。
昨日も通ったr31で呉市街を目指す。
土曜日だからだろうか、混雑は少ない。
8:20、一心に到着。
街中の気安いうどん屋さん的な佇まいだ。
早速、きつねうどん500円を注文。
細うどんと呼ばれる呉独特の細い麺だが腰はそれなりにある。
ツユが美味。具のトロロも好ましい。
食べ終わって、市街をさらに移動。
8:35、メロンパンに到着。呉市民に人気の老舗パン屋さんである。
店名通り、一風変わったメロンパンが名物なのだ。
形こそ違え、見た目は軽く食べられそう。
しかし、たっぷり詰まったカスタードクリームがなかなか重い。
朝食からダブルヘッダーで少々きつかった。
でも昨夜の呉冷麺のリベンジは果たせたかな。
R2へ出て、広島市街を目指す。
相変わらず大型車だらけだが、平日に比べれば少ない。
広島では昼飯を食べる予定だが、消化する時間が欲しい。
途中であちこち寄り道した。スーパーで昨日買えなかった、がんすも購入できた。
最近はスーパーに無料の持ち帰り用氷があって助かる。
一緒に簡易クーラーバッグに入れておけば、幕営まで持つだろう。
路面電車に注意しながら広島市街を進む。
10:00、原爆ドームに到着。イメージより小さい。
世界で初めて使用された原爆の悲惨さの象徴として、今後もこのまま残るだろう。
時間がまだ余ってるので、平和記念公園にも寄った。
資料館の展示は原爆の悲惨さを十二分に伝えている。
小学校の図書室で借りて読んだ、はだしのゲンを思い出す。
うーん…ひめゆりの塔もそうだったけど、こういう施設は苦手なんだよなぁ…。
見学を終えて、いよいよ昼飯。
R54を北上して、11:20、冷めん家に到着。
冷めん900円を注文。広島風の辛いつけだれが食欲を刺激する。
たっぷり乗ってる野菜も良いアクセントだ。あー、美味い。
呉と広島って近距離で、個性的な別々の冷麺が存在する点も面白いなぁ。
本当は新華園という発祥の店に行きたかったのだが、親父が曲者らしい。
携帯で話すなんてもっての他、デジカメで料理の写真を撮るだけで追い出され兼ねないとか。
くわばらくわばら。誰か行って写真撮ってきてください。
食べ終わって、すぐまた移動。11:45、ゴッドバーガーに到着。
「お勧めメニューは?」と尋ねたら「ロイヤルゴッドバーガーです」との答え。
その仰々しい名前のバーガーのレギュラーサイズ・550円とコーラを注文。
焼き上がるまで15分ほど待つ。ここのバーガーはファストフードではなくスローフードなのだ。
出て来たバーガーはパテ、玉子、レタス、ベーコン、トマトとオールスターキャスト。
まさにロイヤルでゴッドなバーガーだ。他にも餅バーガーとかあるらしい。
隣のグループの一人がジャンボサイズを頼んでいたが、これまた凄い大きさだった。
さて、腹も一杯になった。R2で宮島を目指そう。
広島まで来てお好み焼きもカキも食べず終いだが(゚ε゚)キニシナイ!!
12:30、佐方SAで給油。一般道にSAやPAがあるなんて、R2って凄い。
12:45、宮島口に到着。フェリーの切符を購入。
バイクは置いてくので往復分で340円。船内の冷房が嬉しい。
宮島が近づくと厳島神社の大鳥居が迫ってきた。
おぉー、やっぱいいなぁ。さすが日本三景、世界遺産。
13:10、宮島に上陸。
周りは鹿だらけだ。宮城の金華山を思い出す。
汗を拭き拭き、厳島神社まで歩く。
丁度、干潮だったため、大鳥居の根元から、さらに海へと歩いて行けた。
振り返って見上げると、この鳥居がひときわ迫力を持つ。
さらに300円払って、内部を参拝。
いたるところ、国宝で世界遺産だ。朱塗りの柱が美しい。
潮が満ちて、水面に浮かぶ姿も見てみたいものだ。
五重塔なども観て回って、桟橋へ。
本来、厳島神社は神仏習合なので寺院も多いのだ。
名物のあなご飯に心惹かれるが、さすがにまだ腹は減ってない。
14:10の便で本土へ戻る。
14:25、出発。R2で岩国方面に進む。
途中、コンビニで現金を下ろした。
原油の高騰も影響して、いろいろ出費が嵩むのだ。
岩国からr15でショートカットして、15:15、いろり山賊・玖珂店に到着。
R2沿いにある超個性的な居酒屋で、沢山の土産物も売っている。
無茶苦茶広い敷地のあちこちに、ものものしい幟や怪しげなオブジェが飾られている。
独自の神社も祭ってあり、イベント風な祭礼も行ってるとか。夜に来ると一層怪しげな雰囲気になるらしい。
ここでは山賊弁当1155円を購入。これが今夜のメインディッシュになる。
さて。今日の予定は全て終えた。
少々早いが幕営地を目指そう。
r7~r320~r68と走り繋ぐ。
黄色いガードレールを見て、「山口へ来たんだなぁ」と実感。
r160への分岐で少々迷った。ナビの示す道が無い。
畑作業をしていたおっちゃんが声を掛けてきて、教えてくれた。
r160は険道だった。
幅員は狭く、その癖、路面中央に苔が生えてる。
注意しながら、ガシガシ登って、16:10、石城山山頂に到着。
右手奥の広場がキャンプ場らしい。
誰もいないし、来る気配もないので、東屋にテントを設営。
蚊が多くて辟易。強力な蚊取り線香・パワー森林香でも追い払えない。
16:35、買出し&風呂に出発。
今度はr162で麓まで降りてみた。
狭いが南麓だけあって苔は生えてない。
r63を右折して北上。
16:55、伊藤公記念公園に寄って、トイレで水を確保。
今日の幕営地には飲料水が無いのだ。
r144を右折して、17:10、三丘温泉のバーデンハウス三丘に到着。
TMに載ってるので安心して行ったのだが、料金が高かった。
入浴料が1050円もする。しかも下足箱利用料で100円取られた。
ちくしょー、こうなったら元を取ってやろう、と勢い込んで入浴。
いろんな種類の風呂があり、確かに設備は充実している。
でも湯アタリしそうなのでいつも通りすぐ上がった。
17:50、出発。
大き目のスーパーを求めて、r144を光市の市街地方向へ南下する。
幸い、10分ほど走ったところで見つかった。
酒と追加のツマミ、それに虫除けグッズを購入して幕営地へと戻る。
暗い中、あの苔の道は怖い。注意して走行し、18:40、幕営地へ帰還。
虫除けグッズを総動員して晩酌開始。
まずは「最後くらい瀬戸内の海の幸を喰わねば」と思って購入したボラの刺身。
小骨が多かったが、まぁまぁ美味。280円の半額で140円だから何も文句は無い。
がんすは白身魚の練物にパン粉を付けてあげたもの。
同系統の赤天やフィッシュカツより、味付けがプレーンだった。
さて、夕食の山賊弁当。
山賊おむすびは、その大きさに驚いた。
普通のおにぎりの3個分は優にあるだろう。
山賊焼は鳥肉の串焼きで普通に美味。半身あるかな?
焼肉串もなかなか美味い。
タレも付いていたが、焼きたての熱々ならさらに美味しかろうなぁ。
食べ終わってテントの中へ。風も出てきてだいぶ涼しくなってきた。
もう彼岸だというのに、寝苦しい夜が続くのは勘弁して欲しい。
明日はツーリングの最終日。幕営もこれで最後である。
あぁ…冷房の効いたフェリーの寝室…。
こんなに旅の終わりを待ち侘びたのは初めてだ。
いやぁ、参った。一晩中、例の仔猫につきまとわれた。
テント越しに足をつついたり、枕元に寄ってきて頭上10cmの位置で鳴いたり。
追い払おうとして手で払ったら、鼻先にヒットしてしまった。
逃げ出して以降は、テントとも一定距離を保つようになった。
セローのシートに登って、ちんまりと香箱を組んでる。
爪立てるなよ。匂い付けするなよ。蚤うつすなよ。
6:00、起床。例の猫はなぜか見当たらない。
朝食は小豆島で買って以来食べる機会の無かった素麺を茹でる。
水道まで持ってて流水で締め、出来合いのそばつゆでチュルチュルといただく。
何故か米も茶碗半分くらい炊いて、ふりかけを掛けて食べた。
ふん! 仔猫が戻ってきたら食べさせるつもりなんて、なかったんだからね!!
テント撤収中にお遍路さんは先に出発。
八十八箇所巡りを始めてこれまで一ヶ月。
残り一ヵ月半で完了の予定だそうだ。
徒歩で一日30km~35kmペースとのこと。
「では、お気をつけて」と互いの道中の無事を祈った。
8:15、出発。R317で道後を目指す。
峠越えの道でなかなか楽しい。
途中、玉川ダム湖畔の龍岡キャンプ場をチェック。
ここも幕営候補地だった。
シンプルな設備だがなかなかよさげだ。
水ヶ峠トンネルを越え下り勾配に。
道端にときどき彼岸花が見える。
連日の残暑で忘れがちだが、もうお彼岸か…。
勾配もゆるやかになり、松山市街に入る手前でr187へと右折。
9:20、道後温泉本館に到着。400円を支払って入浴。
ここも久しぶりに来たが、やはり建物が秀逸だ。
泉質は大して特徴は無い。普通の風呂の感覚で入った。
風呂上りに商店街をちょっとうろつく。
一六タルトのバラ売り、一個84円を発見。
柚子の風味が爽やかだ。
ここまで来たついでなので、松山城にも寄ってみた。
10:10、松山城ロープウェイ乗り場に到着。
500円を支払ってリフトで上まで登る。
さらに徒歩で10数分。本丸の広場に出た。暑い。疲れた。
ずいぶんと規模の大きな城だ。松山市街の眺めが素晴らしい。
時間に余裕は無いので天守閣の中へは入らなかった。
売店で食べたいよかんソフトがメチャ美味。
下まで戻って10:50、出発。
今治で昼飯を食べる予定だが、来た道を戻るのはつまらない。
海岸寄りのR196を使うことにした。途中、11:20、道の駅・風早の郷風和里に寄り道。
結局、海は大して見れなかったが、かなりハイペースで進むことが出来た。
11:40、r38を左折して今治市街へ。
11:50、重松飯店に到着。今治の隠れ名物・焼豚玉子飯670円を注文。
器に盛った飯の上に焼豚を敷き、目玉焼きを二つ乗せ、タレをぶっ掛け。
これが不味いわけが無い。B級グルメの王道的スタイルだ。
あぁ、美味かったー。
食べ終わって、いよいよしまなみ海道へ。
12:15、今治北ICから西瀬戸自動車道へ乗る。
来島海峡大橋を渡り、大島南ICですぐ降りた。
道の駅・よしうみいきいき館で来島海峡大橋をバックに記念撮影。
R317で大島北ICへ向かい、また西瀬戸道へ。
伯方島を抜け、大三島でまた降りた。
道の駅・多々羅しまなみ公園から多々羅大橋を撮影。
13:00、伊予国一ノ宮・大山祇(おおやまづみ)神社に参拝。
主祭神は大山積神(おおやまつみのみこと)。境内の楠木が印象的だ。
日本総鎮守として位置づけられてると初めて知った。
武具などの国宝も多数展示されてるのだが、今回は残念ながらパス。
観光バスでやってきた団体と入れ替わるように去る。
13:20、大三島ICから再び西瀬戸道に乗り、多々羅大橋で生口島へ渡る。
愛媛県よ、さようなら。広島県よ、こんにちは。
生口島に上陸してすぐの瀬戸田PAに寄り道。
ここで友達に土産として頼まれていたはっさくゼリーを発見。
パッケージのキャラクター、はっさくボーイが人気らしい。
残念ながらバラ売りはしてないので、この場では食べられないようだ。
早速、自分の分も含めて東京に送った。
(実は生産地の因島だとバラ売りもあって、しかも安く買えるらしい…orz)
その後も因島・向島と経て、14:10、尾道で本州に帰還。
しまなみ海道を走行完了。あぁ…またR2を走らにゃならんのか。
尾道バイパス・三原バイパスと繋いで西へと急ぐ。
14:35、三原で給油。
ついでに今日泊まる予定のキャンプ場に電話。
当日受付も可能だが、一応、予約しといた方が良いらしいのだ。
この時間の当日予約は意外だったようだが、問題ないとのこと。ほっ。
その後もR2で広島方面へと走る。
平日の一桁国道は半分以上が大型車だ。
排気ガスが辛い。擦り抜けもしにくい。ふぅ。
15:20、東広島市でR375へ左折。さらに15:45、r66へ。
r31で焼山市街を抜け、16:05、呉市野外活動センター・つつじが丘キャンプ場に到着。
受付を済ませて場内へ。バイクで乗り込み可なのは嬉しい。
管理人の方々も明るく親切だ。これで250円は安いなぁ。
テントを張り終えて、16:45、プチツー&食事に出た。
r66経由でr174に接続して、峠越えで呉市街を目指す。
狭い道だが、峠を越えると良い眺めが待っていた。
呉が近くなっても道の狭さは一向に変わらない。
向こうから続々と仕事を終えて帰宅する車がやってきた。
こんな道を普段から通勤・通学に使ってるのだろうか…辛そうだ…。
先に呉で食事をして行こうか、それとも野呂山へ行ってから呉に戻るか。
少し悩みつつも後者を選択し、17:20、R185を左折。
広市街を抜けるまで酷い渋滞が続く。
ややグッタリしながら、17:35、さざなみスカイラインに到着。
ウネウネとワインディングを上り始める。
キャンプ地で着替えて半袖半ズボンなので、肌寒い。
道端にある展望台に寄り道しつつ、グイグイ高度を上げる。
17:50、山頂のロータリーに到着。
標高は714mもあるらしく、かなり肌寒い。
さらに移動してかぶと岩展望台へ。これは素晴らしい眺めだ。
しばらく佇み、暮れてゆく瀬戸内の島々を堪能した。
さて、呉に戻って晩飯にすっか!
18:05、さざなみスカイラインを下り始める。
R185まで一気に降りたが、そこからの渋滞がまた酷い。
この辺りは慢性的な渋滞なのだろうか?
特に広から呉に抜ける、休山トンネルが酷かった。
換気が追いつかないのか、内部はサウナ状態。
動いていたからよかったが、5分も停車していたら気を失いそうだ。
18:50、呉市街でバイクを降り、呉冷麺の元祖の店・珍来軒を徒歩で探す。
進入禁止・一方通行だらけでバイクが使えないのだ。
おまけに建物が密集して電波が届かず、GPSが余り役に立たない。
なかなか見つからず、八百屋さんに聞いて、19:10、ようやく探し当てた。
しかし、すでに営業終了…orz
下調べの段階で夕方まで営業してると思ったのだが、実際は18時までだった。
(麺とスープがなくなり次第、早めに終了することもあるらしい)
あぁ…野呂山行く前に、食べておけばよかった。僕の痛恨のミスである。
代わりに呉冷麺を食べられそうな店を探してみたが、そう都合良く見つかる訳もない。
結局、呉冷麺は食べられず。諦めてr31で焼山に戻る。
ここでもまた渋滞。最終的に焼山のスーパーで夕食を調達。
晩酌のつまみにと楽しみにしてた練物・がんすも、時間が遅かったため売り切れていた。
不運は重なるものだ。ま、いまさら悔いても仕方ない。気持ちを切り替えよう!
20:20、キャンプ場に帰還。
結局、風呂も入らず終い。ま、昼間に道後温泉に入ったから良いか。
夕食はただの冷し中華に発泡酒、バナナ。特にコメントなし。
食べ終わって、写真・ログを整理してすぐに就寝。
瀬戸内ツーリングも残すは2日のみ。幕営も後一回だけか。
旅の終わりが近づくと、なんとなく切ない気持ちになるのだが今回はちょっと違う。
帰りのフェリー、冷房が効いた中で寝られるかと思うと楽しみで楽しみで…♪
6:30、起床。
蚊を始めとする虫は多かったが、良く眠ることが出来た。
ただ、想定外だったのは頂上の展望台。
深夜になっても夜景目当てにカップルが次々やってくるとは…。
さて、今日は朝一から昼までうどん屋巡りの予定である。
讃岐うどんの名店の多くは、朝から昼までしか営業しないため、綿密な計画を必要とする。
朝食はとらずに即撤収。押し掛けで無事エンジン始動。7:50、出発。
うどん屋へ行く前に高松城を観ておこう。
高松市街へ出て、8:15、玉藻公園に到着。
すでにかなり暑い。今日も猛暑は避けられ無さそうだ。
松の木陰沿いに庭園を散策。天守台は石垣を修復中だった。
堀に海水を巡らせている水城らしいが、本当にすぐそばが海だった。
見学を終えて、うどん食べ歩き開始。予定は3店と少なめだが、名店ばかり厳選した。
まずはR32~r39~r278と走り繋いで、9:10、山越うどんに到着。
名著・恐るべきさぬきうどんで一躍脚光を浴びて以来、行列が絶えない超有名店である。
平日の開店直後ということもあって、割とすぐに食べられた。
注文したのはかまたま(釜上げ玉子)のうどん2玉。これで250円は安い。
ん~? 確かに美味しいけど、この程度だったかなぁ?
以前も一度来た事があるが、その時のインパクトには至らなかった。
はなまるうどんや東京麺通団でかまたまを食べ慣れてしまったせいだろうか。
腹ごなしがてら、次の店に向かう前に一本だけ林道へ寄り道。
R377~R193と東南東へ進み、9:55、広域基幹林道・塩江琴南線の起点に到着。
旧塩江町(現高松市)側から走り始めたが、ずっと舗装路が続く。
全行程の半分も過ぎた頃、琴南町との境界線からようやく未舗装が始まった。
舗装するか、しないか、自治体の経済状況の違いだろうか。
未舗装の区間もフラットで走りやすく、走行に全く問題なし。
全面未舗装のままにしとけばいいのに…。
一部、崩落のため迂回が必要だったが、無事に走破。
10:40、r39を左折し、そのままR438に合流。
少し南下して、10:45、谷川米穀店に到着。
ここも以前来た店だ。頗る分かりにくい立地である。
混雑する店内に入り、つめたい小・卵入りを注文。これで130円は安い。
ネギと特製青唐辛子を少し乗せ、醤油と酢を適量掛けて食す。
うぅぅぅう美味い!!! これだ!
前回、讃岐うどんを食べ歩いて衝撃を受けたのは、この店の冷・小・卵だった!
あれから日本中で色んなうどんを食べたが、この店のが一番僕の好みだ。
やはり讃岐のうどんは別格である。感動。
さて最後の店は琴平にある。
R439~r199~r200~r47と走って、11:20、宮武うどん店に到着。
ここは以前、来るつもりで来れなかったお店。
ひやひや小とゴボウ天・竹輪天。これで430円は安い。
冷たくはあるが正統派の掛うどんで、期待通りの美味さ。
計画していた3店舗を全て早い時間帯にクリアできた。満足満足。
食後の腹ごなしのつもりで金毘羅さんに参拝。
とは言え、とても1368段もの石段を登る気になれない。
大門の手前でギブアップしてUターン。
駐輪した店でカキ氷を食べつつ、今後の予定を考えた。
今日の予定は石鎚山スカイラインと今治近辺での幕営しか残ってない。
時間が余りそうなので大歩危小歩危に寄って行くことにしたのだが、これが大失敗。
R32で徳島へと南下したが、時間が掛かりすぎた。
12:10に琴平を発って、吉野川流域に出られたのは12:50。
さらに池田市街でザ・すだちを入手しようと欲を出したのが、これまた失敗。
スーパーで見つからず。GSで給油ついでに聞いたら、JAに行けばあるだろうとのこと。
んで、JAを訪ねてみたら売ってはいるがバラ売り不可。(20本も買えるか!)
さっきのスーパーでならバラ売りしてるはずと聞いて、再訪。なかったはずだけどなぁ…。
結局、地元農産物フェアで箱売りしたたが、やはりバラ売り無し…orz
右往左往した挙句、計45分を浪費した。暑さと無駄足で心が挫けそうになる。
ちなみにここまでの区間、山中なのに気温34度、路面温度45度という表示があった。
大歩危小歩危を通過して、高知県に入ったのは14:25。
大富町でR439へと進み、道の駅・土佐さめうらで小休止。
すでに時刻は15:00を回っている。おまけに雲も出てきた。
こうなると石鎚山スカイラインは諦めた方がいいかなぁ。
ま、とりあえず入口の辺りまで行ってみるか…進行方向だし…。
パッケージされたアイスクリンが売られていたので買ってみた。
冷たくてなかなかいけたけど、やっぱ1x1が食べたいなぁ。
r17で四国の水瓶、早明浦ダムを遡る。
ウネウネと長い道だ。滝がいくつもあった。
景色は悪くないのだが、本来通りたい道じゃないし…。
R194に出て、16:00、道の駅・木の香に到着。
今からスカイラインに行くのはさすがに無理だ。
遠回りしたのが悪かった。今回は諦めよう。
ただ、道の駅の向かいの売店で1x1アイスクリンをゲットできた。
怪我の功名か。悪いことばかりじゃないね。
寒風山トンネルを潜り、16:20、愛媛県に突入。
山名の通り、トンネルの中は寒いほど空気が冷えていた。
愛媛県に出てすぐの道端に湧水があったので、汲んでおく。
R11~R196と繋いで、今治方面へ進む。
17:10、道の駅・今治湯ノ浦温泉に寄り道。
ここから国道を外れて海岸へ。
17:20、桜井海浜ふれあい広場に到着。
キャンプ場らしくないが、テント張ってもいいのかな?
