夜半0時頃に車でやってきて、テント設営を始めた連中がいた。
大声ではないが、それでも話し声が結構煩くて参った…。
6:00、起床。やはり寒い。
温泉玉子氏も起きてきて、ぼちぼちと朝食。
今朝のメニューは明太スパゲティ。
はぐはぐ食べて片付け開始。
7:30、出発。
温泉玉子氏の先導で、林道を2・3本一緒に走ることになった。まずは大横川林道。
昨日、チェーンが張られているのは確認済みだが、無理すれば脇をモゴモゴできそうってことで…。
横川ダム側の入口のゲートは手で開閉可能なタイプだった。
フラットだが景観が良い訳でもなく、あまり特徴のない林道である。
ガーッと走って、7:55、チェーンゲートに到着。
いきなり現れるのでちょっと危険だ。まず温泉玉子氏がモゴモゴ。
続いて僕も…っと、サイドバッグが引っ掛かってしまい、支えきれず立ちゴケ。
温泉玉子氏に手伝ってもらいながら、サイドバッグを外して何とかモゴモゴ完了。ふぅ…。
R153に出て、辰野町市街方面に進む。宮所交差点を左折して、踏切を渡り左折。
神社の前をスルーして上へと伸びるダートへ。急勾配でなかなか荒れてる。
8:15、林道王城枝垂栗線へ合流。このルートは初めて走った。
辰野町からの舗装路より楽しい。覚えておこう。
ここからしばらくはおなじみのルート。尾根沿いに出て、ガシガシ走る。
8:20、支線に左折し、日本中心の碑の先にある鶴ヶ峰の展望台で小休止。
さらに北上して、しだれ栗展望台への支線に右折。
ここも僕は初めて通る。ドロドロの路面にフカフカの落ち葉が積もり、走り難い。
…っと、左カーブでリアが流れてしまった。
左の崖にフロントタイヤが突っ込む手前で転倒。
温泉玉子氏が戻ってきて、またしても起こすのを手伝っていただいた。
さらに、展望台に登る手前のチュルチュルの坂でとどめの転倒。あぁ…みっともない。
温泉玉子さん、ご迷惑掛けまくりですんませんでした(T.T)
後でリアタイヤを見たら、泥が詰まって凸凹が無くなってた。グリップする訳ないわな。
とりあえず展望台に登り、諏訪湖や高ボッチ方面の景色を堪能しつつ息を整える。
9:10、舗装路に出て左折。
ガーッと下って、R153に出たところで温泉玉子氏とお別れ。
二日間、ありがとうございました~。また、どこかでお会いしましょう~!
さて、いつも通り一人に戻った。
R153を南下して、9:30、箕輪のコンビニで小休止。
転倒の際に内側に曲がってしまったシフトペダルをチェック。
ま、この状態でも一日くらいなら走れるだろう。
工具を出すのが面倒なので、そのまま出発。
r207でショートカットして高遠へ。
R361~R152へと繋ぎ、白山トンネルを潜ってすぐ左折。
10:10、広域基幹林道・長谷高遠線の入口に到着。
(ここからは林道浪漫・健さんの地図を参考にしました)
しばらくは舗装路のワインディングが続く。
キノコ採りだろうか、車が何台も停まっていた。
やがてダートになり、展望も開けてきた。
路面は頗るフラットで走りやすい。
10:30、大規模な土砂崩落で行き止まり。
こないだの台風のせいか…仕方なくUターン。
南アルプス方面の展望が良くなって来たとこなのに、残念だ。
R152に戻って少し南下。
10:55、道の駅・南アルプスむら長谷で休憩。
ちょっと早いが、買っておいたオニギリで昼飯にした。
この周辺では食事できる店を見つけるにも一苦労なので、準備しておいたのだ。
今日も余り気温は上がらないらしい。
携帯で確認すると、西伊豆へ一人で夜釣りに行った怪人M氏も寒さで難儀したようだ。
11:10、出発。
さっきの長谷高遠線の土砂崩落を反対側からも見てみたい。
美和湖沿いを南下して、11:15、女沢林道を右折。
少し登ると、右手に林道長谷高遠線が分岐していた。
右折してフラットダートを快走。この辺の景色が頗る良い。
11:35、さっきの土砂崩落現場に到着。
…っと、向こうからこの土砂を徒歩で越えてくる人がいた。
キノコ採りの二人連れか、よくやるなぁ。
僕は小休止してUターン。
女沢林道に復帰して、12:00、長谷高遠線の続きへ。
路面は少し荒れ始めたが、谷を大きく巻いた辺りからまたフラットに戻った。
南アルプスの眺めは相変わらず素晴らしい。
12:10、掘削途中の行止り箇所にぶつかった。
完抜するのは平成20年度らしいが…さてはて。
林道馬越線の分岐に戻って、R152へとエスケープ。
鹿避けの電撃柵を開閉して林道を退出。
国道を南下して市野瀬の集落へとすぐ左折。
この集落のGSをあてにしてたのだが、休業中なのか誰も出て来ない。
仕方なく、そのまま林道長坂線へと向かう。
ウネウネ登って、12:50、長谷高遠線に復帰。
北上したらすぐ土砂崩落で行止り。掘削現場まで行けずUターン。
長坂線の分岐をスルーして南下したが、こちらも土砂崩落で行止り。
