今年は亥年ですね。『猪突猛進』なんて四字熟語がTVで連呼されてたり。
そういえば小説・帝都物語では亥年に動乱が発生しやすいとか書かれてました。
辛亥革命や関東大震災。前回の亥年は阪神大震災とオウムの地下鉄サリン事件がありましたね…。
オウム事件の頃はWEBが少しずつ世の中に浸透しはじめた時代でした。
私も電話モデムを使い、夜な夜な56kbpsで接続して、オウム関連の怪しげな情報を漁ってました。
HtoH&T.Kの怪文書とか強制捜査直前の浅草NETのログとか懐かしいです。
麻生太郎があの時代を振り返り、「マンガでもオカルトが流行っていた」と言ってますけど、たしかにそうでしたね。
オカルトとはちょっと違いますが、Xファイルも流行ってました。
ゲームでは真・女神転生が個人的に好きでした。
そう考えて現在を振り返ってみると、さらに怪しくなったオカルトの類が跳梁跋扈してます。
最近、私が気に入らないのが細木数子とか『オーラの泉』とかの番組。
かつてはオカルトと言えども(矛盾だらけにせよ)体系だった彼らなりの理論を拠所にしてました。
オウムにしても、チベット密教やヨーガなど、一応それらしい理屈をこねてました。
(朝まで生テレビで「幸福の科学」を相手に、誰が釈迦の生まれ変わりかで議論してましたね)
それが最近は、いわゆる『見える人』が好き勝手にあーだこーだ断言するのが流行のようです。
それぞれ六星占術や霊視(心霊主義)が根拠のようですが、まことに理不尽極まりない。
例えば細木の場合、ズバズバ言われた側は占い相手にまともに反論できるわけも無し。
デヴィ夫人や野村佐知代などの辛口おばさんの系譜なのでしょうけど、
下品な暴言ババァとしか思えない点が見ていて不快です。
実際、少しでも登場したらチャンネル変えて見ないようにしてます。
全く、何でこんな怪人物を公共電波に乗せるんだ? …と確認してみたらメインはTBSでした。
オウムの時といい、亀田といい…免許取り上げられちゃえ、TBS!
さて。今回の亥年は何が起こるでしょうかねぇ?
杞憂に終わればいいのですが、個人的には北のキチガイ国家が心配です。
猪突”盲”進しすぎです。