犬の散歩をしてるおっちゃんに聞いてみたら良いらしい。
お遍路さんもいた。彼もテントを隅に張ってるそうだ。
ちなみに練馬区在住でレイド乗り。東京で擦れ違ってるかも。
ってことで、安心して屋根の下にテント設営。
18:00、夕食のため、今治市街へ。
r38を北上して、18:15、五味鳥に到着。今治鉄板焼鳥の元祖のお店である。
焼鳥は代表メニューのかわを注文。
串焼きと違い、油が逃げないので肉汁がたっぷりである。
タレも絶妙な美味さ。ビールでなく、ウーロン茶なのが辛い。
店の看板メニュー、せんざんき・レンコンも追加注文。
せんざんきは普通の唐揚げか。
レンコンは穴に肉が詰まっていた。サクサク美味しい。
キャンプ地へ戻る途中、コンビニでおむすび一個を購入。
愛媛県・来訪記念ってことで、ポンジュース500mlも買った。(でも御飯は炊かないよ)
テントに戻ると、お遍路さんが待っていた。
夕涼みがてら外でバイク談義してるとガリガリに痩せた仔猫が現れた。
「なんでもいいから飯をくれ」と一生懸命アピールしてくる。
おにぎりを半分あげたら、瞬く間に食べてしまった。
余り慣れられると困るので、食べ終わったら追い払った。すまんなぁ。
今夜も暑くなるだろうが、多少潮風が出てきた。
少しは過ごしやすくなるだろう。そうあって欲しい。
5:30、起床。
雨は降らなかったが、寝苦しい夜だった。
昨日の釣果が酷かったので、釣りはせず。
朝食はおにぎり一つ。暑さと疲労で食欲が沸かない。
朝日が登り切る前に荷物をまとめたいのでテキパキと撤収。
荷物をまとめて、一息ついて、台車で往復1kmを運ぶ。
作業完了は7:40。あぁ…疲れた…。
水道の鍵を返却するついでに、管理人さんに釣りの話をふってみた。
今年の猛暑で魚の活性が落ちてるらしい。
水温が異常に上昇しており、30度まで達してるとのこと。そりゃだめだわな。
海釣りしないなら、他にもキャンプ候補地がいくつもあったのになぁ…。
8:05、出発。
出てすぐのローソンで野菜ジュースを飲んで、内陸へ。
r64~r168~r48と繋いで、8:45、星の里街道に接続。
やはり山間部は涼しくて気持ちよい。
9:00、美星町産直プラザに到着するも、パッと見で欲しいものはなし。
まぁ、買出しの時間帯じゃないからなぁ…。
星の里街道をさらに進み、9:10、R313を右折。
9:25、高梁市・川上の水と緑のふるさとプラザに到着。
手作りぶどうシャーベットを食べた。冷たくて美味い。
カレーシャーベットなる飛び道具もあったが敢えて挑まず。
セルフのスタンドで給油を済ませて、9:50、R180を右折。
高梁はスルーして高梁川沿いに北上。井倉峡へ向かう。
両側に切り立つ断崖は、まぁまぁの迫力。
10:15、絹掛の滝を観てからUターン。
できれば岡山のもっと奥地…蒜山高原や鳥取の大山まで行きたいのだが、そこまでの時間は無い。
一転して倉敷市街を目指す。
10:45、高梁の備中松山城に寄り道。
市街地を抜け、ウネウネと山道を登る。随分と高い場所にある城だ。
駐車場に着いたが本丸はさらに遠く山上にあるらしい。徒歩で15~20分とか。
時間も体力もないので今回はパス。高梁市街へと戻った。
城見橋という場所に行けば、城の姿は見れたかも知れない。
R180~r469を使い、総社を経て倉敷へ。
観るつもりではなかった柳並木を通って南下。
そっかぁ、あそこが美観地区だったのか。
12:00、えびめしや倉敷笹沖店に到着。
すでに岡山の名物となってるえびめしに、日替わりのおかずがつくランチ945円を注文。
えびめしは、プリプリのえびにソースのコクがマッチしてなかなか美味。
セットのアマダイの餡かけとチキンカツも美味しかった。
店の雰囲気も明るく、好ましい。昼食時なのでお客さんも次々と来店。
人気あるの分かるなぁ。
12:25、出発。
真っ直ぐ南下してr62を経由し、鷲羽山スカイライン入口に到着。
眺めの良い尾根道を快走。
工業地帯の向こうに瀬戸内海、さらに数多くの島々が見渡せる。
ガシガシ進んで、走行完了。
13:00、児島ICから瀬戸中央自動車道へ乗る。
すぐに瀬戸大橋が現れた。噂どおり横風が強い。
しかし高度がありすぎて、恐怖感が沸かない。
13:10、与島PAに寄り道。
ようやく落ち着いて瀬戸大橋を近くから眺めることができた。
それにしても暑い。食堂で水だけ2杯飲んだ。
四国へ再上陸し、13:20、坂出北ICで瀬戸中央自動車道を降りた。
r33でまっすぐ丸亀を目指す。目的は一鶴の丸亀本店。
昼の営業は14時までのはずだから余裕で間に合うだろう。
13:45、一鶴丸亀本店に到着…っと、すでに準備中の看板が!?
売り切れてしまったのだろうか。残念至極。
(後で調べてみたらラストオーダーが、まさに13:45までだった…)
夕方は16時から。2時間潰してまた来よう。
近場で走りたい場所、ってことで五色台スカイラインを目指す。
14:10、アプローチ路のr180に到着。
ワインディングをグイグイ登って高度を稼ぐ。
この先に札所があるのでお遍路さんが多い。
14:20、白峯寺に寄り道。
個人的に関心のある崇徳院の御陵がある寺だ。
さらに先を進んで、14:30、五色台スカイラインの分岐に到着。
左折して尾根沿いを北上。
14:40、休暇村讃岐五色台に併設されてる五色台展望台に到着。
さすがに素晴らしい眺めだ。
黒峰を過ぎて、道は長い下り坂になる。
14:50、r16に出て左折。海岸沿いを坂出方面に進む。
これでもまだ時間が余りそうだ。
地図とにらめっこして、城山とやらを抜ける県道城山鴨川線に行ってみた。
予想通り、狭くてクネクネした走りにくい道。これなら充分暇つぶしになる。
ついでに山頂からの眺めも良かった。
16:00、一鶴丸亀本店を再訪。
香川の新名物・骨付鳥のおやどり977円を持ち帰りで注文。
さらに15分ほど待って、ようやく入手できた。
ツーリング最中の2時間15分は重い。
見合うだけの味なら良いが…期待しちゃうぞ。
本日の幕営地を目指し、r18で東へ進む。
府中でr33に接続してさらに東へ。
高松市街からあらぬ方向へ分岐。
17:15、峰山公園の第一駐車場に到着。
ここのキャンプ場を使いたいのだが、どうしたら良いのか分からない。
清掃員のおばちゃんに聞いてみた。
「この道の終点に第三駐車場がある。キャンプ場はさらにその先である。
そこまで行って、スタッフにもう一度聞いてみなさい」(讃岐弁趣意)
言われたとおり、第三駐車場からさらに奥までバイクで進んだ。
パイロンで通せんぼしてある脇に管理棟。
ちょうど清掃してるおじさんがいた。
聞いてみると、申込書を書けば自由に使えるらしい。
バイクの乗り込みも可能だとか。ラッキー☆
さらにテントも東屋の下に張らせてもらえることになった。
トイレも綺麗だし、買出しも楽だし…しかも無料で文句なし♪
設営を完了して、18:10、買出しに出発。
溜まった洗濯物も持っていった。
県庁所在地だからコインランドリーくらいあるだろう。
18:25、高松市街にある酒店に到着。
実はここ友達の実家で、東京から戻って働いてるお店なのだ。
何の予告もしてなかったので、突然の訪問に驚いた様子。
日本酒を一本オマケして貰った。わーいわーい♪
さらに風呂&コインランドリーの場所も教えてくれた。
18:50、宝温泉へ。洗濯器をセットしてから入浴。
入浴料300円は安い。風呂の種類もいろいろあって充実している。
19:30、風呂から上がって洗濯物を乾燥機へ移動。その間に買出し。
20分後、戻ってみたらすっかり洗濯物は乾いていた。
よしよし。これで帰りのフェリーまで着替えは大丈夫だろう。
20:10、幕営地に帰還。
晩酌はビール・発泡酒にオマケして頂いた日本酒。
骨付鳥はスパイシーでジューシーでこれまためちゃうま。ビールに良くあう。
2時間15分粘ってよかった。付け合せのキャベツも嬉しい♪
日本酒は喜久酔という僕の故郷・静岡の地酒だった。爽やかな飲み口で旨い!
スーパーで購入した謎の惣菜・てっぱいは、どうやら香川の郷土料理らしい。
魚を酢味噌で和えたヌタみたいな食べ物だ。
本来は溜池の寒鮒を使うらしいが、これは鯖。うむ、酒に良くあう。
飲みながらPCを充電していたら、またバッテリーがあがってしまった。
ま、ここなら下り勾配もあるし押しがけは問題なかろう。実際、試したらすぐ始動した。
それより問題は暑さである。山上で下界より涼しいとはいえ、夜が更けても、じっとりと暑い。
そう言えば、友達の父君でもある酒店店主が、香川では夜になると風が止むとか話していた。
調べてみたら夏の夕凪は瀬戸内海の気候の特徴のようだ。
あぁ…今夜も寝苦しくなりそうだなぁ…。
4:30、起床。曇り空だが雨は一応止んでいた。
朝マズメを狙ってチョイ投げ釣りをやってみる。
餌は昨夜の飯に入ってたタコを細く切ったもの。
夜が明けるまで竿を出したがクサフグしか釣れなかった。
朝飯に昨日の残りのタコ飯を食べたが、やはり余ってしまった。
結局、茶碗1杯分くらいを捨てることに。
食べきれないほど炊き過ぎはいかんなぁ。
そういえばキャンプ代金を徴収に来ないままだ。
近所の人がすぐ側にいたので尋ねてみた。
取りに来ない方が悪いだろうとの返事。うーん。
心苦しいながらも、7:50、出発。
昨日も通った海岸線を時計回りに巡る。
なぜかこの島は石材業が多く、島のあちこちが削られていた。
大阪城築城以来の伝統だろうか。
削られた土地には新たな集落ができたりするようだ。
8:15、福田港で給油し、さらにR436を南下。
南風台など、なかなか良い眺めがあった。
雲行きが時々怪しくなるが、幸い雨は降り出さない。
安田市街を経て、8:35、r29=小豆島ブルーラインを右折。
寒霞渓を目指してグイグイと高度を上げる。
山頂付近に雲が掛かってるのが気になる。
高度が上がるに連れ、段々と肌寒くなってきた。
太陽の丘ピースパークの駐車場でジャケットを着込む。
星ヶ城山の辺りは霧で全く周りが見えず。
9:00、寒霞渓の山頂に到着。
ここは幸い霧が晴れていた。
頂は雲に隠れてしまっていたが荒々しい渓谷は絶景。
紅葉の時期はさぞ見事だろう。眼下の眺めも素晴らしかった。
そのまま小豆島スカイラインで西へと向かう。
長い長い下り勾配が続く。
銚子渓の辺りの断崖はなかなかの迫力。
寄り道もしたいのだが、フェリーの出発時刻が迫ってるので先を急ぐ。
坂を降り切って、r26に合流。
大きな観音像が現れて一瞬びびった。
とりあえずスルー。
土庄市街を抜け、9:40、土庄港に到着。
すぐにチケットを購入して、9:55、フェリー出港。
出港15分前に到着ってのは、なかなかタイトである。
それにしても今日も下界は暑い。
船上ではクーラーの効いた客室に篭って休息。
11:00、新岡山港に到着。
下船して、r45をまっすぐ北上し、岡山市街の中心部を目指す。
11:20、岡山後楽園に到着。
入園料350円を支払って中へ。
良く手入れされた日本庭園だが、太陽が照り付けて、物凄く暑い。
すぐ茶屋に逃げ込んで、冷たい抹茶ときびだんごのセット500円をいただく。
芝生や田畑など、見通しの良いエリアも多い。
余りの暑さに皆なるべく木陰を選んで散策している。
錦鯉も僅かな日陰に集まって涼んでいた。
11:55、出発。12:10、味司野村へ。
ドミグラスソースカツ丼のロース・735円を注文。
薄めのカツに濃厚なドミソースが掛かっている。
おー、美味い。他地域のソースカツ丼とは全くの別物だ。
長岡の洋風カツ丼や、昨日食べた加古川のかつめしとも違う。
敢えて似た味を探すとすれば、味噌カツの八丁味噌か。
実は余り食欲が無かったが、とても美味しくいただけた。少し元気復活。
食べ終わって、12:25。
さて、今日はもう特に予定が無い。
疲れ気味だし釣りもしたいし、早めに幕営地入りするか。
公園線を南下して、R2に合流し倉敷方面へ。
っと、すぐ脇に好日山荘を発見。ラッキー♪
破損したドライウェストバッグの代役にモンベルのバナナポーチを購入。
これで小物の出し入れが楽になる。助かった。
その後もトイレ休憩をしたり、釣具屋へ寄ったりしつつ、幕営地を目指す。
13:45、r47へ出て海岸線を西へ。
途中、セブンイレブンで白バラコーヒーを購入。
関西・中国地方でしか売られていないコーヒー牛乳である。
『生乳70%使用』とか、そんなことに関係なく単純に冷たくて美味かった。
釣り餌の保存のため、ハンディアイスも購入した。
帆崎を経由し、14:10、寄島(三郎島)に到着。
ここが予定していた幕営地なのだが、キャンプ場が見つからない。
行けそうな道を進んで見たが、駐車場があるのみ。遥か先の海岸に建物が見える。
地図ではあの辺りがキャンプ場なのだが…バイクでどうやって行くのだろう?
裏手の住宅街からアプローチできるかと思ったが、それらしい車道は無い。
近所の人に聞いて見たら、あの駐車場から歩くのだそうだ。
よく見ると案内も書いてあった。片道500m…きつい…。
ヒイヒイ言いながら、一応歩いてキャンプ場まで行って、管理人さんに尋ねてみた。
「実は抜け道が…」という返答を期待していたのだが、やはりルートは徒歩しかないらしい。
皆、台車を借りて荷物を運ぶそうだ。むむむぅ…この炎天下、実に辛そうだ。
でも、この辺りで海釣りが出来そうなキャンプ場はここしか見つからなかったしなぁ…。
仕方なく本日の幕営地はここ・三郎島キャンプ場に決定。こうなったら沢山釣ってやる。
かくして往復1km、汗をダラダラ流しつつ、砂浜で台車を押して荷物を運んだ。
明日の撤収の時も同じ目に遭わねばならぬのか。欝。
荷物を運び終わってチェックイン。
キャンプ代は630円。水道の鍵を渡してくれた。
スーパーと風呂の場所を聞くが、最寄風呂はホテルの貰い湯で16:00までとのこと。
テントを設営して、一休み。釣りの準備を済ませて、16:15、買出しに出発。
早めに幕営地に到着したはずなのに、買出し時間は大して変わらないな…。
地図で健康ランドを見つけたので行ってみたが、取り壊し中だった。
例のホテルの貰い湯は間に合わないし、今日は風呂は諦めよう。
スーパーで買出しを済ませて、17:05、寄島へ帰還。
テントまで歩くのは辛いので、そのまま駐車場脇の岸壁で釣り開始。
ベラ用の仕掛けにアオイソメを付けてチョイ投げ釣り。
一応喰われるのだが、アタリらしいアタリは無い。
たいちくわ、サワラの味噌漬け焼きなどつまみつつ晩酌。
日が暮れて、19:30まで狙ってみたが、結局ボウズのまま納竿。
残念だ。瀬戸内海は魚影が薄いのか。
テントに戻り、風呂の代わりに水で体を拭いた。
デザートに衝動買いした洋梨を食べたが余り美味くなかった。
やはりシャキシャキした歯応えが欲しい。
おにぎりもあったが、もう食欲が無くなり食べず終い。朝飯にまわそう。
今夜も暑い。潮風が少しくらい吹いても良かろうに…。
6:00起床。雨がぱらついていたが、すぐ止んだ。
軽くキャンプ場の周りを散歩してみる。
岩礁帯や小さな漁港があり、釣りをしているキャンパーも多かった。
朝食は徳島製粉の金ちゃんラーメン。
西日本まで来ないと、なかなか食べられない即席麺である。
盛り付けはプレーン。具なしとも言う。味はいたって普通なり。
いつ降り出してもおかしくない空模様なので、そそくさと撤収。
8:10、出発するも、分岐を間違えて右往左往。
いきなり時間をロスしてしまった。
r31=淡路サンセットラインを北上して、一宮でr88へと右折。
8:45、伊弉諾神宮に到着。淡路国の一宮である。
イザナギ・イザナミ大神を祭る神社である。
神社から神宮へと号を変えたのは昭和29年。随分と後代なのね…。
ところで淡路島にはピンス焼という独特の食べ物がある。
中が半生のベビーカステラみたいなお菓子で、縁日などでしか売られないらしい。
もしかしたら、この神社で見かけるかなぁ…と期待してたのだが、やっぱり無かった。残念。
参拝を終えて、淡路サンセットラインに戻る。
9:15、北淡震災記念公園に到着。
野島断層保存館で入館料・500円も取られたのは予想外。諦めよう。
阪神淡路大震災の震源地となった断層を目の当たりにできるのは説得力がある。
ちなみに展示では阪神淡路大震災ではなく、気象庁が命名した兵庫県南部地震で統一されていた。
見学を終えた頃、また雨が降り始めた。
さらに北上して、淡路島の北端を巡る。
人口が15万人もいる大きな島だけあって、なかなか走り甲斐がある。
10:00、道の駅・あわじへ寄り道。明石海峡大橋の本州側は霞んでよく見えなかった。
淡路北ICから淡路海峡を越える。
風と雨でなかなか辛いものがある。垂水ICで降りて明石市街へ。
雨は止んだが、今度は市街地特有のペースと暑さで滅入ってきた。
今回の旅は太平洋ベルト地帯中心なので、こういう状況が多い。
いつにない苦行になりそうだ。
10:45、明石焼の名店・ふなまちに到着。
何人か順番待ちで店の外に並んでいる。
30分も待たされてようやく店内へ。玉子焼500円を注文。
(明石では『明石焼』ではなく、昔は玉子焼と呼ぶ店が多かったらしい)
20個なので一見ボリュームがあるが、案外ペロリと平らげられる。
中がふわふわトロトロで美味。ただ、出汁の仕事がイマイチ分からん。
11:20、出発。R2で加古川へ。
バイパスを使えば良かったが、思い出したのはもう加古川市内に入った頃。
駅南の一方通行地獄に苦しめられつつ、12:00、旭食堂に到着。
絵に描いたような寂れた地方食堂だ。(失礼、でもこういう店好き♪)
期待薄かなと思いつつ、加古川名物のかつめし・700円を注文。
御飯はベチャっとしていたが、カツとソースはなかなか美味。肉は牛でソースは甘め。
全体的に新潟・長岡市の洋風カツ丼に酷似している。
12:20、出発。姫路を目指す。
姫路の次は小豆島へフェリーで渡らねばならない。
13:35という便があるが、それを狙うには時間が無さすぎる。
次の便ってことにして、のんびりペースで進んだ。
12:55、姫路城に到着するも、見学はパス。
城までだいぶ歩かねばならず、見学はおおよそ1.5時間掛かるらしい。
面倒なので城の写真を撮影し、土産物屋でカキ氷を食べて見学終了。
最近、あまり出会えない削ったタイプのフンワリ・サラサラ・シャクシャクのカキ氷だった。
食べつつ隣の『高田の馬場』という店に興味が沸く。なぜ、高田馬場なのだろう????
13:30、姫路駅へ、ただ駅そばを食べるためだけにやってきた。
わざわざ入場券を購入して、7・8番ホームへ。(3・4番ホームは工事中だった)
ここまでの酷暑で、かなりバテ気味である。
冷たいものが食べたかったのだが、敢えて温かい天ぷらえきそばを注文。
黄色い麺が特徴なのだが味は特に覚えてない。
食べきったのは確かだが、たぶん美味しかった。
明石焼・かつめし・えきそば。
播磨のBグル・三連星に打ちのめされた感がある。
フラフラしつつ姫路港へ向かう。
14:00に到着したが次の便のチケット販売開始まで30分もある。
近くをグルグル周って暇つぶし。
14:40、フェリーターミナルに戻ってチケット購入。
バイクの分と合わせて2640円也。
15:10、小豆島行きのフェリーに乗船した。
船の中ではほとんど寝て過ごした。冷房が嬉しい。
16:55、小豆島に上陸。
港は三連休を島で過ごし本土へ戻る人々で混雑していた。
空を見ると、どうも雲行きが怪しい。
「こりゃぁ、ひと雨くるだなぁ…」とつぶやく塩爺。
淡々と雨の準備を整えて出発。案の定、間もなく降り出した。
夕立だろうが、かなりの雨量だ。
17:20、田井浜キャンプ場に到着。
有料だが特に管理棟とか無いらしい。朝にでも徴収に来るのかな?
小ぶりになった雨の中でテントをいそいそと張る。
ムーンライト3のフライシートの金具が一個なくなっていたことに気づく。
むぅ。今朝の撤収のときに外れたか…?
張り終えた頃には雨はほとんど止んでいた。
荷物を整理して、風呂&買出しに出発。
小さい島だ。給油はよかろう。
最寄の総合食料品店が8時前まで営業すると聞いて買出しは後回し。
先に風呂へ。
18:00、オートビレッジYOSHIDAにある吉田温泉に到着。
入浴料は嬉しい300円。汗を流し、下着類を着替えてさっぱり。
濡れた下着の匂いが異常に臭い。
途中で買出しも済ませて、18:55、キャンプ場に帰還。
すっかり暗くなってしまった。餌もなし、今日も釣りはできないな。
トマトとビール・発泡酒で晩酌開始。暑いのでさっぱりしたメニュー構成である。
晩飯は『たこめしの素』というやつを使った炊き込みご飯。
3合用だが、説明書きでは2合でも炊けるらしい。
うーん…食べきれるかなぁ…。一応、大きな方のコッヘルでやってみるか。
炊き込みご飯は炊き上がりの判断が難しい。
一度、炊きなおして、まぁまぁ上手い具合にできあがった。
なかなか美味いが、さすがに2合は食べ切れず。朝食にまわそう…。
風が止むと、とたんに暑くて寝苦しくなる。
それでも本州よりは、たぶんましだろう。
薄手のプラスチック製のまな板を団扇代わりにして仰ぎながら就寝。
今回、たぶんシュラフは持ってこなくても良かったな…。
今年も遅い夏休みがようやくやってきた。
バイクで行ったことの無い地域は、余り残っていない。
その中から選んだ今回の目的地は瀬戸内海。
市街地中心で林道はほとんど無し…。
ある意味過酷だが、ま、一度は走っておかないとね。
ってことで、東九フェリーに乗り込んで、一路徳島へ。
レポは二日目の朝からスタート。この航路は何度目だろう。
慣れたつもりだったが、いつも以上に揺れて少々辛い夜だった。
のんびり食べた朝食はラーメンとチャーハン。
乗船の直前、モンベルのドライウェストバッグが壊れていることに気づく。
サイドの蒸着部分が剥がれてしまっていた。むぅ、困った。
食後、ホッチキスを借りて壊れたウェストバッグを応急処置。
数日前から台風の存在が気になっていたが、沖縄方面へ逸れてくれた。
旅の期間中の天気予報は概ね良好。
…のはずだったのだが、四国に近づくに連れ、空模様が怪しくなってきた。
13:10、徳島到着。どしゃぶりだ。
バイクでの上陸組が慌てて雨具を着始めた。
しかし、僕が上陸する頃には止んでくれた。
徳島市街を抜け、R192、r1、r14を経由して土成へ。
途中、スーパーで買出し。フィッシュカツと再会できた。
しかし、徳島の郷土ドリンク、ザ・すだちは見つからず。
R318を北上。宮川内ダムが懐かしい。
道の駅・どなりにも寄ってみたが、ここにもザ・すだちは無し。
うーん、どこに売ってるんだろう…?
