先週の三連休、伊豆ツーリングを予定していたのに腰痛でダウン。
今週こそはと思ってたが土曜日は悪天候でこれまた断念。
悔しいので日曜日のみの日帰り南伊豆ツーリングを強行した。
メインはnabekunさんに紹介された「みなみの桜」。
早咲きの桜としては河津桜が有名だが、こちらの方が落ち着いて楽しめるそうだ。
一足早い春をレポートすべく、o(゚▽゚ヽ)(/゚▽゚)o レッツゴー♪
出発は6:45。こんなに早い時間帯の出発はひさびさだ。
河津桜の渋滞前に間に合うかな、と期待しつつ東名高速へ。
東京ICに乗った直後、多摩川を渡った辺りから何故かシールドが曇る。
雨だ…。天気予報では降水確率20%のはずだったのに…なぜ…。
小雨でも移動距離が大きいので濡れる量が馬鹿にならない。
しばらく寒さを我慢して走ったが、一向にやみそうに無いので海老名SAで雨具を着用。
後からやってきた数人組は雨具すら持ってきてないらしく震えていた。
ツーリングに雨具忘れちゃいけんね。意外と使う機会多いよ。
(雨具使う機会が多過ぎる人もいるけど…ここに…ヽ( ´ー`)ノフッ )
低く雲の垂れ込める中、東名から小田原厚木道路へ。
シールドを拭いながら小田原へと進む。2月、早朝の雨は辛い。
8:25、小田原で西湘バイパスへ合流した辺りから渋滞が始まった。
真鶴道路に乗っても状況は変わらず。有料道路よりも隣を走る旧道の方が空いてやがる。
このルート、帰りの上りもかなり混みそうだなぁ…。
雨のみならず、海沿いだけあって時折吹きつける横風も恐くて厄介だ。
9:00に熱海を過ぎて、いよいよ伊豆半島。
セローを買った直後に来て以来、約一年半ぶりである。今回は日帰りなので野犬の心配をせずに済む。
海岸づたいにR135=東伊豆道路を伊東・下田方面に南下。
海沿いの快走路…のはずだが断続的な渋滞で爽快感は余り無い。
路上の電光掲示板をちらりと見たら「伊豆スカイライン冷川IC方面 積雪のため通行止」。
むむぅ…。山間部ではこの雨が雪になってるようだ。帰路もこのルートしかないのかなぁ…。
9:10、途中のセブンイレブンで朝食。肉まんとピザまんとホットレモン。
9:35、伊東を通過。この辺りで雨は止んだが、代わりに渋滞が酷くなってきた。
大川の先の駐車スペースで雨具を脱ぐ。目の前の海原には大島がドーンと迫っている。
よくみると三原山の頂が白い。あの伊豆大島でも雪が積もっているのか…。
熱川の辺りから道端に桜がちらほら見え始めた。
河津桜目当ての観光バスと乗用車の車列がずーっと続く。
日帰りなのでサイドバニアを置いてきたのが不幸中の幸い。
狭い路肩とのスペースを目ざとく見つけては脇をすり抜けて進んだ。
11:00、河津でようやく渋滞を抜けた。はぁ、疲れた~。
ペースアップして11:20、下田を通過しR136へ。
11:35、南伊豆町でR136を道なりに右折。っと、すぐ左手に一面の菜の花畑だ。
南伊豆町「菜の花まつり」の幟がはためいている。そっか桜祭りと同時開催してるのね。
駐車場へバイクを止め、しばし菜の花畑を逍遥。
さっきまでの鉛色の空も忘れてしまうほど鮮やかな黄色の絨毯を歩く。
うーん、見ているだけで浮き立つ気分♪ 確かに春が来てるぞー!
さらに移動して、11:55、下賀茂の青野川に到着。
おぉ~、沿道の桜並木が満開だぁ~!
朝の天気のせいか人出もそれほど多くなく、のんびり落ち着いた雰囲気。
天気も晴れて暖かくなってきた。いやぁ、和むなぁ。
風が結構強かったが、花は簡単には散らないようだ。
ソメイヨシノに比べて長期間咲く種類なので、まだしばらくは持つだろう。
桜並木の根元にも菜の花が植えられているのだが、こっちはまだ余り咲いてなかった。
菜の花も咲いて青空だったら、さぞ綺麗だろうなぁ…。
散策は15分ほどで終了。短い時間だったが春を充分堪能できた。
下賀茂の中心街へ行けばいろいろとイベントもあるようだが、今回は遠慮しておこう。
桜並木のトンネルを潜って出発ー。
さて、せっかく南伊豆に来たので石廊崎まで行ってみよう。
下賀茂から山中の舗装道を抜けて南下。
途中、急勾配の作業道に突入したが30mで行き止まり。やっぱ、この辺は駄目ですな。
12:35、石廊崎の駐車場へ到着したが、ここからわざわざ歩くのも面倒だ。
南端まで来たのでよしとしよう。温泉と昼飯を求めて弓ヶ浜へ転進。
海岸線を走る県道16号は空いていて快適だった。
12:50、弓ヶ浜に到着。砂浜を偵察。
うーん、実際見てみると幕営しずらいロケーションですな…。
まぁ何はともあれ温泉温泉。ってことで共同浴場・みなと湯へ。
入浴料300円を支払って、防寒装備を脱ぎ脱ぎ脱ぎ脱ぎ…。
掛け湯して湯船にザブン! (〃´o`)=3 フゥ 極楽極楽♪
予想以上に暖かくなったので、風呂は早めに切り上げて昼飯へ。
何を食べようか迷ったが、みなと湯の受付で青木さざえ店という店を紹介された。
ツーリングマップルにも載ってるし、まぁ失敗はなかろう。
豪快に伊勢海老を使ったラーメンや天丼が名物らしい。
ってなわけでバイクで店の前に移動して、13:30、店内へ。
むぅ…いらっしゃいませの一言も無い。
適当な席に荷物を置き、セルフサービスの冷水を汲んで3分ほど経過…。
(-_- ;)イラ
店員が一向に来ないので、レジまで行って奥にいた人間に声を掛けた。
「そちらの席は網焼きのお客様専用ですので、移動して下さい。
お一人様でしたら二階の席になります。二階へは外階段からどうぞ。
会計は前払いですので、注文はこちらでお願いします」
(-_-メ)イライラ
キレ気味に大奮発。贅沢丼2310円を注文し、外階段で二階へ。
こちらも水はセルフサービス。席に案内する気配も全く無いので勝手に着席。
まるでハイシーズンの海の家の接客だ。大勢客がいたが、皆、長時間待たされているらしい。
隣の席のカップルを見ると、女性は食事が済んだのに男性の料理はまだ来てない様子…。
当然、僕もたっぷり待たされた。
(-_-#)ムカッ
店内に入ってから40分経過し、ようやく出てきた贅沢丼。
確かに食材は贅沢だが、味は並程度。古い油を使ってるのか臭いも不快。
話の種にと思って注文したが、接客のマイナス評価を覆すには至らず!
