6:30、起床。
今日は飛行機で与那国まで往復する予定だ。
予約してある便まで、時間に余裕がある。
とりあえず、PCで昨日の一日をまとめる。
昨日から宿泊しているスペイン人のペドロ夫妻と片言の英会話。
7:30、バンナ岳に散歩に出かける。
県道208号を北上。途中の商店でおにぎりとゲンキクールを購入。
昨日も来たバンナ岳公園スカイラインを登り、展望台に到着。
昨日よりはましな景色か。携帯で写真を取り直す。
ついでに景色を見ながら朝ごはん。
8:20、宿に戻って、飛行機に乗る準備を済ませる。
バイクで石垣空港へ向かい、9:20、到着。
チェックインもさすがに慣れてきた。ナイフを持ち込んだりもしない。
JTA961便は予定通り10:20に石垣空港を発った。
30分ほどのフライトを経て、10:50、与那国空港に到着。
うわぁ…物凄い日差しだ。梅雨はいったいどこへ行ったのだろう?
とりあえず空港近くの最西端観光・SSKレンタカーへ向かう。
50ccのスクーターが3時間で2000円。
帰りの便は16:00発だから15:30過ぎに戻ってくればOK。
まず飯を…と思い、祖内集落へ向かう。
事前にネットで調べておいたマルキ食堂がなかなか見つからず。
実はネットの地図が間違ってたのだが、そうとは知らず。
地図の場所にあった「磯」という看板の店をそれと勘違いした。(磯ラーメンというお店らしい)
開店時間は11:30ってことで、まだ閉まってる。
まぁ、いいや。飯の前にさくっと島を半周してこよう。
「島は時計回りで」という自分のセオリーに従い東へ。
漁港を横目に広い墓地を通り抜け、誰もいない舗装路を快走。
与那国島の東端・東崎に聳える風車の周りは牛と馬だらけだ。
人間を怖がっていないのか、間近に寄るまで逃げる気配がない。
馬はもじゃもじゃの鬣が、牛は真っ黒な体毛が暑そうだ。
近くに水場がちゃんとあるのか、心配になってしまう。
東側にはエメラルドグリーンの海が広がっている。
牧草地の緑に映えてとても美しい。しかし暑い。暑すぎる。
11:40、東崎の先端のトイレで水分を補給。
後頭部に水を掛けて冷やした。
進路を転じて島の南岸を西へ向かう。
途中、軍艦岩や立神岩という景勝地があった。
なかなかの高さの断崖が続く。
そろそろ腹が減ってきた。時間もほどよい。
内陸部をショートカットしてさっきの店へ向かう。
途中の川に30~40cmくらいの魚がいた。
バスに似た体系で色は銀色。鯉でもないし、なんだろう。
戻って調べたところユゴイという淡水魚のようだ。
12:25、お店・磯に入り、そば600円を注文。
普通に美味しい。具のバラ肉が特に美味い。量もなかなか。
他の客は地元の方々のようだった。
食べ終わって、12:45、出発。
今度はいよいよ島の西端=日本最西端へ向かう。
空港をスルーして、12:55、久部良港の脇道へ入り、日本最後の夕陽が見える丘へ寄り道。
さらに奥にあった久部良バリもチェックしておいた。
重税に苦しんだ島民が人減らしのため妊婦をジャンプさせたという岩の割れ目である。
酷い歴史を経てきた島なのだねぇ…。
港前の売店の自販機でサンピン茶を購入。暑い。
集落の細い道を抜けて、13:20、日本最西端の碑に到着。
これで日本の東西南北・四隅を制覇した。わーいわーい。
それにしても暑い。何度も書いてるが、やっぱり暑い。
そのまま南牧場へ向かう。
っと、与那国馬が道路にうじゃうじゃいた。
同じ方向に一緒に歩くと楽しい。
13:50、Dr.コトーとやらのオープンセットへ。
ドラマを一度も見たことが無いから何の感慨もない。
