6:30、起床。
蚊を始めとする虫は多かったが、良く眠ることが出来た。
ただ、想定外だったのは頂上の展望台。
深夜になっても夜景目当てにカップルが次々やってくるとは…。
さて、今日は朝一から昼までうどん屋巡りの予定である。
讃岐うどんの名店の多くは、朝から昼までしか営業しないため、綿密な計画を必要とする。
朝食はとらずに即撤収。押し掛けで無事エンジン始動。7:50、出発。
うどん屋へ行く前に高松城を観ておこう。
高松市街へ出て、8:15、玉藻公園に到着。
すでにかなり暑い。今日も猛暑は避けられ無さそうだ。
松の木陰沿いに庭園を散策。天守台は石垣を修復中だった。
堀に海水を巡らせている水城らしいが、本当にすぐそばが海だった。
見学を終えて、うどん食べ歩き開始。予定は3店と少なめだが、名店ばかり厳選した。
まずはR32~r39~r278と走り繋いで、9:10、山越うどんに到着。
名著・恐るべきさぬきうどんで一躍脚光を浴びて以来、行列が絶えない超有名店である。
平日の開店直後ということもあって、割とすぐに食べられた。
注文したのはかまたま(釜上げ玉子)のうどん2玉。これで250円は安い。
ん~? 確かに美味しいけど、この程度だったかなぁ?
以前も一度来た事があるが、その時のインパクトには至らなかった。
はなまるうどんや東京麺通団でかまたまを食べ慣れてしまったせいだろうか。
腹ごなしがてら、次の店に向かう前に一本だけ林道へ寄り道。
R377~R193と東南東へ進み、9:55、広域基幹林道・塩江琴南線の起点に到着。
旧塩江町(現高松市)側から走り始めたが、ずっと舗装路が続く。
全行程の半分も過ぎた頃、琴南町との境界線からようやく未舗装が始まった。
舗装するか、しないか、自治体の経済状況の違いだろうか。
未舗装の区間もフラットで走りやすく、走行に全く問題なし。
全面未舗装のままにしとけばいいのに…。
一部、崩落のため迂回が必要だったが、無事に走破。
10:40、r39を左折し、そのままR438に合流。
少し南下して、10:45、谷川米穀店に到着。
ここも以前来た店だ。頗る分かりにくい立地である。
混雑する店内に入り、つめたい小・卵入りを注文。これで130円は安い。
ネギと特製青唐辛子を少し乗せ、醤油と酢を適量掛けて食す。
うぅぅぅう美味い!!! これだ!
前回、讃岐うどんを食べ歩いて衝撃を受けたのは、この店の冷・小・卵だった!
あれから日本中で色んなうどんを食べたが、この店のが一番僕の好みだ。
やはり讃岐のうどんは別格である。感動。
さて最後の店は琴平にある。
R439~r199~r200~r47と走って、11:20、宮武うどん店に到着。
ここは以前、来るつもりで来れなかったお店。
ひやひや小とゴボウ天・竹輪天。これで430円は安い。
冷たくはあるが正統派の掛うどんで、期待通りの美味さ。
計画していた3店舗を全て早い時間帯にクリアできた。満足満足。
食後の腹ごなしのつもりで金毘羅さんに参拝。
とは言え、とても1368段もの石段を登る気になれない。
大門の手前でギブアップしてUターン。
駐輪した店でカキ氷を食べつつ、今後の予定を考えた。
今日の予定は石鎚山スカイラインと今治近辺での幕営しか残ってない。
時間が余りそうなので大歩危小歩危に寄って行くことにしたのだが、これが大失敗。
R32で徳島へと南下したが、時間が掛かりすぎた。
12:10に琴平を発って、吉野川流域に出られたのは12:50。
さらに池田市街でザ・すだちを入手しようと欲を出したのが、これまた失敗。
スーパーで見つからず。GSで給油ついでに聞いたら、JAに行けばあるだろうとのこと。
んで、JAを訪ねてみたら売ってはいるがバラ売り不可。(20本も買えるか!)
さっきのスーパーでならバラ売りしてるはずと聞いて、再訪。なかったはずだけどなぁ…。
結局、地元農産物フェアで箱売りしたたが、やはりバラ売り無し…orz
右往左往した挙句、計45分を浪費した。暑さと無駄足で心が挫けそうになる。
ちなみにここまでの区間、山中なのに気温34度、路面温度45度という表示があった。
大歩危小歩危を通過して、高知県に入ったのは14:25。
大富町でR439へと進み、道の駅・土佐さめうらで小休止。
すでに時刻は15:00を回っている。おまけに雲も出てきた。
こうなると石鎚山スカイラインは諦めた方がいいかなぁ。
ま、とりあえず入口の辺りまで行ってみるか…進行方向だし…。
パッケージされたアイスクリンが売られていたので買ってみた。
冷たくてなかなかいけたけど、やっぱ1x1が食べたいなぁ。
r17で四国の水瓶、早明浦ダムを遡る。
ウネウネと長い道だ。滝がいくつもあった。
景色は悪くないのだが、本来通りたい道じゃないし…。
R194に出て、16:00、道の駅・木の香に到着。
今からスカイラインに行くのはさすがに無理だ。
遠回りしたのが悪かった。今回は諦めよう。
ただ、道の駅の向かいの売店で1x1アイスクリンをゲットできた。
怪我の功名か。悪いことばかりじゃないね。
寒風山トンネルを潜り、16:20、愛媛県に突入。
山名の通り、トンネルの中は寒いほど空気が冷えていた。
愛媛県に出てすぐの道端に湧水があったので、汲んでおく。
R11~R196と繋いで、今治方面へ進む。
17:10、道の駅・今治湯ノ浦温泉に寄り道。
ここから国道を外れて海岸へ。
17:20、桜井海浜ふれあい広場に到着。
キャンプ場らしくないが、テント張ってもいいのかな?
犬の散歩をしてるおっちゃんに聞いてみたら良いらしい。
お遍路さんもいた。彼もテントを隅に張ってるそうだ。
ちなみに練馬区在住でレイド乗り。東京で擦れ違ってるかも。
ってことで、安心して屋根の下にテント設営。
18:00、夕食のため、今治市街へ。
r38を北上して、18:15、五味鳥に到着。今治鉄板焼鳥の元祖のお店である。
焼鳥は代表メニューのかわを注文。
串焼きと違い、油が逃げないので肉汁がたっぷりである。
タレも絶妙な美味さ。ビールでなく、ウーロン茶なのが辛い。
店の看板メニュー、せんざんき・レンコンも追加注文。
せんざんきは普通の唐揚げか。
レンコンは穴に肉が詰まっていた。サクサク美味しい。
キャンプ地へ戻る途中、コンビニでおむすび一個を購入。
愛媛県・来訪記念ってことで、ポンジュース500mlも買った。(でも御飯は炊かないよ)
テントに戻ると、お遍路さんが待っていた。
夕涼みがてら外でバイク談義してるとガリガリに痩せた仔猫が現れた。
「なんでもいいから飯をくれ」と一生懸命アピールしてくる。
おにぎりを半分あげたら、瞬く間に食べてしまった。
余り慣れられると困るので、食べ終わったら追い払った。すまんなぁ。
今夜も暑くなるだろうが、多少潮風が出てきた。
少しは過ごしやすくなるだろう。そうあって欲しい。