魁!山菜塾 木曾の章


年頭からMr.mudさんにお願いしていた山菜塾。
GWに第一回が開催されたが僕は仕事の都合で参加できず。
その後も北陸ツーリングや林道おたくのオフ会で日程があわず、気付けば6月中旬だ。
山菜シーズンの終わりも迫ったこの週末、ようやく第二回開催にこぎつけた。
天気予報は回復傾向だが、梅雨の時期でもあり雨は覚悟の一泊二日。
さてさて、どんな山菜が採れるやら。
この日の早朝、同行予定の怪人M氏から電話があった。
BAJAのバッテリー不調に加え、前日からの体調不良も鑑み今回は不参加とのこと。
残念だが冷静な判断を尊重しよう。無理はしないに限る。
7:00、出発。雨の気配は感じられないので雨具は着けず。
環七から永福ICで首都高に乗り、中央道へ接続し西へと向かう。
8:00、談合坂SAで給油と朝食。軽めに惣菜パンを二つ。

早めの昼食に備えて朝食は軽め

早めの昼食に備えて朝食は軽め

談合坂SA 怪しげな雲ですが…

談合坂SA 怪しげな雲ですが…

笹子トンネルの前後で少し雨に降られたが、パラパラとすぐ乾く程度。
甲府盆地へ降りると天気は回復してきた。
八ヶ岳や南アの峰々は雲に覆われてるが、平地は完全に晴れている。
9:30、諏訪湖SAに到着。日差しが痛い。今日は暑くなりそうだ。

諏訪湖SAにて 青空が嬉しい

諏訪湖SAにて 青空が嬉しい

休憩すると太陽光でシートが激アツになります

休憩すると太陽光でシートが激アツになります

岡谷JCTは中央道を直進し、西南に向きを変えて名古屋方面へ。
伊那谷に入ると少し風が出てきた。10:10、駒ヶ根ICに到着。
11:00にMr.mudさん、黒洋梨さんと駒ヶ根駅前駐車場で落ち合う手はずになっている。
時間に余裕があるので暇つぶしに木曾駒ヶ岳方面に進んでみた。
だが許可車輌以外は黒川平で通行止め。
右手に伸びてる林道はゲート閉鎖で入れず。Uターン。

大田切川 木曾駒ヶ岳は雲の中

大田切川 木曾駒ヶ岳は雲の中

黒川平 一般車輌はここまでなのでUターン

黒川平 一般車輌はここまでなのでUターン

駒ヶ根市街へ向かい、100円ショップやコンビニでちょっと買い物。
10:50、待ち合わせ場所の駒ヶ根駅前駐車場へ行くとちょうど本日の主催・Mr.mudさんがいた。
バイクを停め、黒洋梨さんを待つ…と、そこへ本人から携帯メール。
寝坊して、今起きたそうだ。ありゃりゃ。
これから向かうそうなので落ち合うのは幕営地かな。
ってことで、mudさんと二人で昼食。11:00、開店直後の玉龍飯店に到着した。
二人とも駒ヶ根名物・ソースカツ丼の大盛を注文。
仕込みの途中だったらしく出来上がりまで時間が掛かった。
第一印象はそのボリュームに驚いた。積み重ねられたカツのせいで蓋が宙に浮いている。
量だけでなく味も美味い。肉厚のジューシーカツには甘めの特製ソースが十二分に滲みている。
御飯との間に敷かれたキャベツの千切りはソースのくどさをあっさり和らげてくれている。
米も質・量ともに満足。並が950円で大盛りが1000円ってことは50円増し…これはお得!