14:30、新見屋に到着。渓谷の食堂へと石段を下る。
名物のたらいうどん520円を注文。
15分ほど待たされて登場。
熱々の湯ダメをジンゾクという川魚の出汁で頂く。
絞ったすだちも良い感じで利いて美味。
接客がぞんざいなのは気にしないことにしよう。
食べ終わったら雨がまた降り始めていた。
覚悟してR318を戻ったが、山間部を抜けたらまた止んだ。
r139~r12で鳴門市街を目指す。
前述の通り、今回の旅は海辺・市街地が中心だ。
ストレスが溜まりそうだが、まぁ、諦めよう。
R28を左折して鳴門市街へ。
15:40、あそこ食堂に到着。竹輪うどん400円を注文。
またうどんかよ、と思われるだろうが鳴門のうどんは一味違う。こんな本まで出てるのだ。
早速、食べてみたところ麺の腰はやや弱めで、汁のダシが利いてる。
なるほど、女性的な印象のうどんだった。
食べ終わってr11経由で鳴門公園へ。
駐車代100円、エスカレーター代300円を取られる。ちぇっ。
展望台は風が強くて落ち着かない雰囲気。
それでも渦潮らしき白波はよく見えた。
Uターンして鳴門北ICから大鳴門橋を渡る。
この区間で1900円か。金も掛かる旅ではある。
徳島県よ、さようなら。兵庫県よ、こんにちは。
16:40、南あわじICを降りて淡路島に上陸。
r25~r477と経由して、柿ノ木谷林道に到着。
3km余りのほんの短いダートだが、淡路の土を堪能した。
やっぱ、山の中がええわぁ…。
湊からr31=淡路サンセットラインで淡路島西岸を北上。
17:20、明神キャンプ場に到着。
駐車代500円を箱に投入する形式だ。
ずいぶんと混んでいるが、小型テント一つくらいなら張れそうだ。
適当なスペースにテント設営。荷物を片付けて落ち着いた。
っと、ここでウェストバッグの異変に気づく。
朝の応急処置の甲斐も無く、傷口が広がってしまっていた。
もうバッグとして用を成さないほどである。
急遽、他のバッグやウェアのポケットなどで対策を巡らす。
18:05、買出し&温泉&給油に出発。
最寄の旧五色町でまず給油OK。
同じ集落でスーパーを探したが見つからず。
仕方なくコンビニで買出しすることにして、とりあえず温泉へ。
五色温泉ゆ~ゆ~ファイブというふざけた名前の施設。
入浴料は600円。やはりここも家族連れで混雑していた。
ま、三連休の中日だから当たり前か。
風呂から上がって、コンビニへ寄って。
キャンプ場へ帰還したのは19:20。
早速、ビールとフィッシュカツで晩酌開始。
前回四国へ来たときにこれを食べて、ご当地B級グルメに目覚めた。
さすがに美味い! 隠し味のカレー粉が良い仕事をしてる。
締めは納豆とオクラ・山芋などのサラダを混ぜたネバネバ丼。
ヘルシーでおいしー。地域性は皆無だが、まぁ良いではないか。
この時間になっても、幸いどのキャンパーも騒いだりしてない。
明日からの天気予報も雨の心配は概ね無さそう。
平和な旅になりそうだ。なるといいなぁ。
…と思ったら、また小雨がぱらつきはじめた。ちぇ。
本日から遅れてやってきた夏休み、怒涛の10連休です。
今回の目的地は瀬戸内海。山陽と四国北部が中心に周ります。
島巡りとローカルな食べ物が主体で、林道は余り走りません。
沖縄もそんな感じでしたけど、ま、よろしくです。
あ、ところどころで釣りもする予定。
ざっくりと全行程の概要を説明すると…
9/15 夜、フェリーで東京を出発。
9/16 午後、徳島に上陸。
1週間掛けて、淡路島→播磨→小豆島→岡山→香川→愛媛→しまなみ海道→広島→山口。
9/23 夜、北九州からフェリーで帰京。
9/25 早朝、東京に到着&出勤。
ちなみにロングツーリングのときは、エクセル使ってスケジュールを組み立ててます。
行きたい飲食店の定休日や営業時間を考慮して日程を組まねばならんので、結構大変です。
ま、綿密に計画立てても、実際に走ると予定通りには行かないものですけどね。
横軸が日程 縦軸が目的地 林道・飲食店・キャンプ場・名所などなど
こんな感じでごぜーます。
出発の本日夕刻なので、荷造りもこれからです。
…でも…。
なぜか朝から事務所で残作業してる訳ですが…。
あぁ…今回もまたいろいろ悩まされそう…。
先週末、Mr.mudさんと怪人M氏と僕の3人で伊豆大島へ行ってきました。
4年前は裏砂漠目当てでセローを運び込みましたが、今回の目的は夜釣り。
僕は離島での夜釣りは初めてです。一体何が釣れるやら?
わくわくしながら金曜の夜23:00に竹芝桟橋から東海汽船・さるびあ丸で出港。
翌朝、土曜日の5:10、伊豆大島の岡田港に到着。
空は曇りがちで、ここ最近の猛暑が嘘のような涼しさです。
とりあえず予約していたレンタカーを借り、周辺のテトラ帯で小手調べに探り釣り。
キュウセンやオオスジイシモチ・ネンブツダイ、果てはキタマクラ程度しか釣れず。
どうも工事中の現場だったようで8:00近くに追い払われてしまいました。
少し離れた場所で朝食のカップ麺を啜って、今後の方針を3人で相談します。
相談の結果、大島で一番大きな元町港へ移動することに。
アカササノハベラが何匹か釣れましたが、あまりアタリはありません。
メインは夜釣りなので午前中で納竿し、体力を温存することにしました。
お昼直前、僕の竿に31cmのブダイが掛かったのは嬉しい誤算。
釣れた獲物はMr.mudさんの手で次々と干物にされてゆきます。
車に荷物を仕舞って昼食へ。
港の近くにあったおともだちという食堂へ入りました。
僕と怪人M氏はべっこう丼の大盛、Mr.mudさんはクサヤ(青ムロ)定食の大盛を注文。
べっこうとは島唐辛子醤油に白身魚の刺身を漬けた調理法だとか。
今日はメダイを使ってるそうです。ピリリと辛い独特の漬け丼でした。
その後、元町港周辺の釣り場を物色したり、地元の釣具屋で小物類を補充。
後は夜まで休息しよう、ってことで4年前にも休憩に使った御神火温泉へ。
ひとっ風呂浴びてから、広間で横になって体を伸ばします。
往路の客船が椅子席で満足に眠れなかった分を取り戻すように夕方まで仮眠。
薄暗くなる頃から再び釣り開始。
今回のメインターゲットはハマフエフキという大型の魚です。
ゴツい仕掛けにユムシという餌を付けてのブッコミ釣り。
それとは別に短竿で足元に垂らし、小物も狙います。
が。なかなかアタリがありません…。
大物狙いの竿はもちろん、小物用で釣れるのもオオスジイシモチなど雑魚の雑魚。
期待していた夕マズメの時間帯も過ぎてしまいました。
「昼のブダイが一番の獲物なんて結果になるのかなぁ…」と心配した頃、僕の短竿に渋いアタリが。
重たいのですが、あまり魚らしくない引きです。
上げて見ると、現れたのは小型のイセエ…じゃなくて、大島ザリガニモドキ!!
驚いていると周りの人も寄ってきました。
本来獲ってはいけないらしいのですが、地元の漁協関係らしい人が
「ま、専門に狙ってた訳じゃないし、良いんじゃね?」と言ってくれたのでとりあえずキープ。
その後、Mr.mudさんにもう少し大き目のヤツ。さらに、怪人M氏には特大サイズが!
思わぬお土産を手にすることができました。
お土産を確保できたところで合間を見て食事を取りました。
今回は道具を本土から持ってきての自炊です。
昼間作った干物にMr.mudさん特性の味噌汁、美味かったです。
エビの他に僕が釣ったのはドンコ(エゾイソアイナメ)。
大きさは40cmくらいでかなり良い型でした。
小型のトラウツボも釣れましたがこいつはリリース。
怪人M氏はテリエビスやタカノハダイなど釣り上げてました。
それぞれ小物狙いの竿ではいろいろ釣れましたが、肝心の大物竿は空振りのまま。
そのうち、車の中や堤防の上で仮眠を取って夜通し竿を出しました。
明るくなってくるに釣れ、また釣り人の姿が増えてきます。
夜が明けてから、Mr.mudさんがチョウチョウウオ科シラコダイを上げましたがリリース。
最後に大物竿でウツボを一本上げたところで納竿。晴れて随分と暑くなってきてます。
目的のハマフエフキは釣れませんでしたが、外道バスターズらしいお土産は確保できました。
7:00ごろ、荷物をまとめて御神火温泉裏手の公園に移動。
キャンプ場も兼ねてるのか、丁度、BBQの施設などもありました。
ここで米を炊いて朝食です。腹一杯食べた後は各自ゴロ寝。
さすがに一晩釣り続け、クタクタに疲れてしまいました。
昼近くに起き出して、出港前に島を一周することにしました。
波浮港の辺りの防波堤や筆島の辺りはずいぶんと波が荒かったです。
出港時間が迫って少しあせりましたが、GSで給油してから岡田港へ。
レンタカーも無事返却して、14:20、さるびあ丸で大島を後にしました。
船内では発泡酒を軽く煽ってから、すぐに寝てしまいました。
完全に熟睡して、ようやく起きたのは夕方です。
昼飯を抜いていたので、持ち込んだカップ焼そばを皆で食べました。
18:30、東京港に戻って解散。皆様お疲れ様でした。
そして今週の水曜日。いつものKannaで林道仲間を集めての試食会。
やはり人気は大島ザリガニモドキでした。さすが別格の美味さですねー。
その他にもドンコやウツボ料理を堪能しました。こちらも美味しかったです。
特に揚げてチリソースを絡めた中華風のウツボは絶品。良い仕事してますね~。
何が釣れるか分からない、それが離島の面白さです。
今回も予想外の獲物が上がって実に楽しかったですねー。
でも次回はハマフエフキを仕留めたいなぁ。
Mr.mudさん、怪人Mさん、お疲れ様でした!
※怪人M氏による釣行記はこちら。
「林道への案内板」というサイトがあります。
全国津々浦々の林道情報が分かりやすくまとめられていて、私も活用させていただいております。
林道好きで知らない方はまずいないでしょう。
さて。ここの掲示板が最近少し荒れてます。
問題なのは↓こちらのスレッド(トピック)。ま、ご一読ください。
http://www.rindo21.com/rbs/rbs/3354.html
(そのうち削除されるでしょうから、念のためウェブ魚拓も取っておきました)
・林道走行のオフ会に参加して怪我をしたが、その場では何もせず
・その3ヶ月後になって事故証明が必要になったのだが、主催者が協力してくれない
もともとはそんな内容の相談でした。
皆、親切にアドバイスしながらも「でも、基本的に自己責任だから」
「その場で警察に通報しなかったあなたにも非はありますよ」と一言忠告していきます。
それらのレスを受けた後のスレ主の反応が実に酷い。
「彼(オフ会主催者)の関係者からのバッシング」
「思いやり、助け合いの精神は、感じられませんでしたね」
(゚Д゚)ハァ?
ほとんどが当たり前の意見なのですが、自分が否定されることに耐えられないのでしょうか。
私も存じ上げている温泉玉子氏も親切にレスしていたのですが、あらぬ言いがかりをつけられる始末。
「リンク先のリンク先に主催者のサイトがあったから、面識がある関係者だ」と理不尽に決め付けられてしまいました。
林道好きなんて狭い世界、リンク先を二つたどれば大概どことも繋がるってーの(#゚Д゚)ゴルァ
…なんて、理屈を並べても聞く耳は持たないんでしょうけど…。妄想性人格障害じゃないかしらん?
スレ主の文章力に難があるため経緯や真意が読み取りにくいですが、事故へ同情は消え失せました。
事故証明の件で協力してもらえなかったのも、本人に何か問題あるのではないかと勘ぐらざるを得ません。
私は基本的に一人で走るのが好きで、オフ会やマスツーリングにはほとんど参加しませんが、
こういう方の存在を知ると、やはり主催者は大変だなぁと思います。
林道走行オフ会などでも、そのうちニュース沙汰になるような出来事が起こりかねませんね…。
※掲示板を管理しているうーたんさんも困ってるでしょうから、あちらには書き込まずにおくつもりです。
※この件に関してはみしぇるんでげおちぇろさんも一言書かれてます。
今年の夏休みもずらしました。
来週、再来週の三連休をつなげまして、9/15(土)~9/24(月)。
ドトーの10連休です。
今回の目的地は瀬戸内海。
四国の北部と山陽を走ってまいります。
この時期、台風が心配なんですよねぇ。
あ、大島の釣りレポはしばらくお待ちください。
今週末は伊豆大島で外道バスター(夜釣り)の予定です。
0泊三日という訳の分からんスケジュール。
東南海上では台風も発生したとか。
さてはて、いったい何が釣れますやら。
先週の日曜日に日帰りで茂来山周辺と御荷鉾スーパー林道に行ってきました。
そして、もうツーレポ書きあげました。早い俺! えらい俺!
http://s-dog.net/archives/000536.html
最近、近所に大阪名物のイカ焼きを売る店ができました。
専用のプレス機でジュー…っと焼き上げてくれます。
本場にも、そのうち一度行かなきゃなぁ…。
会津ツーレポも片付いたので、急遽日曜日だけ日帰りで出掛けることにした。
目的地は長野県の茂来山周辺と群馬県の御荷鉾林道、ロングダートの二本立てだ。
かつては一泊コースだったろうが、新セローになってからリエゾンのペースが速くなった。
そのお陰で片道150km程度のエリアまで日帰り圏が広がったのだ。
工具と簡単な装備だけを持って、7:15、出発。
練馬ICから関越道へ。8:20、上里SAで給油。
そういえば前回のツーリング中、マップケースの破れ目が広がり、また使い物にならなくなった。
モンベルのドライタンクバッグの一番の欠点である。これで2度目だ。
素材自体に欠陥があるので、パーツを取り寄せても無駄だろう。自分でどうにかせねば。
100円均一ショップでファイルケースを購入し、それをガチャックで固定してみた。
これでいけるか、一日走って試してみる。
藤岡JCTから上信越自動車道へ。
横川SAを過ぎた辺りから涼しくなってきた。
というかメッシュジャケットじゃ肌寒い。
こないだの東北での酷暑が嘘のようだ。
9:25、佐久ICで高速を降りてR141を南下。
R299を左折して茂来山へと近づく。
9:50、茂来山林道の北側に到着。
ダートをまっすぐ南下して茂来山登山道へ向かうものの、あえなくゲート閉鎖でUターン。
(今回はWoodland-Trailさんの地図を参考にどうぞ)
来た道を戻って広域基幹林道茂来線に接続。
山麓を反時計回りに巡る感じでフラットダートを快走。
景観は余り開けないが、時折西側に八ヶ岳が山容を現す。
西側の区間一帯は畑や人家がチラホラ現れる。
一度散策してる家族連れともすれ違った。
この辺りは舗装済みの区間も多い。
十二神社を過ぎてしばらく進むとダートが断続的に現れるようになる。
南麓に出るとさすがに暑さを感じる。
ループ走行を楽しみにしていた信濃沢林道は両入口ともゲート閉鎖。
残念。支線を少し走ってみたがすぐ行き止まり。茂来線本線に戻る。
その後もしぶとく未舗装路は続く。
幅員が狭さに絶えながら伐採作業スペースへ出た。
その先はまた広くて走りやすい路面に戻った。
東山林道があることをすっかり忘れて分岐はスルーしてしまった。
まぁ、すでにダートをたっぷり走ったからいいか。
11:30、林道を退出。r124を東へと向かう。
二車線の快走路は峠道になる手前で幅員が細くなった。
ウネウネと登って、11:40、群馬県と長野県の県境・ぶどう峠に到着。
群馬県側からツーリングの集団が次々とやってくる。早々に退散。
ウネウネのワインディングを今度は群馬側に下ってゆく。
11:55、中ノ沢林道の分岐が右手に現れたが工事中で全面通行止。
簡易バリケードなのでその気になればモゴモゴできそうだが止めといた。
こういう場合、どうせ重機で通せんぼされてたりするのだ。
R299を経由してr45へと接続。
塩ノ沢峠方面に右折して、12:10、峠のうどん・藤屋に到着。
ボリュームのある手打ちの極太田舎うどんで人気の店らしい。
忙しそうなので自ら厨房に赴いて野菜天ぷらうどん500円を注文。
よぼよぼの爺ちゃんが「時間掛かるで待っててね、すまんねぇ」とお茶を出してくれた。
僕の他にも予約してきた家族連れなどが次々とやってきた。
12:30になる前に「もう売り切れだで、すまんねぇ」という状況。
一日限定30食から40食だそうだ。僕はラッキーだったのね。
お茶を啜りながら待つこと、約20分。
野菜天ぷらうどんが大振りの木椀でやってきた。
そこらの店の倍はあろうかというボリュームだ。
天ぷらにゆで卵まで乗っていて500円は安い。
1cm角の極太麺はモチモチして、すいとんに近い食感だ。
カツオの利いた出汁とマッチして、懐かしい美味しさ。
こういう店に来ると、心から感謝したくなるんだよなぁ。
12:40、出発。
少し戻って湯の沢トンネルで峠をショートカット。
r45に再び合流し、南牧村へ出てr93を左折。
さて、これから御荷鉾林道へ向かうのだが、その前に給油しておきたい。
TMの印を頼りに西へ向かったが、そこのGSは休み。
Uターンして東へ向かったが、そこも休み。
こりゃ下仁田まで出なきゃならんか…と覚悟したら、すぐ先の3件目が開いていた。
「この辺で日曜にやってるのはここだけよ、10~15時だけどね」と店のおばちゃん。
むぅ。危なかった。気を取り直して西へと向かう。
13:15、羽沢の集落から分岐する御荷鉾スーパー林道の西端に到着。
今回は御荷鉾スーパー林道の西端から東端まで行くのが目的だ。
この区間は正確には村道羽沢砥沢線だが、旧みかぼ林道とも道標には書かれてる。
舗装路だが一応外さずにおいた。いざ、レッツゴー。
舗装路なのだが、ところどころ荒れている。拳大の落石も多い。
未舗装路より、こういう道の方が意外に転倒しやすいので気をつけて走行。
13:40、大仁田ダムで小休止。この先からようやく未舗装になる
ここからしばらくも意外に荒れた感じの路面だ。
一見フラットなのでスピードを上げたくなるが、上下に激しく揺すられる。
一度リアキャリアに積んでおいたリュックが落ちてしまった。
また、手製のマップケースのジッパーも壊れてしまった。
やっぱ安物はちゃっちぃなぁ…。
14:10、塩之沢峠でr45を横切った。
全面通行止の簡易バリケードがあるが(゚ε゚)キニシナイ!!
舗装区間を経て、14:20、八倉峠を通過。
やがて未舗装に戻るが路面状態はすこぶる良好である。
幅広のフラットダートでみかぼ森林公園を抜ける。
右に左にと展望も広がって快適な区間だ。
14:50、r46に一旦出て、ほんの少し南へ移動。
塩沢峠から再び御荷鉾林道へ突入。ここから長い舗装区間が始まる。
分岐で案内図を撮影している四輪ドライバーがいた。
同好の士だろうか、この先しばらく抜きつ抜かれつして進んだ。
この区間を走るのは初めてなので、開通記念碑があることも初めて知った。
地元選挙区出身の「内閣総理大臣 中曽根康弘」の署名が印象的だ。
r71に出て、西御荷鉾山の南麓を横切る。
15:00、巨大な剣のような像が左手に現れてびびる。
由来の石碑を呼んでみると、どうやら御荷鉾山に引っ掛けた鉾(ほこ)らしい。
でも鉾ってもっと長い柄じゃ…。まぁいいけど。
15:06、投石峠からまた林道区間に戻る。
東御荷鉾山の南麓を経て雨降山へと進む。
南側の景観がなかなか良い。
15:25、青少年野外活動センターの先から未舗装が復活した。
この区間は正確には林道栢ヶ舞(かやかぶ)線だが、細かいことは言わないでおこう。
幅員は狭く、ジメジメと荒れた路面で森の中を抜ける。やがて舗装路に出た。
今来た方向を矢印で指している『ミカボスーパー』と書かれた看板があった。
「スーパーマーケットと勘違いする人はいないかな」などと思いつつ記念撮影。
右手から火薬の炸裂音が聞こえて吃驚した。ここ射撃場があるのね。
15:40、R462へ出て、ようやく林道を退出。
羽沢の分岐からここまで70kmちょっとで約2時間半。
はぁー、休み休み来たが、さすがに疲れた。
15:50、道の駅・上州おにしで小休止。
水分を補給して次のルートを考える。
そういえば長瀞にカキ氷で有名な店があった。
ここからなら帰りに寄るのも丁度良い。ってことで出発。
国道は混むので、山間部をショートカットして長瀞へと向かう。
16:20、阿佐美冷蔵に到着すると予想以上の長い行列が出来ていた。
駐車場に停めようとしたら交通整理のおっちゃんに「売り切れ」の看板を指差される。
むぅ。残念だが仕方あるまい。また来よう。
諦めて帰路に着くわけだが、R140は大渋滞している。
親鼻橋で荒川を渡って、裏道のr82へ移動した。
こちらも車が多いが流れは速い。
信号待ちしている脇を擦り抜けたりしながら花園方面へ急ぐ。
…と、いきなり路肩に白い仔猫の死体が!
轢かれたばかりなのだろう、綺麗な状態だがブレーキは間に合わない。
たまらず尻を浮かせてみたが、ムギュ!ムギュ!と前後輪で踏む感触がステップから伝わってきた。
あぁー…、猫派の僕としては実に辛い。ごねんね、猫たん。
ともかく忘れよう。さっさと忘れよう。ムギュゥ…。
16:55、道の駅・はなぞので高速道路に乗る前の小休止。
帰る途中のマスツアラーや家族連れで混み合っていた。
食べ損なったカキ氷の代わりに、スイカのソルベで涼をとる。
17:10、花園ICから関越道に乗り、すぐ先の嵐山PAへ寄り道。
以前、こんな記事を見かけて、ここのうどんに興味を持ったのだ。
昼と同じ天ぷらうどんではちょっと芸が無いので、ざるうどんを注文。
食べた感想は…うーん、普通のPAのうどんだなぁ…。
17:55、三芳SAで給油して、がーっと走り、18:30、帰宅。
思ったよりもずっと早く帰宅できた。疲れも以外に少ない。
急遽決まった日帰りツーリングだったけど、楽しかったニャー。
北会津ツーレポ、2日目をようやくアップしました!
はぁ、短くするつもりがいつも通りの文量ですね…。
http://s-dog.net/archives/000534.html
今回のツーリングで幕営用に購入した真空パックの棒鱈煮。
結局食べずに持ち帰ったのですが、今日冷凍させといたのを温めて食べました。
干した魚介特有の旨味に素朴な甘さが滲みて美味しかったです♪
先々週に行ってきた北会津のツーリングレポートをアップしました。
久々のソロ野宿ですが、やっぱいろいろありますね。
http://s-dog.net/archives/000532.html
2日目は今しばらくお待ちください~。
この一週間、塩鯖に接続できない状態が続いてすみませんでした。
管理してる友達が帰省してて、如何ともし難く…うーん、私も参ってました。
さて。
冷凍庫で凍らせて食べる『あんずボー』。食べたことありますか?
「うわー、懐かしい」って仰る方も多いでしょう。
そんなあなたに衝撃の事実をお知らせします。
『あんずボー』は、なんと関東ローカルの食べ物です!