が、海は綺麗だ。小学校の雰囲気も良い。
時間が余りそうなので内陸部の山道を走ってみる。
久部良岳の脇を通る舗装林道は、まるでジャングルだった。
ヘビが一匹いたがハブはいないはずなので怖くは無い。
ふれあい牧場という施設まで行ってみたが、予約制らしく柵の中の馬しかいなかった。
うーん、寄る場所が無くなって来たぞ。
さらに14:40、最高峰・宇良部岳の無線所まで登り展望を楽しむ。
波照間と違って、割と起伏が多い島だ。
GPSで「大和墓」と記載されたポイントが近くにあったので寄ってみた。
しかし、草生す未舗装路しか見つからず。終点は畑。んー、よくわからんまま退出。
50ccのスクーターに辛い思いをさせたかな。
15:00、最後に東崎をもう一度回った。
午前中に見かけた牛や馬は一頭もいない。
太陽の向きが変わって移動したのだろうか。
ガソリンを満タンにして、15:20、レンタル屋へ帰還。
これにて与那国めぐりは終了。
空港でブルーシールのカップアイスを食う。
16:00、与那国発のRAC806便は予定より少し遅れて到着。
初めてのプロペラ機だ。やや心もとない感じで離陸。
何のトラブルもなく、16:35、無事石垣空港に到着。ほっ。
さて、携帯で撮影した動画をまた一枚ずつメールで送受信するのは面倒くさい。
PCを繋ぐケーブルが無いか、空港に着いたその足で昨日訪れた2件の電器屋を回ってみた。
結局ケーブルは見つからなかったが、128MBのmicroSDカード2200円を購入できた。
これでなんとかなりそうだ。
探してる途中、宮良殿内という史跡に寄り道した。昔ながらの建造物らしい。
管理人らしきオジイがいろいろ話してくれたが、言葉がよくわからん。
18:00、宿へ戻り、すぐにまた釣りに出かけた。まず釣具屋でオキアミを購入。
サザンゲートブリッジを渡って、先日下見した石垣港の岸壁を目指す。
早速、竿を出したが餌取りだらけで釣りにならない。
チョウチョウウオがカワハギ並の技術でオキアミを獲ってゆく。
かろうじてオヤビッチャが一匹釣れたが、サイズが小さいのでリリース。
19:00すぎに納竿。石垣での釣りは不調に終わった。
19:25、宿に戻って道具を置き、またすぐ飯に出かける。
向かったのはバンナ岳近くの食事処一休というお店。
19:35、到着。山羊汁定食1350円を注文。
獣臭いがフーチバーが良い感じでにおいを消している。
酸味が強く、トムヤンクンにも似た風味だ。骨がゴロゴロしてる。
僕はなかなか美味いと感じたが、好みは分かれるだろうなぁ。
20:00すぎ、宿に戻った。今夜は石垣最後の夜である。
何となく酒も飲まずに、TVを見ながらくつろいだ。
一箇所に三連泊なんて初めての経験だが、こういう旅もいいねぇ…。
はじめまして。
いつも愉しくレポを拝見させていただいてますので、たまにはコメントをば。
マルキ食堂@与那国ですが、2005/8当時は写真の建物がマルキ食堂でした。地図が間違っていたとありますが、お店の名前が変わったってことでは無いでしょうか?
沖縄の各島はどれも風情があって良いですよね。わたしは単車を航送するのがどうにも面倒で大体現地で借りてしまうのです・・・
はじめまして、あぶらひさん。
コメントありがとうございます。
写真拝見しました。なるほど、あの建物ですね。
やはり、お店が変わったんでしょうかねぇ…。
ただ、それだと住所は同じはずでしょうけど
Yahoo電話帳の磯ラーメンとマルキ食堂の住所は異なるし…。
謎ですね。誰か解明してくれることでせう。
あと、単車は現地で借りれば充分だと私も思います(^^;