駒ヶ根・玉龍飯店

駒ヶ根・玉龍飯店

駒ヶ根ソースカツ丼 超(゚Д゚)ウマー

駒ヶ根ソースカツ丼 超(゚Д゚)ウマー

食べ終わって土産物屋にちょっと寄って、11:55、出発。
ちなみに今日のmudさんの足はジムニーだ。これがまた速くて…。
R153を伊那まで北上し、12:15、R361を左折。
12:25、権兵衛トンネルを抜け、12:35、R19に合流。うーん、伊那から木曾まで20分とは…。
以前、幻の木曾飛騨ツーリングで権兵衛峠のウネウネ道を通ったが、比べものにならぬ速さだ。
権兵衛トンネルの便利さに感嘆しつつ、12:40、道の駅・日義木曽駒高原で小休止。
日差しは強いのだが、木曽駒ヶ岳は相変わらず雲に覆われている。

道の駅・日義木曽駒高原

道の駅・日義木曽駒高原

木曽駒ヶ岳は雲の中

木曽駒ヶ岳は雲の中

木曽福島でR361を右折して開田高原へと向かう。
新地蔵トンネルを抜け、13:15、木曽馬の里に到着。御嶽山の眺めが素晴らしい。
僕が買い物とトイレを済ませる間、mudさんは独りで山菜ポイントの確認に向かった。

開田高原 木曽馬の里

開田高原 木曽馬の里

木曾御嶽山 古来、修験の霊場でもあります

木曾御嶽山 古来、修験の霊場でもあります

やがてmudさんの携帯から連絡が入る。
指示に従って走り、13:35、山菜ポイントに到着。
既にmudさんは左手一杯のフキを抱えていた。僕も軍手とカッターナイフを装備。
いよいよマンツーマンで山菜塾の開講である。起立。礼。着席。
小川の土手にはフキとウド、日当たりの良い草地にはワラビが沢山生えていた。
フキとワラビは子供の頃に何度か採ったが、改めて採取方法をご教示いただいた。
フキは赤っぽい根元の部分からカッターナイフで切って、葉を落とし茎だけにする。

フキだらけ 長くて太いのを選んで採ります

フキだらけ 長くて太いのを選んで採ります

塾長によって、あれよあれよと言う間に収穫されたフキ

塾長によって、あれよあれよと言う間に収穫されたフキ

ワラビは長めで葉の開いていないものを手で折る。
葉がある程度開いているワラビも柔らかめの部分から折ればOK。
ウドは全くの初めてだ。ウドというと白いアスパラもどきを思い浮かべるが、それは栽培物だけらしい。
山菜のウドは濃い緑色。かなり成長したものでも新芽の部分は食べられるそうだ。
新芽が枝分かれしている直下をカッターナイフで切断。
切り口に顔を近づけると独特の峻烈な香りが鼻腔を刺激する。

ウドです 切った茎の皮を剥いて生食も可

ウドです 切った茎の皮を剥いて生食も可

これはその辺に咲いてたアヤメ

これはその辺に咲いてたアヤメ

 
一時間ほど採取して(ほとんどmudさんだが)14:40、出発。
月夜沢林道に赴いて幕営地探し。ここも山菜取りの集団が多かった。
携帯電話の通話圏も考慮して、15:20、入口付近の河原に幕営決定。
荷物を降ろし、テントとタープを張り始めたところに黒洋梨さんも愛車・スターレットで登場。
詳しい場所は教えてないのに林道探索の鋭い嗅覚でここまで来たらしい。さすがだ。
三人で石を動かしポールを立て、細引きを引っ張りタープを設営。
僕のテントも入口をタープの下に収めた。
段々空模様が怪しくなってきたが、これで雨が降ってもOK。のはず。

月夜沢林道 開田高原側入口

月夜沢林道 開田高原側入口

テントとタープを張り終えて幕営準備完了

テントとタープを張り終えて幕営準備完了

落ち着いたところで山菜調理しつつ晩酌開始。
ほとんど調理作業はmudさん任せだが、出来ることはお手伝い。
とりあえずフキのアク抜き。塩を入れた熱湯で茹でて冷水に晒す。
ザルに上げて白ワインをチビチビ飲みつつ三人で皮を剥いた。
それを手頃な大きさに切って味噌と豆板醤、砂糖みりんでジャっと炒める。
んまい! ツマミに最適♪

