「シャリキン」の暴力


世の中には二種類の人間しかいない。
「キンミヤ」と聞いて舌なめずりをする人間と、そうでない人間である。
「キンミヤ」とは焼酎の銘柄だ。
麦? 芋? 黒糖? いやいや、そんな範疇には収まらない。
あえて言うなら「大衆」だ。
中野、新井薬師に本店を構えるヤキトン屋・四文屋にも「キンミヤ」はおいてある。
ただし「お一人様・三杯まで」との制限付き。
飲んだものは分かるが、この焼酎、ダイレクトに効く。
酒に強い人間も三杯飲んだら真っ直ぐに歩けなくなるような代物だ。
実際、今の自分も何度入力しなおしてることか…。
さて、表題の「シャリキン」である。
今日は地元・野方が誇るヤキトン屋・秋元屋で同僚と一杯やっつけてきたのだが、
その席で飲んで来たのが件の「シャリキン」。
断っておくが、メニューには書かれていない。知ってる人だけが注文可能な酒である。
種明かしをすれば、シャリシャリに凍らせた「キンミヤ」焼酎なのだが、これがきつい。
なにせ、2杯目を注文する際に店員が「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と
しつこく確認してくるほどなのだ。こっちは大丈夫だと思って注文したのだが、
3杯はきつかった。口当たりはいいが、今でもフラフラしつつキーボードを叩いている。
「酒は飲んでも飲まれるな、我こそは自認セし者ナリ」と意気込んでる人に
ぜひとも飲んでもらいたい一杯である。うぅー、きつー。



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