敬老の日がらみの三連休。
天気予報をチェックすると、連休後半は日本海側から崩れてくるとのこと。
いろいろ行く先を検討して、福島方面に決めた。
出発はのんびり9:15。環七外回りをぐるりと巡り、鹿浜橋から首都高へ。
9:55、川口ICから東北自動車道を北上開始。
さすがに行楽シーズンの3連休だけあって車が多い。佐野SAは満車状態のようだ。
10:25、羽生PAで休憩。朝食にコロッケそば。10:45出発。
ぶぁ~っと走り続けて、11:25、大谷PAで休憩。ふぅ。
12:20に那須高原SAで給油し、12:45、白河ICで高速道路を降りた。
とりあえず昼飯ってことで、向かった先は追原庵。R289を西走し、途中で折れて13:20、到着。
ツーリングマップルで紹介されているお店だけあって、ライダーが多い。
ざるそば800円を注文。石臼挽きで手打ちの二八蕎麦。
うーん、まぁそれなりに美味しいが、わざわざこの蕎麦目的で来ることも無かろう。
正直、蕎麦に関する自分の味覚には自信がない。
今まで「これは!?」って蕎麦を食べたことがないのだ…。
…一度でいいから、衝撃を受けるほど美味しい蕎麦ってやつを食べてみたいなぁ…。
食べ終わって13:45出発。
雪割橋で阿武隈川渓谷を渡り、さらに西へ。
牧場を走る道を経て14:00、鎌房甲子(かまふさ かし)林道に到着。
この林道、関東近辺でも屈指の悪路として有名な林道である。
心して突撃!
西部林道との分岐となる三叉路から、甲子(かし)峠方面への道はチェーンが張られていた。
まさに二台のオフロード車がその脇を乗り越える場面へ遭遇。
そう、ここから本格的な荒れ方になるのである。
ある程度時間を置いて、僕も突入~!
きっつ~!
復員は狭い上に、路面はガレガレ。勾配もカーブもかなり急。
深いクレパスもあちこちにあって全く油断ならない。
石だらけの坂道で一度転倒してしまった。
スタンディングを続けるのも疲れてしまった。暑さも手伝って汗だくのクタクタ。
路肩崩壊にビクビクしながら、ほとんど両足を着いて進む。
やがてゲートを過ぎ、那須側に開けたトラバースルートへ出た。
路面もようやく落ち着いて一段落。ふぅ。
ようやく終点…っと、なんだこの大集団は!?
30台以上のオフロードバイクがひしめきあっている…。。
なんかの企画らしいが、よくわからんので挨拶もそこそこに立ち去った。
基本的に人ごみは嫌いなので、しょうがない。
ゲート脇の盛り土を越えて、15:00、甲子峠に到着。会津方面の展望が開けて、いい眺めだ。
峠道=R289を下り、R121を右折し北上。
15:40、途中にあった観光名所・塔のへつりへ寄り道。
うーん、上から見た限り迫力はまぁまぁだが、何か物足りない…。
観光客が意外と多かったが、他に見に行くとこが無いのかなぁ…??
R121をそのまましばらく会津若松方面に北上し、R118へ右折。
いくつもの集落を超えて、大平橋で折れ、16:25、黒沢林道に到着。
フラットダートとは言い難いが、鎌房甲子林道とは比較にならないほど走りやすい。
安藤峠で四輪の家族連れに挨拶。展望が開けないのが残念。
下り勾配になり、多少ワインディング気味になったがすぐに真っ直ぐなダートに。
日もだいぶ傾き、薄暗くなった林の間を急いで駆け抜ける。
林道を走り終え、舗装路を北上。
17:10、東山温泉の温泉街に到着。結構な混雑だ。
今日の宿泊予定地のキャンプ場への分岐でちょっと迷った。
行きつ戻りつしてようやく背あぶり山への看板を発見。
ワインディングを登ると、会津若松方面の展望が開けた。
17:30、何とか日暮れ前に背あぶり山に到着。猪苗代湖と会津若松を隔てる高原である。
…しかし、管理棟もキャンプ場も見つからない…。
広範囲の公園区間を何度も往復して探したが、どこでキャンプすればいいやら…。
15分ほど右往左往したが、貴重な時間をこれ以上費やすわけにもいかない。
ここは諦めて第二候補の猪苗代湖畔を目指して、山を下ることにした。
後で調べたら無料だけど予約必須、しかもチェックインは16:00まで、という条件のキャンプ場だったようだ。
16:00チェックインという条件では、どのみち使えないキャンプ場である…。
道が平坦になる頃には、すでに日は完全に暮れていた。
夕闇の中ちょっと迷子になりつつ、18:40、猪苗代湖畔の秋山浜キャンプ場に到着。
すでにファミリータイプのテントがいくつか張られていた。
芝生が砂浜になるすぐ手前を選び、さっそくテントを設営。
米を水に浸して、とりあえず最寄の温泉・サニーランド湖南に向かう。
とにかく汗を流したかったので、ビールの買出しや給油は後回しにして、19:10、到着~♪
…19:00までで終了ですた…orz
途中の東山温泉に入ればよかった…。残念。
買出し・給油のみ済ませてテントへ戻る。
隣に二人連れのライダーが到着してテントを張っていた。
反対隣にはファミリーテントが3張りほどあったが、
その周りを10名ほどの子供がギャーギャー騒ぎながら駆け回っている。
地元の子ども会のようだ…。まぁとにかく晩酌開始。
米を炊きながら、おかずを作る。
即席味噌汁三杯分に買ってきたブナシメジ一袋を手で裂きながら投入。
さらに、つまみで残った馬刺しも追加。
濃い目の味付けが白米にあう。我ながら結構美味かった。満足満足。
疲れた体を横たえて、湖の波音を聞きながらあとは寝るだけ…。
ってか、隣のガキがうるさすぎる。。。
僕のテント・ムーンライト3の陰に3人ほどの男の子が走ってきた。
「シー、しずかに」「みつかるなよ」
22時過ぎるまで、全力で駆け回るのはやめてくり…。。
岩のへつりは売店できのこ汁を恵んでもらった思い出があります。
でもその売店の店先は生きたマムシでマムシ酒作ってて怖かったです。