フキです 熱湯→冷水→皮むき→ザク切り

フキです 熱湯→冷水→皮むき→ザク切り

フキの豆板醤炒め シャキシャキ(゚Д゚)ウマー

フキの豆板醤炒め シャキシャキ(゚Д゚)ウマー

パラパラと雨が降り始めたが、タープのおかげですこぶる快適だ。
この後さらに高山在住・飛騨の半人前さん(以下、飛騨半さん)が来る予定である。
その前に風呂を済ませようと、18:30、黒洋梨さんと二人で温泉に出発。
ついでに水汲みと酒の補給も任された。やがて御嶽も夕闇に包まれ夜道となる。
道を間違えたり、濃い霧に囲まれたりしたが、僕はスターレットの助手席なので気楽である。
19:15、御嶽明神温泉やまゆり荘に到着。茶色に濁ったお湯で我々もアク抜きされた。

夕闇迫る御嶽山

夕闇迫る御嶽山

御嶽明神温泉やまゆり荘

御嶽明神温泉やまゆり荘

幕営地へ戻ったのは20:20頃。すでに飛騨半さんも軽トラで到着していた。
飛騨半さんは先週去年の林道オフ会でも登場してるが改めてご紹介。
神奈川出身で元々はシステム開発をしてたのだが、その後転職。
現在は飛騨で林業に携わる、その道のプロである。
山菜・幕営はお手の物。今日もワサビや飛騨名物の朴葉を持参してきて下さった。
朴葉は食用ではないが良い薫りと殺菌作用が重宝がられる大きな木の葉だ。
味噌焼きが有名だが、それ以外にも食べ物を包んだり皿代わりにしたり使い道は多い。

味噌漬け鮭の朴葉焼き&ホイル焼き メチャ(゚Д゚)ウマー

味噌漬け鮭の朴葉焼き&ホイル焼き メチャ(゚Д゚)ウマー

ワサビの御浸し ツーンと辛くて(゚Д゚)ウマー

ワサビの御浸し ツーンと辛くて(゚Д゚)ウマー

最後は木曽馬の里で仕入れた開田高原名物の蕎麦。
たっぷりのお湯で茹でてザルに上げ、沢の水でピシッと締める。
麺ツユは出来合いの量販品だが、ワサビと一緒にズズっと啜れば絶品となる。
こういう場でなければ味わえない、贅沢の極みだ。

沢水で締めた開田蕎麦 (゚Д゚)ウマー

沢水で締めた開田蕎麦 (゚Д゚)ウマー

mudさんはいつも通り椅子で転寝。
飛騨半さんと黒さんの話が弾んでいたが僕はお先に22時就寝。
朝が早かったため、かなり眠かったのだ。
雨は相変わらず降っていたが今夜は何の心配も要るまい。



コメント

魁!山菜塾 木曾の章 — 3件のコメント

  1. 山菜を採り肴に・・ですか。自給自足で良いですねぇ。
    そもそもバイク旅は面白いものですが、こういう「プラスα」な
    要素があると一層充実しますね。
    お知り合いも猛者揃いのようで・・。自分ももう少し旅の質を
    上げるべく精進します。

  2. 乙尺さんの旅の質は充分高いと思いますが…。
    アク抜きに手間がかかるものもありますが、山菜は取るのも食べるのも楽しいですね。
    私も周りの猛者に負けぬよう一人旅でもチャレンジしてみたいと思います。

  3. 魁!!山菜塾 Part〓(木曽・飛騨遠征編 一日目)

    本日は平日ながら、会社を半休である。 我が愛しの西荻長屋のトイレが壊れたのだ。 今朝、大家さんから電話があって、『ソッコー直すから、そのまま立ち会ってくれぃっ!…

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