むぅ。どこにも抜けられない袋小路状態か。
結局、林道長坂線を経由して、13:10、R152へ戻った。
栗沢川沿いにR152を南下すると、やがて峠道に。
中沢峠の手前の分岐から長谷高遠線へ再々侵入。
さっきの土砂崩落現場を反対側から見て良しとする。
R152の分岐まで戻ったのが13:30。はぁ、疲れた。
さて、そろそろ給油せねばならないのだが、この辺にGSは無い。
日曜は休業だったりして、あってもあてにならない。
仕方なく駒ヶ根方面の街中まで出ることにした。
中沢峠を右折してr49を西へ。
中沢の集落は道路工事中のため、大きく迂回させられた。
14:00、天竜川手前の地図に載ってたGSに到着したが、やっぱり休業中。
でもそのすぐ先にもう一件GSがあった。
当然給油したが、後で確認したらリッター154円。高ぇ…。
ついでに天竜川沿いのベンチで小休止。今日の予定を検討した。
幕営地の目処を付けたいが、明日は天気が崩れそうだ。
なんだか風も出てきた。今日帰宅する手もある。
うーん。買出しの前にもう一度、天気予報を確認してから最終決定しよう。
ってなわけで林道探索再開。
14:15、広域基幹林道・陣場形線の北側入口に到着。
以前も来た事があるが、早朝で一面霧の中だった。
分岐する支線を無視しながら、がーっと南下。
路面はフラットな林間ダート。景色はあまり開けない。
14:40、途中の展望台でようやく視界が開けた。
木曽駒ヶ岳は雲と光の加減であまりよく見えないが、なかなか良い眺めだ。
14:50、黒牛折草林道を左折。
陣馬山の山頂まで舗装路面が続く。
頂上付近の景観はとても素晴らしい。
…っと、GPSをチラ見したら側溝に落ちそうになった。
手前で急停車できたが、無理な体勢で支えきれず道路側に立ちゴケ。
あぁ…またコケたか…。荷物重いし、もう起こすのやだよ…。
下りに入り、やがて路面はダートになった。
15:15、折草峠を横切って、そのまま四徳治山運搬道へ。
木漏れ日の中、狭い幅員をウネウネと登ってゆく。
15:30、広場に出た。右手に分岐するダートは行止りのはず。
左手は完抜…って、あれ、通行止の表示…?
途中、路肩で焚火をしてる作業着の男性がいた。会釈して通り過ぎる。
幅広の砂利道を快走。…っと、15:35、やはり土砂崩落で行止り。仕方なくUターン。
さっきの焚火の男性に確認したところ、あの土砂を越えさえすれば通過可能だという。
確かに土砂に轍はついていたが、今日はもう無理したくない。
これまでの流れだと間違いなく転ぶはず。撤退しよう。
来た道を戻って、15:55、折草峠でr210を右折。
北上してr49に接続し、駒ヶ根方面へ。
途中、携帯電話で天気予報を確認すると、翌日の降水確率は80%とのこと。
本日の幕営は中止し、このまま帰宅することにした。
せっかくなので、少し早いが駒ヶ根で夕食を食べて行こう。
昼飯が早かったので、もうお腹が空いているのだ。
市街地を西へと抜けて、丸富という蕎麦屋を探した。
が、GPSに登録しておいたポイントが違っていたらしく、見つけられず。
(見つけたところで営業時間は既に終了していたようだが)
気を取り直して駒ヶ根市街に戻り、駒ヶ根ソースカツ丼の発祥の店・きらくへ。
しかしシャッターが下りている。先日移転した、という張り紙があった。
そういえば途中で新店舗を見かけた。支店かと思ったが本店が移動したのか。
どっちにしろ準備中の看板が出てた気がする。諦めた方がよさそうだ。
ってなわけで、16:45、結局、定番の玉龍飯店へ。
ソースカツ丼を注文。相変わらず量が多くて美味。
結果オーライってことで、良しとしよう。
食べ終わり「お気をつけて」と見送られ、17:10、出発。
17:20、駒ヶ根ICから中央道に乗り、帰路に着く。
渋滞してたがモゴモゴして順調に帰京。帰宅したのは20:40。
翌日は予報通りの雨。
レポでも書こうと思っていたのだが、全身筋肉痛で一日中ゴロゴロ寝てしまった。
寒さで強張ったのか、はたまた度重なる転倒のせいか。
3日の予定を2日で切り上げてきたが、無理をしないで良かった良かった。
SaltyDogさん、こんにちは。
駒ヶ根方面行かれたんですね。
私もこの夏に行ったばかりだったので、ついついコメントしてしまいました(^^)
四徳治山運搬道の崩落箇所、見事に轍がついてましたね。私が行った時は崩落してまだ間がないというタイミングだったようで、フカフカの砂山状態でした。
向こうはこれからの季節がまたいいんでしょうねぇ。
冷えた空気に映えるアルプス…一度拝みに行きたいと思っています(^^)
この夏にわたさんが行ったことを、帰還してから知りました。
わたさんのレポを先に読んでおけば、ルートの決め方も変わったでしょうに…(>_<)
先日、飛騨方面に行った帰りの北アルプスは、雲ひとつ無くて美しかったですよー。