文化の日を含んだ三連休は以前から計画していた宮城に遠征することにした。
東北の紅葉はそろそろ見納めだろう。
天気予報では連休中は暖かい陽気が続くようだ。
一応、寒さ対策も抜かり無く準備して行こう。
5:00、起床。目的地が遠いので早起きなのだ。
今回からリアバッグをラフ&ロードのAQA DRY コンテナーに変えた。
これまでのモンベルの防水バッグだと冬場の装備がキツキツだったのだ。
ってことでネットで注文して昨日届いたばかりのバッグに荷物をまとめる。
前回みたいなことにならないよう、テントのポールも忘れず積んだ。
6:40、出発。仙台まで約350km。安全運転でGO。
下道で給油を済ませ、7:00、大泉ICから東京外環道へ。
行楽客の渋滞はこの辺りから既に始まっていた。
川口JCTから、7:15、東北道へ接続。この先もやはり激しく渋滞。
7:30、蓮田SAできつねそばの朝食を摂る。天気はなかなか良好だ。
その後もひたすら東北自動車道を北上した。
9:15、那須高原SAで給油&トイレ休憩。
トイレの外から聞きなれない外国語が聞こえてきたと思ったら、福島弁だった。
いよいよ東北さ、やってきただなぁ。
11:05、仙台の手前の菅生PAでもう一度給油。
11:20、仙台宮城ICで東北道を降り、R48で仙台市街へ向かう。
11:35、老舗の中華料理店・龍亭に到着。
かつて存在した全冷中(全日本冷し中華愛好会)が認定した冷やし中華の元祖の店である。
涼拌麺というメニューがそれでゴマダレと醤油ダレとある。僕は醤油を注文した。
出てきたのは1200円という価格に相応しい上品な冷し中華。具は別皿に並べて供される。
外観は高級感に溢れているが、甘酢のタレはやっぱりパンチが効いてる。
さすがに美味い。ただ、食事としてはちょっと量が足りない気がする。
もしかしたら、この物足りなさも冷し中華として外せない要素かも知れない。
11:50、物足りないのですぐに牛タンの店・味太助へ移動。
アーケードで何やらパレードに出くわした。なんかの祭りだろうか?
津軽三味線の一団が格好よかった。
牛タン発祥の店・味太助がある裏通りでちと迷う。
っと、行列が出来ている店を発見。どうやらここが目的の店らしい。
10分ほど待って店内へ。直前に並んでいたカップルと相席となる。
「定食でいいですね?」と有無を言わさず牛タン定食1260円をオーダー。
牛タンもテールスープも美味かった。麦飯を一杯お代わり(300円くらいしたかな?)。
ただ、流行ってる店の傲慢さを感じたのはマイナス点。
食べ終わってバイクへ戻る途中、別の行列を発見。…あれ? ここも味太助?
支店なのか気になり、帰宅後調べたところ、僕が入ったのは「旨味太助」。
入りたかった「味太助」といろいろゴニョゴニョしてるらしいライバル店だった。
うーん…美味かったけど複雑な心境。皆様、類似店には気をつけませう。
12:40、出発。R48で仙台市街を離れ、林道エリアへ向かう。
奥羽山脈の東山麓を林道を繋いで北上するルートが目的地。
今年の夏のアウトライダーで寺崎氏も走っていたコースだ。
アプローチ路のR48は一車線になってからえらい渋滞。
いつもこんなに混んでるのだろうか??
13:15、熊沢林道の分岐にようやく到着。
大粒の砂利路面が時々現れて緊張する。緩やかな峠の前後はやや荒れていた。
紅葉は丁度見頃だった。信州や山梨とは植生が違うのか赤い色が強く感じる。
13:30、熊沢林道を走行完了。続いて定義林道へ。
すぐに分岐を左折。定義林道は概ねフラットだった。
グイグイ登り、13:45、横川林道の分岐を右折。
横川林道は幅員が狭く、ガレ気味のなかなかハードな道だった。
その癖、交通量も多いからやっかいだ。
何度か四輪ともすれ違ったが、四輪同士での離合は大丈夫なのだろうか?
