今年も遅い夏休みがようやくやってきた。
バイクで行ったことの無い地域は、余り残っていない。
その中から選んだ今回の目的地は瀬戸内海。
市街地中心で林道はほとんど無し…。
ある意味過酷だが、ま、一度は走っておかないとね。
ってことで、東九フェリーに乗り込んで、一路徳島へ。
レポは二日目の朝からスタート。この航路は何度目だろう。
慣れたつもりだったが、いつも以上に揺れて少々辛い夜だった。
のんびり食べた朝食はラーメンとチャーハン。
乗船の直前、モンベルのドライウェストバッグが壊れていることに気づく。
サイドの蒸着部分が剥がれてしまっていた。むぅ、困った。
食後、ホッチキスを借りて壊れたウェストバッグを応急処置。
数日前から台風の存在が気になっていたが、沖縄方面へ逸れてくれた。
旅の期間中の天気予報は概ね良好。
…のはずだったのだが、四国に近づくに連れ、空模様が怪しくなってきた。
13:10、徳島到着。どしゃぶりだ。
バイクでの上陸組が慌てて雨具を着始めた。
しかし、僕が上陸する頃には止んでくれた。
徳島市街を抜け、R192、r1、r14を経由して土成へ。
途中、スーパーで買出し。フィッシュカツと再会できた。
しかし、徳島の郷土ドリンク、ザ・すだちは見つからず。
R318を北上。宮川内ダムが懐かしい。
道の駅・どなりにも寄ってみたが、ここにもザ・すだちは無し。
うーん、どこに売ってるんだろう…?
14:30、新見屋に到着。渓谷の食堂へと石段を下る。
名物のたらいうどん520円を注文。
15分ほど待たされて登場。
熱々の湯ダメをジンゾクという川魚の出汁で頂く。
絞ったすだちも良い感じで利いて美味。
接客がぞんざいなのは気にしないことにしよう。
食べ終わったら雨がまた降り始めていた。
覚悟してR318を戻ったが、山間部を抜けたらまた止んだ。
r139~r12で鳴門市街を目指す。
前述の通り、今回の旅は海辺・市街地が中心だ。
ストレスが溜まりそうだが、まぁ、諦めよう。
R28を左折して鳴門市街へ。
15:40、あそこ食堂に到着。竹輪うどん400円を注文。
またうどんかよ、と思われるだろうが鳴門のうどんは一味違う。こんな本まで出てるのだ。
早速、食べてみたところ麺の腰はやや弱めで、汁のダシが利いてる。
なるほど、女性的な印象のうどんだった。
食べ終わってr11経由で鳴門公園へ。
駐車代100円、エスカレーター代300円を取られる。ちぇっ。
展望台は風が強くて落ち着かない雰囲気。
それでも渦潮らしき白波はよく見えた。
Uターンして鳴門北ICから大鳴門橋を渡る。
この区間で1900円か。金も掛かる旅ではある。
徳島県よ、さようなら。兵庫県よ、こんにちは。
16:40、南あわじICを降りて淡路島に上陸。
r25~r477と経由して、柿ノ木谷林道に到着。
3km余りのほんの短いダートだが、淡路の土を堪能した。
やっぱ、山の中がええわぁ…。
湊からr31=淡路サンセットラインで淡路島西岸を北上。
17:20、明神キャンプ場に到着。
駐車代500円を箱に投入する形式だ。
ずいぶんと混んでいるが、小型テント一つくらいなら張れそうだ。
適当なスペースにテント設営。荷物を片付けて落ち着いた。
っと、ここでウェストバッグの異変に気づく。
朝の応急処置の甲斐も無く、傷口が広がってしまっていた。
もうバッグとして用を成さないほどである。
急遽、他のバッグやウェアのポケットなどで対策を巡らす。
18:05、買出し&温泉&給油に出発。
最寄の旧五色町でまず給油OK。
同じ集落でスーパーを探したが見つからず。
仕方なくコンビニで買出しすることにして、とりあえず温泉へ。
五色温泉ゆ~ゆ~ファイブというふざけた名前の施設。
入浴料は600円。やはりここも家族連れで混雑していた。
ま、三連休の中日だから当たり前か。
風呂から上がって、コンビニへ寄って。
キャンプ場へ帰還したのは19:20。
早速、ビールとフィッシュカツで晩酌開始。
前回四国へ来たときにこれを食べて、ご当地B級グルメに目覚めた。
さすがに美味い! 隠し味のカレー粉が良い仕事をしてる。
締めは納豆とオクラ・山芋などのサラダを混ぜたネバネバ丼。
ヘルシーでおいしー。地域性は皆無だが、まぁ良いではないか。
この時間になっても、幸いどのキャンパーも騒いだりしてない。
明日からの天気予報も雨の心配は概ね無さそう。
平和な旅になりそうだ。なるといいなぁ。
…と思ったら、また小雨がぱらつきはじめた。ちぇ。
楽しく読ませていただきました。6月にウチのかーちゃんの実家の鳴門に行ったんだよ。鳴門大橋のたもとで釣りを楽しみましたよ。
ピーチマンさん、ご無沙汰してます。
奥さん、鳴門がご実家だったんですね。
鳴門海峡はやっぱ潮流で釣り難いんですかね…?
何か釣れましたか?