そうです。関東以外の人間はほとんどその存在すら知りません。
僕も初めて口にしたのは、わずか数年前。
差し出さした相手は「懐かしいー」との感想を期待していたようですが、
静岡出身の僕は「何これ?」という疑問しか思い浮かびませんでした。
何かパッケージが美味く切れず、ベトベトした印象が残ってます。
関東出身の皆さん。
「あんずボー」を勧める際には、相手の出身地にも注意しましょうね。
あれ、初めて食べると、結構衝撃的な味ですよ。
慣れると美味しいけど♪
5:00過ぎに起床。さすがに涼しい。
外に出て川縁を少し歩いてみると早速アブが現れた。
が、覚悟していたより数が少ない。
よく見ると昨夜はいなかったトンボが混じってる。
彼らがアブを捕まえて食べてくれたのだろうか。
そう考えると、フライシートに留まるアキアカネが守護天使に見えてきた。
実際、オニヤンマの模型を虫避けに活用している渓流釣師もいるらしい。
とりあえずテントに戻り二度寝。
6:30頃に再び起き出した。朝飯は昨夜の残りの枝豆を少々。
足りないが外へ出て調理する気力は無い。
日が差して気温が上がる前に撤収したい。
しかし、外にはアブがまだ群れている。
気温が上がればアブもいなくなるだろう。
となると、気温が上がってから撤収するしかない。
パラドックスに葛藤しつつ、テント内の荷物をまずは片付け。
7:30頃にはアブはほとんどいなくなった。
ほっとして外に出てテントを撤収開始。
夜露を充分乾かして、8:05、出発。
それにしても昨日からアブのことばかり書いてるな。
まず向かったのは広河原沿いの滝沢林道。
r4の分岐を右折して上流へと向かう。渓流が美しい。
釣堀を過ぎたところで東沢と西沢に分岐する。
とりあえず東沢へ。このピストン林道の最奥には温泉があるらしい。
看板もあって、交通量も多い。
8:55、湯ノ沢間欠泉・湯の華に到着。
手持ちの版のTMには記載すらされてない秘湯である。
昨夜は濡れタオルで汗を拭いたきりで風呂に入らず終い。
丁度良いタイミングだったので、予定外だが料金600円を支払って入浴。
間欠泉は露天風呂になっており混浴である。
お湯は温めで僕好みなのだが、ここでもアブに悩まされた。
何本もの蝿叩きが備え付けられているが余り役に立たず。
タオルで髪の毛を隠し、お湯の中に身を潜めて絶えるのみ。
やがて家族連れが入ってきたので、頃合を見計らって上がった。
さっぱりしたところで、9:30出発。
分岐まで戻り、西沢沿いの滝沢林道本線を登る。
この道は本来なら谷地平で葡萄沢林道や五枚沢林道にへと繋がるはず。
しかし、完走の報告は見た事がない。どうなっているか確かめてみよう。
しばらくはいくらか交通量があるらしいダートが続く。
轍はやがて草むらに消え、軽めの土砂崩れが現れ始めた。
いくつかの盛り土を越えたが、蓬沢との分岐付近で断念。
頑張ればもう少し進めそうだったが、どう見ても行止りの気配だ。
Uターンしてr4へ戻る。既にかなり暑くなっていた。
10:40、昨日も訪れた道の駅・田沢なごみの郷で小休止。
朝食が極少量だったので腹の足しに玉こんにゃくを食べた。
久しぶりで美味しく感じる。
休憩を終え、R121で喜多方方面へ。
大峠トンネルを潜り日中ダムに寄り道。
喜多方市街を避けるように迂回してR459へ接続し西へと向かう。
そろそろ昼飯なのだが今日も喜多方ラーメンは食べずにスルー。
R459は幅員が狭く、ワインディングが続く酷い道だった。
ウネウネカーブがいつまで経っても終わらない。
うんざりした頃、11:45、山都町の宮古集落に到着。
ここは蕎麦を供する民家が多い蕎麦集落なのだ。
僕は国道をちょっと外れた場所にある予約不要の店・西村屋へ入店。
暖簾があることを除けば、外観は全く、内装もほとんど普通の民家である。
仏間の大きな卓袱台の席に着き、そばセット1500円を注文。
刺身コンニャクや山菜などに加え、椀に盛られた蕎麦が3杯までお代わり可。
ピシッと冷水で締められた手打ち蕎麦がカツオの利いたツユに良く合う。
高校野球の中継をTVで観戦しながら、会津の味を堪能した。
食べているうちに店も段々混んで来た。
最後に麦茶をもう一杯いただいてお勘定を済ませ、12:10出発。
R459を西へ進み、宮野のGSで給油。やはり暑い。
さらに西へと走り、新潟県の県境手前の徳沢へ。
会津一帯の水を全て集めた阿賀川が越後へと注ぐ地点だ。
ここから阿賀野川と名前を変えて新潟で日本海へ流入する。
今回はここでUターン。r384を経由してR49に接続。
東の喜多方・会津若松方面へと舞い戻る。
12:55、道の駅・にしあいづで休憩。
復刻版の元祖磐梯サイダーで渇いた喉を潤す。
ここからしばらくはリエゾンに徹して舗装路を走る。
r16からr340、r43と走り繋いでR49に再び合流。
湯川村から河東町はr33でショートカット。
十文字屋、会津慈母大観音像をスルーして三度R49に合流。
14:15、猪苗代湖の手前で西岸を南下するr376へと右折。
猪苗代湖の西南岸を半周しようと思ったのだが、随分混んでいる。
ちょっとした砂浜は全てマリンスポーツを楽しむ家族連れで埋まっている。
タダでさえ狭い道が路上駐車のせいで対向車とすれ違うのもままならない。
舗装林道の赤崎小倉沢線で南岸に至っても状況は変わらず。
かつてキャンプしたこともある秋山浜も大混雑だ。
健さんが先日ここで幕営した時は、夜中まで騒がれ随分迷惑したらしい。
15:10、渋滞を逃げるようにして林道横沢舘線の入口にたどり着いた。
しかしゲートは閉鎖され、工事中の看板が立っている。
いつもならモゴモゴするのだが、だいぶ疲れていたため今回は素直に退散。
r6を東へと移動して、15:20、日山源田林道の起点に到着。
沢沿いはフラットだが、峠道に掛かると多少荒れてくる。
トラバース気味の勾配の少ない道で峠を越え、降りルートへ。
日山源田林道を退出し、15:50、r6へ戻った。
右折して郡山市街を目指す。
16:20、イトーヨーカドー郡山店に到着。
目当ては1Fにあるパン屋さん、ロミオ。
郡山にしか売られていないクリームボックスというパンを求めてここまで来たのだ。
購入して店を出て早速食べてみた。
厚く切った小さなサイズの食パンに、ミルククリームがたっぷり乗っている。
想像通り甘いが、それほどしつこく無く、なかなか美味しい。
オヤツには丁度良いかも知れないな。
16:40、出発。
郡山市街を南下して郡山南ICから東北道で帰路に付いた。
まだお盆休みは始まったばかりだ。上り方面は空いている。
東京の熱帯夜のことを考えると気が乗らない。
しかしまぁ、少なくとも今夜はアブの大群の心配はあるまい。
世はお盆休みの始まりの頃、久々のソロキャンプツーリングに出かけた。
ツーリング自体、山菜塾以来の約2ヶ月ぶりである。
向かったのは会津。帰省ラッシュの渋滞は避けられまい。
6:30、珍しく朝飯を食べてから出発。
大泉から東京外環自動車道へ。
すでに渋滞は始まっていた。
川口JCTから東北自動車道へ。
8:00、佐野SAで給油&小休止。暑い。
9:20、那須高原SAでもう一度休憩。すこぶる暑い。
10:10、郡山JCTから磐越自動車道へ。
ちなみに郡山から国見まで渋滞60kmの表示があった。
その後70kmにまで達したらしい。
トンネルをいくつか潜り、10:30、磐梯山SAで給油。
磐梯河東ICを降り、R49からr64で会津若松市街を南下。
11:00過ぎ、開店直後のむらいに到着。むちゃくちゃ暑い。
僕が最初の客だったが、予想通りその後すぐに混雑し満席になった。
注文したのはロースカツ丼、1000円。
15分ほどしてソースの滲みた分厚いカツが乗った丼が出てきた。
十文字屋に勝るとも劣らぬ迫力だ。並盛りだが量が多すぎる。
何とか食べきったが苦しい…。
11:45出発。北上して鶴ヶ城(若松城)に寄り道。
腹ごなしに少し歩き回ってみたが、やはり暑い。
山へ急ごう。
R118からr69へと繋いで北上。
市街地は渋滞していたが、郊外へ出るといくぶん空いて来た。
r7~R121と経て、喜多方市街でr335へ接続。
13:00、五枚沢林道手前の塩ノ沢に到着。
まず右手に分岐する林道二ノ倉山線を登ってみた。
グイグイと簡易舗装の道で標高を挙げる。
尾根沿いの道になる頃から、ほとんどダートになった。
日当たりが良すぎて暑い。山に来た意味がないぞ。
二ノ倉山山頂を右手にやり過ごし、8kmほどで行止り。
Uターンして分岐まで戻ったのは13:45。
続いて五枚沢林道へ。断続的なダートが続く。
沢沿いの道から、やがてジグザグの九十九折れに。
途中、湧水があった。冷たくて美味い。
もちろん幕営用にも汲んでおいた。
峠が近づくにつれ、荒涼とした景観に変わってきた。
木曽の月夜野沢林道を髣髴とさせる雰囲気がある。
14:20、山形県との県境に到着。
むぅ。通行止・立入禁止のテープが張られている。
ここは久々に脇をモゴモゴさせてもらおう。
谷地平と呼ばれる湿原を抜け、左の葡萄沢林道方面に進む。
ウネウネと下って沢沿いの道に出た。
14:35、葡萄沢林道の起点に到着。
ここも通行止の標識があったがバリケードなどは皆無だった。
ここまで特に困難な場所は無い。何故通行止めなんだろう?
左に曲がって飯豊トンネルをチェック。
既に開通して数年経つらしいのだが何故か完全通行止。ちぇ。
Uターンして舗装路を白川方面に進む。
広い道だが落石がゴロゴロし、流水が路面を覆っている。
なんだか、完全放置状態だ。…っと、路肩に一台のXRが停まっていた。
ライダーに声を掛けると、どうやら流水路面で転倒し負傷したらしい。
「知り合いに連絡済ですので」とのことなのでそのまま分かれた。
岳谷親水公園の手前にようやくバリケードが。
なるほどここから通行止のはずなのね。
釣堀のある三叉路を左折して、大日杉登山口へ至る林道へ。
入口左手の岳谷親水公園にはテントが一つ二つ張られていた。
登山口までの未舗装林道は登山客の車輌で踏み固められていた。
3kmほど快走して大日杉登山口に到着。車でごった返す中をUターン。
念のため、途中の砂防ダムの上流側の河原を確認。
幕営に向いてそうだ。時間的にはまだまだ早いが一応覚えておこう。
釣堀の分岐を左折してr378を北上。
15:05、右手に分岐する中津川林道を右折。
草むらに覆われてる区間さえ抜ければ、その先は走りやすい。
東へ東へと進んで広河原を経由して、さらに東へ。
権平峠を抜ける道も加えてr4へと抜けた。
中津川林道からここまでの区間で断続的にダートが20kmほど。さすが東北だ。
R121に出て、道の駅・田沢なごみの郷で小休止。
その後、米沢市街に出て買出し&給油。
なかなかGSが現れず、中心部まで走るはめに。
途中、ファミリーマートでラムネ味のシャーベットを食べる。
冷たくて美味い。
幕営地を求めて唐戸屋林道へ着いたのは17:30。
途中、鬼面川貯水池にちょっとした公園があった。
しかし道路に面して何の遮蔽物も無く、幕営は不向きっぽい。
特に休日前夜のダム湖は要注意である。
夜中に爆音車が来る可能性が高い。
唐戸屋林道に入ってすぐ左手に沢へと下る支線があった。
降りきったところにスペースがある。蚊がいなければ最高だ。
と思ってバイクを降りた矢先、異変に気づいた。
僕とバイクの周りに得体の知れない虫の大群が飛び回っている。
大きさは蝿か蜂程度。それが数百匹はいようか。
な…なんだこれは…? 養蜂箱でも近くにあるのか?
言い知れぬ恐怖感ですぐにその場を撤退。しかし…。
動揺しつつ、その後も唐戸屋林道を探索したが、満足できる幕営地が無い。
そもそも僕の要望する条件が多すぎるのだろうか。
・本線に面していない(=人が来ない)
・近くに水場がある
・朝日が直射しない(夏場)
・風通しが良い(夏場)
虻蜂取らず、二兎を追うものは一途も得ず、で時間だけが過ぎてゆく。
そして18:10、支線のぬかるんだ下り坂で転倒してしまった。
久々に一日中走り回ったため、体力も底をついたか。
こうなったら仕方ない。これ以上探索はできない。
だいぶ遠いが、昼間チェックした大日杉登山口手前の河原に行こう。
18:20、唐戸屋林道を退出。r4を西へとひた走る。
途中、白川ダム湖畔にもキャンプ場があるのだが敢えてスルー。
盆休みは家族連れのオートキャンパーで混雑しすぎなのだ。
到着したのは19:00。あたりは既に暗い。
急いでテントを張らねばとバイクを降りた。
ところが、ここでもまたさっきと同じ虫の大群が襲ってきた。
うぎゃー! またかよ!
いったい、何なんだ、こいつら!?
一匹捕まえてみると、小さなサイズの虻だった。
帰宅後、調べたところイヨシロオビアブというのが正式名と判明。
丁度お盆の時期に大量発生して人や家畜を襲うらしい。
富山では、このアブのために廃村になった村もあるとか。(ソース未確認)
東北や北陸ではオロロやウルルという方言で呼ばれてる。
「このアブの大群に出会ったらオロオロするしかない」というのが由来だそうだ。
何とも恐ろしいアブである。ちなみに虫よけスプレーはあまり効かないらしい。
さて、再び出会った大群に一瞬戸惑ったが、途方にくれている場合じゃない。
ヘルメット・ジャケットからグローブまで完全防備なら、ある程度防げる。
バイクに乗る格好のまま、テントを設営。数百匹というのは大袈裟ではない。
ヘッドランプを付けると顔周辺にアブが寄ってくるため暗い状態で作業。
テントに入ったら夜中まで出ない覚悟で、出入り口をメッシュにする。
アブが侵入しないよう慎重に荷物を放り込む。
さらに折りたたみバケツに川の水を汲んでそれも中へ。
飲み水は貴重なので、洗いものなどは川の水で行うのだ。
そして最後にタオルで体を払ってから、素早く自分がテントの中へ。
2匹程度紛れ込んだが、そいつらはすぐに叩きつぶした。
外ではブンブン羽音が喧しいが、これでひとまず安心だ。あー、しんど!!!
バイク用装備は脱いで、すぐにTシャツ&短パン姿に。
出来合いの惣菜と枝豆をつまみにビールで晩酌開始。
沢筋と平行にテントを設営したのだが、風が無くて暑い暑い。
こういう状況を見越して持参した団扇を扇ぎながらグビグビ飲む。
食事の準備もしてきたのだが、晩酌だけで腹一杯になってしまった。
デザート用の青リンゴで締めとしよう。
22:00にもなると、外のアブの気配はさすがに無くなった。
恐る恐る外へ出て、ほっとしながら寝る前の小用を足す。
見上げれば頭上には満天の星空が広がっている。
「来て良かったな…」
…と脹脛にチクリ。にゃろー、まだ残ってたか!
あぢぃぃぃぃっぃいいいいいっ!!!
今週末はどこか涼しいところへ行って、一人のんびり楽しむどー!
という決意。
Mr.mudさんと怪人M氏と私の3人でアナゴの夜釣りに行って来ました。
と言っても、先週の話ですが。
※ デジカメを忘れてしまったので写真は全て怪人M氏からお借りしました。
釣り場は清水。
15:30、清水魚市場・河岸の市に集合して、有名店のおがわで食事。
次郎長丼の大盛を注文したのだが、具も飯も量が多すぎて食べきるのに苦労しました。
特にマグロは一切れでも三浦半島の某店に匹敵するかのような量。満腹です。
餌用にセグロイワシを1パック買って、それから釣具店に寄って、釣り場へ到着。
他の釣り人は地元のおっちゃんが豆アジをサビキで釣ってる程度。
他にも冷やかしは何名かいましたが、ほぼ3人で自由に釣る事ができました。
一応ブッコミ仕掛けは投入しましたが、暗くなるまでは暇な釣りです。
暇つぶしに渓流用の延べ竿でウキ釣りを始めてみました。
雑魚がいろいろ釣れます。小型メジナが沢山釣れたのは嬉しい誤算。
ブッコミは夜までは期待してなかったのですが、シロギスが喰ってきました。
Mr.mudさんの釣り上げた22cmの大物はなかなかの迫力です。
19:30、早速、本命のマアナゴ一発目が僕の竿に来ました。
その後もイワシ餌にポツポツとアタリが来ます。
平行してウキ釣りもやってたのですが、一番の当たりは24cmのキビレ。
他にもシマイサキやウミタナゴなど、いろんな魚種が楽しめました。
深夜、僕が買い出しに出かけてる間に僕の竿に大物が掛かったようで。
そのまま怪人M氏にあげてもらったところ、70cmオーバーのマアナゴ。
この日一番の大物でした。怪人Mさん、お見事!
夜が明けて、暑くならないうちに納竿。
今回の釣果は以下の通り。三宅島以来の大漁でした。
ウキ釣りの獲物を入れておいたスカリが重かったです。
マアナゴ10匹
メジナ14匹
シロギス6匹
キチヌ1匹
シマイサキ1匹
ウミタナゴ1匹
マハゼ1匹
ゴンズイ4匹他リリース多数
荷物を片付け、近場の公園に移動して鱗・ワタ・エラを取って活き〆処置完了。
由比のスマル亭で食事をしてから帰路に着きました。
富士ICから東名に乗り、眠気と戦いながら東京へ向かいます。
自宅に到着したのは9:40。一晩釣り続けてクタクタです。そのまま就寝。
その日の夜にKannaへ獲物を届けがてら、また三人で集まりました。
そして翌日。林道仲間の暑気払いを兼ねてKannaで宴会。
丁度、土用の丑の日だったのですが、ウナギの代わりにアナゴを堪能いたしました。
その他の料理も美味かった~。
釣って帰ってきたばかりだが、やはり食べるとまた行きたくなってしまいますね。
今回みたいな大漁ばかりじゃないとは思いますが、竿出してるだけで楽しめます。
ボウズなら清水魚市場で何か買って帰れば良いか♪
Mr.mudさん、怪人Mさん、また行きましょうね~。
もう2ヶ月も前のレポですが…こんなに遅れたのはさすがに初めてです。
お待ちしていた方、すみません。もともと不精な性質なのです。
レポも初期のころのように、もっと簡易にしたいなぁと思ってるんですが。
はぁ、とりあえず肩の荷が一つ降りた。
http://s-dog.net/archives/000527.html
昨日、池袋に知り合いの芝居を観に行きました。
ついでに以前から見たかった映画「キサラギ」も劇場で鑑賞したのですが、これが最高に面白かったです!
名作「12人の怒れる男」や、それをインスパイアした三谷幸喜の「12人の優しい日本人」を髣髴とさせる、
実に良く練られた台本が素晴らしかった! 役者も(・∀・)イイ!!
謎解きだけでなく笑いも随所にあり、館内のあちこちから笑い声が聞こえました。
本や映画など含めて、最近では一番のヒット作です。ぜひ、機会があったら観て下さい。
ってなわけで、今週も林道には出掛けてないです。すんません。
今日は出かけようかと思いましたがツーレポ書くことにしました。
あぁ…まだ飛騨があるのか…欝…。
http://s-dog.net/archives/000523.html
新潟・長野で大きな地震が起きてしまいましたね。
台風が逸れた後で不幸中の幸いかもしれませんが、被害の度合いが心配です。
ツーレポを書き終わって中野の街へ出てみたら『チャンプルーフェスタ』ってのをやってました。
毎年恒例のお祭りなんですが、台風の影響で順延されたようで。
エイサーのリズムやオリオンビール、島の食べ物…いろいろ思い出してしまいました。
3連休は北上の辺りへ行くつもりだったのですが台風で断念せざるを得ないですね。
山菜塾@飛騨も含めてツーレポ完成させるかな…。
最終日辺り、天気が回復してれば少し出かけられるかも知れませんが。
まぁ、何にせよソロキャンプツーリングはまたしばらく先となりました。ふぅ。
沖縄ツーレポ8日目です。あと一日分か。
http://s-dog.net/archives/000521.html
今週末からの3連休は天気悪そうですが、どうしたもんでしょうね?
ようやく沖縄ツーレポの7日目をアップできました。
もう7月ですか…こんなに掛かるとは思ってませんでしたが…。
モチベーションが上がらねぇ…。
http://s-dog.net/archives/000519.html
昨日、友達と飲むため池袋に行きました。
かつて池袋の地下街にあった『すなっくらんど』をご存知でしょうか?
戦後の闇市か、はたまたリドリースコットのサイバーパンクか。
カオスな雰囲気が立ち込める立ち食いの殿堂でした。
バブルの終焉の頃に取り壊されてしまったのですが、B級好きには惜しまれますねぇ。
今は『グランドキッチンみかど』という店が入ってますが、微かにその面影を残してます。
懐かしみつつハンバーグ焼そばを食べました。
沖縄ツーレポ6日目です。…ってか丁度一ヶ月前ですね(汗)。
今月中に終わるのかしら?
http://s-dog.net/archives/000516.html
大金を賭けて騙しあう…ライアーゲームという深夜ドラマ。
何かと話題になっているようですが見逃してました。
そこへ昨日、ニコニコ動画で過去の放送分の動画を発見。一気に嵌ってしまいました。
(↑ネタばれもあるのでコメントは非表示にした方がいいです)
古くはスティング、最近ではカイジやデスノートなど、コン・ゲームや頭脳戦が好きなんですよねぇ…。
今日、21時からの最終回3時間スペシャルに間に合わせようと昼間からガシガシ連続再生。
20:30にようやく見終わって、何とか最終回に間に合ったー!
…と思ったら3時間の内、2時間ちょっとはほとんど総集編、なんて落ちが待ってました。orz
ま、好きな感じのラストだったのですが、そういうやり方はいただけませんな。
話は唐突に変わりますが、先日、会社に『味噌』の訪問販売がやってきました。
前掛けをつけたおっちゃんが「信州の手作り味噌を…」ってな感じで。
良い品だったら買おうと値段を聞いてみたら「説明してからでないと値段は教えられない」とか。
(怪しい…)
仕事中で説明を聞く時間が無かったのでその場は帰っていただきました。
で、その後しらべてみたら、どうも大量の味噌を高額で売りつける悪質商法のようです。
長々と説明し、試食させて断りにくい状況にしてから値段を切り出すと…。
食べ物を訪問販売で購入した場合はクーリングオフできない、という法の目を突いてるらしいです。
世の中、油断なりませんな。皆様もお気をつけて。
サーバーがダウンしてノビノビになってますが、沖縄ツーレポの5日目です。
ようやく半分を超えました。がんばるぞー。おー。(←いまいち覇気が無い)
http://s-dog.net/archives/000514.html
今日は知り合いの芝居を見に淵野辺まで行きました。
ついでに昼飯を食べに橋本まで足を延ばしました。
目当ては駅前のサティに入っているパンダエクスプレスというお店。
アメリカの有名なチャイニーズ・ファストフードチェーンらしいです。
日本ではまだココと神戸にしか店舗がないそうで…。
釣りキチ四平さんのBLOGで見て以来、一度来てみたかったのです。
注文したのは4品コンボ。主食はチャーハンと焼そばのハーフ&ハーフ。
副食はオレンジフレーバーチキン、甘酢あんかけミートボール、エビチリ。
食べてみたら割と好みの味付けです。ボリュームもたっぷりでした。
そういえば昨日、沖縄で気に入ったルートビアも野方の輸入雑貨屋で発見しました。
東京でもいろいろアメリカのB級な味を楽しめるんですね。
ずいぶんと長いこと掛かってしまいましたが、サーバーが復旧できました。
停止したのが確か月曜日ですか。ご迷惑・ご心配をお掛けしました。
管理してる友達の都合で木曜日に再起動したのですが、すぐにまた停止。
マザーボードか電源ユニットか分かりませんが、サーバーの電源が入らなくなりました。
結局、HDDを抜いて予備のサーバーにデータをコピーしてシコシコと設定しなおし。
まだ美味く動作しない点などあるかもしれません。
今週、s-dog.net ドメイン宛にメールをお送りいただいた方は未着の可能性が高いので、
恐れ入りますが再送信してください。
沖縄ツーレポの続きや山菜塾@飛騨については、おいおいと…。
はぁ…疲れた(;´Д`)=3
まだツーレポは書いてませんが、実は沖縄の旅の最中にデジカメが壊れてしまいました。
結局、先週の頭に新しいデジカメを購入しまして、この週末の山菜塾@飛騨でデビューさせました。
ところが昨日の日曜日、飛騨のとある山中の沢でワサビを摘んでたときのこと。
ウェストバッグのジッパーを閉め忘れてて、デジカメが沢の流れにボチャっと水没…(ノД`)
あわてて拾い上げ、バッテリとSDカードを抜き乾くのを待つことにしました。
帰宅後、そろそろ良かろうとバッテリを入れてみたところ、せり出したレンズが電源を切っても引っ込みません…。
乾燥が足りないのかと、またバッテリを抜いて一晩放置。
今朝試してみたら、レンズは引っ込みましたが液晶に映るのはインチキ超能力者の念写みたいな映像だけ・゚゚・(つД`)・゚゚・。
「デジカメ 水没」などのキーワードで検索しても「買い換えた方が安い」というアドバイスばかり。
「一週間で買い替えかぁ…」と暗澹たる気持ちで一日を過ごしました。
で今日、帰宅後にもう一度電源入れてみると…。
なんと、液晶の映像も直ってましたヽ(´∀`)ノ
デジカメの寿命は間違いなく縮んだでしょうけど、とりあえず買い換えずに済みそうです。
それにしてもあのワサビポイントで去年もデジカメを落としそうになったんですよねぇ…。
今度、壊れたデジカメ持ってって、山の神様に捧げて来ようかなぁ。
沖縄から戻って一週間後。今年も飛騨での山菜塾が行われた。
天気予報では雨だが、シーズン終了間近なので延期もできない。
ただ我々には地元在住の飛騨の半人前さん(以下、飛騨半さん)という強い味方が居る。
雨でも平気な幕営地を紹介してくれるとの情報を信じて雨天決行とあいなった。
沖縄で壊れたデジカメも上位機種を買いなおして何の憂いも無くなった。
東京からのバイク組は私、怪人M氏、手下F君の三人。
伊那で昼飯を済ませてから、Mr.mudさんと木曽の開田高原で合流の予定だ。
7:40に環七沿いのコンビニで待ち合わせて曇天の東京を出発した。
ちなみに怪人M氏は数ヶ月前に愛車BAJAを盗難された。
結局BAJAは見つからず、泣く泣く新車のTW225を購入。
そして今回がそのお披露目となった。
中央道に合流して、8:30、石川PAで軽く朝食。
その後も心配していた天気は談合坂までは問題なし。
M氏のTWもなかなか速いペースで走れている。
大月を過ぎた辺りでポツポツ降り始めた。
僕は防水ジャケットを、F君は雨具を着ているが、M氏は普段着だ。
PAに入って着替えてもらわにゃ…と思っていたのに、なぜか初狩PAをスルーしてしまった。
笹子峠を抜けたら、いきなり豪雨。しかも寒い。
こりゃ、怪人M氏と言えどもやばいぞ!
