春に二輪免許をとりバイクを買って以来、ずっと行ってみたかった林道ツーリング。
奥多摩や三浦半島へ慣らし運転には行ったが、どこもアスファルトでしかない。
土の道を走りたい…と愛車セローが嘆いている気がしてた。
今週末こそ林道ツーリングに行こう…そして迎えた当日。
午前6時。曇天。天気予報は降水確率50%。
今日こそは、と覚悟を決めてたのに、雨じゃさすがに諦めるしかないか…。
布団の中でボーッと考えていたら、だんだん外が明るくなって来た。見ればいつの間にかピーカン晴れ。
( だめもとで行ってしまえっ!!)
行動しなかったことを後悔するより、行動したことを後悔する方がまし。
それが信条なので、迷わず行くことにした。ただし無理はしないように。
もって行くものは 雨具・ツーリングマップル・デジカメ・GPS。
キャンプ道具はなし。 土砂降りに会うが怖いので、一応日帰りの予定だ。
午前9時。出発。新青梅街道を一路西へ。
途中、はじめて使うGPSの評価も兼ねて、少々寄り道などしつつ、のんびりと走行。
東村山~飯能~秩父。シールド越しの風景から灰色が減り、徐々に緑色が増えていく。
天気も上々。来てよかった!
さて、その後も国道140号線をずんずん進み、午後1時。
道の駅・大滝温泉で休憩。ちょっと遅めの昼食である。
頼んだメニューは「ごもっともざるそば」。
おすすめの名物っぽいので、とりあえずその変な名前のメニューを注文した。
だが、その直後メニューの脇に解説を見つけてしまった。ふむふむ…。
地元の祭事で祭られる「ごもっとも様」と呼ばれる御神体が由来…か。
原始的な信仰にありがちな男根をかたどったものらしい。…嫌な予感…。
ごもっとも様 ズームアップ!!
はちきれんばかりに反り返ってます
ざるそばなのにウインナー…山奥なのに海草…。ごもっとも…って納得するしかないのかっ!?
運んできたウエイトレスさんが心なしかちょっと恥ずかしげだった。
そば自体は素直に美味しいかったが、ウインナーをかじるときにちょっと抵抗を感じるのは自分が男だからか?
(ちなみにうちの近所には、もっともっとリアルなメニューを置いてある店があります…)
食後、温泉でひとっ風呂浴びて足裏マッサージ。まったりとした時間。ふふふふふ。
午後2時。休憩終了、出発!
右側は「落石注意」と書かれた断崖断崖。
左側は「路肩注意」と書かれた底知れぬ渓谷。
国道を走りつつ、GPSを頼りに林道への入り口を探す。
多少迷いつつも中津川沿道の入り口を発見。
美しい渓相に沿って、時々ダム工事のダンプと擦れ違いつつ、
午後3時過ぎ、ようやっと中津川林道へ到着。
梅雨時なので悪路を覚悟してたのだが、ひどい水溜りはなさそうだ。
路面はしっとり、走りはマッタリ。そんな感じ。
天気予報の影響か、他の二輪は2・3台だけしか見かけなかった。
ちらほら渓流釣りしてる人々を見かけ、次回から釣り道具を持ち歩くことを決意。
やがて道は上り坂へ。埼玉と長野の県境・三国峠へ向かう勾配は結構きつかったが、
中低速トルクに定評のあるセローが、なんなくクリアしてくれた。
さて、三国峠から先の長野側は舗装路だ。
20代の頃訪れたことのある小海近辺が懐かしいのでそちらへ向かう。
千曲川流域。 高原の風が気持ちいい…。
結局その日は佐久のホテルに泊まることにした。
明日も晴れる予感がしたので、早朝から林道を目指そうと目論んだのだが…。
いやぁ、久々に心に染みるような感動を覚えました
いい旅でしたね!
しかも中津川林道は僕も始めて走った林道だったりして
勝手に共感させてもらいました!
そのうちご一緒しましょう~
ぺ~た~
サイト紹介してすぐ起こしいただきありがとうございます~。
なんか周りにオフ車乗り(元を含む)が多かったのが意外です。
機会があったらぜひご一緒ください。(^^
私が中津川林道に行ったのはもう15年位前ですか!フォードア車では車高も低いカリーナEDで時速10キロくらいで行きました。三国峠山頂だけ雪があり、長野県に入った途端に道が良くなって、秩父育ちの会社の同僚に助手席に乗ってもらい途中、落石後の岩をどけて走った記憶があります。甲斐大泉の宿にとまりましたが、あの頃は140号国道が山梨に通じてなかったから別の日には国道299&黒川林道越えしたり今ではいい経験になりました。あの頃メモしたノートがみつかり今でもこのとおりに走れるかなあと思っています。
いわさきさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
15年前というと、私が全く知らない時代ですね。
中津川林道はまだ埼玉側が未舗装ですが、
黒川林道は舗装され国道299号になってしまいました。
林道好きの私にとっては、その頃がうらやましい限りです。