特に予定の無い今日の日曜日。
ローカルフードDB用に深川丼の写真を撮影するため昼飯は門前仲町まで足を延ばしてみました。
ご存知の通り、深川丼は基本的にアサリ汁のぶっ掛け飯です。
アサリの炊き込みご飯を指すこともありますが、こちらは深川めしと呼ばれることが多いようです。
で、選んだ店は六衛門。
他にも候補の店はあったのですが、炊き込みご飯だったり値段が高すぎたりで…。
一階の席が埋まっていたため二階へ案内されました。
着席して深川丼セット1050円を注文。リサーチで得た情報通り、注文してすぐに出てきました。
さて、この店の深川丼はアサリ・ネギ・厚揚げを醤油仕立ての出汁でクタクタに煮て丼飯にぶっ掛けたもの。
見た目よりはあっさりした味付けでオジヤ風。シャバシャバと一気にかっこみます。
あー江戸っ子のファストフード、うめー。
あっという間に腹の中に納まってしまいました。
食べ終わって深川不動尊へ。
門前仲町は元々深川不動尊の門前町だそうです。
この地の不動信仰は五代将軍綱吉の時代、永代寺で行われた成田山の本尊開帳に由来します。
明治に廃仏毀釈で永代寺が廃されて以降も不動堂が建立され、吉祥院が深川不動尊の名を継いだとか。
ちなみに江戸の庶民に根付いた成田山信仰ですが、元はと言えば平将門を調伏するために朝廷により建立された寺院。
将門を祭る築土明神や神田明神の氏子さんにとっては成田山は禁忌とされているようです。
続いてすぐ右手にある江戸最大の八幡様・富岡八幡宮へ。
寛永年間の創建で、深川の八幡様として江戸っ子の尊崇を集めてきました。
件の永大寺はこの富岡八幡宮の別当寺院だったそうです。
境内に巨大な神輿が展示されてますが、話し好きの名物おじさんに注意しましょう。
つかまるとなかなか離してもらえないようです…。
再び門前の商店街に戻って深川名物・宮月堂のあげまんをお土産に購入。
その場で一つ食べましたが、具のコシ餡は甘さ控えめ。
油もしつこくなく、これまたあっさりした味わいでした。
※ どうも今年に入ってから食べ物の記事ばかりですが、懲りずに今後ともお付き合いください。
そろそろ林道キャンプツーリングにも出撃できると思いますので。