「またスルーされちゃたまらない」とばかりに、M氏が先頭に出て釈迦堂PAに避難。
下着まで完全にびしょ濡れ。小刻みに震えながら荷物から着替えを引っ張りだしている。
PAを一つスルーしてしまい、本当にすみませんでした。(-_-;
トイレで寝間着と雨具に着替えて何とか落ち着いたようだ。
雨も少し小降りになってきた。
甲府盆地へ降りると雨の勢いは収まった。
ただ、釜無川沿いに標高が上がっていくに連れ、気温はどんどん低くなる。
小淵沢の辺りは10度代前半だったんじゃなかろうか。
それでも諏訪湖SAまで来たら、だいぶ温かくなってきた。
ここでもう一度休憩。
岡谷JCTから伊那谷に入ると太陽まで差してきた。
油断禁物だが嬉しいものだ。
11:40、伊那ICを降りて、11:50、元祖ローメンの店・萬里に到着。
僕は以前来たことがあるのだが、二人は初めてなのでこの店にした。
自信満々で勧めたローメンだったが、何故かこの日は麺がボソボソ。
箸で持ち上げるだけで千切れるほど茹で過ぎだった。うーん、残念。
食べ終わって、12:30、出発。
R361を西に向かい、権兵衛トンネルを抜ける。
12:55、R19を左折して南下し、13:00、木曽福島でR361を右折。
新地蔵トンネルを潜り、開田高原に出た。
13:20、Mr.mudさんと待ち合わせている旧開田村役場に到着した。
着いてしばらくすると物凄い豪雨。雷もなっている。
やがてMr.mudさんもやってきたが、しばらく屋根付きバス停で雨宿り。
雨がほぼ上がったところを見計らって雨宿り終了。
Mr.mudさんの案内で山菜ポイントに移動し、採取開始。
僕は昨年も来たのだが、今年はフキの生育が遅れているようだ。
その代わり、ワラビやウドが良い感じで残っている。
「これだけあれば充分」と言える量を確保した。
14:40、飛騨半さんとの合流地点に向かって移動開始。
雨の中、R361を高山方面に西走。
途中、西野の集落で買出しを済ませる。
長峰峠を越えて岐阜県に入り、高根の集落へと降りた。
15:15、すでに廃校となった中学校で飛騨半さんと合流。
ざっくり見て回ったが雨を完全に避けられる感じではない。
「もうひとつ廃校になったばかりの小学校もある」とのことでそちらに移動。
着いてみると木造屋根付きのガレージというか物置があった。
ところどころ雨漏りしているがこれは理想的だ。ってことで幕営地決定。
フライシートはいい加減な感じで各自テントを設営する。
そうこうしているうちに黒洋梨さんも遅れて登場。
いつも通りの昼過ぎ出発だったらしい。雨のため今回はバイクではなく四輪だった。
あらかた片付いたところで調理しながら晩酌開始。
まずは飛騨半さんが持参してくださった飛騨の味覚をご紹介。
朴葉寿司、煮たくもじ(略称:にたく)、ころいも、そしておなじみのけいちゃん。
さらに収穫したばかりの山菜も次々と調理された。
今回は僕がどうしても食べてみたかった鯖水煮缶とウドの味噌鍋にも挑戦してみた。
いろいろ調べてみたら長野では定番の料理らしい。
ちなみに鯖缶の消費量は長野が日本一で、ウドやネマガリダケなどの山菜と調理されるそうだ。
実際、手軽で予想以上に美味しかった。また試してみたい。
晴間を縫い、手下F君が飛騨半さんに連れられて林道探索へ出かけてきた。
戻ってきた泥だらけのXRが、なかなか様になっている。
一度も転ばずに済んだらしいがマシンに助けられたのだろう。そうに違いない。
19:00過ぎ、風呂を希望した僕と黒さんは飛騨半さんの車に同乗して近くの温泉へ出かけた。
向かった先は塩沢温泉・七峰館。
ここまで会う人会う人、皆に挨拶している飛騨半さん。ここのフロントの人も顔なじみらしい。
「高山市と合併する前は数十票で議員になれるほど小さな村だった」とは飛騨半さんの言。
うちの実家の集落もほぼ全員が知り合いだが、ここはそれ以上に狭い世間のようだ。
風呂は炭酸泉で、温泉らしい匂いも立ち込めていた。充分に温まって、さっぱり。
戻って、さらに宴は続く。満腹になったところで、僕は早々に就寝。
時折、思い出したように雨が降ったが、屋根のお陰で快適に寝ることができた。
午前3時頃、なにやら車がやってきて、幕営地の前に停まった。
飛騨半さんが外に出たので「知り合いかな?」と思ったが、ただトイレに行っただけらしい。
皆、寝静まっていたが目を覚まして外の話し声に聞き入っている気配がする。
「警察かな? 追い出されるかな?」と心配もしたが、結局、ただの暇な地元の若者だった。
4時くらいに帰っていったが、人騒がせもいいとこである。むぅ。
さて。翌朝は6:30くらいに起床。
黒さん以外、すでに皆起きていた。
昨日の残りで朝飯を済ませ、まったりとくつろぐ。
太陽が昇ると、皆待ちかねたように濡れた品々を干した。
TWの試走をリクエストされたM氏が校庭を走り回った。新品なのに泥だらけだ。
ま、本来オフロードバイクとして生まれたバイクだから、これで良かろう。
それにしても校庭をバイクで走り回るなんて、まるでどこかの学園ドラマだなぁ。
いつでも出発できるように荷物をまとめてから、山菜塾の後半戦に出発。
今度は飛騨半さんの先導である。黒さんはMr.mudさんのジム子に同乗。
マイペースでガンガン飛ばす飛騨半さんに、必死で振り切られまいと皆で付いて行く。
未舗装林道に入ってからも飛騨半さんのジェベルのペースは衰えない。
僕はセローで必死で喰らい付いていったが、後続のM氏が大きく遅れてしまっていた。
「だめだ、ノーマルのTWじゃ…」と追いついたM氏が肩を落とす。
曰く、タイヤはグリップしないし、サスは小さなギャップでもすぐボトミングしてしまう、とのこと。
すぐ後ろを手下F君のXRが難なくついてくるのも、余計に悔しいようだ。
未舗装路を実走してみて、TWの改造を真剣に考えはじめたらしい。
さて、山菜。まずは昨年も訪れた山葵(ワサビ)ポイントに到着。
6人が沢筋に散らばって、茎と葉をガシガシと摘んでゆく。
これまで食べるのが専門だった黒洋梨さんが、山菜採りをする姿を初披露。
記念にと写真を撮ったのだが、なな、なんとデジカメを仕舞う際、手を滑らせてしまった。
今週買ったばかりのIXY900ISは、無情にも沢の中に沈…(ノД`)
すぐに拾い上げてSDカードとバッテリを抜いた。後は祈るばかりである…。
ってなわけで、これ以降は手下F君からいただいた写真となる。
ポイントを移動して再び山葵を摘んだ我々は塩沢温泉の露天風呂をチェック。
この露天風呂、シチュエーションはバッチリなのだがお湯がぬる過ぎるらしい。
13:20、幕営地に戻り、各自荷物を積んで、13:50に解散。
我々バイク隊3人組は昼飯を食べに飛騨半さんと高山方面に進むすることにした。
Mr.mudさん、黒洋梨さん、お疲れ様でしたー。
さて、僕のリクエストで向かったのは高山の西にあるピクルの森という土産施設。
飛騨半さんの軽トラ(ジェベルも積んでる)に先導され、高山市街を横切る。
ご自宅へ寄ったり、渋滞に悩まされたり、給油を済ませたりでペースは遅い。
R158から、ようやく県道73号=せせらぎ街道へ左折できたのは14:45。
そしてピクルの森に到着したのは14:50。あー、腹減った。
ずいぶんと遅い昼飯になったなぁ…と思って自販機を見たら御飯類は全て『売切』の文字。Σ(゚д゚lll)ガーン
ここでの目的は漬物ステーキ定食、ただひとつだった。
それが食べられないのでは僕にとって意味が無い。うーん、困った。
と、僕の苦境を察して下さった飛騨半さんが馴染みの郷土料理屋に電話してくれた。
料金は高くなるが、どうやらそっちでも食べられるらしい。あっざーす!
ってなわけでUターンして高山市街へ舞い戻る。
ピクルの森は写真無し。またいつか来る日もあるだろう。
再び渋滞の車列に悩まされつつ、15:30、目的の店・京やに到着。
僕はそば定食1300円+漬物ステーキ550円を注文。
やがて鉄板に乗せられた熱々のヤツがやってきた!
鉄板で焼かれているのは紛れない漬物である。
それを卵で綴じてさらに焼き、醤油を好みでジャっと掛けて食す。以上、漬物ステーキ。
昔、保存のため雪に埋めて凍ってしまった漬物を、ストーブで焼き温めて食べたのが始まりらしい。
「飛騨で名物のステーキを食べてきたよ」と言っても嘘にはならない。…と思う。
そば定食には郷土料理のこも豆腐も付いてきた。素朴な味わいで美味い。
食べ終わって、16:00、出発。
この先の雨を予想して、レイングッズをフル装備する。
飛騨半さんとはここでお別れ。
二日間、いろいろとありがとうございましたー!
R158を平湯峠に向けて一路東進。
ガシガシと登って平湯トンネルを抜け、16:45、平湯のバスターミナルで小休止。
ここから阿房トンネルを抜け、松本へと下るわけだが僕以外の二人は初めての道である。
トンネルが狭く滑りやすいので充分注意を、と警告してから再出発。
途中から渋滞気味で、路面より眠気に悩まされつつ、17:50、松本ICから高速道路へ乗った。
ここまで来ればこっちのものだ。マイペースで岡谷JCTで中央道に接続。
やがて日は暮れ、闇の中をバンバン進む。ところどころ雨にも降られた。
随所で休憩しつつのんびり進み、22:00、環八で中央道を降りた。
ここでF君と別れ、自宅に着いたのは22:30。ふぅ。
歩き回って疲れたが、来年の山菜塾が今から楽しみでもある。
それにしても飛騨半さんとMr.mudさんは凄い。あの体力は異常だ…。
ところで水没したデジカメだが数日後に無事直った。
そういえば去年も同じ場所でデジカメを水没させそうになったんだよなぁ…。
今度、沖縄で壊したデジカメでも供えてくるか…。
沖縄ツーレポの4日目です! ようやく本島を離れました!
http://s-dog.net/archives/000510.html
今週末は飛騨へ山菜塾の予定ですが、ツーレポの続きはどうしたものか…。
宿題が溜まる一方です(つД`)
沖縄ツーレポ3日目アップしました。やっと三分の一だぁー。
http://s-dog.net/archives/000508.html
タイトルはTHE BOOMの島唄から。ツーレポを書くなかで、調べていろいろ知りました。
ラブソングかと思ってたら、もっともっと悲しい唄だったのですねぇ…。
沖縄ツーレポの二日目です。本島北部中心のレポっす。
http://s-dog.net/archives/000506.html
先日の木曜に運送会社からセローが届いたと連絡がありました。
来週、飛騨での山菜塾に無事参加できそうです。
ってか、それまでにツーレポをどこまで書けるかなぁ…。ふぅ。
大変長らくー、おまたせーいたしましたー。
沖縄ツーレポの1日目をアップしましたー!
http://s-dog.net/archives/000504.html
サイトの更新自体がほぼ半月ぶりですね。すんません。
続きもガシガシ書けるといいなぁ。
6:30起床。
昨日の若者たちがまだガヤガヤやってた。タフだなぁ。
朝飯はパック入り玄米とレトルトの中身汁。
昨夜の暑さで玄米が痛んでしまわないか心配だったが無事だった。
中身汁は昆布・カツオベースの優しい味。
香辛料を使わずにホルモンの臭みを解消してる。
今日は沖縄最後の日だ。17:10那覇発の便を予約してある。
荷物はほとんどバイクに積んだまま船便で東京まで送ることにした。
正午に那覇新港知り合いと待ち合わせている。
バイクを業者に預けたら、以後は彼の車で移動する予定だ。
食べ終わって、のろのろと撤収開始。
少し強めの潮風に煽られながらテントを畳む。
洗濯物と手荷物を選り分けて買出し用のリュックに押し込む。
管理人さんに挨拶して、9:00、出発。
まず近所の古跡・玉城(たまぐすく)へ向かう。
入口に何の看板も無く一度素通りしてしまった。
グスクロード公園でUターン。9:15、到着。
玉城(たまぐすく)はこれまでのグスクよりずっと寂れた場所だった。
始祖アマミキヨが築いたと言われる古い城跡だけのことはある。
門は天然の岩を穿って作られたものか。海の眺めが素晴らしい。
あちこちの拝所はきちんと掃き清められていた。
続いてひめゆりの塔を再訪。
R331を西に走り、10:00到着。
時間が余ってるので平和祈念資料館を見てみる。
やはり辛い。かわいそうに。
戦争の酷さや沖縄と日本政府の関係を考えてしまう。
見学を終え、11:00、出発。
ダートを求めて国道から南へと外れてみたが、よくわからず。
11:15、沖縄本島最南端の喜屋武岬に到着。
景色が素晴らしい。先の大戦で多くの島民が亡くなった悲劇の地だ。
求めていたダートの入口が脇にあったが、時間がそろそろ無いのでパス。
県道3号を北上して、11:25、R331に合流。
糸満市に向かう途中でビックアイスのアイスクリンの路上販売を発見。
売り子は可愛い女子高生だった。アイスを食べながらいろいろ話す。
昨日も探したのだが見つからないはずである。路上販売は土日祝日しかしてないらしい。
東京から来たことを告げると、驚いてた。
静岡には行った事があり富士山が綺麗だったとのこと。
薄給だろうけど、バイトがんばれよー。
市街地を北上し、那覇市でR58に接続。
那覇新港に向かう途中、友達に電話を掛けて待ち合わせ場所の最終確認。
12:10、那覇新港の琉球物流に到着。友達の車も目の前にあった。
とりあえず先にバイク引渡しの手続きを済ます。
リュックとタンクバッグを引っさげて、友達の車に同乗。
飛行機の搭乗時間まで案内してもらおう。
まず向かったのは昼飯も兼ねて国際通り。
12:30に到着。パーキングに停めて歩いて回る。
歩行者天国ではパフォーマンスや落書きをやってた。
第一牧志公設市場は残念ながら休み。昨日、寄っておけば良かった…。
だが、その角でミキが売られていた。
これはあちこち探しても見つからなかった飲み物である。嬉しい♪
白い色だが、あの玄米とほとんど同じ味・食感。
原材料名を確認したが小麦は使われていなかった。
別の通りに移動して食事する店を探す。
出来れば鮮魚が食べたかったが、なかなか良さ気な店が見つからない。
とある居酒屋のランチメニューで妥協。
僕は寿司定食、友達は刺身定食を注文。
ついでにカーエー(ゴマアイゴ)の刺身も注文。
味噌汁以外はなかなか美味かった。
寿司は沖縄独特の魚が乗ってるのだろうが、名前は聞かず仕舞い。
友達が職場に用事があるらしい。(ちなみに小学校教師)
食事を終えて車で彼の職場の小学校へ移動。
途中、漫湖でラムサール条約のマングローブ林を見る。
友達は職業柄センターのスタッフと顔見知りらしい。
「○○先生にはいつもお世話に…」とか言われても困る。
時間に余裕が無いので写真だけ撮ってそそくさと撤退。
それにしてもこの湖の名前、なんとかならんものか。
14:40、彼の勤務先の小学校に到着。
担任の教室で挨拶運動の告知を黒板に書いていた。
学校の中に少し入れてもらったが、独特の匂いが懐かしい。
って言うか、知り合いが仕事してる姿を見ると違和感を感じるね。うん。
沖縄の次代を担う子供たちをよろ。
移動して15:00、JEF・豊見城店へ到着。
A&Wと同じく、沖縄にしかないファストフードショップである。
僕はぬーやるバーガーとゴーヤージュースのセットを注文。
ぬーやるバーガーはゴーヤーと玉子を焼いたやつとポークが挟んであった。普通に美味い。
一方のゴーヤージュースは最悪。我慢して全て飲んだが、苦くて糞不味い。
これまで口にした食べ物・飲み物の中でも5指に入る不味さである。
改めてルートビアを注文。とても美味く感じる。
これで飲み納めだと思ったが、後日東京の近所の店で発見できた。
瀬長島に最後の寄り道。那覇空港から発着する飛行機がよく見える。
天気の良い日曜だけあって、大勢の人々が釣りやマリンスポーツを楽しんでいた。
15:40、那覇空港に到着。
ここで友達とはお別れ。お世話になりました。
空港はANAのシステム不具合で大混雑。
幸い、SKYは空いていたが、危うく帰れなくなるところだった。
時間に余裕を持って無事搭乗。
17:10、那覇を出発。さらば沖縄、またいつか!
機内では真横から差す西日が暑かった。
19:30、何事もなく羽田に到着。もう、すっかり暗くなっていた。
気温は沖縄より低いのだが、やはり何か嫌な感じの暑さである。
この後も日を改めてバイクの引き取りもあった。
準備から帰還、ツーレポ完了までいつになく時間の掛かった旅だった。
やはり沖縄は遠い。でもそれだけに充実感も達成感も格別だ。
幸い天気にも恵まれて、良かった良かった。またいつか行きたいなー。
石垣島最後の朝は7:00起床。
曇り空で日差しはたいしたこと無いのだが、湿度が高くやたら蒸し暑い。
今日は空路で沖縄本島へ戻らねばならない。
とりあえず近所のMAXバリューへ朝食を買いに出かけた。
おむすびと昆布の炒め物(クーブイリチー)で飯を済ます。
ゆかさんに挨拶してから出かけようと思ったのだがなかなか起きてこない。
そうこうしている内に同室の女性は波照間へ出発してしまった。まぁ、いっか。
仲良くなったペドロ夫妻にアディオスと告げて8:00頃に出発。
さらば、サンダルはうす。3泊4日、お世話になりました!
ガソリンを満タンにしてレンタカー屋・オートランドへ向かう。
バイクを返して空港へ車で送ってもらえた。
車内で運転手のおばちゃんと話すうち、石垣島を昨年直撃した台風の話題になった。
サイドブレーキを掛けた軽トラが風で道路に移動してたとか電柱が20本も倒されて停電したとか。
今年は一転これまで空梅雨が続いており、水不足が心配とのこと。ふむ…離島は大変なのね。
石垣空港に到着してすぐ登場手続きを済ませる。
8:55、JTA600で石垣を発った。
空からの眺めは残念ながらほとんど雲ばかり。天気大丈夫かなぁ。
9:45、那覇空港に到着。天気は雨だ。滑走路が濡れている。
荷物を受け取り、ちょっと迷いつつ駐車場へ向かう。
途中のコインロッカーでヘルメットと靴をゲット。料金は5日間で1600円。
コインをジャラジャラ入れるのが面倒臭い。
さて、バイクと荷物は果たして無事か…?