路面も悪いし勾配も急だし…。
途中、撮影ポイントを見繕ってウロウロしてる最中に立ちゴケ。
エキパイでツーリングパンツが溶けて大きな穴が空いてしまった。
あーあ…勿体無い。この状態で雨が降ったら足が辛いだろうなぁ。
14:35、横川林道を走行完了。県道55号を左折して大倉ダム方面に下る。
県道263号から県道223号を経由して、15:00、泉ヶ岳スキー場から「ふるさと緑の道」へ。
15:05、さらにその先の泉高原スプリングバレーから大平桑沼林道に接続。
しばらくしてダートが始まったが時間がなさげなので写真もそこそこに急いで走る。
フラットとまでは言い難いが荒れてる箇所もたいしたことは無い。
15:10、種沢林道との丁字路を直進して升沢林道へとなだれ込む。
桑沼を横目にスルーして快走し、15:25、旗坂野営場に抜けた。
さらにすぐ先の小荒沢林道に接続。ここも似たような道だった。
上り詰めたところで岳山林道へと合流し、谷を大きく迂回。
時折視界が開け景色も良いが、傾いた日差しに急かされてのんびり堪能も出来ない。
16:05、青野岳山林道の分岐を左折。この林道はめちゃくちゃフラットだった。
谷沿いの紅葉はまた格別。とはいえ、ゆっくり走る暇は無い。
16:20、青野の集落に出て走行完了。
まだ日がある。よかった。そのままキャンプ場へ向かおう。
16:30、大滝農村公園に到着。
ここのキャンプ場が一泊800円ってことであてにしていた。
しかし熊が危険な時期になったため、今月から冬季閉鎖に入ったとのこと。
使う場合も役場に予約が必要らしい。うーん、困った。
他に目ぼしい場所もなし。スタッフが引き払った頃にモゴモゴさせてもらうか…。
先に買出しと温泉を済ませておこう。
16:40、やくらい薬師の湯に併設された農産物直売所でエノキと平茸を購入。
レジでスーパーの場所を聞き、R347に出て市街地へと下る。
17:00、スーパーに到着して買出し。ついでに給油も済ませた。
17:30、もうすっかり暗くなった中をやくらい薬師の湯へ戻る。
一風呂浴びて、ふぅ、サッパリ♪
18:20、大滝農村公園キャンプ場へ戻ると駐車場から車は消えていた。
モゴモゴしてテントサイトへ。暗くなってからテントを張るのはひさびさだ。
商品名『ムーンライト』の由来通り、月明かりを頼りにテント設営完了。
笹かまぼこをツマミに早速晩酌開始。
メインディッシュは宮城の郷土料理・はっと。
いわゆる「すいとん」のことで、平たいうどんをイメージすれば良い。
語感からして、山梨のほうとうと同じルーツなのだろう。岩手のひっつみというのもある。
今回の具は白菜、エノキ、平茸、油揚げ、豚肉。
それらを適当に煮込んで鍋を作り、それをツマミに飲んだ上で、締めに茹でたはっとをぶち込む。
…という目論見だったが具の量が多すぎた。
美味いが食べきれない。3分の1は朝食に残しておこう。
食べ終わって寝袋に潜り込む。
かなり冷え込んできたので、ハクキンカイロに出動願った。
熊にびびりながらラジオを付けっ放しで就寝。
明朝は早起きして誰かが来る前に撤収せねば。
月光の関係者は皆、疾風のように現れて疾風のように去ってゆくのだ。
(|||ノ`□´)ノ~オオオォォォ~!! 塩さん、宮城ツーレポ一日目のタイトルとワタシのフェンダーネーム、もといハンドルネームが非常に似通っていますのだぁ!!
なんぞと、く~だらないコトに引っ掛かっているバヤイではなく、ツーレポ作成ご苦労さんでやぁ~す! しかし、サスガは東北、紅葉している木々の紅さが違いますな! 紅葉・楓の紅さが目に染みるとはこのことですな。
しかし、塩さん今年のツーは6月の八本原を始め、ど~も何かとクマクマ熊さんにご縁がある様な??(^^; お互いどこぞの人気の無い幕営地でクマさんの冬眠中の肥しとならない様に気をつけませう。
「ミスタァーアァァームゥーンラーーーィッ」っと
ジョン・レノンが歌いだす様をイメージしてたんですけど
言われてみればmudさんのHNと通じてますね。
京都なんかの紅葉も赤のイメージがあります。
西日本もまた色合いが違うんでしょうかね。
熊さんにびびった一年でしたが遭遇したのは一度で済みました。
黒さんみたいに一日に三度も会うなんて方が稀ですよね。
どうも私みたく3回遭遇するのは稀みたいですね。私は3連休に軽井沢、御荷鉾で幕営でしたが
帰り道に悦楽苑で炒飯大を食ってテレビ見てたら熊特集やっててビビってます。
カメラに向かってくる熊や蜂蜜小屋のトタンを破壊して侵入する熊の映像はコワいです(゜д゜;)
ダーさんのサイトで知ったのですが、埼玉県日高市でも熊が出没してるようですぜ。
http://www.city.hidaka.lg.jp/0301/info/kumashutubotu.html
黒さんのご近所も、駅の改札をタヌキが抜けるだけじゃなく、いずれクマクマが…
記事を見て凍り付きました。日高市のまさかあんなに市街地に近いところに熊が出るなんて…
自分的には冬に山が凍結すると近所でロードバイク夜走行するときの練習コースなんです。
感覚的に近所なんでとても平静になれない。同市内のダーさんはどう感じられてるのでしょう…