食後の胸のムカつきは天丼のせいか、それとも接客のせいか。
ともかく「(゚Д゚)ウマー」印は付けられません。あしからず。
そそくさと平らげて、14:30、出発。
帰りのルートは待たされた時間を利用して検討し、R414を使うことにした。
天城峠の凍結が心配だが、この天気ならもう溶けているだろう。
いざとなれば引き返して海沿いを行けばよし。とりあえずR136で下田へ向かう。
途中から渋滞していたが地元ナンバーを見習って裏道で迂回。
こういう時、GPSの地図表示機能が役立つ。14:45、R414に合流。
下田からのR414は、いかにも三桁国道といった感じの狭い山道だ。
その分交通量も少ないようで渋滞も無し。風景を楽しみながら順調に北上。
15:13、河津川を渡って河津からの車列と合流。ここからも覚悟していたほどの渋滞は無かった。
この時間帯、沼津方面に帰る車は多いはずだが、凍結情報を恐れて海沿いに流れたのかな。
15:20、河津七滝のループ橋も越えて、グングンと標高をあげてゆく。
うーん、標高400mを越えるとさすがに寒くなってきた。
ダートを求めて天城旧道へと右折したが、入口には「積雪 チェーン着装」の看板が…。
まぁ必要になったらチェーン着ければいいか。うりゃ~突撃~。
未舗装路の割に交通量が多い道路のはずだが、ほとんど対向車無し。
登るにつれ路肩に雪がちらほら。むぅ、峠の北側大丈夫かいな…。
天城トンネルも無事通過。やはり北側は南側より残雪が多い。
しかし車輌と観光客も多数いる。ここから先の道路状況は心配しなくてよさげだ。
念のため1人のドライバーに聞いてみたが凍結など全くなかったらしい。よしよし。
こうなると残雪も彩りの一つに過ぎない。安心して残りのダートを楽しんだ。
ちなみに途中から分岐する岩尾本谷林道も念のため覗いてみたが、ガッチリとゲート閉鎖。ちぇっ。
15:50、R414の新道に合流。数分峠道を下って、道の駅・天城越えで小休止。
お土産を物色したが目ぼしい品が見当たらない。
わさびソフトを食べたくなる気温でも無し。結局、手ぶらで退散。
さてR414に出てみると…うわ、渋滞してる!
観光バスだろうか、ちょっとしたタイミングで流れが止まってしまったらしい。
路肩は除雪した雪が積もっているのですり抜けもままならない。
湯ヶ島の先までノロノロと北上して給油。時刻は16:20。
日が暮れると凍結が恐いから早めに関東平野まで抜けたいなぁ…。
ってことでルートを変更。県道59号経由で伊豆スカイラインへ向かうことにした。
山間部に入る手前でチェーン規制の看板があったけど気にしないでおこう。
大量の残雪だが、この時間ならまだ凍結はしてまい。
一週間前にMUDさんとnabekunさんが通ったであろう道を東へと進む。
ワインディングをそれなりに楽しみながら中伊豆を抜け、16:55、冷川ICから伊豆スカイラインへ。
沈み行く太陽を左手に熱海・箱根方面へ快走。高原道路なので寒い寒い。風も強い。
通行料金分、観光道路の眺望を堪能せねば、と寄り道しながら北上。
駿河湾方面も相模湾方面もいい眺め多いなぁ~。
終点の熱海峠に到着したのは17:40。
ICの出口にあったトイレに駆け込んだ。走ってる間、寒さで我慢していたのだ。
十国峠手前にあった気温計は3℃を表示していた。そりゃ寒いわ。
日が暮れたら濡れた路面は軒並み凍結するんだろうなぁ…。
そこから先は箱根峠に抜け、箱根新道~小田原厚木道路~東名高速道路と有料道路を乗り継いだ。
帰宅は20:20。意外と早く到着したが眠気が辛かったので助かった。
うーん、昼間、温泉に入ったのが嘘と思えるほど、体が芯まで冷え切っている。
春が我が家に届くまでは、今しばらく間があるようだ。