心配していたセローも荷物も那覇空港を発った時のままだった。
ジャケットとツーリングパンツを引っ張り出しトイレで着替える。
沖縄本島で行きたいスポットはもうほとんど前半で済ませた。
時間に余裕があるので、のんびり荷物を整理する。
そういえば宮古や石垣でずいぶんと日焼けしてしまったなぁ。
皮膚の下に汗がたまって所々ブツブツ膨らみ始めた。我ながらキモイ。
10:40、出発。久々のセローはやはり安心感がある。
ムシムシしてシールドが曇りがちだが幸いもう雨は止んでいた。
まず向かったのは波上宮。R331を経由して、10:55、到着。
波上宮(なみのうえぐう)は琉球国一ノ宮だ。
琉球王府の帰依も篤く、14世紀頃には既に「琉球第一の神社」だったらしい。
派手な色の社殿と、境内に建てられた明治天皇の銅像が印象的だ。
沖縄で神道がどのように受容されてきたのか実に興味深い。
維新政府と沖縄の事情を考えると、銅像一つも意味深に思えてしまう。
続いて少し早めの昼飯へ。
市街地を抜け、11:15、沖縄一の繁華街・国際通りに到着。
バイクを停め、修学旅行生でごった返す人ごみを抜ける。
平和通の花笠食堂へ入り、注文したのはAランチ。
実は沖縄でAランチと言うと、肉系おかずがてんこ盛りで出てくることが多いらしい。
それを期待したのだが、うーん…少なくは無いが、多すぎでもない微妙な量。
ま、そこそこ美味しかったので良しとしよう。
食べ終わって、11:40、出発。
天気が回復してくれたのはありがたいが実に暑い。
県道29号を東へ向かい、11:55、首里城に到着。
これまで見た他の城と比べると、さすがに規模が違うように感じた。
日本三大がっかり名所のひとつと言われる守礼門を潜って先へ進む。
800円を支払って有料区域へ。
遺跡にしては破損度が低いため、やや趣きに欠ける。
とは言え、やはり当時のものを目の当たりにできるのは貴重な体験だ。
御庭とそれを囲む南殿・正殿・北殿の極彩色が目に染みる。
12:50、首里城観光も完了。さて…本日の予定はもう何も無い…。
近所に未舗装林道でもあればいいのだが、僕のツーリングでは実に珍しいことだ。
まぁ、仕方ない。本日のキャンプ地を探しに目星をつけておいたビーチへ向かおう。
数日前の北名城ビーチは、いざという場合の保険に取っておく。
12:55、出発。県道82号から県道86号と接続して南下。
県道137号を経由して、13:25、南城市の辺りでR331に出た。
まず新原ビーチへいってみたが、人が多すぎる。
いかにも海水浴場という感じで民家も密集してるし、キャンプには向いて無さそうだ。
隣の百名ビーチは良い雰囲気だったが、既にビーチパーティが一組できあがっていた。
駐車場からビーチまで荷物を運ぶのも面倒そうだ。うーん、もうちょっと探してみよう。
途中、受水(うきんじゅ)走水(はいんじゅ)というスポットに寄り道もした。
14:20、少し東の志喜屋漁港によさげな公園を発見。
志喜屋やすらぎパークという民営のキャンプ場だった。
管理人らしいおっちゃんに話してみたらバイクだと1200円とか。
かなり高いが、釣りも出来そうだしまぁいいか。
さっさと落ち着きたかったのでここに決定。
テントを張ってから釣り餌と飲み水、食料を買出しに出かけた。
15:40、先日も訪れた奥武島の中本鮮魚店で列に並ぶ。
さかな、いも、ウインナー、もずくの天ぷらを購入。
ついでに近くの雑貨屋で釣り餌として冷凍サンマ70円を購入。
国道へ戻って東へ向かう。
16:20、垣花桶川(かきのはなひーじゃー)で名水を汲む。
前回と同じく水場まで徒歩の往復でくたびれた。
さらに東へ向かい、知念のAコープで食料を確保。
A&Wのルートビアを購入した店だ。一度寄ったとこばかりだな。
キャンプ地に戻ったのは17:10。
すぐに釣り道具を引っ張り出して海辺に腰を据える。
オリオンビールを飲みながらぶっこむが、アタリは全くなし。
最近作られた人口のビーチなのか、あまり生き物の気配が無い。
まぁ、糸を垂れてればある程度満足できるからいいんだけど…うーん。
適当な頃合に納竿。
一眠りしてから晩飯に湯で麺のカップ沖縄そばを食す。
麺の腰は足りないが、まぁまぁだ。
沖縄最後の夜にしては寂しいメニューだが、こんなのも良かろう。
200mほど離れた東屋では地元若者がビーチパーティーで夜通し飲んでる。
一気飲みはやってるが、酒と音楽を純粋に楽しんでる感じだ。
まぁ花火しないだけましか…と思ったら明け方にやりやがった。
ちぇ。日本中どこに行っても、夜の海+若者=花火なのかねぇ…。
6:30、起床。
今日は飛行機で与那国まで往復する予定だ。
予約してある便まで、時間に余裕がある。
とりあえず、PCで昨日の一日をまとめる。
昨日から宿泊しているスペイン人のペドロ夫妻と片言の英会話。
7:30、バンナ岳に散歩に出かける。
県道208号を北上。途中の商店でおにぎりとゲンキクールを購入。
昨日も来たバンナ岳公園スカイラインを登り、展望台に到着。
昨日よりはましな景色か。携帯で写真を取り直す。
ついでに景色を見ながら朝ごはん。
8:20、宿に戻って、飛行機に乗る準備を済ませる。
バイクで石垣空港へ向かい、9:20、到着。
チェックインもさすがに慣れてきた。ナイフを持ち込んだりもしない。
JTA961便は予定通り10:20に石垣空港を発った。
30分ほどのフライトを経て、10:50、与那国空港に到着。
うわぁ…物凄い日差しだ。梅雨はいったいどこへ行ったのだろう?
とりあえず空港近くの最西端観光・SSKレンタカーへ向かう。
50ccのスクーターが3時間で2000円。
帰りの便は16:00発だから15:30過ぎに戻ってくればOK。
まず飯を…と思い、祖内集落へ向かう。
事前にネットで調べておいたマルキ食堂がなかなか見つからず。
実はネットの地図が間違ってたのだが、そうとは知らず。
地図の場所にあった「磯」という看板の店をそれと勘違いした。(磯ラーメンというお店らしい)
開店時間は11:30ってことで、まだ閉まってる。
まぁ、いいや。飯の前にさくっと島を半周してこよう。
「島は時計回りで」という自分のセオリーに従い東へ。
漁港を横目に広い墓地を通り抜け、誰もいない舗装路を快走。
与那国島の東端・東崎に聳える風車の周りは牛と馬だらけだ。
人間を怖がっていないのか、間近に寄るまで逃げる気配がない。
馬はもじゃもじゃの鬣が、牛は真っ黒な体毛が暑そうだ。
近くに水場がちゃんとあるのか、心配になってしまう。
東側にはエメラルドグリーンの海が広がっている。
牧草地の緑に映えてとても美しい。しかし暑い。暑すぎる。
11:40、東崎の先端のトイレで水分を補給。
後頭部に水を掛けて冷やした。
進路を転じて島の南岸を西へ向かう。
途中、軍艦岩や立神岩という景勝地があった。
なかなかの高さの断崖が続く。
そろそろ腹が減ってきた。時間もほどよい。
内陸部をショートカットしてさっきの店へ向かう。
途中の川に30~40cmくらいの魚がいた。
バスに似た体系で色は銀色。鯉でもないし、なんだろう。
戻って調べたところユゴイという淡水魚のようだ。
12:25、お店・磯に入り、そば600円を注文。
普通に美味しい。具のバラ肉が特に美味い。量もなかなか。
他の客は地元の方々のようだった。
食べ終わって、12:45、出発。
今度はいよいよ島の西端=日本最西端へ向かう。
空港をスルーして、12:55、久部良港の脇道へ入り、日本最後の夕陽が見える丘へ寄り道。
さらに奥にあった久部良バリもチェックしておいた。
重税に苦しんだ島民が人減らしのため妊婦をジャンプさせたという岩の割れ目である。
酷い歴史を経てきた島なのだねぇ…。
港前の売店の自販機でサンピン茶を購入。暑い。
集落の細い道を抜けて、13:20、日本最西端の碑に到着。
これで日本の東西南北・四隅を制覇した。わーいわーい。
それにしても暑い。何度も書いてるが、やっぱり暑い。
そのまま南牧場へ向かう。
っと、与那国馬が道路にうじゃうじゃいた。
同じ方向に一緒に歩くと楽しい。
13:50、Dr.コトーとやらのオープンセットへ。
ドラマを一度も見たことが無いから何の感慨もない。
が、海は綺麗だ。小学校の雰囲気も良い。
時間が余りそうなので内陸部の山道を走ってみる。
久部良岳の脇を通る舗装林道は、まるでジャングルだった。
ヘビが一匹いたがハブはいないはずなので怖くは無い。
ふれあい牧場という施設まで行ってみたが、予約制らしく柵の中の馬しかいなかった。
うーん、寄る場所が無くなって来たぞ。
さらに14:40、最高峰・宇良部岳の無線所まで登り展望を楽しむ。
波照間と違って、割と起伏が多い島だ。
GPSで「大和墓」と記載されたポイントが近くにあったので寄ってみた。
しかし、草生す未舗装路しか見つからず。終点は畑。んー、よくわからんまま退出。
50ccのスクーターに辛い思いをさせたかな。
15:00、最後に東崎をもう一度回った。
午前中に見かけた牛や馬は一頭もいない。
太陽の向きが変わって移動したのだろうか。
ガソリンを満タンにして、15:20、レンタル屋へ帰還。
これにて与那国めぐりは終了。
空港でブルーシールのカップアイスを食う。
16:00、与那国発のRAC806便は予定より少し遅れて到着。
初めてのプロペラ機だ。やや心もとない感じで離陸。
何のトラブルもなく、16:35、無事石垣空港に到着。ほっ。
さて、携帯で撮影した動画をまた一枚ずつメールで送受信するのは面倒くさい。
PCを繋ぐケーブルが無いか、空港に着いたその足で昨日訪れた2件の電器屋を回ってみた。
結局ケーブルは見つからなかったが、128MBのmicroSDカード2200円を購入できた。
これでなんとかなりそうだ。
探してる途中、宮良殿内という史跡に寄り道した。昔ながらの建造物らしい。
管理人らしきオジイがいろいろ話してくれたが、言葉がよくわからん。
18:00、宿へ戻り、すぐにまた釣りに出かけた。まず釣具屋でオキアミを購入。
サザンゲートブリッジを渡って、先日下見した石垣港の岸壁を目指す。
早速、竿を出したが餌取りだらけで釣りにならない。
チョウチョウウオがカワハギ並の技術でオキアミを獲ってゆく。
かろうじてオヤビッチャが一匹釣れたが、サイズが小さいのでリリース。
19:00すぎに納竿。石垣での釣りは不調に終わった。
19:25、宿に戻って道具を置き、またすぐ飯に出かける。
向かったのはバンナ岳近くの食事処一休というお店。
19:35、到着。山羊汁定食1350円を注文。
獣臭いがフーチバーが良い感じでにおいを消している。
酸味が強く、トムヤンクンにも似た風味だ。骨がゴロゴロしてる。
僕はなかなか美味いと感じたが、好みは分かれるだろうなぁ。
20:00すぎ、宿に戻った。今夜は石垣最後の夜である。
何となく酒も飲まずに、TVを見ながらくつろいだ。
一箇所に三連泊なんて初めての経験だが、こういう旅もいいねぇ…。
6:30起床。
今日は波照間島まで船便で往復する予定である。
まだまだ出港まで時間に余裕がある。
宿でツーレポの下書きや写真の整理などして過ごす。
…っと、落ち着いてたらすぐに8:00に。
あわてて出発。石垣離島ターミナルへバイクで急ぐ。
ターミナルへ8:15に到着。
8:30発の安栄観光のフェリーは既に満席(定員12名)とのこと。
8:20発の高速船『ニューはてるま』にどうぞ、と言われ、波照間海運の窓口に移動。
既に1分前だ。駆け込むようにチケットを購入する。
窓口のオバアが電話で出港を待つよう船に伝えてくれた。
飛び乗ってすぐに出港。はぁ、あせったー。
高速船は岸壁を離れ、波を蹴立てて波照間へと向かう。
激しく揺れると聞いていたが、その日は割りと穏やかだった。
西表島を始め、八重山諸島を横目に見つつ南東へ進む。海が綺麗だ。
それなりの深さがあるはずなのだが、透明度が高いため底まで見える。
9:20、波照間港フェリーターミナルに到着。暑い。さすが日本最南端だ。
船を下りるとレンタルバイク・サイクル屋が並んで客引きをしていた。
そのうちの一軒、SUN輪舎(さんりんしゃ)さんで自転車を借りることにする。
ただ次の船が着くまで10分ほど待っててくれとのこと。待合室でしばし時間つぶし。
予定をかなりオーバーして、9:45頃に僕と他1名の客を乗せて出発。
大まかな島の説明を受けてながら店舗へ向かう。
借りたのはママチャリ、3時間で750円。島の地図も貸してもらえた。
12:30までにお店に戻ってくれば、またワゴンで港まで送迎してくれるそうだ。
さてさて、ママチャリでの波照間ツーリングの開始である。
まずは近所にあった商店で菓子パンを1個購入。
遅い朝食だ。腹が減っては戦はできぬ。
とりあえず島のほぼ中心にある波照間島灯台へ向かう。
島のあちこちいるヤギ(ヒージャー)が人懐っこくて可愛い。
ま、大きく育ったら食べられてしまうのだが。
畑の真ん中にあった灯台は思ったよりずっと小さかった。
灯台から南東へ向かい、一周道路を経て左折。
10:20、あっけなく日本最南端の碑へ到着。
同じ船に乗り合わせた人がすでに何人かいた。
いくつも記念碑があるため、写真を撮る場所に迷う。
ま、どこでも最南端だからいいや。
ガタゴト道を経由して星空観測タワーを経由して高那崎へと移動。
ウサギのようなリスのような小動物が目の前を過ぎた。
星空観測タワーの近くに東屋があったが、ヤギの群が占領していた。
よほど日陰が恋しいのだろう。確かに暑い。
10:40、高那崎に到着。
早速写真を…ん? デジカメの様子がおかしいぞ?
電源を入れてもレンズが伸びず、ピピピと鳴って「E18」と表示される。
あちこちいじっても状況は変わらず。むぅ…本格的に故障したようだ…。
再生はできるからここまでの写真データは壊れてないが、撮影は無理そうだ。
仕方なくここから携帯電話のカメラで撮影することにした。
保存容量も限られているので要所要所のポイントのみ。はぁ…参ったなぁ…。
一周道路へ出て、西へと転進。交通量がほとんど無い。
アスファルトがとにかく暑い。チャリダーの辛さが少し分かった。
水分がほしくなったが、水道も自動販売機も見当たらない…。
少し道を間違えつつ、11:15、底名溜池展望台へ。
眺めは良かったが、バイクと違ってタイムロスを挽回するのが大変だ。
途中、牛やヤギのいる厩舎があった。水、もらえばよかったなぁ。
11:30、浜シタン群落へ寄り道。
天然記念物らしいが、どれが浜シタンなのか分からず。
説明書きはあったが「いかに貴重な群落か」の強調に終始していた。
11:45、波照間で一番有名な砂浜・ニシハマビーチへ。
日本の果てだけあって、海が本島に綺麗だ。水の透明度が高い。
ちなみにニシハマは漢字で書くと「北浜」。方言で北をニシと呼ぶらしい。
自転車を返す前に昼飯を食べようと内陸へ向かう。
事前調査で食べに行く予定だったパナヌファは、本日昼の営業は臨時休業。
12:00、第二候補だった青空食堂へ移動。
ゴーヤを練りこんだとかいう冷麺700円を注文。
さっぱりした、いわゆる冷し中華だった。まぁ普通に美味い。
12:10、まだ少し時間があるので、みんぴかに移動してデザートにミルクぜんざいを食す。
島特産の黒糖シロップが風味豊かで美味い。
シャクシャクと食べてる最中にSUN輪車から電話が来た。
急いで食べ終わって、12:30、帰還。
ママチャリを返却してワゴン車で港へ移動した。
旅客ターミナルで13:15発の船を待つ。
石垣まで帰りはほとんど船内の席で寝ていた。
いまさら復路の海の写真を撮るまでも無い。
携帯電話のカメラでは容量は小さいし画質も悪かろう。
そうだ、石垣島に戻ったら安いやつでいいから代わりのデジカメを探してみるか…。
14:15、石垣島に到着。
一旦宿へ戻ってから、大き目の電気屋を探す。
2件ほど回ったが、今使ってるCANNONのIXYシリーズはどちらにも置いてない。
仕方なくHITACHIの8800円のやつを購入。これまでと同じくSDカードも使える。
まぁこれでもなんとかなるだろう。
15:40、宿で再び戻り、とりあえず今日のここまでの写真をまとめておく。
携帯で撮影した写真はちまちまとPCのメアドに送信してAirH”で受信。
だいぶ時間が掛かったが、何とか完了。まだ日が暮れるまで時間があるな…。
新デジカメの試し撮りも兼ねて、17:00、石垣島内陸部のプチツーリングに出発。
県道87号線を北上して、17:25、底原ダムに到着。なかなかでかい。
曇り空で暗いためか、さきほど購入したデジカメの画質が余りよくなさそうだ。
この後、PCで確かめたら携帯電話のカメラの方が遥かにましだった。
17:40、於茂登トンネルを抜け、富野の集落でUターン。
先ほど通った県道87号を南へ戻り、18:00、県道211号を右折。
18:05、バンナ公園のスカイラインへと向かう。
スカイラインには途中2箇所ほど展望台があった。
北側のは卵型の変わった形で、野鳥観察用と紹介されていた。
展望は素晴らしかったが写真の発色がどうも気に入らない。
PCで見れば直るかと思ったが、ダメなままだった。
さらに進むと南に開けた展望台が現れた。
駐車場からも石垣港と周辺の市街地が一望できる。
だけど写真はやっぱりいまいちだった。
18:40、宿に帰還。バイクを置いて、昨日も行った魚礁(パヤオ)で晩酌。
ビールを一杯やっつけてから、ボトルの泡盛に。
もずく天ぷらにタコの刺身、それから煮魚。
締めに頼んだ石垣牛のにぎりが特に美味。
乗せてある塩が丁度いい加減で肉の味を引き立てていた。
飲み終わって、21:30、宿に戻り、PCで写真を再確認。
酷い画質を目の当たりにして愕然とする。屋内はピントすら合って無い。
とほほ。これでも値段相応なんだろうなぁ。しかし参った。
しゃーない、明日からは携帯電話のカメラだけで撮影するか…。
6:30、起床。
眠り込んでいる間に雨が降っていたようだ。
せっかくの洗濯物が濡れてしまった。
雨の当らない場所に移動させたが、生乾きのままだろうなぁ…。
朝食はトーストとコーヒー。
無料サービスなのがありがたい。
今日は午前11:00発の飛行機で石垣島へ移動する予定である。
出かけるには中途半端な時間しかない。食後、少し散歩に出かけた。
日焼けの炎症を抑える薬を探すが、薬局はまだ閉まっていた。
オバアたちの朝市を見て歩く。
9:30頃、宿に戻って出発まで暇つぶし。
風屋の愛犬、ビル(やかましい)とトム(おとなしい)を相手に遊ぶ。
10:00、ご主人のワゴンで空港まで送ってもらった。送りも500円。
10分ほどで宮古空港に到着。ご主人とはここでお別れ。
一晩だけですがお世話になりました!
予約した便まで時間に余裕がある。
石垣でのバイク走行に備えて、トイレで長袖・長ズボンに着替えておいた。
そして早めの搭乗手続き。3度目なので少し慣れてきた。
これまで通り手荷物チェックもすんなり通り抜け…
「中身を確認させていただいてよろしいですか?」
ウェストバッグが引っかかった!? Σ(゚口゚;
何かと思ったら、昨日の釣りで魚を捌いたフィッシュナイフである。
やべぇ…ウェストバッグに仕舞っていたのを完全に忘れていた。
「釣りに使うにしては少し大きめでは…?」
うぅ…当たり前だが疑われてる…(ノД`)
いろいろ言い訳して石垣空港で渡していただくことで話がついた。
はぁ…あせったぁ…危うくテロリストになるとこだった。
11:00発JTA941便は窓際の席だった。
ほんの短い空の旅を経て、11:35、石垣空港に到着。
予約していたレンタルバイクのオートランドに電話する。
日差しが激しく強い。10分ほど待って迎えの車が来た。
店舗まで移動して100ccのスクーターとヘルメットを借りた。
起伏が多い島らしいので、排気量を少し大きめにした。
代金は3日間で10000円ちょっとだった。
まずは石垣でお世話になる宿…さんだるハウスへ。
GPSで場所はすぐわかった。やはり50ccに比べるとパワーがあるなぁ。
12:00、まずはチェックイン。1泊1000円、3泊で3000円。安い。
おかみさんと呼ぶにはキュート過ぎるゆかさんに諸々説明を受ける。
ベッドに荷物を置いて、まず生乾きの洗濯ものをもう一度洗濯。
その間に昼食に出かける。
市場通りのアーケード・あやぱにモールをうろうろしてみたが目ぼしい店が見つからず。
結局、市場の3Fにあるいちば食堂に入った。
注文したのは味噌汁定食750円。
この場合の『味噌汁』は『みそしる』ではなく『みそじる』と濁る。
さらにお椀ではなくドンブリ大の器で供される。
沖縄では山羊汁やイカスミ汁などと同様、『汁』というジャンルの一品らしい。
食堂で『味噌汁』とメニューにあったら御飯も付いてくるので注意すべし。
具は野菜と豚肉、しいたけなど。美味しかったが、インパクトは薄い。
午後の間食を考えて、敢えて御飯のお代わりはやめといた。
ちなみに市場で購入した食材を調理してもらえたりするのね。
知らんかった。次回やってみよう。
宿へ戻り、洗濯物を脱水して干す。
13:30、いよいよ石垣島一周に出発。島の外周を時計回りに巡ろう。
県道79号を海沿いの道へと分岐して、13:50、唐人墓へ到着。
石垣島で非業の死を遂げた中国人労働者たちを手厚く葬った墓地である。
装飾は派手だが、それが痛々しさを増している。
県道79号で名蔵湾沿いに北上。
途中で県道を離れ、14:25、御神崎(おがんざき)へ。
素晴らしい眺めだが、それとは関係なくとにかく暑い。
長袖にして助かった。手や足の甲は諦めよう。
途中感じたことだが、石垣島には稲作や牧畜などの農地が多い。
他の島ではサトウキビやタバコがメインだった。
凸凹が多い地形という点も石垣島の特徴だ。
そういえば沖縄県の最高峰も沖縄にある。
県道79号から県道207号で川平の集落を経由して、14:50、底池ビーチへ。
人気のダイビングスポットらしいが、今日は泳がず。
マングローブの芽が可愛い。
少し戻って、15:05、川平公園に到着。
展望台から眺めた川平湾が美しい。
ついでに近くの商店で八重山ゲンキ乳業の乳製品・ゲンキクールを購入。
森永ヨーゴと同じ味だ。とても甘い。
県道79号へ戻り東へ進む。段々と空が曇ってきた。
15:30、ヤエヤマヤシ(八重山椰子)群落に到着。
ジャングルの中に群生するヤシの木はいかにも南国風である。
ここの売店・やし屋で本村製菓のちんすこうをお土産に購入。
東京への送料が1000円掛かるからもっと買いなさい、と勧められた。
言われるがままに予定の倍も購入してしまったが、どうしよう…。
ついでにパインジュース100円を飲む。冷たくて美味い。
「お客さんももう来ないだろうし余っても困るから」とおかわりを一杯サービスしてくれた。
県道79号はやがて北寄りに進路を変える。
雨は降りそうで降らない。そのうち雲が晴れてきた。
16:00、吹通川のヒルギ群落に寄り道。
熱帯気候の片鱗を感じる。
16:20、県道206号を左折して平久保半島を北上。
北海道を髣髴とさせる快走路だ。牧場もちらほらと現れる。
それにしてもこっちの牛は可愛そうだ。
体毛が黒いと、日差しを真っ向から吸収してしまって暑かろう。
県道を離れ、牧草地の細い道を進む。
何度か草むらから鳥が飛び出して来た。シロハラクイナか。
ヨタヨタと走って隠れるのだが危なっかしい。写真は撮れず。
16:45、石垣島の最北端・平久保崎に到着。この岬の眺めも素晴らしい。
牧草地と断崖と珊瑚礁の取り合わせは絶景である。
日差しが傾いてきたが、まだまだ暑い。
行程の3分の2を過ぎたが、ここまで口にしたのは飲み物ばかりだ。
そろそろ腹が減ってきたので食堂を探しながら走る。
しかし、時間が半端なのか目ぼしい店は閉まっている。
仕方ない、晩酌まで我慢するか…。
一転南下。県道206号からR390へ合流。
すぐに内陸へ折れ、17:30、玉取崎展望台に到着。
さっき走ってきた平久保半島やこれから進む石垣東岸を一望。
なにやらTVっぽいクルーがいろいろ撮影していた。
R390=マクラム道路に復帰して、さらに南下。
カーラ岳付近では石垣新空港とやらが建設されていた。
宮古空港に負けない立派な空港が欲しいのかね?
