バイクで氷雪路走行


世の中には雪の中をわざわざバイクで走る物好きがいるそうです。帰省の途中で大雪に!…なんて事態に遭遇する可能性もゼロじゃなし。郵便配達やピザデリバリー以外、普通はバイクで氷雪路なんて考えませんけど、一応、そういった需要もあるようで。
「凍結路・圧雪路・アイスバーンをバイクで走りたい!」
そんな方のために、参考になりそうなリンクをまとめてみました。


タイヤ

まずはタイヤ関連。氷雪路走行はまずタイヤのグリップを確保する必要があります。当たり前ですね。オフロード用のブロックタイヤで頑張る手もありますが、完全なアイスバーンだとどうにもなりません。滑り止めとして考えられる手段は「スノーチェーン」「スパイクタイヤ」「スタッドレスタイヤ」の三つです。

スノーチェーン

スノーチェーン
車だとラダー型と亀甲型の二種類があるようですが、バイク用スノーチェーンは金属製のラダー型しかなさそうです。アイスバーンや横方向へ滑る力に弱いのは車のラダー型スノーチェーンと同じ特徴。タイヤのサイズも限られているので、購入するときは確認してください。フェンダーとのクリアランスも気をつけないと傷が付くかもしれません。市販のチェーンを使わずにトラロープや荒縄を代わりに巻く人もいるようです。
イエローハット・豆知識・タイヤチェーン
MIZUNO スノーチェーン
YUTAKA スノーチェーン

スパイクタイヤ

粉塵問題で規制中のスパイクタイヤですが、原付は規制の対象外のため市販のスパイクタイヤがあります。125ccを超えるバイクではモゴモゴ…ですが、冬期北海道ツーリングではスパイク以外は自殺行為。専用のピンや木ネジをブロックタイヤに埋め込んでスパイクタイヤを作る人がほとんどで、製作を請け負っている業者もあるようです。アイスバーンでの効果は絶大で「世界が変わる」との証言も多数。でも、くれぐれも自己責任でお願いします。
バイクのスパイクタイヤについて
原付用スパイクタイヤ
FUMA スパイクタイヤ

スタッドレスタイヤ

路面ととタイヤの間の水・氷・雪を細かい溝(サイプ)で掻き出してグリップ力を確保するスタッドレスタイヤ。バイク用のものは市販されていませんが、普通のブロックタイヤに糸ノコなどで溝(サイプ)を刻み、スタッドレスタイヤを自作する方もいるようです。
イエローハット・豆知識・スタッドレスタイヤ
自作スタッドレスタイヤ
バイク用スタッドレスタイヤ!TSO・Let’s GO SnowRunning!も大変参考になります)
私も作ってみました!

スプレー式スノーチェーン(?)

スプレー式スノーチェーンなんて品もあるようです。効果は甚だ疑問ですが、いざって時には使えるかもしれません。僕はたぶん買わないですけど…。
スプレー式スノーチェーン


次は靴。停車時に足を着いて支えたり、両足を伸ばして二足二輪で進んだり、起こしたり押したり。まぁいろんなシチュエーションが考えられますが、自分の足が滑ってはバイクどころではありません。ってことで、ライディングシューズやブーツでも使えそうな靴用の滑り止めを探してみました。軽アイゼンだと過剰装備かなと感じる方には「エバニュー ノンスリップスノースパイク」がめちゃ安でお勧め。
軽アイゼン(スノーピーク)
エバニュー ノンスリップスノースパイク
PETZL(ペツル)スパイキープラス
コーラ アイストレッズ
その他、靴用スノーチェーン・簡易スパイクなど


その他、参考リンク

雪の中を走ろうと思っていろいろ参考にした冬期北海道ツーリング関連のリンクです。
防寒装備や雪中キャンプ、キャブのアイシング対策などの情報が埋もれているかもしれません。
なましば会(2月に幌加内へ集まる会)
バイクで来る方へ
冬北海道バイク旅
北海道厳冬期ツーリングの装備と心構え
冬季北海道ツーリング掲示板



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