氷の七日間・二日目


6:30起床。この時間はまだ暗い。
外の気温はマイナス7~8度程度か。
テント内で茶を飲み、明るくなってから撤収開始。
目の前に電話ボックスがあるのは助かる。
出発時、Mr.mudさんのフェイスマスクが見つからず。
ザックの底に入り込んでたらしい。よくあるよくある。

鹿公園 一晩お世話になりました

鹿公園 一晩お世話になりました

寝てた部分の雪が溶けて地面が見えてますね

寝てた部分の雪が溶けて地面が見えてますね

9:15、出発。
R234へ出て岩見沢方面に北上。
雪がかなり降ってきた。
9:45、由仁のセブンイレブンで朝食。自分はトイレも済ませた。
駐車場で弁当を食べてると、所沢ナンバーの男性に声をかけられた。
どうも、内地の人間から声をかけられることが多いなぁ。

安平から由仁に掛けての国道234号にて

安平から由仁に掛けての国道234号にて

由仁のコンビニ駐車場 どんどん降ってくる

由仁のコンビニ駐車場 どんどん降ってくる

10:50、岩見沢市街のR12との交差点の手前で発信時に転倒。
後続の車から降りた女性に起こすのを手伝ってもらう。
うーん、足に滑り止めのスパイクを履いてるが、それでも滑る。
R12に出て旭川方面に北上。
市街地は信号が多いが、それ以外は良いペース。
美唄、砂川、滝川と順調に進む。
12:45、深川の道の駅・ライスランドふかがわで小休止。
特産品の「米」をテーマにしてる道の駅らしい。
売店で売っていた大きなおにぎりのイクラシャケ200円と味噌汁50円を食す。

道の駅・ライスランドふかがわ(入口)

道の駅・ライスランドふかがわ(入口)

駐車場は当然のように一面雪

駐車場は当然のように一面雪

大きなおにぎり(゚д゚)ウマー

大きなおにぎり(゚д゚)ウマー

さて、ここから難所 気合い入れて行きます

さて、ここから難所 気合い入れて行きます

13:35、休憩を終え出発。
その先、神居古潭の前後は完全なアイスバーンが続いていた。
両足を斜め前に突き出し、バランスを取りながら緊張して走る。
この先、ずっとこんな路面かと考えると辛すぎる。
果たして無事に稚内・宗谷岬まで辿り着けるだろうか?
さらにその先、旭川の手前で国道が渋滞気味になった。
14:00過ぎ、とある交差点で、本日二回目の転倒。
立ちゴケだったのでダメージは少ないが、周りの車両の視線が冷たい。
バイクを起こそうとしてもタイヤが滑ってなかなか起こせず。
走りきる自信がどんどん無くなってゆく。
精神的にきついため、この周辺は写真なし。
14:35、R12からR40へ何とか接続。
その先もアイスバーンが続いたが両足を突き出して走行。
15:15、塩狩峠を越えることができた。
(峠といっても標高わずか263mだが…)
峠の駐車場でMr.mudさんと今日の幕営地について相談。
予定していた名寄は遠すぎるので、この先最寄の道の駅を目指すことにした。

塩狩峠にて よくぞここまで来たもんだ

塩狩峠にて よくぞここまで来たもんだ

まだ先は長いがとりあえず進もう…

まだ先は長いがとりあえず進もう…

15:25、和寒(わっさむ)のホクレンで買出しと給油。
R40をさらに北上し、16:00、道の駅・絵本の里けんぶちに到着した。
幕営地をあっちこっち物色し、最終的に裏手の屋根のあるスペースにテントを設営。
テーブルもあったので、バス停から椅子を二脚運んで使わせてもらった。

今宵は剣淵町の道の駅の裏手で幕営

今宵は剣淵町の道の駅の裏手で幕営

今夜のメニューはかじかと助たち(スケソウダラの白子)を使った鍋。
昨日と同じく海鮮鍋だが今回は醤油仕立てである。
トイレに行けば水が手に入る。雪から作る必要がないので調理が楽だ。
テントの外で絶品鍋をつまみつつ焼酎をグビグビ飲む。寒いのでなかなか酔わない。

本日の鍋の材料 奥にある串カツは突き出し

本日の鍋の材料 奥にある串カツは突き出し

かじかと助たちの醤油鍋 メチャ(゚д゚)ウマー

かじかと助たちの醤油鍋 メチャ(゚д゚)ウマー

あらかた食べ終わってテントの中に入り、さらに飲む。今度はさすがに回ってきた。
横になると一気に眠気が襲ってくる。この晩、二人で焼酎1L+αを飲み干した。
この先を走る自信が失せかけていたが、食べて飲むと一時的にだが元気が出るなぁ…。
うし! 明日中に稚内に到着するよう、がんばろう!
…と前向きな気持ちで眠りに就いたのだが。



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