国道は右にカーブして進路は西へ。
18:00、宮良川ヒルギ林へ寄り道。
カニやハゼの仲間がウヨウヨいるが、近づくと逃げてしまう。しゃらくさい。
石垣の市街地へ戻り、18:20、サザンゲートブリッジを渡る。
橋の上からは石垣港が一望できた。ついでに港周辺の釣り場をチェック。
外海より内湾向きの方が深そうだ。明日か明後日、竿を出してみるか。
18:40、さんだるハウスに帰還。
洗濯物はすでに取り込まれていた。感謝感謝。
スクーターを宿の前に停め、晩酌&夕飯に出かける。
事前にチェックしておいた亀龍酒家というお店を探すが見つからず。
散々歩き回った末、ようやく見つけたのはとうの昔に潰れた廃墟。
残念。海亀料理が食べたかったのに。
結局、宿のすぐ近くの居酒屋・魚礁(パヤオ)というお店に入った。
たまには旅先のカウンターで独り飲みもいいもんだ。
まず、生ビールと長いも・パパイヤのサラダ、島魚のマース煮を注文。
お通しをつまんでいる間にビールは飲み終わり、請福の三合瓶へと繋ぐ。
長いものネバネバとパパイヤのシャキシャキした食感が実に合う。
ニンニクの利いたマース煮がこれまた美味。
塩で煮るだけでこんなに複雑玄妙な味になるとは不思議である。
追加オーダーのゴーヤチャンプルーは苦味がきっちり利いていた。
締めのおにぎりも乙な味だった。ボトルはキープしてまた明日も来よう。
21:00頃に宿に戻った。
連泊しているのは若者たちが賑やかにくつろいでいる。
僕はだいぶ酔ってたのですぐに就寝。
日中は真夏並みの暑さだったが、東京のような寝苦しさはない。
扇風機とタオルケットでぐっすり眠れた。
6:00、起床。
朝食は昨日の残りのジューシー(=炊き込みご飯)おにぎり一個。
今日から数日間本島を離れ、宮古・石垣他の離島をうろうろする予定である。
予約してある8:30発宮古島行きの航空便に間に合うよう急いで撤収。
セローとキャンプ道具類は本島へ残してゆかねばならない。
荷物の仕分けに手間取りつつ、7:30、出発。
あわてて空港を目指すが思ったより距離があった。
R331を北上し糸満市街を抜け、豊美城からバイパス経由で那覇空港へ。
駐車場が分からず少し迷いつつ、7:50、到着。
まだ搭乗手続きに慣れてないため、どうも精神的に余裕が無い。
大荷物のサイドバッグ・シートバッグを空港に預ける時間も惜しまれる。
えいままよ、とバイクに積んだまま空港の駐車場に停めておくことにした。
数日後、本島に戻るまで無事であることを祈る。
せめてヘルメットとグローブ、シューズだけはコインロッカーを使おう。
搭乗手続きを終えてみれば、それほど慌てる必要はなかったようだ。
8:30発、羽田-那覇間のよりやや小さめのJTA555便で那覇空港を飛び立った。
40分ほどのフライトを終え、宮古空港へ9:20無事着陸。
空港を出ると、今夜泊まるゲストハウス・風屋(ふうや)のご主人が待っていて下さった。
ワゴン車で宮古島を案内していただきつつ、宿に到着してチェックイン。
できれば連泊したいのだが日程に余裕が無く、宮古滞在は一泊二日の予定である。
ドミトリーで一泊980円。初日のキャンプ場より安い。そして送迎代500円。
さらに1日1500円で50ccのスクーターをレンタルした。
必要な物だけ持って、10:05、早速お出かけ。
早朝におにぎり一個を食べたきりで、すでに腹が減っている。
まずご飯を…と県道78号で向かった大和食堂は閉まってた。臨時休業なのかなぁ…。
代わりにチェックしておいた、くになか食堂もGPSの登録ポイントを間違えていたらしく、見つからない。
ま、そっちはどうせ営業時間前だったろうが。
うーん、まいったなぁ。
仕方なく空腹のまま宮古島一周ツーリングを開始。
県道83号を北上。大浦で県道230号へ分岐し、さらに北上。
サトウキビ畑を眺めつつ、まっすぐな道を快走する。
10:40、世渡崎から池間大橋を渡る。なんて綺麗な海だ! すげー!
宮古島は沖縄でも一番海が美しいと言われてるらしいが、本当に感動してしまった。
この橋だけでもツーリングする価値があるなぁ。
ぐるりと池間島を一周して、11:00、橋のたもとの売店集落で休憩。
だいぶ暑くなってきた。Tシャツでは日焼け間違いなしだろう。
長袖シャツを忘れていったのが失敗だったなぁ。
2Fの展望台のお礼に土産物屋でさんぴん茶を購入。
出発する前に社長からのメールに気付いた。
恒例の某クライアントからの不具合報告だ。なぜなんだろう。
なぜ僕が旅に出たタイミングを見計らって不具合が発生するのだ。
社長に電話してみると何やら別件でとりこんでいるらしい。
とりあえず対処に必要な情報を携帯メールで送るように指示された。ふぅ…。
11:20、出発。気分的にぐったりして宮古島に戻る。
11:25、道沿いの食堂・すむばりへ入り、墨入りタコそば800円を注文。
待ち時間を利用して、ここで仕事のメール送信。はぁ。これで解決するといいんだが…。
タコ墨のコクが効いたスープと歯応えのある麺で、そばの方は大満足。
少し元気になったが、やはり動揺は隠せない。店の外観をうっかり撮影し忘れた。
11:45、出発。県道230号を南下。どんどん暑くなってきた。
ちなみに宮古の道路には、おまわりさんの人形があちこち立ってる。
『宮古まもる君』と呼ばれているとか、いないとか。
県道83号を左折して、さらに南下。ガソリンの残量に不安が出てきた。
高野の辺りで内陸部に戻って東仲宗根の辺りで給油。
2/3が減ってたが292円で済んだ。さすが原付、安い。
12:35、さっきの分岐点から県道83号へ復帰して宮古島一周を続行。
12:45、比嘉ロードパークで小休止。…と思ったら社長から着信があった。
互いに留守電など駆使して、その後もなんどかやり取りをする。
13:10、県道を離れ新城(あらぐすく)ビーチへと急坂路を下って行く。
さてと着替えてシュノーケリング…と思ったら、また着信だ。
圏外なので、わざわざ県道まで戻って、炎天下で5分ほど電話。
どうにか解決への話が見えた。ふぅ。
13:20、改めて新城ビーチへと下って着替える。
本来はボディスーツ着用やTシャツが推奨されるが、着替えも無いので上半身裸。
水中眼鏡は度付きのやつを持参したがフィンとシュノーケルは売店でレンタル。
ちなみにそこの店員さんに、さっき携帯電話を手にUターンしていった場面を見られていた。
軽く同情された。うぅ…。
早速泳いで見ると、実に実にきれいな水だ。カラフルな魚がウジャウジャ泳いでいる。
これは素晴らしい! はまりそうだ! 宮古の海、最高ー!!
この日のために購入しておいたディカパックを本島に忘れてしまったことが心から悔やまれる。
日焼けも怖いので一時間ほどであがった。
レンタル用品を返却し、シャワーを浴びて着替えて、14:30、出発。
県道83号を南東へ快走。やがて県道を離れ東平安名(へんな)崎へと向かう。
14:50、平安名崎の駐車場に到着。
数百m歩いて灯台へ。それにしても暑い。
少し躊躇したが、せっかくなので灯台へ登る。
360度、どの方角の眺めも素晴らしかった。
駐車場へ戻り、ワゴン車のパーラーでミルクぜんざいを購入。
日影で食べて涼を得る。この暑さだけに実に美味。
15:15、出発。県道83号から県道235号へと宮古島の南岸を走る。
これまでの鮮やかなビーチではなく、荒々しい断崖が続く海岸線。
離島とは思えない豪快なルートだ。セローで思いっきり走ってみたいなぁ。
そろそろ、また腹が減ってきた。
15:55、上野の集落で給油してR390を左折。
下地の集落で国道を離れ、16:05、食事処・シーサイド前浜へ。
遅い昼食か早い夕飯か…中途半端な時間だが、細かなことは気にせずに肉そば500円を注文。
野菜たっぷりで全体的に長崎ちゃんぽんに似た印象だが、文句なく美味い。
汗をダラダラ流しながら、汁まで全部いただいた。
R390を少し戻って、16:30、来間大橋で来間島へ渡った。
竜宮城展望台から宮古島を一望。これまた素晴らしい眺めだ。
正面の与那覇前浜がとくに美しい。
宮古島へ戻り、R390で平良へ向かう。
17:20、風屋へ戻って宮古島一周完了。
釣り具を持って、またすぐ出かける。近所の釣具屋でゴカイを購入。
ほんの少しで良いと言ったら、5・6匹を180円で売ってくれた。
さらに銀行へ寄って現金を下ろす。これで安心。
17:55、平良港へやってきた。
最初は港内で釣っていたが根掛かりが多くあたりなし。
しばらくして外海に移動。相変わらずアタリなし。
最後のゴカイを付けて待つ。このまま納竿かなぁ…。
刻々と変わり行く夕空の写真を撮ってたら、なんかアタリがキタ━(゚∀゚)━!
サイズの割りに強い引きを楽しみつつ取り込んだ。
パッと見はイサキに近い体型をした、体長は20cmほどの見たことも無い魚だ。
その後、怪人M氏の調査で魚名はシラジューマー(和名・ヒトスジタマガシラ)と判明した。
とりあえず、フィッシュナイフを使い、その場でワタとエラを取り、19:20、納竿。
スーパーで買出しを済ませ、スクーターのガソリンも満タンにして、19:50、風屋へ帰還。
とりあえず洗濯とシャワーを済ます。早くも日焼けがヒリヒリ痛む。
それから台所をお借りしてチマチマとシラジューマーの刺身作り。
三枚におろしてサクの片方は巧く皮引きできた。
が、もう一方は失敗。ずいぶん小さくなってしまった。
件の刺身とソーミンチャンプルーを肴に、オリオンビールで晩酌開始。
別のゲストが、余ったイラブチャーの洗いや、キャベツとランチョンミートの煮物をくれた。
ラッキー♪ お腹が一杯になり、締めのおにぎりが一個余ってしまった。
翌日食べようと冷凍庫に入れておいた。(チェックアウト後、飛行機の中で忘れたことに気付く)
食後はリビングで宿のご主人や他のゲストの方々とお話して過ごす。
他の島々へ行った方々も口を揃えて「海は宮古島が最高」と仰っていた。
うーん、今日一泊しか滞在できないのが惜しまれる。
いつか長期間連泊して宮古の海を堪能してみたいなぁ…。
23:00、消灯。2段ベッドの上段で就寝。
今日も丸一日動き回って疲れていたのだろう。
日焼けした皮膚が痛かったが、割と早く寝付くことが出来た。
6:00過ぎに起床。
トイレに行き用(大)を足してたら、頭上遠くから飛行機の音が近づいてきた。
「あぁ、嘉手納基地の戦闘機か…」とボーっとしてたら、徐々に大きくなってゆく。
トイレットペーパーの金具がカタカタ鳴り出し、やがて大地を揺るがす程の物凄い轟音に。
例えるなら高速道路のトンネルの路肩に立って、大型トレーラーが目の前を通過するような音量だ。
まさか墜落するのでは?…と、心底びびってしまった。排泄中に死ぬのは嫌だ。
幸い僕は一日だけで済んだが、近所の方の苦痛はいかばかりか朝から考えさせられた。
のろのろと荷物をまとめて、8:10、出発。
すでに管理棟の業務も開始されていたのだろう。
ゲートの鍵は掛かっていなかった。
県道8号でみどり町に赴き、8:20、A&W安慶名店で朝食。
A&W(愛称・エンダー)は沖縄に普及している、アメリカ発祥のファーストフードチェーンである。
かつては東京などに支店もあったらしいが、今は沖縄県内にしかない。
定番メニューのビッガーDXベーコンチーズバーガーのコンボセット\670を注文。
熱々でジューシーなバーガーは勿論、サイドメニューのカーリーフライが実に美味い。
そしてドリンクのルートビア。ドクター・ペッパー以上にケミカルな風味の炭酸飲料だ。
それがA&Wではキンキンに冷えたジョッキで出され、お代わりも自由ときている。
僕は割と気に入って一杯お代わりしたが、苦手な人も多いようだ。
いろんな意味でアメリカ的な飲み物ではある。
食べ終わって、8:40、出発。
県道8号から県道37号へ接続し、勝連半島を南東へ進む。
8:55、県道10号を左折して、ドライブルートとして有名な海中道路へ。
地図を見て全体が橋だと思っていたが、ほとんどは埋め立てた土地に作られた道路だった。
平安座(へんざ)島に渡り、さらに宮城島、伊計島へと進む。
海が綺麗だ。ビーチを近くで見たいが有料なので諦めた。
最後は伊計島のサトウキビ畑でUターン。
平安座島に戻って、9:45、浜比嘉大橋で浜比嘉(はまひが)島に渡った。
ここはアマンジ=琉球開闢の神様・アマミキヨの墓と呼ばれる小島がある聖なる島だ。
静かな集落の中も少し回ってみたが、拝所で合掌している地元のおばぁが印象的だった。
これでこの辺りの地続きの島を全て制覇。
地元の釣り人があちこちで糸を垂れていた。うらやましい。
10:00、本島へ戻って、県道10号を経て県道16号へ接続。
10:10、勝連城(かつれんぐすく)城跡に到着。ここは拝観料もいらないらしい。
この頃にはだいぶ気温も上がっていた。はぁはぁと喘ぎながら歩き回る。
先日訪れた今帰仁城に比べると、城壁の石の組み方に隙間が少ない。
築城の時代的な差だろうか。それとも復旧再現工事の影響だろうか。
ここも一の郭(くるわ)・二の郭と積み重ねられた多段構造で拝所もところどころにあった。
沖縄の城(ぐすく)の一般的な構造らしい。
県道16号でうるま市赤道の辺りへ向かい、10:50、金晃てんぷら店に到着。
1個40円~50円程度だが、余りお腹が減ってないので180円分で4個ほど購入。
こちらのてんぷらは内地のものと少し違うそうだ。
とりあえず、その場で魚のてんぷらを食べてみよう。
地元ではウスターソースをぶっ掛けたりするらしいが、あいにく手元に無い。
そのままガブリとやる。フリッターに似た衣で、もっさりとした食感だ。
ほくほくして美味しいがお腹にたまる。あとは取っといて後で食べよう。
県道75号を南下して、R329を左折し、さらに南下。
県道81号を左折し、道案内の標識に従ってゴルフ場を抜ける。
11:15、中城(なかぐすく)城跡に到着。入場料は300円。
城壁の描く曲線が美しい。一の郭からの眺めも壮観だ。
14世紀前後の琉球は三山時代と呼ばれ、北山・中山・南山の三国が割拠する動乱の時代だった。
尚巴志(しょうはし)による1429年の三山統一後も、各地の按司(あじ=豪族)は独立した勢力を競う。
先ほど訪れた勝連城の城主・阿麻和利(あまわり)と、この中城の名将・護佐丸(ごさまる)も当時ライバル関係にあったらしい。
護佐丸は阿麻和利に討たれ、その阿麻和利も首里王府の軍によって滅ぼされた。
そんな栄枯盛衰の物語を聞き、琉球王朝時代も内地と変わらぬ戦乱の歴史だったことを知った。
11:45、出発。R329をガーっと南下。
与那原でR331へと左折し、12:10、馬天港の浜珍丁に到着。
事前に予約しておいたイラブー料理2,500円を注文する。
地元のおばちゃん、おじちゃんの常連さんでカウンターは一杯。
ワイドショーで塩沢トキの特集を見ながら待つ。
イラブーとはエラブ海蛇のことで、沖縄では燻製にして食用にされる高級食材だ。
やがてお膳が運ばれてくると、やはりメインのイラブー汁(イラブーシンジ)に目がいった。
ひと目見て六角形の鱗と黒いブツギリの肉がヤツだと分かった。早速食べてみる。
味も臭いもそれほど癖がない。鶏肉と魚の中間のような味である。
小骨は煩わしいが、内蔵はウナギの肝に似た風味で美味。
あっさりした味わいのスープにはイラブー以外にも昆布とテビチが入っていた。
付け合せの昆布煮や刺身、フーチバー(ヨモギ)のマヨネーズ和えもなかなか美味い。
御飯が少なめに感じたが、てんぷらなど食べたばかりなので今日のところは助かった。
食べ終わって、12:55、出発。
街路樹のヤシを眺めつつ、R331を快走。
知名崎を巡り、13:15、斉場御獄(せーふぁうたき)に到着。
沖縄随一の聖地とのこと。深い森の中の参道を歩き、点在する拝所を見てまわる。
三庫理(さんぐーい)と呼ばれる巨大な岩が描く三角形はいかにも神秘的な雰囲気が感じられる。
途中、「砲弾穴」と看板が立つ参道の脇にあった水溜りが印象的だった。
この神聖な地も沖縄戦から逃れられなかったのか…。
13:40、出発。すぐ先の国道沿いにAコープがあったので小休止。
今朝も飲んだルートビアが缶で売られていたので購入。58円は安い。
ちなみにルートとは植物の根(ROOT)のこと。
あのケミカルな風味は根っこなど薬草類が入ってるためらしい。
実は今夜、とあるビーチでKanna関連の知り合い数名と落ち合う予定になっている。
時間が余りそうなので回り道していこう。
少し戻って、ニライカナイ橋を渡った。沖縄っぽくないルートだ。
県道86号から県道137号を経て、14:05、垣花桶川(かきのはなひーじゃー)の入口に到着。
沖縄で唯一日本100名水に選ばれた湧水らしい。
しかし、水を汲むには坂道を登るか下るかしなければならないようだ。
実際歩いて疲れたが、それを補って余りあるほど水は美味しかった。
少し甘みがあるような気がする。さっきルートビアを飲んだのは失敗だったなぁ。
水を汲み終えて駐車場に戻ったところで、午前中に買った天ぷらの残りを食べた。
この炎天下なのに傷みもなく、普通に美味かった。
14:25、出発。R331に出て西へと進む。
14:30、国道を左折して奥武島(おうじま)へ渡った。
てんぷらで有名な中本鮮魚店は予想以上に混雑している。
余りお腹は空いてないが食べておきたいので、島を一周してから列に並んだ。
注文したのはもずくとアーサのてんぷら。一つずつで合計100円也。
「アーサが小さいので二つ入れときました」とのこと。うーん、ありがた迷惑というか…。
炎天下で食べるのは辛いので、日影を求めて移動。
R331へ戻り、西へと進み、15:05、平和祈念公園に到着。
まず日影のベンチに腰掛けて、さっき買った天ぷらを食べた。
場違いかも知れないが、平和に食べものを喰える世の中に感謝して…ってことで。
もずくもアーサも具の味わいより衣の美味さが印象に残った。
ボリュームがあるはずなのだが、案外すっきり平らげられる。
食べ終わって、少し公園を散策してみた。
沖縄戦の全犠牲者…国籍・軍民を問わず…の名を刻んだ平和の礎では、その数に圧倒された。
一口に23万8千人余というが、一人ひとりに言い知れぬ悲しみがあったろう。
歩みを進めているだけで戦争と平和について考えさせられ、否応無く厳粛な心境になってしまう。
それにしても、駐車場でオバーたちが売る顕花は、ちょっと卑怯だ。
断るとなんだか罪悪感を感じてしまうではないか。
15:35、出発。5分ほどR331を走って、ひめゆりの塔へ。
ガマ(壕)の脇に立つ塔そのものは思っていた感じより小さい。
ガイドさんの話を途中まで聞いてその場を去った。
資料館もあったが悲しくなりそうなので止めといた。(でも最終日に再訪)
15:50、出発。集合場所の北名城ビーチをまっすぐ目指す。
16:00、場所の確認を済ませて、潮崎町のスーパーで買出し。
GSで給油も済ませ、16:30、ビーチに戻ったら、すぐにお馴染みの面々がやってきた。
僕だけはここへ宿泊するのでテントを張る。
やがて一年前に東京から沖縄に引っ越したブレンダさんとジェフさん(←愛称です)のご夫妻も現れた。
日陰にマットを敷いて、いよいよ宴会開始。
ブレンダさんは、沖縄の食材を使ったいろんな手料理を持ってきてくださった。
Kannaのたみさんたちもいろいろ買出ししてきてくれた。もちろん僕もいろいろと。
てんぷら、島ラッキョウ、島豆腐、A&W、酒たくさん。
以下、紹介するのはごく一部。ご了承を。
赤い体色のグルクン(和名:タカサゴ)は沖縄の県魚でもある。
アジに似た味わいで、なかなか美味い。
りんがくは微妙な甘さだ。金時に似てるかなぁ。
ヒラヤーチーは生地にもっと味がついているとよかったなぁ。
今日はすでに天ぷらを二度食べたので、このモッタリ感は辛い。
ブレンダさん、お手製のビーツのサラダは大いに美味かった。
森永ヨーゴはピルクル・マミー系の予想通りの味だった。
北海道のカツゲンや栃木のレモン牛乳と並べてみたい。
沖縄では給食で出されるらしく、ブレンダさんの息子さんが喜んで飲んでいた。
こっちに来てまだ一年くらいなのに、子供は環境に溶け込むのが早い。
どこかにぶつかって「あがっ!(痛い!)」と普通にウチナーグチを使っていたのが面白かった。
一方、大人はビールから泡盛へ。垣花桶川の名水で割って飲んだり。
那覇空港が近いこともあって、夜半まで飛行機の音が聞こえる。
とは言え、今朝の戦闘機のような恐ろしさは無い。
かくして日も暮れ、暗くなるまで宴は続く…。
解散したのは21:00くらいか。
もろもろ片付け、皆さんを見送って僕はテントの中へ。
メッシュを通り抜ける夜風が涼しい。
今夜は心地良く眠りに就けた。
4:30起床。沖縄とは言え、さすがに肌寒い。
昨晩はほとんど寝てないのに、早起きしてしまった。
急ぐとすぐに予定が消化されてしまうので、なるべくのんびりしよう。
ガソリンストーブでのんびり飯を炊いて朝食。
この朝食で持ってきた米をいきなり使い切ってしまった。まぁ、どうにでもなるだろう。
おかずはポーク玉子。昨日、スーパーで卵をバラ売りしてもらえたのだ。当然、美味。
のんびり2度寝して、のんびり片付けして、のんびり、9:35、出発。
それまでの間に随分暑くなってきた。
うーん、今後テントは日影に張る方が良さそうだ。
屋我地島を北上し、古宇利島大橋で古宇利島へ渡る。
海が物凄く綺麗だ。橋からの釣り人が意外に多い。
古宇利島では最高地点まで登って展望など楽しんだ。
周囲のサトウキビ畑の雰囲気が素晴らしい。
梅雨のはずなのに実にいい天気だ。
10:25、本島に戻り、R58を北上。
10:30、開店直後の前田食堂に到着。牛肉そば600円を注文した。
器はそれほど大きくないが、ラーメン二郎を髣髴とさせる豪快な盛り付けだ。
もやしはシャキシャキで、黒コショウがこれでもかと入っている。
スパイシーで汗をダラダラ掻きながら食す。牛肉の風味も相まって実に美味かった。
食後、スープの底に溜まっていた大量の黒コショウなんて(゚ε゚)キニシナイ!!
