西日本焼きそばツーリング 四日目


4/16、土曜日。早起きして6時に宿を出発。
R56からR378へと接続して、佐多岬半島を西へ。
7:30、三崎港のフェリーターミナルに到着。
九州行きの便が出たばかりなので次の便まで一時間ほどある。
カレーパンを食べたり、待合室で仮眠したりしてのんびり待機。

国道四国フェリー 三崎港ターミナル

国道四国フェリー 三崎港ターミナル

フェリー到着 さらば四国

フェリー到着 さらば四国

今回は短距離フェリーの多い旅

今回は短距離フェリーの多い旅

そんなこんなで九州に

そんなこんなで九州に

8:30に三崎港を出た船は、9:40、大分県の佐賀関港に着岸。
上陸後、大分市街で給油してから大分自動車道に乗り、西へと走る。
由布岳の前後がクソ寒かった。
さて、九州のご当地焼きそばと言えば何を置いても日田焼きそば。
11:20に日田ICを降りて日田市街へ。
ここで2軒食べ歩く予定だったのだが、一軒目のお店が臨時休業だった。
丁度お店の方がそのお知らせを貼ってたところである。
どうやら他所でイベントがあるらしい。うーん、仕方無い。
九州滞在中に再訪できるようスケジュールを調節するか……
というわけで気を取り直して別の店へ。
11:30、やってきたのは想夫恋(そうふれん)・新本店
日田焼きそばの元祖の店である。
(ちなみに『日田焼きそば』はこの店の登録商標)

日田焼きそば 想夫恋新本店

日田焼きそば 想夫恋新本店

開店直後だが、土曜日だけあって先客もちらほら。
厨房の良く見えるカウンターに腰掛けて、大盛1050円+生卵53円を注文。
想夫恋焼きや両面焼きとも呼ばれる独特の調理法で焼かれたそばが、鉄板に乗せられて登場。
具はモヤシ、青ネギ、細く切った豚肉。
麺はやや太めでソースはちょい辛口。食べあきない味付けである。
箸でざっと混ぜると、生卵はすぐに固まった。
熱々の鉄板でカリカリに焼かれた麺が香ばしくて実に美味しい。

両面焼きそば 熱々で美味!

両面焼きそば 熱々で美味!

食べ終わってルートとスケジュールを諸々検討。
あの店を先に行って、あー行ってこう行けば……と予定の組み直し。
12:40、出発。下道で西へと進む。
土曜日の午後、交通量が多いので無理せずにのんびりと。
福岡県に入り久留米をスルーして佐賀県へ。

道の駅くるめで小休止

道の駅くるめで小休止

筑紫二郎 筑後川と共に下る

筑紫二郎 筑後川と共に下る

14:40、本日の二軒目、佐賀市街にある大正11年創業の老舗、春駒食堂に到着。
着席して早速、地元民に人気という皿うどん770円を注文。
遅い時間にも関わらず先客も何人か。
その半分以上が皿うどんを食べている。

佐賀市街の老舗 春駒食堂

佐賀市街の老舗 春駒食堂

こちらがメニュー ちゃんぽんも美味そう

こちらがメニュー ちゃんぽんも美味そう

やがて大きな皿にどさっと盛られた皿うどんが登場。
ちゃんぽんの麺・スープ・具を使った太麺の皿うどんである。
揚げ麺を使った皿うどんと違って、あんにとろみは付いていない。
スープは少量だが、炒めた野菜の旨味がたっぷり染みだしてる。
ところどころ焦げ目の付いた麺はつるつるしこしこ。
モヤシや卵焼きを絡めながらするすると胃袋に収まって行く。
うーん、これは美味い。

春駒食堂の皿うどん 美味い!

春駒食堂の皿うどん 美味い!

食べ終わって15:10、次の店を目指して出発。
この日は佐賀市内のカプセルホテルに泊まるつもりなのだが、
スケジュール変更に伴い、翌日行く予定だった店へ行くことにした。
R203で唐津方面に進み、一時間ほどで本日の三軒目に到着。
唐津市の岩屋という集落にある山口お好み屋も創業五十二年の老舗である。
「何でこんな場所に?」という立地条件もさることながら、
お好み焼きの小が130円からというその価格設定にも驚く。

山口お好み屋 周りにはなんもない

山口お好み屋 周りにはなんもない

店内のメニュー 安すぎる!

店内のメニュー 安すぎる!

中央の鉄板に着席して、そば玉=玉子入りの焼きそば320円を注文。
まず野菜を広げ、天カスなどの具材を入れて炒め、後からそば投入。
塩コショウとソースで味付けし、最後に玉子を割りいれ、ざっと混ぜて出来上がり。

そば玉! 320円!!

そば玉! 320円!!

やや太めの麺にキャベツ・モヤシ。
天カスと一緒に入れてたのは、さつま揚げとカマボコのみじん切りだった。
焼きそばに使われているのをあまり見たことのない具だ。
カリカリに焼けた麺と、香ばしく焦げたソースを玉子が柔らかくまとめてる。
思ったよりボリュームもあって、しかも美味い。
脅威のコストパフォーマンスだ。
16:30、店を出て佐賀市街へ戻る。
17:30、その日の宿のカプセルホテルへチェックイン。

サガシティホテルマン

サガシティホテルマン

泊まったホテルのマスコットキャラらしい

さすがに今日はお腹一杯。もう食べられない。
胃の容量に余裕があれば一人呑みに出かけたいところだが諦めよう。
ひと風呂浴びた後は、休憩室で備え付けの漫画を読んでおとなしく過ごした。



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