10:50、出発。さらに北上し辺戸岬を目指す。
11:10、道の駅・ゆいゆい国頭などに寄り道。
天気の良い日曜と言うこともあって、観光バスが多い。
また、それ以上に多いのがバイクだ。
ツーリングの目的地は先端かつ交通量が少ないことが条件だ。
沖縄本島だと、どうしても北部先端になってしまうんだろうなぁ。
辺土岬のすぐ手前、宣名真(ぎなま)の集落から脇道へ入った。
11:40、急勾配を上りきった場所にある茅打ちバンタで小休止。
断崖絶壁からの絶景を楽しんだ。
海の透明度が凄い。上からでもよく分かる。
11:45、辺土岬へ到着。駐車場は地元のライダーだらけだ。
とりあえず岬の先端に行き、祖国復帰闘争碑を見学。
彼方に見える島影は鹿児島県の与論島か。
アメリカ統治下の沖縄の人々はどんな思いであの島を眺めたのだろう…。
目を南に転じると辺戸御嶽、別名・安須森御嶽(あすむぃうたき)の独特な山容が望める。
手前の物凄い断崖絶壁をダイバーが登っていた。
重そうなボンベを背負い、手にはフィン。辛そうだ。
暑さ凌ぎに売店で沖縄の定番・ブルーシールのウベ(ベニヤマイモ)アイスを購入。
いかにも芋、という甘みが不思議に美味い。
ついでに自販機でさんぴん茶も購入。さわやかな味わいのジャスミン茶である。
これも定番商品で、沖縄に滞在中ずっとお世話になった。
12:10、出発。県道70号=県道国頭東線で太平洋側を南下。
海は時々現れるが、あとはほとんど山の中。文字通りヤンバル(山原)だ。
奥の共同店で少し買い物。集落の町並みが実に良い雰囲気だった。
この辺りの『とび出し注意』の標識にはヤンバルクイナが描かれていた。
本当に出てくるのかねぇ…(苦笑)と思った矢先、右手の路肩から鳥が現れて目の前を横切った。
赤いくちばしに黒い体で、どうにも危なげにヨタヨタと反対の草むらに隠れて行く。
うーん、看板に偽り無しだった…。ってか、会えてラッキー♪
13:20、平良でR331に合流しさらに南下。
13:25、慶佐次のマングローブ群生に寄り道。いかにも南国といった趣がある。
和名はヒルギと呼ぶのね。知らなかった。
二見でR329に接続。さらに先を急ぐ。
キングタコスを探して金武の街中でちょっと迷ってしまった。
始めは2号店へ行ってしまったが、案内の紙を見て1号店へ転進。
14:20、キングタコス1号店(=パーラー千里)に到着。
うわ、凄い内装だ。昭和の場末の温泉街のキャバレーみたいだ。
注文したのはタコライス野菜チーズとコーラS。
米の量が予想以上に多い。1合くらいあるんじゃないか。
米兵相手だからこれくらい量がないとダメなのかな。
味はいいのだが量が辛い。サルサソースとケチャップを掛けながら何とか完食。
ふぅ、腹一杯だ。夕食は遅めの時間に取ろう。
14:45、出発。もう今日は予定がない。
とりあえずキャンプ場へ行ってしまえ。
R329を西南に進んで、15:05、具志川野外レクリエーションセンターに到着。
cultkingさんに勧められたキャンプ場だ。受付で200円支払う。
シャワーは100円掛かるとのこと。事前情報と違うけど、その程度なら、まぁいいや。
テントサイトはバイクの乗り入れ可だそうだ。
親子連れが仲良く遊ぶ中をバイクで分け入るというのは、なんとなく済まない気がするが仕方ない。
今朝の日差しに懲りて、朝も日影になりそうな林間を選んでテントを設営。
木陰の涼しさにくつろいでしまい、しばしテントの中でゴロゴロ。
16:30、時間が勿体無いので残波岬方面へ行ってみることにした。
県道6号からR58を経て再び県道6号へ。途中、ルネッサンスビーチに寄り道。
16:45、真栄田岬に到着。波に浸食された断崖の奇観を楽しむ。
ダイバーが大勢いた。駐車場は一杯だ。
さらに西へ向かって県道を離れ、17:10、残波岬に到着。
断崖と珊瑚礁が組み合わさった迫力ある地形だ。
灯台へ登って眺めると周囲の地形がよくわかる。
昇降でヘトヘト。太ももが筋肉痛になるかなぁ。
断崖には釣り人が多かった。
一人、タモを構えたが、どうやらバラしてしまったようだ。
南西諸島特有の植物相も印象的だ。
ここも紅芋アイスが名物らしいが、さすがに止めといた。
17:35、残波ビーチへ移動。
干潮でむき出しになった珊瑚ベースのエリアは黒ナマコだらけ。
タイドプールの様々な生き物相手に、ずいぶんと時間を費やした。
夕焼けまでここでねばろうかと思ったが、飽きたのでキャンプ場に戻る。
18:20、出発。県道6号に出てR58経由で県道74号に接続。嘉手納方面に出た。
基地の近くなので当たり前なのだが、米軍関連の車輌が多い。
18:45、トイレに寄った道の駅・かでなでは、戦闘機の模型が売られていた。
段々と日が暮れてきたが、知花のスーパーでのんびり買出し。
19:40、キャンプ場へ戻る。あれ? Σ(゚口゚; ゲートが閉まってる…!?
なんと締め出されてしまったようだ。鍵まで掛かっている。
脇の階段から管理棟の事務所を外から覗いてみた。
電気はついてるが人影は無い。自動ドアも閉ざされている。まじかよ…。
まず管理棟に本当に誰もいないか確かめねば。
ドアの張り紙でここの電話番号を調べてみる。…っと、館内に人影が!
ノックしたら気付いてくれた。警備員のおじさんだ。助かった。
別に締め出した訳でなく、職員は帰ったのでゲートを閉じたそうだ。それにしても人騒がせな…。
戻ってきたら開けるつもりだったそうだが、ドアの向こうの人影に気付かなかったらどうなっていたことか…。
これが噂のテーゲー主義というやつだろうか。
とりあえずゲートを開けてもらって、一安心。
シャワーの使用も全く問題ないらしい。そのままざっと浴びて、テントへ戻る。
着替えてサッパリ。(*´Д`)=3 フゥ
もう21時近いが、軽く晩酌。
つまみはフーチャンプルーにゆし豆腐、海ぶどう。
フーチャンプルーは初めて食べた。
歯応えのある沖縄麩が玉子と絡んで乙な味わいだ。
海ぶどうは軽く水洗いして、青ジソドレッシングを付けて食べる。
粒々のプチプチした食感が楽しい。ドレッシングを上から掛けるのはNGとのこと。
ゆし豆腐はおぼろ豆腐のようなふわふわの状態の豆腐で、普通はビニール入りで売られている。
僕が購入したのはプリンのような容器で食べやすいタイプだった。
大豆の味が丸々残っていてこれまた美味い。汁も飲んでしまった。
締めはうずまきパンとまた玄米。
疲れた体には丁度良いかと思ったが、やっぱりどちらもすこぶる甘い。
少々胸焼け気味になる…うぷ…。
AirH”で掲示板をチェックしてみたら、どうやらサーバーがダウンしてるらしい。
諦めて眠りに就いたが、何やらキャンプ場の下の方が賑やかだ。
近所の若者が宴会でもしてるのだろうか、深夜までテントの脇を人が往来した。
うーん。なんだかんだでハプニングがあるなぁ…。
今年もGWの代休で9連休が手に入った。
今回の旅先は沖縄と随分前から決めていた。
これで日本の全都道府県・最南西端を制覇する予定である。
本島だけでなく離島もいくつか回りたい。
計画はいつも以上に綿密に行った。
まず本島はセローでキャンプしながら回りたい。
だがフェリーで運ぶと拘束日数で日程の大半を費やしてしまう。
いろいろ調べてトーリクのバイクパレットを利用することにした。
Club-YAMAHAの会員価格で費用は58,970円。高いが時間の節約を考えると仕方ない。
レンタルバイクの方がずっと安いが、こういう無駄遣いもたまには良かろう。
僕本人の移動はオーソドックスに空路を使用。
土日の便ということもあり、羽田-那覇間は往復で28,400円。
離島めぐりは周遊券の美ら島きっぷ 39,500円を利用。
この時点で13万近くが飛んだ。(゚∀゚)アヒャ 大半を占めるバイク輸送費が激痛い。
せめて離島での宿をゲストハウスにすることで節約しよう。
さて、一日目の朝は自宅にて4:00に起床。
寝坊しないか不安だったので、ほとんど寝ずに起きた。
バイクは一週間前に輸送会社に預け、すでに沖縄に到着している。
というわけで、少しの手荷物だけを持って出発。
4:45野方発の電車に乗り、馬場で山手線に乗り換え。
浜松町でモノレールに乗り換えて、6時前に羽田第1ターミナルに到着。
まずは搭乗手続きを済ませた。
実は一人で飛行機に乗るのは初めてである。
というか飛行機自体、生まれて2度目である。
ドキドキしながらチケット入手。早起きしたので眠い。
搭乗前に売店でおにぎりを2個買い朝食を取る。
やがて6:55発のスカイマーク・エアライン511便への搭乗開始。
そして離陸。通路側の席だが、窓の外も割りと見える。
わーい。空飛んでる、すごいなー。良い眺めだなー。
と内心はしゃぎながらも、大人しくしていた。
9:25、那覇空港に到着。
雨がポツポツ降っていたが気にならない程度だ。
ここからバイクを引き取りにタクシーで那覇新港の琉球物流へ向かう。
途中、沖縄の町並みを車の窓から眺めた。やはり内地とどこかが違う。
那覇新港に着き、タクシーを降りて琉球物流の事務所へ。どこで受け取るのか、少しうろうろ。
10:40、ようやくセローとご対面~♪ 暖機しながら荷物を整理していざ出発。
沖縄の幹線道路R58に出て、まず名護方面の北東へと進む。
まばらだった雨は、そのうち完全に止んだ。
しばらく走って気付いたのだが、こっちの車の巡航ペースは随分ゆっくりだ。
あと、片側3車線もあるのに、内側2車線は二輪車通行禁止だったりする。むかっ。
北谷町(ちゃたんちょう)で国道を離れ西へ向かい、11:20、海辺の食堂・浜屋に到着。
会社の同僚から教えてもらった一押しの店である。
お腹も空いてるので早速、浜屋そば大450円を注文。
麺も汁も具もあっさりした味わいだ。ぷるぷるの軟骨ソーキが実に美味い。
ボリュームもあったのだが、最後の一滴まで全てあっという間に完食。
もっと食べたいが、次の店のためにあえて我慢し、食欲をキープしておくか。
食べ終わって店から出、何気なく携帯を確認。
とあるクライアントからトラブル発生のメールが来ていた。
むぅ。やはり今回の旅でも早々に始まったか…。
さっさと決着したいので直接電話して対応。無事に落着。(;-_-) =3 フゥ
11:45、気を取り直して、出発。
R58に出て、名護方面へ一気に北上。
恩名の辺りから海岸沿いの道になる。
時々停車してビーチを物色。砂と海の色がやはり内地と違う。
12:45、道の駅・許田でトイレ休憩。段々と暑くなってきた。
名護はスルーしてR449に合流し、本部方面へとさらに北上。
本部で国道を離れ、13:20、きしもと食堂に到着。
有名店のため混雑していたがすぐに入れた。そば(小)450円を注文。
麺は腰が強く、ソーキは濃い目の味付けだ。
浜屋とは異なるインパクトの強い美味さである。なるほどねぇ~。
店を出たその足ですぐそばの新垣ぜんざい屋へ入り、デザートにぜんざい200円を注文。
「きしもと食堂→新垣ぜんざい屋」というのはここの定番コースらしい。
沖縄のぜんざいは、甘く煮た金時豆にカキ氷を載せた独特の氷菓子である。
こちらでは定番商品らしく、あちこちの行楽地でも必ずメニューに「ぜんざい」があった。
これまたさっぱりした甘さで美味。シャクシャクといただいた。
13:45、出発。さらに北上して、海洋博公園に向かう。
13:55、駐車場にバイクを停め、公園内を歩いて、沖縄美ら海水族館へ。
今回の旅は未舗装林道が無い分、観光地と食べ歩きがメインになってしまうのだ。
入場料・1800円を支払って中へ。
カップルと家族連れ、団体客で混む中を単独行動でサクサク見学。
ほとんどの水槽は他の水族館と同じ規模だが、見せ方が巧いのか迫力がある。
まるで海の中に潜っているかのように楽しめた。
そして目の前に現れた名物の巨大水槽。
ジンベイザメやマンタが悠々と泳ぎ回っている。大迫力だ。こりゃすごい。
こんなの釣れてもあげられるわけないわ。
その先は興味のある展示だけを見て撤退。
あぁー、面白かった。確かにここは訪れて損は無い。
沖縄へ行く機会があったら、ぜひどうぞ。
15:10、出発。505に出て東へ向かう。
時間が余りそうなので、すぐ近くにあった今帰仁城(なきじん・ぐすく)へ寄り道した。
拝観料は150円。想像していたよりずっと大きな規模だ。
内地の戦国時代の城跡と比べても遜色ない。
ここもそうだが沖縄は外国人の観光客が多かった。
米軍関係者だけでなくバックパッカーもよく見かけた。
安宿も多くて居心地が良いのだろう。
15:50、出発。さて、そろそろ幕営地を決めねば。
ここまでの途中、心当たりをつけておいた塩川ビーチをチェックしたが、周辺工事中で使用不可。
他のビーチを物色しながら本部半島の北東岸を進む。
R505で羽地内湾沿いを走り、R58に合流。
屋我地方面へ分岐する交差点にあったコンビニで小休止。
ここで沖縄のローカルドリンク・玄米(げんまい)を飲んだ。
名前の通り主原料はあの玄米である。
飲んでみると、ゆるゆるのおかゆを黒糖で無理やり甘くしたような味だ。
実際の甘さはたいしたことないのに、ドロドロした食感のせいでしつこく感じる。
うーん…変だが飲めないことは無いな。
結局、幕営地はツーリングマップルに載っていた有料の屋我地ビーチに決定。
16:55、チェックイン。入場料・駐車代・テント泊代で、しめて1200円也。
本島の有料ビーチでのキャンプはゲストハウス並みに高いようだ。
探せば無料でもっと良いキャンプ場もあるだろう。リサーチ不足が悔やまれる。
でもま、いろいろ設備は整ってるし、文句を言われないからいっか。野宿だとハブ怖いし。
早速テントを設営して買い出しに。
近隣の集落をうろうろとスーパーを探して走り回る。
何件かあったが、何故か後に見つけるスーパーほど大きくなる。ちぇ。
ビーチに戻って、オリオンビールを飲みながら釣り開始。
餌は管理人さんに特別にタダで分けていただいた。
前のお客さんが残していった冷凍オキアミが半パックだけあったらしい。
ぶっこんだ第一投が着水すると同時に、すぐ側で驚いたのか、いきなり魚が跳ね上がった。
30cmほどのタイの仲間のようだ。キビレかな。これはいけるかも。
晩酌のツマミはイラブチ(青ブダイ)の刺身。
少し筋があったが癖の無い味だ。だが、これだけでは物足りない。
追加の肴、いや魚が掛かってくれないものか。
潮風にあたって晩酌しながら、20:00くらいまで粘ったが結局アタリ無し。
ゴカイやアオイソメなどの虫餌の方が良いのだろうか。うーむ。
釣りは諦めて、晩飯で締め。
共同売店で買った飯とオカズの詰め合わせ150円。安!
ポークに天ぷら、ゴーヤチャンプルー、もやしチャンプルーがギューギュー詰めだ。
値段の割りに量があって美味かった。沖縄って(・∀・)イイ!!
日本の中でも独自の文化と歴史の地・沖縄。
未舗装林道は無いが、充実した旅になりそうだ。
沖縄です。入梅したばかりの沖縄です。
今回はバイク運送やら飛行機やらレンタルバイクやらゲストハウスやら
今までのツーリングに無かった要素がいろいろあります。
代わりに未舗装路はほとんど無し…orz
ま、それもしゃーないっすね。
そうそう、年頭から友達に頼まれたサイトが今月頭から公開されました。
埼玉を中心とした歯科関連の求人サイトなんですが宣伝しちゃいます。
歯科求人サイト e-job
このサイトのお陰で、この冬のツーリングはお預けになりましたが
我ながらなかなか頑張ったと思っております。えらい俺。
(イラストは無料素材サイトから拝借しました、俺が描いたわけじゃないっすよ、念のため)
GWの最中、日帰りで行って来た小諸・浅間山方面のツーレポをアップしました。
http://s-dog.net/archives/000500.html
今年はなかなかソロキャンプできないなぁ。
今年もGWは時期をずらして代休を取ることになった。
バイク仲間があちこちに旅立つ最中、僕は仕事。それでも土日は休みである。
鬱憤を晴らすべく日帰りで浅間山方面に出かけることにした。
7:45、念のためフリースを着こんで出発。練馬ICから関越自動車道へ。
連休の真っ只中なので、下り方面の流れは速い。
8:45、上里SAで給油。藤岡JCTから長野方面へと上信越道を進む。
9:30、八風山トンネルを抜け、長野県内に入った。
9:45、小諸ICを降り、小諸市街方面へ進む。
9:50、懐古園駐車場に到着。200円を支払って駐輪。
いい天気だが、ちと暑い。フリースを脱ぐ。
さて、まずは朝食。懐古園の入口脇にある蕎麦屋、草笛・小諸本店へ入り、ざるそばを注文。
ボリュームたっぷりの蕎麦がたらいに入れられて運ばれてきた。
やや太めに切られた田舎蕎麦で、量は気取った蕎麦屋の1.5~2倍ほどもありそうだ。
味も満足。ついでにお土産も購入した。
せっかくなので入園料300円を払って腹ごなしに小諸城址・懐古園を散策。
大河ドラマの影響もあり、山本勘助をアピールしまくっている。
とりあえず、本丸跡の懐古神社に参拝。
城下町より低い位置にある、全国でも珍しい城らしい。
千曲川やもともとの地形を上手に利用した築城というのが歩いてみると良く分かる。
天守台は思っていたよりこじんまりしている。
季節が丁度良かったようで、園内は様々な花が咲いていた。
小諸の象徴でもある三之門を撮影し忘れたのは残念だ…。
駐車場脇の無料休憩所でトイレを済ませ、10:50、出発。
小諸市街を北に抜けて、浅間南麓の林道群を目指す。
R141からr79へ合流し、すぐ糠地方面に右折。
途中、天池という所で鯉のぼりを撮影。
11:10、糠地林道の西端に到着。東へと走り始める。
今回も林道浪漫の地図を参考にさせていただいた。健さんに感謝感謝。
日当たりの良い開放的な林道だが、展望はあまり開けない。
何箇所か作業道の分岐もあったが、きりがなさそうなので本線を進む。
11:40、東端の小姓の集落に出た。
道なりに東へ進み、菱野温泉を横切って1000m林道に合流。
千曲川流域の展望がなかなかよろしい。蓼科や霧ヶ峰も薄っすら望めた。
1000m林道にも少しだけダートが残っていた。
交通量が多いせいか超フラットで走りやすい。
北へ分岐する道をチェックしながら進むが、やはり事前情報通り。
水出林道も清万林道もがっちりゲートで閉鎖されている。
12:05、最後の頼りの追分林道もゲート閉鎖されてたが、ここは脇からモゴモゴできた。
のんびり北上して、12:15、御代田三石林道の分岐を左折。
家族連れのハイカーが道端で昼食を取っていた。挨拶をして通りすぎる。
一台、自動車とすれ違った。地元民か。意外に人と出会う林道だな。
ひたすら西へ進み、12:45、西端のゲートに到着。
すぐにUターンして、北の1500m林道へ抜ける道を探す。
最初の作業道は藪の中にフェードアウト。
途中、熊らしき糞があった。くわばらくわばら。
結局、水出林道で北へ抜けることにした。
少しガレ気味の路面を北上し、13:10、1500m林道=浅間林道に出た。
とりあえず左折して、これまた西端をチェック。
林道の最後は熊笹の中に消えてしまった。
Uターンして東へ向かう。眼下に開ける展望が素晴らしい。
やがて浅間山が眼前にドドーンと姿を現した。
林間ダートになってもまだまだ続く。
13:40、石尊山への登山道はゲート閉鎖。
ここから少し歩くと血の池・血の滝があるらしい。
興味があったが疲れそうなのでパス。
13:45、御代田三石林道へと下る分岐をスルーして浅間林道を直進。
しかし数百mほど先の転回スペースで行き止まり。
Uターンして、さっきの分岐を左折して下り始める。
ちなみにこの分岐の辺りでテンを見かけた。テラカワユス
13:55、再び御代田三石林道へ出た。
左折して、東へ。一組カップルと遭遇。
追分林道の分岐へ戻り、左折して北上。
落ち葉の下はフカフカの火山灰だ。ややもするとハンドルを取られる。
途中、オフ車軍団10台ほどとすれ違った。
抜きつ抜かれつしながら、かなりのスピードで走っていた。( ̄へ ̄|||) ウーム
レースなら完全なクローズドコースでやってもらいたいものだ…。
14:15、R146の手前、峰の茶屋の裏手にあるゲートに到着。ここまで意外に距離があった。
予想はしていたが、やはりこのゲートは抜けられそうにない。Uターン。
14:35、千ヶ滝方面に降る支線へと左折。
ゲートがあったが、ここは脇をモゴモゴ…。ようやく舗装路に戻った。
ここまでのダート走行距離は約50~60kmくらいか…げふっ。
別荘街を抜けて、14:45、R146に出た。ひさびさに人里に出てホッとする。
が、キャピキャピとテニスをやってるコートを横目に見て、すぐにやさぐれ。(▼⊿▼) ケッ!
少し南下して、北原白秋文学碑の向かいにあるGSで給油。
軽井沢の中心部を避けて、裏道で1000m林道へ舞い戻る。
15:00、追分林道の分岐をスルーして、さらに西へ。
15:15、菱野温泉でチェリーパークラインを右折。
ワインディングをウネウネ登って、15:30、高峰高原・車坂峠に到着。
おぉー、素晴らしい眺めだ! 絶景かなー!
朝飯の蕎麦は大盛だったが、さすがに腹が減ってきた。
今更昼飯も何なので虫養いにおやつを摂ることにする。
しかし、休憩所で注文したおやきは、蒸されすぎてグチャグチャな状態。
完全にハズレだ。ちぇっ。
15:40、出発。湯の丸林道で西へと向かう。
高峰高原から池の平までの数kmは尾根伝いのフラットダートである。
すでに閉鎖されたスキー場にはまだ雪が残っていた。
眺めも良く、期待以上の林道だった。
15:50、湿原・池の平の駐車場に到着。
散策しようとしたが、コースを見ると最低1時間は歩く必要がありそうだ。
林道のゲートが閉鎖されかねないし、疲れそうなので諦めた。
16:10、湯の丸高原の地蔵峠に出た。
記念撮影だけ済ませて、r94を小諸方面に降る。
比較的緩やかなカーブが多く、スピードを出しやすい。
16:35、R18を右折して、すぐに左折。
r166で千曲川を渡り、さらにr40を左折。
16:40、道の駅・みまきに到着した。
併設された温泉・御牧乃湯でざんぶと入浴。
一日の汗を洗い流した。
17:20、出発。
地元のスーパーへ寄り道してから、再びr40に戻って小諸方面に。
小諸市街を抜け、17:45、小諸ICから上信越道へ乗った。
下仁田から花園まで渋滞50kmの表示。
うーん…GWの帰省ラッシュがどうやら始まったらしい。
18:05、佐久平PAで早めの夕食。(それとも遅めの昼飯か?)
ネタ目的で佐久鯉の唐揚げ丼を注文したが、これが失敗。
唐揚げの油が酸化していたのか、実に実に嫌な臭いである。
セオリー通り、横川SAでおぎのやの釜飯を食べればよかった…。
18:25、フリースを着こんで出発。夕暮れの碓氷峠はやはり肌寒い。
進むに連れ、表示されてる距離は少しずつ縮んできたが、渋滞には違いない。
モゴモゴしながら藤岡JCTで関越道に合流し、19:15、上里SAで給油。
さらにモゴモゴして、20:30、自宅に到着。はぁ、疲れた。
その夜、Kannaに持っていったのはスーパーで調達したビタミンちくわ。
ちくわにビタミンA・Eを添加! …と言っても、魚脂が加えられてるだけなのだが。
普通のちくわに比べて油っぽいが、なかなか美味しい。
日帰りだが、なかなか充実したツーリングだった。
さぁーて、GWの代休も楽しむぞー。
先週末に開催された山梨での山菜塾の様子をまとめました。
塾長、ありがとうございました! 参加者の皆様お疲れ様でした!
http://s-dog.net/archives/000498.html
ちなみにタイトルの元ネタが分かる方は、たぶん30代以上です。